ニキビがようやく治ったと思ったら、今度は赤みが残ってしまった…。そんな経験、ありませんか?😢
適切なケアなしでは、赤みが何ヶ月・何年も残り続けることも。
✅ 赤みが消えない本当の原因がわかる
✅ 自宅でできる正しいケア方法がわかる
✅ クリニックの最新治療(Vビーム・IPLなど)がわかる
目次
- ニキビ跡の赤みとは何か?
- ニキビ跡に赤みが残る原因
- ニキビ跡の赤みの種類と特徴
- 赤みが消えにくいニキビ跡の特徴
- ニキビ跡の赤みを悪化させるNG行動
- 自宅でできるニキビ跡の赤みへのケア方法
- クリニックで受けられる治療法
- 赤みを予防するためのニキビケアのポイント
- まとめ
この記事のポイント
ニキビ跡の赤みは炎症後の血管拡張(炎症後紅斑)が原因で、保湿・紫外線対策・低刺激ケアの継続が基本。改善が難しい場合はVビームレーザーや IPL等の医療治療が有効であり、アイシークリニック大宮院では肌状態に合わせた治療プランを提案している。
💡 ニキビ跡の赤みとは何か?
ニキビ跡といえば、凹凸のあるクレーターや色素沈着による茶色い跡をイメージする方が多いかもしれません。しかし、ニキビ跡にはもうひとつ、「赤み」というタイプが存在します。ニキビが治った後も肌が赤くなっている状態のことを指し、医学的には「炎症後紅斑(えんしょうごこうはん)」と呼ばれています。
炎症後紅斑は、ニキビによる炎症が皮膚の血管に影響を与えることで起こります。炎症が続いていた部位では血管が拡張した状態になりやすく、ニキビ自体が治癒した後も、その拡張した血管がそのまま残ってしまうことで赤みとして見えるのです。
赤みは一般的にニキビ跡の中でも比較的早く改善するとされていますが、個人差があり、数ヶ月から場合によっては1年以上残ることもあります。また、ニキビ跡の赤みは単独で現れるだけでなく、茶色い色素沈着や凹凸と組み合わさって現れることも多く、それぞれの症状に合わせたケアが必要になります。
日本人を含むアジア系の肌は、欧米人と比較して炎症後の色素沈着や赤みが起こりやすいと言われています。これは肌のメラニン生成能力が高い反面、炎症に対する反応が強く出やすい特性があるためです。そのため、ニキビ跡の赤みは日本人にとって特に身近な肌トラブルのひとつと言えます。
Q. ニキビ跡の赤みが残る主な原因は何ですか?
ニキビ跡の赤みは「炎症後紅斑」と呼ばれ、ニキビの炎症によって拡張した皮膚の毛細血管が、ニキビ治癒後も元の状態に戻らず残ることで生じます。炎症が強いほど、または長期間続くほど血管へのダメージが大きくなり、赤みが残りやすくなります。
📌 ニキビ跡に赤みが残る原因
ニキビ跡の赤みが残るメカニズムを理解するためには、まずニキビそのものがどのようにして肌にダメージを与えるかを知ることが大切です。
ニキビは、毛穴に皮脂や角質が詰まることで起こりますが、その詰まりにアクネ菌が繁殖することで炎症が引き起こされます。この炎症が起きている間、体は患部を修復しようとして血流を増やします。血管が拡張し、患部への血液供給量が増えることで、ニキビは赤く腫れた状態になるのです。
ニキビが治癒した後、通常であれば拡張していた血管は元の状態に戻ります。しかし、炎症が強かった場合や、長期間炎症が続いた場合、あるいはニキビを自分でつぶしてしまった場合などには、血管が元の状態に戻りきれず拡張したまま残ってしまうことがあります。これが赤みとして肌の表面から見えている状態です。
赤みが長期化する主な原因としては、以下のような要素が挙げられます。
まず、炎症の強さと期間です。ニキビによる炎症が激しければ激しいほど、また長期間炎症が続くほど、血管へのダメージが大きくなり、赤みが残りやすくなります。特に「囊腫(のうしゅ)」や「結節(けっせつ)」と呼ばれる深く大きなニキビは、皮膚の深い部分まで炎症が及ぶため、赤みが残りやすいタイプです。
次に、自分でニキビをつぶす行為です。ニキビを無理につぶすと、皮膚組織が傷つき、余計に炎症が広がってしまいます。これにより血管へのダメージが増大し、赤みが生じやすくなります。また、傷口から細菌が入り込んで二次感染を起こすと、さらに炎症が悪化することもあります。
肌のターンオーバーの乱れも原因のひとつです。肌は通常、一定のサイクルで新しい細胞に入れ替わっていきますが、このターンオーバーが乱れると赤みが残りやすくなります。睡眠不足、栄養バランスの偏り、ストレス、紫外線ダメージなどによってターンオーバーは乱れやすくなります。
また、紫外線も赤みを悪化・長期化させる大きな要因です。紫外線が当たると炎症が促進され、血管の拡張状態が維持されやすくなります。さらに、紫外線は色素沈着も引き起こすため、赤みが茶色いシミに変化してしまうこともあります。
✨ ニキビ跡の赤みの種類と特徴
ニキビ跡の赤みは、見た目が似ていても原因や性質が異なる場合があります。適切なケアをするためには、自分の赤みがどのタイプに当てはまるかを把握しておくことが重要です。
炎症後紅斑は、前述のとおりニキビの炎症によって拡張した毛細血管が残ることで生じる赤みです。ニキビが治ったばかりのころに見られることが多く、時間とともに徐々に薄くなっていくのが一般的です。ただし、改善スピードは個人差があり、数ヶ月かかる場合もあります。触っても痛みや盛り上がりはなく、平らな赤みであることが特徴です。
血管拡張による赤みは、炎症後紅斑と似ていますが、より深部の血管が関与している場合があります。この場合、圧迫すると一時的に赤みが消えるという特徴があります(指で押すと白くなる)。これは血管内の血液が一時的に押しやられるためです。血管そのものが拡張・増生していると、自然回復が難しくなることがあります。
赤みと茶色みが混在するタイプも存在します。これは炎症後紅斑と炎症後色素沈着が同時に起きている状態で、赤みだけでなくメラニンの沈着も伴っています。見た目が赤褐色になることが多く、両方の性質を持つためケアが複雑になることがあります。
なお、赤みと似た状態として、まだ炎症が続いている「活動性のニキビ」がある場合もあります。赤みがあっても、中に膿が溜まっていたり、触ると痛みがあったりする場合はニキビそのものが治癒していない可能性があります。この場合はニキビの治療を優先する必要があります。
Q. ニキビ跡の赤みを悪化させる行動にはどんなものがありますか?
ニキビを自分でつぶす行為、過度な洗顔や強い摩擦、アルコール高配合の化粧品の使用、紫外線対策の怠りが代表的なNG行動です。また、睡眠不足やストレスは肌のターンオーバーを乱して回復を妨げます。これらを避け、低刺激なケアと規則正しい生活習慣を心がけることが大切です。
🔍 赤みが消えにくいニキビ跡の特徴
同じようにニキビ跡の赤みが残っていても、比較的早く改善する場合と、なかなか消えない場合があります。赤みが消えにくいニキビ跡にはいくつかの共通した特徴があります。
ひとつ目は、炎症が深い場所まで及んでいたケースです。皮膚は表皮・真皮・皮下組織という層から構成されていますが、炎症が真皮にまで達しているような大きなニキビ(囊腫や結節など)では、血管へのダメージが大きく、赤みも長期化しやすいです。こうした深い炎症は、凹みのある瘢痕(はんこん)を伴うこともあります。
ふたつ目は、繰り返し同じ場所にニキビができている場合です。同じ箇所に何度もニキビができると、その都度炎症が起こり、血管が慢性的に拡張した状態が続きます。このような場合、赤みが慢性化して定着してしまうリスクが高まります。
三つ目は、適切なスキンケアや治療が行われていない場合です。ニキビが治った後も炎症を悪化させるような刺激(過度な洗顔、強い摩擦、アルコール含有化粧品の使用など)を与え続けると、血管の拡張状態が維持されやすくなります。
四つ目は、紫外線対策が不十分な場合です。紫外線は肌の炎症を促進し、ターンオーバーを乱す効果があります。日焼けをするたびにニキビ跡の赤みが悪化したり、新たな色素沈着が重なったりすることがあります。
五つ目として、もともとの肌質や体質も赤みの残りやすさに影響します。肌のバリア機能が弱い方や、血管が反応しやすい体質の方は赤みが長引きやすい傾向があります。また、アトピー性皮膚炎などの基礎疾患を持っている場合も、肌の炎症反応が強く出やすいため注意が必要です。
💪 ニキビ跡の赤みを悪化させるNG行動
ニキビ跡の赤みを改善しようとするあまり、かえって悪化させてしまうケアや習慣が存在します。以下の行動は特に注意が必要です。
ニキビを自分でつぶすことは、最も避けるべき行動のひとつです。手で触ることで細菌が侵入し、炎症が悪化するリスクがあります。また、無理につぶすことで毛穴周辺の組織が傷つき、瘢痕や赤みが残りやすくなります。ニキビは自然に治癒させるか、皮膚科で適切な処置を受けることが大切です。
過度な洗顔や強い摩擦も赤みを悪化させます。「清潔にすれば治るはず」と1日に何度も洗顔したり、洗顔ブラシや固いタオルで力強くこすったりすることは、肌のバリア機能を低下させ、乾燥や炎症を引き起こします。バリア機能が低下すると外部刺激に対して肌が敏感になり、赤みが悪化しやすくなります。
アルコールが高濃度に含まれる化粧水や収れん化粧水の使用にも注意が必要です。アルコールは肌を乾燥させ、炎症を悪化させる可能性があります。ニキビ跡の赤みがある時期は、なるべく低刺激で保湿力の高い化粧品を選ぶことが推奨されます。
紫外線対策を怠ることも大きなNGです。前述のとおり、紫外線はニキビ跡の赤みを悪化させ、色素沈着を引き起こす原因になります。「室内にいるから大丈夫」と思っている方も、窓越しに紫外線(UV-A)は入り込むため、日焼け止めの使用は必須です。
刺激の強いスクラブやピーリング剤を頻繁に使用することもリスクがあります。古い角質を取り除く目的で使われるこれらのアイテムですが、赤みが残っている部位に使用すると刺激となり、炎症を再燃させることがあります。使用頻度や選び方には注意が必要です。
睡眠不足やストレスも肌の回復を妨げる要因です。睡眠中には成長ホルモンが分泌され、肌の修復が行われます。睡眠不足が続くとこの修復サイクルが乱れ、ターンオーバーが遅れることで赤みが長引きやすくなります。ストレスはホルモンバランスを乱し、皮脂の過剰分泌や免疫機能の低下を引き起こすため、ニキビそのものを悪化させる原因にもなります。
Q. 自宅でできるニキビ跡の赤みへのケア方法を教えてください。
毎日の保湿ケアと日焼け止め(SPF30・PA++程度)の使用が基本です。ビタミンC・ナイアシンアミド・トラネキサム酸を含む化粧品も赤みの改善に効果的とされています。正しい洗顔方法を守り、十分な睡眠とバランスのよい食事を心がけることも、肌の回復を促す上で重要です。
🎯 自宅でできるニキビ跡の赤みへのケア方法
クリニックに通う前に、まずは自宅でできるケアを取り入れることが大切です。日常的なスキンケアの積み重ねが、ニキビ跡の赤みを改善する第一歩になります。
正しい洗顔方法の実践から始めましょう。洗顔は1日2回(朝晩)を目安にし、泡立てた泡を肌にのせて優しくクルクルと洗うようにします。力を入れてこする必要はありません。洗い流す際はぬるま湯を使い、タオルで顔を拭く際も押さえ拭きを心がけましょう。洗顔後は保湿を忘れずに行うことが重要です。
保湿ケアはニキビ跡の回復に欠かせません。肌が乾燥すると、バリア機能が低下して外部刺激を受けやすくなり、炎症が起こりやすい状態になります。セラミドやヒアルロン酸、グリセリンなどを含む保湿成分が豊富な化粧水や乳液を使い、肌の水分バランスを整えましょう。
ビタミンCを含む化粧品の使用も効果的です。ビタミンCには抗酸化作用があり、肌のターンオーバーを促進する効果があります。また、コラーゲン生成を助け、毛細血管を強化する働きもあるため、ニキビ跡の赤みや色素沈着の改善に役立つとされています。ただし、ビタミンC誘導体を含む製品は刺激になる場合もあるため、敏感肌の方は少量から試すようにしましょう。
トラネキサム酸やナイアシンアミドを含むスキンケアも注目されています。トラネキサム酸は炎症を抑える作用があり、ナイアシンアミドは皮膚のバリア機能強化や色素沈着の抑制に効果があるとされています。これらの成分を含む化粧品を日常的に取り入れることで、赤みの改善に貢献することが期待できます。
日焼け止めの使用は毎日の習慣にすることが大切です。紫外線散乱剤を含む低刺激タイプのものを選び、朝のスキンケアの最後に毎日塗布するようにしましょう。曇りの日や室内にいる日でも、SPF30・PA++程度のものを使用することが推奨されます。
食事や生活習慣の改善も忘れてはいけません。ビタミンC・E・Bを含む食材(柑橘類、緑黄色野菜、ナッツ類など)を積極的に取り入れ、糖質や脂質の過剰摂取を控えることで、肌の炎症を抑えやすくなります。また、十分な睡眠(7〜8時間程度)を取ること、ストレスをこまめに発散することも肌の回復には重要です。
レチノール(ビタミンA誘導体)を含む市販の化粧品も赤みの改善に一定の効果が期待できます。レチノールは肌のターンオーバーを促進し、コラーゲン生成を助ける効果があります。ただし、使い始めは肌荒れや赤みが出やすい「A反応」と呼ばれる状態が起こることがあるため、低濃度のものから始め、少しずつ肌を慣らしていくことが重要です。
💡 クリニックで受けられる治療法
自宅ケアだけでは改善が難しい場合や、早期に効果的な改善を目指したい場合には、皮膚科や美容クリニックでの治療を検討することをおすすめします。ニキビ跡の赤みに対して、クリニックではさまざまな治療法が用意されています。
レーザー治療は、ニキビ跡の赤みに対して最も効果的な治療法のひとつとして知られています。赤みに対しては主にVビームレーザー(パルス色素レーザー)が使用されます。このレーザーは、赤みの原因となる血管(オキシヘモグロビン)に選択的に反応し、拡張した血管を閉塞・縮小させることで赤みを改善します。副作用としては術後の内出血(紫斑)が数日〜1週間程度残ることがありますが、施術後のダウンタイムが比較的少ないのが特徴です。
IPL(インテンス・パルスド・ライト)は、フォトフェイシャルとも呼ばれる光治療です。特定の波長の光を肌に照射することで、赤みや色素沈着を同時にアプローチできるのが特徴です。レーザーと比較して出力が低いため、痛みやダウンタイムが少なく、気軽に受けやすいのが利点です。ただし、効果がマイルドな分、複数回の施術が必要になる場合があります。肌全体のトーンアップや毛穴の引き締めにも効果があるため、総合的なスキンケアとして人気があります。
ケミカルピーリングは、グリコール酸や乳酸などの酸を肌に塗布して古い角質を取り除き、肌のターンオーバーを促進する治療法です。赤みや色素沈着の改善に効果があるとされており、比較的費用が抑えられる治療としてクリニックで広く行われています。肌が薄い方やアレルギー体質の方は刺激が出やすいことがあるため、カウンセリングで医師に相談してから受けることが大切です。
フラクショナルレーザーは、皮膚に微細な孔を無数に開けることで、肌の自己修復反応を促し、新しいコラーゲンを生成させる治療法です。ニキビ跡の凹凸改善に広く使われていますが、赤みや色素沈着にも一定の効果が期待できます。ダウンタイムがやや長いのが難点ですが、一度の治療で複数の問題を同時にアプローチできるのが利点です。
マイクロニードル治療(ダーマペンなど)も注目を集めています。極細の針を使って皮膚に微細な孔を開け、肌の再生力を引き出す治療法です。赤みや色素沈着の改善のほか、毛穴や凹凸にも効果があるとされています。施術後に薬剤(成長因子、ビタミンC、トラネキサム酸など)を導入することで、より高い効果が期待できます。
内服薬や外用薬による治療も選択肢のひとつです。トレチノイン(ビタミンA誘導体)の外用薬は、肌のターンオーバーを強力に促進し、赤みや色素沈着の改善に効果があります。ただし、処方薬であるため医師の指示のもとで使用する必要があります。また、ビタミンCやビタミンEを含むサプリメントの内服も、肌の回復をサポートする効果があるとされています。
クリニックでの治療を受ける際は、まずカウンセリングで現状の肌状態を詳しく評価してもらうことが重要です。赤みの原因や程度、肌質、生活習慣などを総合的に判断した上で、最適な治療法を提案してもらいましょう。アイシークリニック大宮院では、患者様一人ひとりの肌状態に合わせた治療プランをご提案しておりますので、お気軽にご相談ください。
Q. クリニックでのニキビ跡の赤み治療にはどんな方法がありますか?
赤みに特に効果的な治療法として、拡張した血管に選択的に作用する「Vビームレーザー(パルス色素レーザー)」があります。赤みと色素沈着を同時にアプローチできるIPL(フォトフェイシャル)やターンオーバーを促すケミカルピーリングも選択肢です。アイシークリニック大宮院では肌状態に合わせた治療プランを提案しています。
📌 赤みを予防するためのニキビケアのポイント

ニキビ跡の赤みを生じさせないためには、ニキビができた段階から適切なケアを行うことが非常に大切です。赤みが残りにくい肌環境を整えるための予防的アプローチをご紹介します。
ニキビができたら早めに皮膚科を受診することが、最も効果的な予防策のひとつです。市販のニキビ薬でも一定の効果はありますが、炎症が強い場合や大きなニキビの場合は、医療機関で処方される抗菌薬や過酸化ベンゾイル、アダパレンなどを使用することで早期に炎症を抑え、跡が残りにくくなります。炎症が長引けば長引くほど赤みやその他の跡が残りやすくなるため、早めの対処が重要です。
日常的な保湿と紫外線対策の徹底も欠かせません。肌のバリア機能を高く保つことで、炎症が起きても最小限のダメージに抑えられます。毎日の保湿と日焼け止めの使用を習慣化しましょう。
規則正しい生活習慣の維持も、ニキビができにくい体質づくりに役立ちます。十分な睡眠を確保し、バランスのよい食事を心がけ、ストレスを適切に発散することで、ホルモンバランスが安定し、皮脂の過剰分泌が抑えられます。
洗顔の方法を見直すことも大切です。皮脂を落としすぎると肌がかえって皮脂を過剰に分泌してしまいます。適切な洗顔頻度と優しい洗い方を守ることで、肌のバランスを保ちやすくなります。
枕カバーやスマートフォンの清潔を保つことも意外に重要です。これらに付着した細菌が肌に触れることでニキビが悪化することがあります。枕カバーはこまめに洗濯し、スマートフォンのディスプレイは定期的に拭き取るようにしましょう。
ニキビに触れる・つぶす習慣を断ち切ることも予防に直結します。ニキビが気になると無意識に触ってしまいがちですが、これが最も赤みや跡を残す原因になります。特に寝ている間に無意識に触ってしまう方は、就寝前に肌をしっかりと保湿して触感を変えることや、自分に意識的に「触らない」と言い聞かせることが助けになります。
また、クリニックで定期的にニキビの状態をチェックしてもらうことで、悪化する前に適切な治療を受けることができます。ニキビは慢性的に繰り返すことが多い疾患であるため、一度治っても油断せず、予防的なケアを継続することが重要です。
👨⚕️ 当院での診療傾向【医師コメント】
高桑康太 医師(当院治療責任者)より
「ニキビ跡の赤みは「もう少しで治る」と感じながらも思ったより長引いてしまい、当院にご相談に来られる患者様も多くいらっしゃいます。炎症後紅斑は早期に適切なケアを始めることで改善のスピードが大きく変わるため、「時間が経てば自然に消えるだろう」と放置せず、気になった段階でまず一度ご相談いただくことをお勧めしています。当院では肌の状態や生活習慣を丁寧にお伺いした上で、日常のスキンケア指導からレーザーなどの医療的アプローチまで、お一人おひとりに合った治療プランをご提案しておりますので、どうかお一人で悩まずにいつでもお気軽にお越しください。」
✨ よくある質問
ニキビの炎症によって皮膚の血管が拡張し、ニキビ自体が治癒した後も血管が元の状態に戻りきれずに残ることで赤みとして見えます。これは医学的に「炎症後紅斑」と呼ばれています。炎症が強いほど、また長期間続くほど赤みが残りやすくなります。
時間とともに徐々に薄くなることが多いですが、個人差があり、数ヶ月から1年以上残る場合もあります。適切なケアをせずに放置すると長引く傾向があるため、早めにスキンケアや紫外線対策を始めることが大切です。気になる場合はクリニックへのご相談をおすすめします。
毎日の保湿ケアと日焼け止めの使用が基本です。加えて、ビタミンC・ナイアシンアミド・トラネキサム酸を含む化粧品の使用も効果的とされています。また、正しい洗顔方法を守り、ニキビを自分でつぶさないこと、十分な睡眠とバランスのよい食事を心がけることも大切です。
赤みには、拡張した血管に選択的に作用する「Vビームレーザー(パルス色素レーザー)」が特に効果的とされています。また、赤みと色素沈着を同時にアプローチできるIPL(フォトフェイシャル)や、ターンオーバーを促すケミカルピーリングなども選択肢のひとつです。アイシークリニックでは肌状態に合わせた治療プランをご提案しています。
ニキビを自分でつぶすこと、過度な洗顔や強い摩擦、アルコール高配合の化粧品の使用、紫外線対策を怠ることなどが代表的なNG行動です。また、睡眠不足やストレスも肌の回復を妨げます。これらを避け、低刺激なスキンケアと規則正しい生活習慣を心がけることが改善への近道です。
🔍 まとめ
ニキビ跡の赤みは、ニキビによる炎症が血管に影響を与えることで生じる「炎症後紅斑」が主な原因です。自然に消えていくことも多いですが、炎症が強かった場合や適切なケアがされていない場合には、長期間残ってしまうこともあります。
赤みを改善・予防するためには、正しいスキンケア(保湿・紫外線対策)を日々継続すること、ニキビを自分でつぶさないこと、生活習慣を整えることが基本となります。自宅ケアだけでは改善が難しい場合や、より早期に効果を得たい場合には、レーザー治療やIPLなどの医療機関での治療を選択することで高い効果が期待できます。
ニキビ跡の赤みは放置すると長引く傾向があるため、気になる方はできるだけ早めに対策を始めることをおすすめします。ご自身の肌の状態に合わせた適切なケアを取り入れ、少しずつでも赤みのない肌を目指していきましょう。アイシークリニック大宮院では、ニキビ跡の赤みをはじめとする肌トラブルについての無料カウンセリングを実施しております。お悩みの方はお気軽にご来院ください。
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📚 参考文献
- 日本皮膚科学会 – ニキビ(尋常性痤瘡)の炎症メカニズム、炎症後紅斑の発生原因、および治療ガイドラインに関する情報
- PubMed – 炎症後紅斑(Post-inflammatory Erythema)の原因・治療法(レーザー・IPL・外用薬等)に関する国際的な臨床研究文献
- 日本形成外科学会 – ニキビ跡・瘢痕に対するレーザー治療やケミカルピーリング等の医療的アプローチに関する情報
監修者医師
高桑 康太 医師
保有資格
ミラドライ認定医
略歴
- 2009年 東京大学医学部医学科卒業
- 2009年 東京逓信病院勤務
- 2012年 東京警察病院勤務
- 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
- 2019年 当院治療責任者就任
- 皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
- 専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
- 臨床実績(2024年時点) 皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上、腋臭症治療:2,000件以上、酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
- 監修領域 皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報
佐藤 昌樹 医師
保有資格
日本整形外科学会整形外科専門医
略歴
- 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
- 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
- 2012年 東京逓信病院勤務
- 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
- 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務