お子さんの肌に小さなプツプツを見つけたとき、「これって水いぼ?」と不安になっていませんか?
💬 「様子見でいいのかな…でも広がったら困る」
そう迷っているうちに、気づいたら全身に広がっていた…というケースが後を絶ちません。
水いぼは早期発見・早期治療が何より大切!
この記事を読めば、初期症状の見分け方から治療の選択肢まで、すべてわかります。
⚡ 放置すると数十個〜100個以上に増えることも。気になるならまず確認を!
目次
- 📌 水いぼとはどんな病気か
- 📌 水いぼ初期の見た目と特徴(写真で確認できるポイント)
- 📌 水いぼが出やすい部位
- 📌 水いぼの進行と変化のしかた
- 📌 水いぼと間違えやすい他の皮膚疾患
- 📌 水いぼの原因と感染経路
- 📌 自然治癒するの?放置した場合のリスク
- 📌 水いぼの治療法と選択肢
- 📌 早期発見・早期治療のために保護者が知っておくべきこと
- 📌 まとめ
💡 この記事のポイント
水いぼ(伝染性軟属腫)は直径1〜2mmのドーム状ふくらみが初期症状で、中央のへそ状くぼみが特徴。自然治癒に6ヶ月〜2年かかる場合があり、早期発見・早期治療で感染拡大と二次感染リスクを軽減できる。
💡 水いぼとはどんな病気か
水いぼは、正式には「伝染性軟属腫(でんせんせいなんぞくしゅ)」と呼ばれる皮膚の感染症です。伝染性軟属腫ウイルス(Molluscum contagiosum virus)というポックスウイルス科のウイルスが皮膚の表皮細胞に感染することによって発症します。
主に幼児から小学生の子どもに多く見られますが、免疫力が低下した大人やアトピー性皮膚炎を持つ方にも発症することがあります。日本では特に夏場に流行しやすく、プールや水遊び、肌の直接接触によって感染が広がります。
水いぼは皮膚の表面だけに病変が生じるため、全身症状(発熱など)を伴うことはほとんどありません。しかし、見た目の問題や、感染が広がること、かゆみを伴うケースがあることなどから、早めに皮膚科や小児科での診断を受けることが推奨されています。
特に保育園や幼稚園、小学校など集団生活の場では感染が広がりやすいため、「おかしいな」と思ったら早めに医療機関を受診することが大切です。
Q. 水いぼの初期症状はどんな見た目ですか?
水いぼの初期症状は、直径1〜2ミリのドーム状のふくらみです。表面はなめらかで真珠様の光沢があり、肌色〜淡い白色をしています。成長すると中央にへそ状のくぼみ(臍窩)が現れ、これが他の皮膚疾患との重要な見分けポイントになります。
📌 水いぼ初期の見た目と特徴(写真で確認できるポイント)
水いぼの初期段階では、病変が非常に小さいため「虫さされ」や「湿疹」との区別がつきにくいことがよくあります。ここでは、写真を見るような感覚で、初期の水いぼの特徴をできるだけ具体的に説明します。
✅ 初期の大きさ
発症初期の水いぼは、直径1〜2ミリほどの非常に小さなドーム状のふくらみです。米粒よりもさらに小さく、ピンの先ほどの大きさであることも多く、最初はほとんど気づかないこともあります。時間が経つにつれ、直径2〜5ミリ程度まで成長します。
📝 色と質感
水いぼの色は、初期においては肌色から淡い白色・真珠様の光沢を持つ半透明の色合いをしています。表面はなめらかでツルッとしており、触るとやや硬い感触があります。光の当たり方によっては、内容物が透けて見えることがあり、これが「水」いぼと呼ばれる理由の一つです。
🔸 中央のくぼみ(臍窩)
水いぼの最大の特徴として、病変の中央部分にへそのようなくぼみ(臍窩:さいか)があることが挙げられます。初期の非常に小さなものでは確認しにくいこともありますが、2〜3ミリ以上に成長してくると、この中央のくぼみが肉眼でも確認できるようになります。これが水いぼを見分ける重要なポイントです。
⚡ 個数と分布
発症初期は1〜数個の病変が局所的に見られることが多いですが、時間が経つと、掻きむしりや接触によって数十個、場合によっては100個以上に増えることもあります。最初に気づいた段階では少数であっても、気づかないうちに広がっていることも珍しくありません。
🌟 かゆみの有無
初期の水いぼ自体は、必ずしもかゆみを伴うわけではありません。しかしアトピー性皮膚炎を持つお子さんや、皮膚が乾燥している場合は、周囲の皮膚にかゆみが生じやすくなります。かゆみがあると掻いてしまい、ウイルスが手について他の部位に広がってしまう(自家接種)リスクが高まります。
✨ 水いぼが出やすい部位
水いぼは身体のどこにでも発生しますが、特に出やすい部位があります。初期の小さな病変を見落とさないために、こうした部位を重点的に確認することが早期発見につながります。
💬 子どもに多い部位
子どもの場合、脇の下(腋窩)、体幹(お腹・胸・背中)、首まわり、肘の内側、膝の裏側(膝窩)など、皮膚が柔らかくこすれやすい部分に多く見られます。これらの部位は皮膚同士が接触しやすく、ウイルスが伝わりやすいためです。
また、お風呂でタオルを共有したり、水着を着て肌が露出した状態でプールサイドに座ったりすることでも感染が広がりやすいため、プールに通う子どもは体幹部や腕、太ももにも注意が必要です。
✅ 顔や頭部への発生
顔や頭皮に発生するケースも見られます。まぶたや口の周囲に発生すると、見た目が気になるだけでなく、目に影響が出る可能性もあるため、早めに医療機関を受診することが大切です。
📝 大人に多い部位
大人の場合は、性的接触によって感染することもあり、陰部や鼠径部(そけいぶ)、太ももの内側などに発生するケースがあります。大人の水いぼは免疫力の低下が関係していることが多いため、皮膚科での早めの診察をお勧めします。
Q. 水いぼはどの部位に発生しやすいですか?
子どもの水いぼは、脇の下・体幹(お腹・胸・背中)・首まわり・肘の内側・膝の裏側など、皮膚が柔らかくこすれやすい部位に多く見られます。プールに通う子どもは腕や太ももにも注意が必要です。まれに顔や頭皮にも発生し、まぶた周囲の場合は早めの受診が推奨されます。
🔍 水いぼの進行と変化のしかた
水いぼは発症してから自然治癒するまでに、いくつかの段階を経ることが多いです。進行の様子を知っておくことで、今どの段階にあるかを把握し、適切な対応ができるようになります。
🔸 初期(発症直後〜数週間)
ウイルスに感染してから病変が現れるまでの潜伏期間は、一般的に2週間〜6ヶ月程度とされています。最初に現れる病変は、直径1〜2ミリの非常に小さなドーム状のふくらみで、皮膚の色と変わらない、または淡い光沢のある白色です。この段階ではかゆみや痛みがないことが多く、保護者も見落としがちです。
⚡ 拡大期(数週間〜数ヶ月)
初期の病変は次第に大きくなり、直径3〜5ミリ程度になります。中央のへそのようなくぼみが明確になり、やや白くなった内容物(ウイルスを含む白いクリーム状の物質)が透けて見えることがあります。この時期は病変の数も増えることが多く、自家接種(自分で引っ掻いて広げてしまう)によって一気に増えるケースも見られます。
🌟 炎症期(自然治癒の前兆)
水いぼが自然治癒に向かうとき、多くの場合、病変の周囲に赤みや炎症が現れます。これは免疫反応が始まったサインであり、実は「治癒の前触れ」であることが多いです。この段階では病変が赤くなって腫れたようになり、かゆみや痛みを伴うことがあります。保護者が「悪化した」と誤解することも多いですが、医療機関で確認してもらうことが大切です。
💬 消退期(治癒に向かう段階)
免疫が十分に働き始めると、水いぼは徐々に縮小していきます。自然治癒の場合、発症から6ヶ月〜2年程度かかるとされていますが、個人差が大きく、治癒まで3〜4年かかる場合もあります。自然治癒後に跡が残ることは少ないですが、掻きむしりによる二次感染が起きた場合は傷跡が残ることがあります。
💪 水いぼと間違えやすい他の皮膚疾患
水いぼの初期は、他のいくつかの皮膚疾患と見た目が似ているため、自己判断が難しいことがあります。以下に、特に間違えやすい疾患とその見分け方をまとめます。
✅ 虫さされ(虫刺症)
虫さされも小さなふくらみを形成することがありますが、中央のへそのようなくぼみはなく、強いかゆみや赤みを伴うことが特徴です。また、虫さされは数日で治まることが多いのに対し、水いぼは数週間〜数ヶ月かけて変化します。
📝 いぼ(尋常性疣贅:じんじょうせいゆうぜい)
いぼはヒトパピローマウイルス(HPV)によって引き起こされる皮膚疾患で、水いぼと混同されることがよくあります。いぼは表面がざらざらして硬く、色も灰色や黄色がかっていることが多いです。一方、水いぼは表面がなめらかで光沢があり、触ると弾力があります。また、いぼは手足の指や足の裏などに多く見られます。
🔸 汗疹(あせも)
あせもは、夏場に汗腺が詰まって生じる小さなぶつぶつで、水いぼと見た目が似ることがあります。あせもは多数の小さな水泡や丘疹が密集して現れ、かゆみや発赤を伴うことが多いです。水いぼのような中央のくぼみはなく、涼しくなると改善することが多いです。
⚡ 湿疹・アトピー性皮膚炎
アトピー性皮膚炎の皮疹は赤くて乾燥した皮膚が特徴で、水いぼのようなドーム状のふくらみとは異なります。ただし、アトピー性皮膚炎を持つお子さんは皮膚バリア機能が低下しているため、水いぼにも感染しやすいという特徴があります。両者が同時に見られるケースも多いです。
🌟 粉瘤(ふんりゅう)
粉瘤は皮膚の下に袋状の構造物ができ、内容物がたまる疾患です。大きさや色が水いぼと似ることがありますが、粉瘤はより深い場所にあり、成長がゆっくりで、中央に小さな黒い点(開口部)が見られることが多いです。
これらの疾患は、専門の医療機関での診察によって正確に判断されます。「水いぼかもしれない」と思ったら、自己判断せずに皮膚科を受診するようにしましょう。
Q. 水いぼを放置するとどんなリスクがありますか?
水いぼを放置すると、病変が数十〜100個以上に増え、家族への感染が継続するリスクがあります。また、かゆみで掻きむしると細菌が侵入し「とびひ」などの二次感染を引き起こす恐れがあります。アトピー性皮膚炎がある場合は皮膚状態が悪化しやすく、早めの治療介入が推奨されます。

🎯 水いぼの原因と感染経路
水いぼの原因となる伝染性軟属腫ウイルスは、感染者の皮膚病変に直接触れることや、ウイルスが付着したタオル・衣類・おもちゃなどを介した間接接触によって広がります。
💬 主な感染経路
直接接触が最も一般的な感染経路です。感染者の水いぼの病変に直接触れることで、ウイルスが皮膚に入り込みます。抱っこやスキンシップの多い乳幼児では特に感染しやすいと言えます。
間接接触では、タオルやバスタオル、衣類、水着などを共有することで感染が広がります。プールではビート板やタオルの共有に注意が必要です。また、子どものおもちゃや体操マットなどもウイルスの媒介物となりうるため、保育施設や幼稚園での管理が重要です。
✅ 感染しやすい条件
皮膚のバリア機能が低下しているときは特に感染しやすい状態になります。アトピー性皮膚炎、乾燥肌、湿疹などで皮膚に小さな傷がある場合、ウイルスが侵入しやすくなります。また、免疫機能が未発達な幼児や免疫力が低下した方も感染リスクが高まります。
プールのような環境では、水で皮膚がふやけた状態になることで皮膚バリアが弱まり、感染しやすくなります。日本皮膚科学会のガイドラインでは、水いぼを理由にプール参加を禁止することは推奨していませんが、感染防止の観点からは、病変部を防水テープなどで覆うなどの工夫が勧められています。
📝 自家接種(じかせっしゅ)について
感染した本人が病変を掻いたり触ったりすることで、その手を介して他の部位に感染を広げてしまうことを「自家接種」と呼びます。水いぼの数が一気に増える原因として最も多いのがこれです。かゆみがある場合は、できるだけ掻かないようにし、必要であれば抗かゆみ薬を使用することが大切です。
💡 自然治癒するの?放置した場合のリスク
「水いぼは自然に治る」という話を聞いたことがある方も多いと思います。確かに、水いぼは免疫が十分に機能している場合、治療をしなくても自然に消えることがあります。しかし、放置することのリスクについても知っておく必要があります。
🔸 自然治癒の期間と現実
水いぼが自然治癒するまでの期間は、6ヶ月〜2年程度が多いですが、中には3〜4年以上かかるケースもあります。この間、水いぼの数が増え続けることもあるため、「待てば治る」という考えだけでは対処が難しい場合があります。
⚡ 放置することのリスク
放置した場合に考えられるリスクとして、まず感染の拡大があります。病変の数が増えるだけでなく、家族や友人への感染リスクも続きます。特に幼い兄弟姉妹がいる家庭では注意が必要です。
次に、掻きむしりによる二次感染があります。かゆみによって掻きむしると、細菌が侵入して「とびひ(伝染性膿痂疹)」などの二次感染を引き起こす可能性があります。二次感染が起きた場合は抗菌薬による治療が必要になります。
また、アトピー性皮膚炎などの基礎疾患がある場合は、水いぼの存在によって皮膚状態が悪化することがあります。アトピー性皮膚炎とともに水いぼが増えているケースでは、早めの治療介入が勧められることが多いです。
🌟 治療を検討すべき状況
水いぼの数が多い(20〜30個以上)、アトピー性皮膚炎や免疫疾患を持っている、病変が顔面や目の周囲にある、二次感染の兆候がある、子どもが強いかゆみや不快感を訴えているなどの状況では、積極的な治療を検討することが推奨されます。
Q. 水いぼの治療で子どもの痛みは軽減できますか?
水いぼの標準的な治療法であるピンセットによる摘除は痛みを伴いますが、処置の1〜2時間前に麻酔テープを貼ることで痛みを大幅に軽減できます。アイシークリニック大宮院でも麻酔テープを活用した処置を行っており、お子さまと保護者の方に丁寧に説明しながら対応しています。
📌 水いぼの治療法と選択肢

水いぼの治療には複数の選択肢があり、病変の数や状態、子どもの年齢や体質、保護者の希望などを考慮して選択されます。ここでは代表的な治療法とそれぞれの特徴について解説します。
💬 摘除法(ピンセットによる除去)
最も一般的に行われている治療法です。専用のピンセット(コメドン圧出器などを含む)で水いぼを一つ一つ摘み取る方法です。処置自体は短時間で済みますが、痛みを伴うため、処置の前に麻酔テープ(リドカインテープなど)を貼って皮膚を麻酔することが多くなっています。
麻酔テープは処置の1〜2時間前から患部に貼っておくことで、痛みを大幅に軽減できます。ただし、個数が多い場合は一度に全てを除去できず、複数回の受診が必要になることがあります。
✅ 薬物療法
塗り薬を使った治療法もあります。トリクロロ酢酸やサリチル酸製剤など、病変を化学的に破壊する薬剤が使用されることがあります。また、免疫を刺激してウイルスに対する反応を高めるイミキモドクリーム(日本では保険適用外)が使われることもあります。
薬物療法は摘除法と比べると効果が出るまでに時間がかかる場合がありますが、痛みが少ないという利点があります。
📝 液体窒素による冷凍凝固療法
液体窒素を使って病変を凍結させる方法です。普通のいぼの治療でよく用いられる方法ですが、水いぼにも適用されることがあります。痛みや皮膚への刺激があるため、小さな子どもには向かない場合もあります。
🔸 スキンケアと補助療法
水いぼの治療と並行して、皮膚のバリア機能を高めるスキンケアが重要です。特にアトピー性皮膚炎を持つ子どもでは、保湿剤を適切に使用してドライスキンを改善することで、水いぼの再発を防ぐ効果が期待できます。
また、かゆみが強い場合は抗ヒスタミン薬(かゆみ止め)や弱いステロイド外用薬が処方されることがあります。
⚡ 治療を行う際の注意点
水いぼの内容物(白いチーズ状の物質)にはウイルスが含まれています。摘除の際に内容物が飛散すると周囲への感染リスクがあるため、医療機関での適切な処置が不可欠です。家庭での自己処置は感染を広げるリスクがあるため避けてください。
治療後も、免疫ができるまでは再発することがあります。一度治療を受けた後も定期的に皮膚の状態を確認し、新たな病変が現れた場合は早めに受診することが大切です。
✨ 早期発見・早期治療のために保護者が知っておくべきこと
水いぼを早期に発見し、適切な対応を取るためには、保護者が日常的に子どもの肌の状態を観察することが最も重要です。特に水遊びの多い夏場は要注意です。
🌟 定期的なスキンチェックの習慣
お風呂の時間を利用して、週に1〜2回程度、子どもの全身を観察する習慣をつけましょう。特に脇の下、肘の内側、膝の裏側、体幹部など、水いぼが出やすい部位を重点的に確認します。小さなドーム状のふくらみや、中央にくぼみのあるプツプツを見つけたら早めに皮膚科を受診しましょう。
💬 受診のタイミング
「水いぼかもしれない」と思ったら、できるだけ早めに皮膚科や小児科を受診することが大切です。早期であれば病変の数が少なく、治療も短期間で済む可能性が高いです。逆に放置して数が増えてからの治療は、子どもにとっても負担が大きくなります。
✅ 感染拡大を防ぐための日常的な注意点
家庭内での感染拡大を防ぐために、タオルやバスタオル、衣類の共有を避けましょう。水いぼのある子どもが使ったタオルは、他の家族員と分けて洗濯することが望ましいです。また、水いぼのある部位を覆うことで、自家接種や他者への感染リスクを減らすことができます。
プールへの参加については、日本皮膚科学会のガイドラインに基づき、主治医と相談して判断するようにしてください。一般的には水いぼを理由に参加を禁止することは推奨されていませんが、プールや施設によってルールが異なる場合があります。
📝 子どもへの説明と対応
子どもが水いぼを掻いてしまわないよう、「掻かないこと」「触った手で他の場所を触らないこと」を子ども自身にもわかりやすく伝えることが大切です。また、かゆみが強い場合は医師に相談してかゆみ止めを処方してもらいましょう。
治療の際に痛みを伴う処置(摘除法など)を行う場合、子どもが不安にならないよう、事前に「少しチクっとするけどすぐ終わるよ」などと声をかけてあげることも大切です。麻酔テープを使用することで痛みを和らげることができますので、痛みへの不安が強い場合は受診前に医療機関に麻酔テープの使用について確認しておくと良いでしょう。
🔸 保育園・幼稚園・学校との連携
水いぼと診断された場合、保育園や幼稚園、学校の担任や養護教諭に伝えておくことが望ましいです。集団生活の中での感染拡大を防ぐためにも、施設側が適切な対応(タオルの管理や衛生指導など)を取れるよう情報を共有しましょう。
学校保健安全法では水いぼは出席停止の対象疾患には指定されていません。治療中であっても通常通り登校・登園が認められていますので、不必要に休ませる必要はありません。ただし、施設の方針によって異なる場合もありますので、事前に確認することをお勧めします。
⚡ アイシークリニック大宮院での対応
「水いぼかもしれない」と感じたら、専門の医療機関での正確な診断を受けることが最も重要です。アイシークリニック大宮院では、皮膚の状態を丁寧に診察し、お子さまや保護者の方の状況に合わせた適切な治療法をご提案しています。痛みへの不安がある方には、麻酔テープを使用した処置も行っておりますので、まずはお気軽にご相談ください。
👨⚕️ 当院での診療傾向【医師コメント】
高桑康太 医師(当院治療責任者)より
「当院では、「虫さされかと思っていたら水いぼだった」というケースが少なくなく、受診のタイミングが遅れて病変が多数に増えてしまってからご来院される方も見受けられます。水いぼは初期のうちに発見できれば治療の負担も小さく済むことが多いため、お子さまの肌に小さなドーム状のふくらみを見つけたら、まず専門医にご相談いただくことをお勧めします。摘除時の痛みを心配されるご家族には麻酔テープを活用した処置を丁寧にご説明しながら対応しておりますので、どうぞ安心してご来院ください。」
🔍 よくある質問
初期の水いぼは直径1〜2ミリほどの非常に小さなドーム状のふくらみです。表面はなめらかで光沢があり、肌色〜真珠様の白色をしています。成長すると中央にへそのようなくぼみ(臍窩)が現れ、これが水いぼを見分ける重要なポイントです。虫さされや湿疹と見分けにくいため、気になる場合は早めに皮膚科を受診しましょう。
免疫が機能していれば自然治癒することはありますが、通常6ヶ月〜2年、長い場合は3〜4年かかることもあります。放置すると病変が増え続けたり、家族への感染が続いたり、掻きむしりによる二次感染(とびひなど)を引き起こすリスクもあります。病変が多数ある場合や、アトピー性皮膚炎がある場合は、早めの治療介入が推奨されます。
最も一般的な摘除法(ピンセットによる除去)は痛みを伴いますが、処置の1〜2時間前に麻酔テープを貼ることで痛みを大幅に軽減できます。アイシークリニック大宮院でも麻酔テープを活用した処置を行っており、お子さまと保護者の方に丁寧にご説明しながら対応しています。痛みへの不安が強い場合は、事前に受診先へご相談ください。
学校保健安全法では水いぼは出席停止の対象疾患ではないため、治療中でも通常通り登園・登校が認められています。プールについても日本皮膚科学会のガイドラインでは参加禁止を推奨していませんが、病変部を防水テープで覆うなどの配慮が勧められています。施設によってルールが異なる場合もあるため、主治医や施設に事前確認することをお勧めします。
水いぼは表面がなめらかで光沢があり、中央にへそ状のくぼみがある点が特徴です。虫さされは強いかゆみと赤みがあり数日で改善します。普通のいぼは表面がざらざらして硬く、あせもはくぼみがなく密集して現れます。見た目だけでの自己判断は難しいため、「水いぼかもしれない」と感じたら皮膚科での正確な診断を受けることが大切です。
💪 まとめ
水いぼは子どもに多いウイルス性の皮膚疾患で、初期は直径1〜2ミリの非常に小さなドーム状のふくらみとして現れます。中央にへそのようなくぼみがあること、表面がなめらかで光沢があること、真珠様の白色〜肌色であることが特徴的な所見です。
初期の段階では見逃しやすいですが、早期に発見して適切な対処をとることで、感染の拡大を防ぎ、治療の負担を軽減することができます。日常的にお子さまの肌を観察する習慣をつけ、「あれ?」と思ったら早めに皮膚科を受診することが大切です。
水いぼは自然治癒することもありますが、放置した場合は病変が増え続けたり、他の人への感染が続いたり、掻きむしりによる二次感染が起きたりするリスクがあります。治療法はいくつかの選択肢がありますので、お子さまの状態や希望に合わせて医師と相談しながら最適な方法を選ぶようにしましょう。
「うちの子の皮膚のプツプツが水いぼかどうかわからない」「水いぼと診断されたけれど治療をどうすべきか悩んでいる」という方は、ぜひアイシークリニック大宮院にご相談ください。専門スタッフがお子さまと保護者の方に寄り添いながら、適切な診断と治療をご提供いたします。
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📚 参考文献
- 日本皮膚科学会 – 伝染性軟属腫(水いぼ)の診断基準・治療指針・プール参加に関するガイドライン。記事内で言及している「プール参加を禁止することは推奨しない」などの根拠情報として参照。
- 国立感染症研究所 – 伝染性軟属腫ウイルス(Molluscum contagiosum virus)の病原体情報・感染経路・疫学的特徴に関する公式情報。記事内のウイルス分類・感染経路・流行状況の根拠として参照。
- 厚生労働省 – 学校保健安全法における感染症の出席停止規定および学校での衛生管理指針。記事内の「水いぼは出席停止の対象疾患に指定されていない」という記述の根拠として参照。
監修者医師
高桑 康太 医師
保有資格
ミラドライ認定医
略歴
- 2009年 東京大学医学部医学科卒業
- 2009年 東京逓信病院勤務
- 2012年 東京警察病院勤務
- 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
- 2019年 当院治療責任者就任
- 皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
- 専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
- 臨床実績(2024年時点) 皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上、腋臭症治療:2,000件以上、酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
- 監修領域 皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報
佐藤 昌樹 医師
保有資格
日本整形外科学会整形外科専門医
略歴
- 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
- 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
- 2012年 東京逓信病院勤務
- 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
- 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務