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蕁麻疹の治し方を徹底解説|原因・症状・治療法まで

突然皮膚が赤く盛り上がり、強いかゆみに悩まされる蕁麻疹。「どう対処すればいいのかわからない」「病院に行くべきか迷っている」という方は多いのではないでしょうか。

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「市販薬を塗ってみたけど全然良くならない…」「もう何週間もかゆいんだけど、これって大丈夫?」

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放置すると慢性化・重症化のリスク大!
この記事を読めば、今すぐとるべき行動がわかります✅

📌 この記事でわかること

  • 蕁麻疹の種類・原因と自分に合ったケア方法
  • ✅ 市販薬で治らないときの正しい医療機関での治療法
  • 絶対に見逃してはいけない危険なサイン
  • ✅ 慢性蕁麻疹を悪化させない生活習慣のポイント

🚨 読まないとこうなるかも…

  • ⚡ 急性蕁麻疹が慢性化(6週間以上続く状態)に移行してしまう
  • ⚡ アナフィラキシーなど命に関わる重症化を見逃す
  • ⚡ 間違ったセルフケアで症状がさらに悪化する

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目次

  1. 蕁麻疹とはどんな病気か
  2. 蕁麻疹の主な症状
  3. 蕁麻疹の種類と原因
  4. 蕁麻疹が出たときの応急処置・自宅でのケア
  5. 蕁麻疹の医療機関での治療方法
  6. 慢性蕁麻疹への対処法
  7. 蕁麻疹を悪化させないための生活習慣
  8. 病院に行くべき蕁麻疹のサイン
  9. まとめ

この記事のポイント

蕁麻疹は急性・慢性・物理性など種類が多様で、治療の基本は抗ヒスタミン薬の継続服用と原因回避。市販薬で改善しない場合や6週間以上続く慢性蕁麻疹は早期に皮膚科を受診し、生活習慣の見直しと医師の指導のもと根気よく治療を続けることが重要。

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💡 蕁麻疹とはどんな病気か

蕁麻疹は、皮膚の表面に突然赤みを帯びた膨らみ(膨疹)が現れ、強いかゆみを伴う皮膚疾患です。その膨らみは蚊に刺されたときのような形をしていることが多く、皮膚の一部だけに出ることもあれば、全身に広がることもあります。

蕁麻疹の特徴的なポイントのひとつは、膨疹の出現が比較的短時間で変化することです。多くの場合、数十分から数時間以内に一度現れた膨疹は消えていきますが、場所を変えながら次々と新しい膨疹が出てくることがあります。このような「出ては消える」という繰り返しが蕁麻疹の大きな特徴といえます。

蕁麻疹のメカニズムとしては、皮膚の中にある「マスト細胞(肥満細胞)」と呼ばれる細胞が何らかの刺激を受けてヒスタミンなどの化学物質を放出し、それが血管を拡張させたり、血管の透過性を高めたりすることで皮膚に膨らみやかゆみが生じます。

一生のうち約15〜20%の人が一度は経験するといわれるほど身近な皮膚疾患です。年齢を問わず発症しますが、とくに20〜40代に多く見られる傾向があります。

Q. 蕁麻疹の膨疹が「出ては消える」のはなぜですか?

蕁麻疹の膨疹が出ては消えるのは、皮膚のマスト細胞が刺激を受けてヒスタミンを放出し、血管を拡張・透過性を高めることで膨らみが生じるためです。ヒスタミンの作用が落ち着くと膨疹は消えますが、場所を変えながら繰り返し現れることがあります。

📌 蕁麻疹の主な症状

蕁麻疹の症状は人によって異なりますが、代表的なものをいくつかご紹介します。

まず最もわかりやすい症状は、皮膚に現れる膨疹です。膨疹は皮膚が盛り上がった状態で、色は赤みを帯びていることが多く、触るとやや硬い感触があります。大きさはさまざまで、数ミリ程度の小さなものから、直径数センチにわたる大きなものまであり、複数の膨疹がつながって地図のような形になることもあります。

かゆみも蕁麻疹の主要な症状のひとつです。かゆみの強さは個人差がありますが、日常生活に支障をきたすほど強い場合もあります。特に夜間は副交感神経が優位になり、かゆみを感じやすくなるため、睡眠を妨げることも少なくありません。

一部の蕁麻疹では、かゆみではなく灼熱感(皮膚が焼けるような感覚)を感じることもあります。また、皮膚の赤みとともに腫れが目立つ場合は「血管性浮腫」を合併している可能性もあります。血管性浮腫はまぶたや唇、のどなどに生じることがあり、のどに起きた場合は呼吸困難につながる危険性があります

さらに、重篤なケースでは蕁麻疹に加えてアナフィラキシーを起こすことがあります。アナフィラキシーでは、血圧の低下、呼吸困難、意識の喪失など、全身に深刻な症状が現れます。このような場合は緊急を要しますので、すぐに救急医療機関を受診することが必要です。

✨ 蕁麻疹の種類と原因

蕁麻疹はその原因や発症パターンによっていくつかの種類に分類されます。治し方を考えるうえでも、どのタイプの蕁麻疹かを理解することが大切です。

✅ 急性蕁麻疹

発症から6週間以内に治まるものを急性蕁麻疹と呼びます。原因として多いのは食べ物(魚介類、卵、小麦、ナッツ類など)、薬(非ステロイド性抗炎症薬、抗生物質など)、感染症(風邪などのウイルス感染)です。食物アレルギーや薬のアレルギーによって引き起こされるケースでは、原因物質との接触から数分〜数時間以内に症状が現れることが多いです。

📝 慢性蕁麻疹

6週間以上にわたって症状が続くものを慢性蕁麻疹と呼びます。慢性蕁麻疹の約70〜80%は「特発性」と呼ばれ、明確な原因が特定できないことが多いです。ストレスや疲労、睡眠不足なども症状を悪化させる要因になります。慢性蕁麻疹は完治まで長期間かかることがあり、根気よく治療を続けることが大切です。

🔸 物理性蕁麻疹

物理的な刺激によって引き起こされる蕁麻疹です。皮膚をこすったり引っ搔いたりすると膨疹が出る「皮膚描記症(皮膚書き症)」、圧迫を加えた部位に遅れて膨疹が出る「圧迫蕁麻疹」、寒さで症状が出る「寒冷蕁麻疹」、日光に当たると出る「日光蕁麻疹」、水に触れると出る「水性蕁麻疹」などがあります。

⚡ コリン性蕁麻疹

体温上昇が引き金になる蕁麻疹です。運動、入浴、緊張や興奮などで体温が上がったときに、小さな点状の膨疹が多数現れるのが特徴です。若い男性に多く見られる傾向があります。

🌟 接触性蕁麻疹

特定の物質が皮膚に触れることで起きる蕁麻疹です。ラテックス(天然ゴム)、金属、化粧品、植物などが原因になることがあります。

💬 その他の蕁麻疹

自己免疫性の蕁麻疹、甲状腺疾患や膠原病などの全身疾患に伴うもの、食物依存性運動誘発アナフィラキシーに伴うものなど、さまざまなタイプがあります。蕁麻疹が繰り返す場合は、背景に何らかの疾患が隠れていることもあるため、医療機関での精査が重要です。

Q. 蕁麻疹が出たとき自宅でできる応急処置は?

蕁麻疹が出たときは、保冷剤をタオルに包んで患部を冷やすとかゆみや炎症を和らげられます。かきむしると新たな膨疹を誘発するため避け、締め付ける衣類や熱い入浴、激しい運動も控えましょう。市販の抗ヒスタミン薬(内服)も症状緩和に有効です。

クリニックでカウンセリングを受ける患者と女性医師

🔍 蕁麻疹が出たときの応急処置・自宅でのケア

蕁麻疹が出てしまったとき、すぐに病院に行けない場合もあると思います。自宅でできるケアや応急処置について解説します。

✅ 患部を冷やす

冷やすことで血管を収縮させ、かゆみや炎症を和らげる効果が期待できます。保冷剤をタオルに包んだものや、濡らしたタオルを患部に当てて冷却しましょう。ただし、冷やすことが刺激となる「寒冷蕁麻疹」の場合は逆効果になることがあるため、注意が必要です。

📝 かきむしらない

かゆみがあっても、患部をかきむしることは避けましょう。引っ搔くことで皮膚に物理的な刺激が加わり、新たな膨疹を誘発したり、症状を悪化させたりする原因になります。冷やしたり、なるべく意識をほかに向けたりすることが有効です。

🔸 刺激を避ける

蕁麻疹が出ているときは、皮膚を締め付ける衣類を着たり、熱いお風呂に入ったり、激しい運動をしたりすることは控えましょう。これらの行為は体温を上げたり、皮膚を刺激したりすることでかゆみや膨疹が悪化する可能性があります。シャワーを利用する際はぬるめの温度にするのが望ましいです。

⚡ 原因と思われるものを避ける

特定の食べ物や薬などが原因と考えられる場合は、その摂取を中止することが大切です。薬が原因の場合は、自己判断でやめずに主治医に相談したうえで対応することをおすすめします

🌟 市販の抗ヒスタミン薬を使う

薬局で購入できる市販の抗ヒスタミン薬(内服薬)は、蕁麻疹のかゆみを抑えるのに効果的です。ただし、用法・用量を守って使用することが重要です。また、市販薬は根本的な治療ではなく、あくまでも一時的な症状の緩和が目的です。症状が強い場合や長く続く場合は、早めに医療機関を受診しましょう

💬 市販の外用薬について

市販の抗ヒスタミン成分やステロイド成分を含む外用薬(塗り薬)も存在しますが、蕁麻疹の場合は塗り薬よりも内服薬のほうが効果的なことが多いです。外用薬は補助的な使用にとどめ、症状が改善しなければ医療機関を受診することをおすすめします。

💪 蕁麻疹の医療機関での治療方法

蕁麻疹の治療は、原因を取り除くことと、症状を緩和することの両面からアプローチします。医療機関ではどのような治療が行われるのかを解説します。

✅ 抗ヒスタミン薬(内服)

蕁麻疹の治療の中心となるのが抗ヒスタミン薬の内服です。蕁麻疹の症状を引き起こすヒスタミンの働きをブロックすることで、かゆみや膨疹を抑えます。現在は第二世代抗ヒスタミン薬が主流で、第一世代のものに比べて眠気などの副作用が少なく、1日1〜2回の服用で効果が持続します。

医師は症状の程度や患者さんの生活スタイルに合わせて薬を選択します。1種類では効果が不十分な場合は複数の抗ヒスタミン薬を組み合わせたり、用量を増やしたりして対応することもあります

📝 ステロイド薬(内服・注射)

症状が非常に強い場合や、抗ヒスタミン薬だけでは効果が不十分な場合には、ステロイド薬が短期間使用されることがあります。ステロイドは強力な抗炎症作用がありますが、長期使用は副作用のリスクがあるため、必要最低限の期間にとどめることが基本です。アナフィラキシーを伴う重篤な蕁麻疹では、ステロイドの注射が行われることもあります。

🔸 オマリズマブ(生物学的製剤)

抗ヒスタミン薬を使っても症状がコントロールできない慢性蕁麻疹に対して、オマリズマブという生物学的製剤が使用されることがあります。免疫グロブリンEに作用して蕁麻疹の発症を抑える治療法で、約4週間に1回の皮下注射で投与されます。既存の治療で効果が得られなかった患者さんにも有効なケースがあり、近年注目されている治療法のひとつです。ただし、すべての医療機関で受けられるわけではなく、適応条件もあるため、医師との相談が必要です。

⚡ 原因疾患の治療

蕁麻疹の背景に感染症や自己免疫疾患などの全身疾患が隠れている場合は、その疾患自体の治療が優先されます。ピロリ菌感染や虫歯、副鼻腔炎などが蕁麻疹の誘因になっているケースもあり、それらを治療することで蕁麻疹が改善することがあります

🌟 アレルギー検査・特定・回避

アレルギーが原因と考えられる場合は、血液検査や皮膚テストでアレルゲン(アレルギーを引き起こす原因物質)を特定します。アレルゲンが明確になれば、それを避けることが最も根本的な治し方になります。食物アレルギーが原因の場合は栄養士と連携した食事指導が行われることもあります。

Q. 慢性蕁麻疹の治療はどう進めるべきですか?

慢性蕁麻疹は症状が落ち着いても自己判断で薬をやめると再発しやすいため、医師の指示のもと継続治療が基本です。抗ヒスタミン薬で効果不十分な場合はオマリズマブ(生物学的製剤)が選択肢となることもあります。完治まで数ヶ月〜数年かかるケースもあります。

🎯 慢性蕁麻疹への対処法

慢性蕁麻疹は完治までに時間がかかることが多く、患者さんにとって精神的にも大きな負担となります。慢性蕁麻疹に対してどのように向き合えばよいのかを解説します。

💬 継続的な治療の重要性

慢性蕁麻疹の治療は、症状が落ち着いてきたからといってすぐに薬をやめてしまうと再発することが少なくありません。医師の指示に従って薬を継続し、症状の安定を確認しながら徐々に薬の量を減らしていくのが一般的な方針です。自己判断で治療を中断しないことが大切です。

✅ 症状日記をつける

いつ、どのような状況で蕁麻疹が出るかを記録する「症状日記」は、原因や悪化因子を見つけるうえでとても役立ちます。食事内容、運動、服薬、体調、ストレス、気温・天気など、蕁麻疹と関係しそうな情報を日々記録しておくと、診察時に医師へ正確な情報を伝えることができます

📝 ストレス管理

ストレスは蕁麻疹の誘発・悪化要因のひとつです。慢性蕁麻疹を抱えている場合は、自分なりのストレス解消法を見つけ、日常生活の中で実践することが大切です。十分な睡眠を取ること、無理なスケジュールを組まないこと、趣味や気分転換の時間を設けることなどが効果的です。

🔸 専門医への相談

慢性蕁麻疹で長期間悩んでいる場合は、皮膚科専門医やアレルギー科専門医への受診を検討しましょう。専門的な検査や治療を受けることで、原因の特定や症状のコントロールにつながることがあります。また、治療方針についても納得のいくまで医師に質問し、共に取り組む姿勢を持つことが長期的な治療成功のカギとなります。

💡 蕁麻疹を悪化させないための生活習慣

蕁麻疹の症状を和らげ、再発を防ぐためには、日常生活での工夫も欠かせません。蕁麻疹を悪化させないために心がけたいポイントをいくつかご紹介します。

⚡ 食生活の見直し

特定の食品が蕁麻疹の原因や悪化因子となっている場合は、その食品を控えることが大切です。ただし、食物アレルギーと確定していない食品まで闇雲に除去すると栄養が偏る可能性があります。原因食品は医師の指導のもとで特定・除去するようにしましょう

アルコールは蕁麻疹を悪化させることがよく知られています。蕁麻疹が出やすい時期や慢性蕁麻疹の治療中はアルコールの摂取を控えることをおすすめします。辛い食べ物や香辛料なども皮膚の血管を拡張させるため、症状を悪化させる可能性があります

🌟 適切なスキンケア

蕁麻疹のある皮膚は非常に敏感になっています。洗顔や入浴の際は、皮膚を強くこすらず、低刺激の洗浄料を使うよう心がけましょう。保湿も大切で、入浴後は乾燥を防ぐために保湿剤を塗ることが皮膚のバリア機能を保つうえで有効です。

また、肌に直接触れる衣類は、化学繊維よりも綿素材など肌への刺激が少ないものを選ぶと良いでしょう。締め付けの強いものも皮膚への刺激になります。

💬 体温管理

体温の急激な変化は蕁麻疹の誘因になることがあります。特にコリン性蕁麻疹の方は、激しい運動や熱すぎる入浴を避けることが大切です。また、寒冷蕁麻疹の方は急に冷たいものに触れないよう注意が必要です。季節の変わり目は気温変化が大きいため、重ね着などで体温調節に注意しましょう。

✅ 規則正しい生活リズムと十分な睡眠

免疫機能を正常に保つためには、規則正しい生活リズムと十分な睡眠が不可欠です。睡眠不足や不規則な生活は免疫バランスを崩し、蕁麻疹を起こしやすくする要因になります。毎日決まった時間に就寝・起床する習慣をつけ、質の良い睡眠を確保することが大切です。

📝 市販薬の使用に注意する

非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)やアスピリンなどの鎮痛剤は、一部の人において蕁麻疹を引き起こしたり悪化させたりすることがあります。蕁麻疹が出やすい方は、市販の鎮痛剤を使用する際に医師や薬剤師に相談することをおすすめします。

🔸 花粉や化学物質の影響を考える

花粉の多い時期に蕁麻疹が悪化する方もいます。花粉症と蕁麻疹が関連している場合は、花粉対策(マスクの着用、外出後の洗顔など)が蕁麻疹の予防にもつながることがあります。また、日常的に使用している洗剤や柔軟剤、化粧品などが原因となっている可能性もあるため、成分を確認し、敏感肌向けや無添加のものを選ぶことも一つの選択肢です。

Q. 蕁麻疹で救急受診が必要な症状は何ですか?

蕁麻疹と同時にのどの締め付け感・声のかすれ・呼吸困難・胸の圧迫感・めまい・意識の混濁などが現れた場合は、アナフィラキシーの可能性があり緊急対応が必要です。エピペンを持っている方はすぐに使用し、ただちに119番へ連絡してください。

📌 病院に行くべき蕁麻疹のサイン

蕁麻疹の中には、自己対処では対応できない、あるいは危険を伴う場合があります。以下のような症状が現れたときは、速やかに医療機関を受診してください。

⚡ のどのかゆみ・締め付け感・声のかすれ

のどに腫れが生じると気道が狭くなり、呼吸が困難になることがあります。蕁麻疹とともにのどに違和感がある場合はアナフィラキシーの可能性があり、緊急の対応が必要です。エピペン(アドレナリン自己注射薬)を持っている方はすぐに使用し、救急車を呼んでください

🌟 呼吸困難・胸の締め付け感

息苦しさや胸の圧迫感を感じる場合も、アナフィラキシーを疑う必要があります。ただちに救急医療機関を受診するか、119番に電話してください。

💬 意識の混濁・血圧低下・めまい

アナフィラキシーによるショック状態では、血圧が急激に低下してめまいや意識の混濁が生じることがあります。このような状態は命に関わる可能性があります

✅ 症状が繰り返す・長期間続く

蕁麻疹が何度も繰り返す場合や、6週間以上症状が続く慢性蕁麻疹が疑われる場合は、専門医による診察が必要です。原因を突き止めるための検査や、適切な治療薬の処方を受けることで、症状をコントロールできる可能性が高まります。

📝 市販薬で改善しない

市販の抗ヒスタミン薬を使っても症状が改善しない、あるいは悪化している場合は医療機関を受診しましょう。適切な薬の種類や用量を専門家に判断してもらうことが重要です。

🔸 全身に広がる・極端に強いかゆみ

膨疹が急速に全身に広がったり、日常生活に支障をきたすほどのかゆみがある場合も、早めに皮膚科やアレルギー科を受診することをおすすめします。

⚡ 受診科の目安

蕁麻疹を診てもらう場合は、まず皮膚科への受診が一般的です。アレルギーが疑われる場合はアレルギー科(アレルギー内科)も選択肢に入ります。小児の場合は小児科でも対応可能です。緊急性がある場合や夜間・休日の場合は、救急外来や救急医療機関を受診してください

👨‍⚕️ 当院での診療傾向【医師コメント】

高桑康太 医師(当院治療責任者)より

「当院では、蕁麻疹のご相談で来院される患者様の多くが、症状が出ても「しばらく様子を見ればよいか」と判断を迷われた末にいらっしゃるケースが見受けられます。蕁麻疹は原因が多岐にわたり、慢性化すると生活の質に大きく影響することもありますので、市販薬で改善が見られない場合や症状が繰り返す場合は、早めにご相談いただくことをおすすめします。最近の傾向として、適切な抗ヒスタミン薬の継続使用と生活習慣の見直しを組み合わせることで症状が安定される方が多く、一人ひとりの生活スタイルに合わせた治療をご提案できますので、どうぞお気軽にご来院ください。」

✨ よくある質問

蕁麻疹はどのくらいで自然に治りますか?

急性蕁麻疹であれば、多くの場合6週間以内に症状が治まります。膨疹自体は数十分〜数時間で消えることが多いですが、場所を変えて繰り返し出ることもあります。一方、6週間以上続く場合は慢性蕁麻疹と診断され、長期的な治療が必要になるケースがあります

蕁麻疹が出たとき、市販薬で対処できますか?

薬局で購入できる抗ヒスタミン薬(内服薬)は、かゆみや膨疹を一時的に和らげる効果が期待できます。ただし、市販薬はあくまで症状の緩和が目的です。服用しても改善しない場合や症状が繰り返す場合は、早めに皮膚科などの医療機関を受診することをおすすめします

蕁麻疹で救急を受診すべき症状はどれですか?

のどの締め付け感・声のかすれ・呼吸困難・胸の圧迫感・意識の混濁・血圧低下などの症状が現れた場合は、アナフィラキシーの可能性があり緊急対応が必要です。これらの症状が蕁麻疹と同時に起きた場合は、ただちに119番に電話するか救急医療機関を受診してください。

慢性蕁麻疹の治療はどのくらいの期間かかりますか?

慢性蕁麻疹は完治までに数ヶ月〜数年かかるケースもあります。症状が落ち着いても自己判断で薬をやめると再発しやすいため、医師の指示のもと継続治療が基本です。当院では一人ひとりの生活スタイルに合わせた治療をご提案しており、根気よく取り組むことで症状が安定される方も多くいらっしゃいます。

蕁麻疹を悪化させないために日常生活で気をつけることは?

熱いお風呂や激しい運動など体温を急上昇させる行為、アルコール・辛い食べ物の摂取、皮膚を締め付ける衣類は症状を悪化させる可能性があります。また、十分な睡眠・ストレス管理・低刺激なスキンケアを心がけることも大切です。原因となる食品や薬がある場合は、医師の指導のもとで除去・変更を検討しましょう。

🔍 まとめ

蕁麻疹は誰にでも起こりうる身近な皮膚疾患ですが、その原因や種類はさまざまで、適切な治し方を選ぶことが大切です。急性のものは比較的短期間で改善することが多い一方、慢性蕁麻疹は長期的な治療と生活習慣の見直しが必要となります。

自宅でのケアとしては、患部を冷やす、かきむしらない、刺激を避けるといった基本的な対処法に加え、市販の抗ヒスタミン薬を活用することも有効です。症状が強い場合や長く続く場合は、早めに医療機関を受診することが重要です。

医療機関では、抗ヒスタミン薬を中心とした薬物療法から、原因が特定された場合のアレルゲン回避、慢性難治性蕁麻疹には生物学的製剤の使用まで、状態に合わせた治療が行われます。自己判断で治療をやめずに、医師と連携しながら根気よく治療を続けることが大切です。

また、日々の生活習慣を整えること、ストレスを管理すること、皮膚へのやさしいケアを心がけることが、蕁麻疹の再発や悪化を防ぐうえで非常に重要です。蕁麻疹でお悩みの方は一人で悩まず、まずは医療機関に相談することをおすすめします。アイシークリニック大宮院では、皮膚のトラブルに関する相談を承っておりますので、お気軽にご来院ください。

📚 関連記事

📚 参考文献

  • 日本皮膚科学会 – 蕁麻疹の定義・分類・診断基準・治療ガイドラインに関する情報(蕁麻疹および血管性浮腫診療ガイドラインを含む)
  • 厚生労働省 – アナフィラキシーへの対応・エピペンの使用方法および重篤な蕁麻疹における緊急対応に関する情報
  • PubMed – 慢性蕁麻疹に対する抗ヒスタミン薬およびオマリズマブ(生物学的製剤)の有効性に関する国際的な臨床研究・文献情報

監修者医師

高桑 康太 医師

保有資格

ミラドライ認定医

略歴

  • 2009年 東京大学医学部医学科卒業
  • 2009年 東京逓信病院勤務
  • 2012年 東京警察病院勤務
  • 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
  • 2019年 当院治療責任者就任
  • 皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
  • 専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
  • 臨床実績(2024年時点) 皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上、腋臭症治療:2,000件以上、酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
  • 監修領域 皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報

佐藤 昌樹 医師

保有資格

日本整形外科学会整形外科専門医

略歴

  • 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
  • 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
  • 2012年 東京逓信病院勤務
  • 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
  • 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務

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