手や足の指、足の裏など、体のさまざまな部位にできるイボ。見た目が気になったり、歩くたびに痛みを感じたりと、日常生活に影響を及ぼすこともあります。
そんな不安、この記事を読めばまるっと解決できます✨
目次
- そもそもイボとは?種類と原因を知ろう
- 液体窒素治療とはどんな方法?仕組みを解説
- 治療の流れ:受診から処置まで
- 液体窒素治療後の経過を写真イメージで解説
- 治療回数の目安と通院ペース
- 治療中に感じる痛みと対処法
- 水ぶくれができたらどうする?正しいケア方法
- イボが取れた後の肌の状態は?
- 液体窒素でなかなか取れないケースとその対応策
- クリニックで治療するメリットと市販薬との違い
- アイシークリニック大宮院でのイボ治療について
💡 この記事のポイント
イボの液体窒素治療は超低温でウイルス感染細胞を壊死させる冷凍療法で、2〜4週間ごとに平均5〜10回の通院が必要。治療後は水ぶくれやかさぶたが生じるが正常な反応であり、アイシークリニック大宮院ではヨクイニン併用など個別方針で対応する。
💡 そもそもイボとは?種類と原因を知ろう
イボとは、皮膚の表面に生じる良性の小さな隆起のことです。一口にイボといっても、原因や発生部位によっていくつかの種類に分けられます。液体窒素で治療する対象となるイボについて、まず基本的なことを理解しておきましょう。
✅ ウイルス性いぼ(尋常性疣贅)
最も一般的なイボで、ヒトパピローマウイルス(HPV)というウイルスが皮膚に感染することで発症します。手の指、手の甲、足の裏、膝などによく見られ、表面はざらざらとした質感で、灰白色や茶褐色をしていることが多いのが特徴です。小さな傷口や皮膚のバリア機能が低下した部分からウイルスが侵入して発症するため、免疫力が下がっているときや、水仕事などで皮膚が荒れているときに感染しやすくなります。
感染力は決して強くありませんが、同じ人の体の中で別の場所に広がる自家感染が起こることがあります。また、プールや銭湯などで他の人のウイルスに触れて感染するケースも報告されています。
📝 足底疣贅(あしうらのいぼ)
足の裏にできるウイルス性のイボです。体重がかかることで皮膚の内側に向かって成長するため、表面はほとんど盛り上がらず、タコや魚の目と間違えられることがよくあります。歩行時に圧迫されるため、ズキズキとした痛みを感じることが多いのが特徴です。表面に黒い点(毛細血管が血栓を形成したもの)が見られる場合は、イボである可能性が高いとされています。
🔸 扁平疣贅(へんぺいゆうぜい)
顔や手の甲に多く見られる、やや扁平で小さなイボです。肌色や薄茶色で、表面は比較的なめらかです。若い女性に多く見られ、顔にできると目立つため精神的なストレスの原因になることもあります。掻いたり擦ったりすることで広がりやすいのが特徴です。
⚡ 老人性疣贅(脂漏性角化症)
加齢とともに現れる茶色いイボで、ウイルスとは無関係に皮膚の老化や紫外線の影響によって生じます。「老人性いぼ」とも呼ばれ、40代以降から増えはじめることが多いです。液体窒素治療の対象になることもありますが、ウイルス性のイボとは治療の考え方が少し異なる部分もあります。
Q. イボの液体窒素治療の仕組みを教えてください
液体窒素治療(冷凍療法)は、約マイナス196℃の超低温液体をイボに直接当て、細胞内の水分を凍結させて細胞膜を破壊する治療法です。同時に局所の炎症反応を通じて免疫系が活性化し、ウイルス感染細胞が排除されることでイボが脱落していきます。
📌 液体窒素治療とはどんな方法?仕組みを解説
液体窒素は、気体である窒素を極限まで冷却して液体にしたものです。その温度はおよそマイナス196℃。この超低温の液体をイボの組織に直接当てることで、イボの細胞を凍結・壊死させるのが冷凍療法(凍結療法)と呼ばれる治療法です。
液体窒素がイボの組織に触れると、細胞内の水分が瞬時に凍結し、細胞膜が破壊されます。それと同時に、ウイルスに感染した細胞を取り囲む組織に炎症反応が起き、免疫系が活性化されます。これによってウイルス感染した細胞が攻撃・排除され、イボが脱落していく仕組みです。
この治療法の大きな特徴は、特別な手術や麻酔が不要で、外来処置として短時間で行えるという点です。ただし、一度の治療でイボが完全になくなるケースは少なく、複数回の通院が必要になることがほとんどです。
液体窒素の塗布には、専用の綿棒状のアプライヤーを使う方法と、スプレー式の機器を使う方法があります。クリニックによって使用する道具や手技は異なりますが、いずれもイボに直接液体窒素を当てるという基本的なアプローチは同じです。
✨ 治療の流れ:受診から処置まで
はじめてイボの治療でクリニックを受診する際の流れをご説明します。治療内容をあらかじめ把握しておくことで、当日の不安を減らすことができます。
🌟 1. 問診・視診
まず医師による問診が行われます。イボができている場所、いつ頃からできているか、以前に治療を受けたことがあるかどうかなどを確認します。その後、医師がイボを直接観察(視診)し、必要に応じてダーモスコープという拡大鏡を使って詳しく確認します。この視診でイボの種類を判断し、液体窒素治療が適切かどうかを判断します。
💬 2. 治療の説明と同意
治療内容、予想される副作用(痛み、水ぶくれ、色素沈着など)、通院回数の目安などについて説明を受けます。不安な点や疑問があればこの段階で確認しておきましょう。
✅ 3. 液体窒素の処置
処置自体は非常に短時間で終わります。液体窒素を含ませた綿棒やスプレーをイボに当てる時間は、1か所あたり数秒〜十数秒程度です。当てている間はジンジンとした痛みや冷たさを感じ、処置後しばらくは患部に熱感や痛みが残ることがあります。
📝 4. 処置後の説明
処置後、患部のケア方法や注意事項について説明を受けます。次回の通院日についても確認しておきましょう。処置後の患部は自分で触ったり、剥がしたりしないよう指導されます。
Q. 液体窒素治療後に水ぶくれができたらどう対処すればよいですか
液体窒素治療後の水ぶくれは、壊死した皮膚組織に体液が溜まる正常な治療反応です。水ぶくれの膜が細菌感染を防ぐバリアとなるため、自己判断でつぶすことは避けてください。自然につぶれた場合は清潔に保ち、水ぶくれが非常に大きい場合はクリニックで医師に排液処置を依頼することが安全です。
🔍 液体窒素治療後の経過を写真イメージで解説
液体窒素治療後の経過は、個人差や部位によって異なりますが、おおよそ共通したパターンをたどります。ここでは治療後の経過を時系列で説明します。実際の処置後にどうなるのかをイメージしておくと、焦らずに経過を見守ることができます。
🔸 処置直後〜数時間後
液体窒素を当てた直後、イボとその周囲の皮膚が白くなります。これは皮膚が凍結している状態です。その後、皮膚が解凍されるにつれて赤くなり、腫れや熱感を感じることがあります。指などに処置した場合はズキズキとした痛みを感じることもありますが、多くの場合は数時間以内に落ち着いてきます。
⚡ 処置翌日〜2日後:水ぶくれの形成
液体窒素治療後の最も特徴的な変化のひとつが、水ぶくれ(水疱)の形成です。処置の翌日から2日後にかけて、処置した部位に透明あるいは血が混じった血疱が現れることがあります。水ぶくれが現れたことを不安に思う方も多いですが、これは治療が正しく効いている証拠のひとつで、過度に心配する必要はありません。
水ぶくれは自然につぶれることもありますし、クリニックによっては医師が針で排液する場合もあります。絶対に自分で無理やりつぶさないようにすることが大切です(後述するケア方法を参照)。
🌟 3日〜1週間後:かさぶたの形成
水ぶくれがつぶれた後、あるいは水ぶくれが形成されなかった場合でも、処置部位にかさぶたができてきます。このかさぶたはイボの組織が壊死・脱落していくプロセスの一部で、非常に重要なサインです。かさぶたが厚くなることで、イボの部分が少しずつ浮き上がってくる感覚がある場合もあります。
💬 1〜2週間後:かさぶたの脱落
かさぶたが自然に剥がれ落ちてきます。この段階でイボが完全になくなっていれば治療成功です。ただし、1回の処置だけではイボの根が残っていることが多く、次の通院までに完全に取れることは少ないです。かさぶたが剥がれた後の皮膚は、赤みや色素沈着(黒ずみ)が見られることがあります。
✅ 2〜4週間後:次の治療へ
かさぶたが脱落した後、次回の液体窒素処置のために再度クリニックを受診します。このサイクルを繰り返すことで、徐々にイボが小さくなり、最終的に取れていきます。
💪 治療回数の目安と通院ペース
液体窒素治療が何回で終わるかは、イボの種類・大きさ・場所・個人の免疫力などによって大きく異なります。一般的な目安をお伝えしますが、あくまでも個人差があることをご理解ください。
📝 一般的な通院回数の目安
小さくて浅いイボの場合は、3〜5回程度の治療で取れることもあります。一方で、大きなイボや足の裏の深いイボの場合は、10回以上の治療が必要になることも珍しくありません。平均的には5〜10回程度の通院が目安とされることが多いですが、これはあくまでも参考値です。
🔸 通院の間隔
次の処置を行うタイミングは、前回の処置後の皮膚の回復具合によって判断されます。一般的には2〜4週間に1回のペースで通院することが多いです。かさぶたが完全に脱落し、皮膚が落ち着いてから次の処置を行うのが基本的な考え方です。間隔が短すぎると皮膚への負担が大きくなり、長すぎるとイボが再び活性化してしまうことがあります。
⚡ 治療が長引くケースと短縮できるケース
治療が長引きやすいのは、免疫力が低下している場合、足の裏など角質が厚い部位のイボ、大きく根が深いイボ、治療を途中で中断してしまったケースなどです。逆に、比較的早く治療が終わるのは、小さくて浅いイボ、発症してからあまり時間が経っていないイボ、免疫力が正常な場合などです。
また、液体窒素治療だけでなく、サリチル酸の外用薬との併用やその他の治療を組み合わせることで、治療期間を短縮できるケースもあります。担当医師に相談してみましょう。
🎯 治療中に感じる痛みと対処法
液体窒素治療で多くの方が心配するのが「痛み」についてです。実際にどの程度の痛みがあるのか、そして痛みを和らげる方法についてご説明します。
🌟 処置中の痛み
処置中は、冷たさとともにチクチク・ジンジンとした痛みを感じます。特に爪の周囲や指先、足の裏など神経が集中している部位では強い痛みを感じることがあります。一方、背中やお腹など比較的神経が少ない部位では痛みが少ない傾向にあります。
処置自体は1か所あたり数秒〜十数秒という短時間ですので、痛みが強くても比較的すぐに終わります。子どもの場合は泣いてしまうこともありますが、危険なほどの処置ではないので安心してください。
💬 処置後の痛み
処置後しばらく(数時間〜1日程度)は、ズキズキとした痛みや熱感が続くことがあります。足の裏のイボを治療した直後は、歩くと痛みを感じる場合もあります。この痛みは通常、時間とともに自然に和らいでいきます。
✅ 痛みへの対処法
処置後の痛みが強い場合は、市販の痛み止め(アセトアミノフェンや非ステロイド性抗炎症薬)を服用することで和らげることができます。ただし、服用前にクリニックで確認することをお勧めします。患部を冷やしすぎると皮膚への負担になる場合があるため、氷などで直接冷やすことは避けた方が良いでしょう。
痛みが非常に強い場合や、翌日以降も痛みが引かない場合、または発熱などの全身症状が出た場合は、早めにクリニックに連絡することが大切です。
Q. イボの液体窒素治療は何回通院すれば終わりますか
イボの液体窒素治療は、イボの種類・大きさ・部位・個人の免疫力によって異なりますが、平均5〜10回程度の通院が目安です。小さく浅いイボは3〜5回で改善することもある一方、足の裏の深いイボは10回以上かかる場合もあります。通院ペースは2〜4週間に1回が一般的です。
💡 水ぶくれができたらどうする?正しいケア方法
液体窒素治療後に水ぶくれができることは珍しくありません。多くの方が「どうしたらいいの?」と不安になるポイントですが、正しい対処法を知っておけば慌てずに済みます。
📝 水ぶくれはなぜできる?
液体窒素による冷凍で皮膚の細胞が壊死すると、表皮と真皮の間に体液が溜まり水ぶくれが形成されます。これはイボの組織が壊死した証拠であり、治療の反応として起こる自然なプロセスです。水ぶくれが大きいほど処置が深くまで効いているともいえますが、大きすぎる場合は破れてしまいやすくなるため注意が必要です。
🔸 水ぶくれができたときの正しい対応
基本的には自分でつぶさず、そのままにしておくことが推奨されます。水ぶくれの膜が感染を防ぐバリアの役割を果たしているため、無理につぶすと細菌感染のリスクが高まります。
水ぶくれが自然につぶれた場合は、清潔な状態を保つことが重要です。市販の傷用ガーゼや絆創膏で保護し、清潔に保ちながら自然に乾燥・治癒するのを待ちます。クリニックから処方された軟膏がある場合はそれを使用してください。
水ぶくれが非常に大きい場合や、歩行の邪魔になる場所にある場合は、クリニックで医師に針で排液してもらうことができます。その際は清潔な状態で処置が行われるため安全です。自己判断でつぶすことは感染リスクがあるためお勧めできません。
⚡ 感染に注意が必要なサイン
水ぶくれが破れた後に以下のような症状が見られる場合は、感染が起きている可能性がありますので、速やかにクリニックに相談してください。
- 患部が赤く腫れ上がり、痛みが増している
- 患部から膿が出ている
- 患部に熱感があり、熱が続いている
- リンパ節が腫れている
📌 イボが取れた後の肌の状態は?
液体窒素治療を繰り返してイボが取れた後、肌がどうなるのかも気になるポイントです。治療後の肌の状態について詳しく解説します。
🌟 色素沈着(黒ずみ・茶色いしみ)

イボが取れた後の皮膚に、黒ずみや茶色いしみが残ることがあります。これは色素沈着と呼ばれる状態で、炎症後に起こりやすいメラニン色素の沈着が原因です。紫外線を浴びることで悪化しやすいため、治療後の患部はUVケアをしっかり行うことが大切です。色素沈着は時間とともに少しずつ薄くなることがほとんどですが、消えるまでに数か月から1年程度かかることもあります。
💬 色素脱失(白いしみ)
逆に、メラニン色素をつくる細胞(メラノサイト)が液体窒素の冷凍によってダメージを受けると、色素脱失が起こって白いしみが残ることがあります。特に色素の濃い肌の方や、繰り返し強い処置を受けた部位では起こりやすいとされています。白いしみは色素沈着よりも改善しにくく、残ってしまう場合もあります。
✅ 瘢痕(傷あと)
適切に行われた液体窒素治療では、基本的に深い傷あとが残ることは少ないとされています。しかし、感染が起きたり、自分で無理に剥がしてしまったりした場合は、傷あとが残るリスクが高まります。爪の近くや顔など、特に繊細な部位は注意が必要です。
📝 肌が正常に戻るまでの時間
イボが取れた後の肌が完全に正常な状態に回復するまでの時間は、処置の深さや個人の肌の回復力によって異なります。目立つ赤みや腫れは数週間以内に落ち着くことが多いですが、色素の変化については数か月単位で経過を見ていくことが必要です。日焼けを避け、保湿ケアを丁寧に行うことで回復を促すことができます。
✨ 液体窒素でなかなか取れないケースとその対応策
真面目に通院しているのに、なかなかイボが取れないというケースも少なくありません。その原因と対応策について解説します。
🔸 なかなか取れない主な理由
液体窒素治療でイボが取れにくい原因はいくつか考えられます。
まず、免疫力の問題があります。液体窒素治療はイボの組織を破壊するだけでなく、局所の免疫反応を刺激する効果もあります。免疫力が低下していると、この免疫反応が十分に起こらず、ウイルスが生き残って再発・増殖しやすくなります。
次に、イボが深い・大きいという問題があります。足の裏のイボのように、角質が厚く覆っている部位のイボや、根が深く張っているイボは、液体窒素が十分な深さまで届かないことがあります。
また、通院間隔が適切でない場合もあります。通院間隔が長すぎると、ウイルスが再び増殖してしまうことがあります。逆に短すぎると皮膚が回復する前に次の処置を受けることになり、効果が得られにくくなります。
⚡ 治療効果を高めるための対応策
液体窒素治療と並行して、サリチル酸を含む外用薬(スピール膏など)を使って角質を柔らかくする方法があります。角質が薄くなることで液体窒素がより深くまで届くようになり、治療効果が高まることがあります。
また、ヨクイニン(漢方薬)の内服が補助療法として処方されることもあります。ヨクイニンはハトムギの種子から作られた漢方薬で、免疫を調整する効果があるとされています。ウイルス性のイボに対して保険適用で処方することができます。
そのほか、SADBE(スクアリン酸ジブチルエステル)を使った免疫療法、CO2レーザーや電気焼灼による外科的な治療、局所免疫療法などを組み合わせるケースもあります。治療が長引いている場合は、担当医師と相談して治療方針を見直すことが大切です。
Q. 液体窒素でなかなかイボが取れない場合の対応策は何ですか
液体窒素治療でイボが取れにくい場合、サリチル酸外用薬(スピール膏など)との併用で角質を薄くし液体窒素の浸透を高める方法が有効です。また、免疫調整作用を持つヨクイニン(漢方薬)の内服を保険適用で追加することもあります。アイシークリニック大宮院では患者の状態に応じてこれらを組み合わせた個別治療方針を提案しています。
🔍 クリニックで治療するメリットと市販薬との違い
イボに対する市販薬(サリチル酸配合のスピール膏など)をドラッグストアで購入して自己治療しようとする方もいます。しかし、クリニックで液体窒素治療を受けることには、市販薬にはないさまざまなメリットがあります。
🌟 正確な診断ができる
イボと似たような見た目の皮膚疾患は少なくありません。足の裏の場合はタコや魚の目と見分けがつきにくく、顔や体では皮膚がんの初期病変と見た目が似ていることもあります。クリニックでは医師が診察を行い、本当にイボなのかどうかを正確に判断します。自己判断で市販薬を使うと、全く違う疾患に対して誤った処置を続けてしまうリスクがあります。
💬 治療効果が高い
市販のサリチル酸製剤は角質を溶かす効果があり、表面のイボ組織を徐々に削ることはできます。しかし、ウイルスに感染した細胞を直接破壊する効果は液体窒素には及びません。液体窒素治療は適切に行われた場合、市販薬よりも短期間でイボを取り除ける可能性が高いとされています。
✅ 保険適用で治療を受けられる
クリニックでの液体窒素治療は、医療保険が適用されます(ウイルス性いぼの治療として認められた場合)。保険適用の診療であれば、3割負担の場合で1回の処置に数百円〜1000円前後の自己負担で受けられることが多く、市販薬を繰り返し購入するよりも経済的である場合もあります。
📝 副作用への対応が迅速
万が一水ぶくれが大きくなりすぎたり、感染の兆候が見られたりした場合でも、クリニックであれば迅速に対応してもらえます。市販薬による自己治療の場合、何か問題が起きてもすぐに医師に相談できないため、症状が悪化してしまうリスクがあります。
💪 アイシークリニック大宮院でのイボ治療について
アイシークリニック大宮院では、イボの液体窒素治療をはじめとした皮膚科的なお悩みに対応しています。「どんなイボか診てほしい」「長期間通ってもなかなか取れない」「顔のイボが気になる」など、さまざまなご相談に対応しています。
治療にあたっては、まず丁寧な問診と視診を行い、イボの種類や状態を確認したうえで、患者様お一人おひとりの状況に合わせた治療方針をご提案します。液体窒素治療だけでなく、必要に応じてヨクイニンの処方や他の治療法との組み合わせについてもご相談いただけます。
お子様のイボ治療も対応しており、できるだけ痛みを少なく、短期間で治療が終えられるよう工夫しながら診療を行っています。「病院に行くほどでもないかな」と迷っているイボでも、一度診察を受けていただくことで、適切な治療を早期にスタートできます。
大宮駅からアクセスしやすい立地にありますので、通院の負担も少なく治療を続けていただきやすい環境を整えています。イボのことでお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください。
👨⚕️ 当院での診療傾向【医師コメント】
高桑康太 医師(当院治療責任者)より
「当院では、「何回通えば治るの?」「水ぶくれが出てきて不安…」といったご不安を抱えて来院される患者様が多く、丁寧な説明を心がけながら治療を進めています。液体窒素治療は回数が必要なぶん根気が求められますが、イボの種類や状態に応じてヨクイニンの併用やサリチル酸外用薬との組み合わせを提案するなど、お一人おひとりに合った治療方針をご提案しています。「なかなか取れない」と感じている方も、治療を途中で諦めずにご相談いただければ、一緒に最善の方法を考えますので、どうぞお気軽に受診してください。」
🎯 よくある質問
イボの種類・大きさ・部位・個人の免疫力によって異なりますが、平均的には5〜10回程度の通院が目安です。小さくて浅いイボは3〜5回で取れることもある一方、足の裏の深いイボは10回以上かかる場合もあります。2〜4週間に1回のペースで通院するのが一般的です。
自分でつぶすことはお勧めできません。水ぶくれの膜は細菌感染を防ぐバリアの役割を果たしているため、無理につぶすと感染リスクが高まります。基本的にはそのままにしておき、自然につぶれた場合は清潔に保ちながら経過を見てください。水ぶくれが非常に大きい場合はクリニックにご相談ください。
処置中はチクチク・ジンジンとした痛みを感じます。特に指先や足の裏など神経が集中している部位では痛みが強くなる傾向があります。ただし、1か所あたりの処置時間は数秒〜十数秒と短時間です。処置後も数時間〜1日程度、ズキズキした痛みや熱感が続くことがありますが、時間とともに自然に和らいでいきます。
治療後に黒ずみや茶色いしみ(色素沈着)が残ることがあります。多くの場合は数か月〜1年程度で徐々に薄くなりますが、紫外線で悪化しやすいためUVケアが重要です。また、まれに白いしみ(色素脱失)が残る場合もあります。適切な治療と丁寧なアフターケアによって、深い傷あとが残るリスクを最小限に抑えられます。
クリニックでは医師が正確に診断するため、タコや皮膚がんとの見分けが可能です。液体窒素治療はウイルスに感染した細胞を直接破壊できるため、市販のサリチル酸製剤より高い治療効果が期待できます。また、ウイルス性いぼの治療は保険適用で1回数百円〜1,000円程度と経済的です。万が一副作用が出た際も迅速に対応できます。
💡 まとめ
イボの液体窒素治療は、ウイルス性のイボに対して広く行われている安全で有効な治療法です。治療後は水ぶくれやかさぶたが形成されるという経過をたどりますが、これらは治療が正しく機能している証拠であり、適切にケアすることで回復していきます。
一度の処置でイボが完全に取れることは少なく、2〜4週間に1回のペースで複数回の通院が必要になります。個人差はありますが、平均的には5〜10回程度の治療で改善が見られるケースが多いです。なかなか取れない場合は、サリチル酸の外用薬やヨクイニンの内服など、他の治療法との組み合わせも有効です。
大切なのは、自己判断で処置をしたり、治療を途中でやめてしまったりしないことです。正確な診断を受け、医師の指示に従って継続的に治療を続けることで、イボを確実に取り除いていくことができます。イボのお悩みはひとりで抱え込まず、早めにクリニックへご相談ください。
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📚 参考文献
- 日本皮膚科学会 – ウイルス性疣贅(イボ)の診断基準・液体窒素冷凍療法・治療ガイドラインに関する参照
- 厚生労働省 – 皮膚疾患の治療における保険適用・医療制度に関する参照
- 国立感染症研究所 – ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染経路・病態・疫学情報に関する参照
監修者医師
高桑 康太 医師
保有資格
ミラドライ認定医
略歴
- 2009年 東京大学医学部医学科卒業
- 2009年 東京逓信病院勤務
- 2012年 東京警察病院勤務
- 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
- 2019年 当院治療責任者就任
- 皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
- 専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
- 臨床実績(2024年時点) 皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上、腋臭症治療:2,000件以上、酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
- 監修領域 皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報
佐藤 昌樹 医師
保有資格
日本整形外科学会整形外科専門医
略歴
- 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
- 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
- 2012年 東京逓信病院勤務
- 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
- 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務