⚡ 「ほくろ除去したけど、ちゃんとケアできてるか不安…」そのまま放置すると、傷跡が残ったり、色素沈着が起きたりするリスクがあります。術後ケアの正解を知っているかどうかで、仕上がりに大きな差が出ます。
💡 この記事を読めば、施術方法ごとの正しいケア方法・回復の流れ・NGな行動がすべてわかります。施術前の方も、施術後に不安を感じている方も、ぜひ最後まで読んでみてください。
目次
- ほくろ除去の主な施術方法と術後の状態
- 術後の回復過程(治癒のステージ)
- 術後すぐに行うべきケアと注意点
- 日常生活でのNG行動と制限事項
- 紫外線対策と色素沈着の予防
- 術後のテープ・保護の方法
- 術後によくあるトラブルと対処法
- 傷跡を目立たなくさせるための長期ケア
- 術後の経過観察と受診のタイミング
- まとめ
📌 この記事のポイント
ほくろ除去の術後ケアは 「清潔を保つ」「かさぶたをむかない」「紫外線対策を徹底する」「処方薬を正しく使う」 が基本。施術方法(レーザー・電気メス・切除縫合法)によって回復期間や注意点が異なり、傷跡の完成には最長1年以上かかるため、長期的なケアと定期的な経過観察が美しい仕上がりに不可欠です。
💡 1. ほくろ除去の主な施術方法と術後の状態
ほくろ除去の術後ケアを正しく理解するためには、まず施術方法によって術後の状態が異なることを知っておく必要があります。主な施術方法は大きく分けて3種類あり、それぞれ傷の深さや回復期間が異なります。
✅ 炭酸ガスレーザー(CO2レーザー)
炭酸ガスレーザーは、水分を多く含む細胞に反応するレーザーを使ってほくろを少しずつ蒸散させる方法です。皮膚への負担が比較的少なく、傷跡が目立ちにくいため、浅いほくろや小さなほくろに多く使われます。術後はレーザーを当てた部分が軽くくぼんだ状態になり、かさぶたが形成されます。かさぶたが自然に脱落するまで1〜2週間ほどかかるのが一般的です。その後、赤みが続く期間があり、完全に落ち着くまでには数か月を要することがあります。
📝 電気メス(高周波)
電気メスは高周波の電気エネルギーを使ってほくろ組織を焼き切る方法です。炭酸ガスレーザーと似た術後経過をたどることが多く、かさぶたの形成から脱落まで同程度の期間がかかります。施術直後はやや強い赤みや熱感を感じることがあります。
🔸 切除縫合法
切除縫合法は、メスを使ってほくろを周囲の皮膚ごと切り取り、縫い合わせる外科的な手術です。大きなほくろや深いほくろ、悪性が疑われるほくろに対して行われます。縫合後は1〜2週間で抜糸となり、その後の回復期間は比較的長くなります。術後の傷跡は当初は線状に目立ちますが、時間をかけてなじんでいきます。他の方法と比べて術後管理が重要であり、医師の指示に従うことが特に求められます。
施術方法によって術後の経過や注意点が異なるため、担当医から説明を受けた内容をしっかり確認し、方法に合ったケアを行うことが大切です。
Q. ほくろ除去後にかさぶたをむいてはいけない理由は?
ほくろ除去後のかさぶたは、傷口を保護する天然のカバーの役割を担っています。無理に剥がすと出血や細菌感染を引き起こし、傷跡が深く残る原因になります。炭酸ガスレーザーや電気メスの場合、自然脱落まで1〜2週間ほどかかるため、辛抱強く待つことが美しい仕上がりの近道です。
📌 2. 術後の回復過程(治癒のステージ)
ほくろ除去後の皮膚は、段階を踏んで回復していきます。この回復のプロセスを理解しておくことで、術後の変化に対して慌てず適切に対応できるようになります。
⚡ 施術直後〜数日(炎症期)
施術直後から数日間は、皮膚の炎症反応が起きているため、赤みや腫れ、熱感が生じます。これは異物や傷を排除しようとする体の正常な反応です。この時期は傷口が最もデリケートな状態にあるため、触ったり刺激を与えたりしないよう注意が必要です。炭酸ガスレーザーや電気メスの場合は、施術部位にかさぶたが形成され始めます。切除縫合法の場合は、縫合された状態が維持されます。
🌟 1〜2週間(増殖期・かさぶた脱落)
この時期は新しい皮膚細胞が活発に増殖し、傷を塞ごうとしています。かさぶたが徐々に乾燥して固まり、自然と剥がれていきます。無理にかさぶたを剥がすと傷跡が残りやすくなるため、自然に取れるのを待つことが重要です。切除縫合法では、この時期に抜糸が行われることが一般的です。
💬 1〜3か月(成熟期・赤みが残る)
かさぶたが取れた後も、施術部位には赤みや色素沈着が残ることがあります。これは新しく作られた皮膚に毛細血管が多く集まっているためで、時間とともに徐々に薄くなっていきます。この時期は特に紫外線対策が重要です。紫外線を浴びると色素沈着が悪化し、赤みや茶色いシミが長引く原因になります。
✅ 3〜12か月以降(完成期)
傷跡の完成には個人差がありますが、おおよそ3か月〜1年以上かかることもあります。皮膚のコラーゲンが再構築され、傷跡がなじんでいく時期です。適切なケアを続けることで、傷跡をより目立ちにくくすることができます。
✨ 3. 術後すぐに行うべきケアと注意点
ほくろ除去の術後に行うケアは、仕上がりの美しさに直結します。クリニックによって指示内容が異なることがありますが、一般的に推奨されるケアを以下でご紹介します。
📝 処方された軟膏を正しく塗る
多くのクリニックでは、術後に抗生物質入りの軟膏(テラマイシン軟膏やゲンタシン軟膏など)を処方します。これらの軟膏は傷口を感染から守り、適度な湿潤環境を保つことで治癒を促進する効果があります。処方された量・頻度・期間を守って使用することが大切です。勝手に中断したり、市販のクリームに変えたりすることは避けましょう。
🔸 傷口を清潔に保つ
傷口を清潔に保つことは感染予防の基本です。顔の場合は、洗顔時に施術部位をごしごしこすらず、泡を乗せて優しく洗い流す程度にとどめましょう。施術当日は洗顔や入浴を控えるよう指示されることが多いですが、翌日以降は指示に従いながら少しずつ再開できます。
⚡ かさぶたをむかない
術後にかさぶたができると、気になって触ってしまいたくなりますが、無理に剥がすことは厳禁です。かさぶたは傷口を保護する天然のカバーの役割を担っており、下の新しい皮膚が完成する前に剥がすと出血や感染を引き起こし、傷跡が深く残ってしまうことがあります。かさぶたが自然に取れるまで辛抱強く待つことが、きれいな仕上がりへの近道です。
🌟 飲酒・喫煙を控える
飲酒は血管を拡張させて腫れや赤みを長引かせる原因になります。また、喫煙は血流を悪化させ、組織の回復を遅らせることがわかっています。術後少なくとも数日間、できれば1〜2週間は飲酒と喫煙を控えることが望ましいです。
Q. ほくろ除去後の紫外線対策はなぜ重要なのか?
ほくろ除去後の新しい皮膚は紫外線に対して非常に敏感で、紫外線を浴びると炎症後色素沈着(茶色いシミ)が生じやすくなります。対策は施術直後から必要で、かさぶたが取れた後はSPF30以上・PA++以上の低刺激性日焼け止めを毎日使用し、曇りの日や室内でも油断しないことが重要です。
🔍 4. 日常生活でのNG行動と制限事項
術後の回復期間中は、日常生活においてもいくつかの制限があります。何気ない行動が回復を妨げることもあるため、注意すべきポイントをしっかり確認しておきましょう。
💬 激しい運動
激しい運動は発汗を促すため、傷口が細菌に感染するリスクを高めます。また、血流が増加することで腫れや赤みが悪化することもあります。術後1週間程度は激しいスポーツや筋トレを避け、軽いウォーキング程度にとどめておくのが無難です。
✅ 長時間の入浴・サウナ・温泉
長時間の入浴やサウナ、温泉は体を温めすぎて血行を過剰に促進させ、腫れを引き起こす可能性があります。施術後しばらくは湯船に浸かるのを控え、シャワーで済ませることが推奨されます。特に術後1週間は要注意です。
📝 メイクの制限
施術部位へのメイクは、傷が完全に塞がるまで避けるのが原則です。ファンデーションやコンシーラーを施術部位に使用すると、化粧品の成分が傷口に入り込み、感染や色素沈着の原因になることがあります。かさぶたが取れた後は、部分的にメイクを再開できる場合がありますが、担当医に確認してから行いましょう。
🔸 施術部位を強くこすらない
洗顔やスキンケアの際に、施術部位を強くこすることは避けましょう。タオルで拭くときも、こすらずにそっと押さえて水分を吸収させるようにしてください。特にかさぶたが残っている時期は、少しの刺激でも剥がれてしまうことがあります。
⚡ 施術部位を爪などで引っかかない
かゆみが生じることがありますが、爪で引っかくと傷口が開いて感染するリスクがあります。かゆみが強い場合は、医師に相談して処方された薬剤を使用するか、冷やすなどして対処しましょう。
💪 5. 紫外線対策と色素沈着の予防
ほくろ除去の術後ケアの中でも、特に重要なのが紫外線対策です。術後の新しい皮膚は紫外線に対して非常に敏感であり、紫外線を浴びると色素沈着(シミや茶色い変色)が起きやすくなります。この色素沈着は一度できると改善までに時間がかかるため、予防が最善策です。
🌟 紫外線対策はいつから必要?
紫外線対策は、施術直後から始めるべきものです。かさぶたが残っている間は日焼け止めをそのまま塗ることは難しいですが、傷口が保護テープで覆われている場合はテープの上からUVカット効果のある素材を使用することができます。かさぶたが取れた後は、日焼け止めを毎日使用することを徹底しましょう。
💬 おすすめの日焼け止めと使い方
術後の繊細な皮膚には、ノンケミカル(紫外線吸収剤不使用)タイプや低刺激性の日焼け止めを選ぶことが推奨されます。SPF30以上、PA++以上のものを選び、外出の30分前に塗布し、2〜3時間おきに塗り直すことが理想的です。日傘や帽子、マスクなどを活用して物理的に紫外線を遮断することも有効です。
✅ 色素沈着が起きてしまった場合
万が一色素沈着が起きてしまった場合でも、適切なケアを続けることで改善が期待できます。ビタミンCを含むスキンケア製品や、ハイドロキノンなどの美白成分を含む製品を使用することが有効な場合があります。ただし、術後の皮膚にどのような成分を使うかは担当医に相談してから決めるようにしましょう。色素沈着がひどい場合や長期間改善しない場合は、医師による治療(レーザートーニングなど)を検討することもあります。
Q. ほくろ除去後に運動や入浴を控えるべき期間は?
ほくろ除去後は術後1週間程度、激しい運動と長時間の入浴・サウナ・温泉を避けることが推奨されます。激しい運動による発汗は感染リスクを高め、長時間の入浴は血行を過剰に促進して腫れの悪化につながります。入浴はシャワーのみにとどめ、運動は軽いウォーキング程度が安全です。

🎯 6. 術後のテープ・保護の方法
ほくろ除去の術後は、施術部位を保護するためにテープを使用することが多いです。テープによる保護は傷口を外部の刺激や紫外線から守るだけでなく、傷跡が広がったり盛り上がったりすることを防ぐ効果も期待できます。
📝 テープの種類と選び方
術後のテープとして使われるのは、主にシリコンテープや医療用の傷跡テープです。シリコンテープは保湿効果があり、傷跡が肥厚したり盛り上がったりする「ケロイド」を予防する効果が期待されています。また、肌色に近いものも多く、日常生活での使用に適しています。テープを購入する際は、アレルギー反応が出にくい低刺激性のものを選び、サイズが合ったものを使用しましょう。
🔸 テープの貼り方と交換頻度
テープは施術部位がしっかりと覆われるよう貼り付け、端が浮かないよう密着させます。交換頻度はテープの種類やクリニックの指示によって異なりますが、一般的には毎日交換するか、数日に一度の交換が指示されます。テープを剥がす際は、ゆっくりと皮膚を傷つけないように剥がしましょう。水に濡れた場合や汚れた場合はすぐに交換してください。
⚡ テープをいつまで続けるか
テープを使用する期間は施術方法や傷の状態によって異なります。レーザー施術の場合はかさぶたが取れるまでの1〜2週間が目安ですが、切除縫合法では抜糸後もしばらくテープを続けることが推奨される場合があります。担当医の指示に従い、自己判断で早めに中止しないようにしましょう。
💡 7. 術後によくあるトラブルと対処法
ほくろ除去の術後には、さまざまなトラブルが起きることがあります。多くは正常な回復過程の一部ですが、中には医師への相談が必要なケースもあります。よくあるトラブルとその対処法を以下でご紹介します。
🌟 赤みや腫れが続く
術後数日間は赤みや腫れが続くことは正常な反応です。しかし、1〜2週間以上経過しても改善しない場合や、赤みが広がってきた場合は感染の可能性があります。このような場合はすぐにクリニックに相談してください。冷やすことで一時的に腫れを和らげることができますが、直接氷を当てるのではなく、タオルに包んで使用しましょう。
💬 傷口からの出血や浸出液
施術直後に少量の出血や透明〜薄黄色の浸出液(滲出液)が出ることは正常な範囲内です。清潔なガーゼで優しく押さえて止血しましょう。ただし、出血量が多い場合や、浸出液が黄緑色に変色してきた場合、強い悪臭がある場合は感染が疑われるため、医師に連絡してください。
✅ かゆみ
傷が治癒する過程でかゆみを感じることはよくあります。これは皮膚の再生が進んでいるサインである場合が多いですが、掻いてしまうと傷が悪化するため、我慢することが重要です。かゆみがひどい場合は医師に相談し、適切な薬を処方してもらいましょう。
📝 色素沈着・シミ

術後に施術部位が茶色く変色することがあります。これは炎症後色素沈着と呼ばれるもので、特に日本人など色素が濃い肌質の方に起きやすいとされています。紫外線対策を徹底することと、美白ケアを適切に行うことで改善が期待できます。症状が気になる場合は皮膚科やクリニックに相談しましょう。
🔸 傷跡の盛り上がり(肥厚性瘢痕・ケロイド)
傷跡が赤く盛り上がる「肥厚性瘢痕」や、傷跡の範囲を超えて広がる「ケロイド」が形成されることがあります。ケロイドは体質的な要因が大きく、特に胸や肩、背中などの部位で起きやすいとされています。このような状態が見られた場合は早めに医師に相談してください。シリコンテープの使用や、クリニックでのステロイド注射などの治療が有効な場合があります。
⚡ ほくろの再発
特に炭酸ガスレーザーや電気メスを使用した場合、ほくろの色素細胞が完全に除去されていない場合に再発することがあります。ほくろが再び現れた場合は、まずクリニックに相談し、再治療が必要かどうかを医師に判断してもらいましょう。
Q. ほくろ除去後に傷跡が盛り上がってきたらどうすればよいか?
傷跡が赤く盛り上がる肥厚性瘢痕やケロイドは、体質や部位によって生じることがあります。シリコンテープの継続使用が予防・改善に有効な場合がありますが、自己判断は禁物です。アイシークリニックでは、ステロイド注射など適切な治療法を医師が個別に提案しますので、早めにご相談ください。
📌 8. 傷跡を目立たなくさせるための長期ケア
ほくろ除去後の傷跡を目立ちにくくするためには、施術後しばらくの間、継続的なケアが欠かせません。長期的なケアのポイントをご紹介します。
🌟 保湿ケアを徹底する
皮膚の再生には十分な保湿が重要です。かさぶたが取れた後は、刺激の少ない保湿剤を使ってこまめに潤いを補給しましょう。乾燥した皮膚は傷跡が固くなりやすく、色素沈着も残りやすいといわれています。低刺激性のセラミド配合の保湿剤やヒアルロン酸配合のクリームがおすすめです。
💬 ビタミンCの摂取
ビタミンCはコラーゲンの合成を助け、傷の回復を促進する働きがあります。また、メラニン色素の生成を抑制する作用もあるため、色素沈着の予防にも効果的です。ビタミンCを含む食品(柑橘類、パプリカ、ブロッコリーなど)を積極的に摂取するか、サプリメントを活用するとよいでしょう。スキンケアでは、ビタミンC誘導体配合の美容液を使用することも有効です。
✅ シリコンテープの継続使用
シリコンテープは、傷跡が成熟する段階でも有効です。傷跡の保護と保湿に役立ち、肥厚性瘢痕やケロイドの予防・改善に使用されることがあります。傷が完全に塞がった後も、医師の指示のもとで継続的に使用することを検討してみてください。
📝 日焼け止めの継続使用
術後数か月〜1年間は、曇りの日や室内にいる日でも日焼け止めを使用することが推奨されます。紫外線はガラスを透過するため、室内にいても窓際では紫外線の影響を受けることがあります。日焼け止めを毎日のスキンケアの一部として習慣化しましょう。
🔸 バランスのよい食事と睡眠
皮膚の回復を助けるためには、全身の健康状態を整えることも大切です。タンパク質(皮膚の材料となるコラーゲンの原料)、亜鉛(組織の修復を助ける)、ビタミンA・C・E(抗酸化作用や皮膚の再生を促進)をバランスよく摂取することを心がけましょう。また、睡眠中は成長ホルモンが分泌され、皮膚の修復が促進されるため、十分な睡眠をとることも重要です。
✨ 9. 術後の経過観察と受診のタイミング
ほくろ除去後は、クリニックでの経過観察が重要です。自己判断で「順調だから大丈夫」と思って受診をやめてしまうのは危険なこともあります。術後の受診について理解しておきましょう。
⚡ 定期的な経過観察
ほとんどのクリニックでは、術後に経過観察のための再診が設定されています。施術後数日〜1週間後に傷の状態を確認し、問題がなければその後も定期的に受診します。特に切除縫合法の場合は抜糸のための受診が必要です。予約されている再診は必ず受けるようにしましょう。
🌟 すぐに受診すべき症状
以下のような症状が現れた場合は、次の予約を待たずにすぐにクリニックに連絡・受診してください。
- 傷口から大量の出血が止まらない
- 傷口が赤く腫れあがり、熱感や痛みが強くなってきた
- 傷口から膿や悪臭のある浸出液が出てきた
- 発熱や倦怠感などの全身症状が現れた
- 傷口が開いてしまった(特に切除縫合法の場合)
- かゆみやかぶれがひどく、日常生活に支障をきたしている
これらの症状は感染やアレルギー反応など、適切な医療処置が必要な状態を示している可能性があります。「大したことないかもしれない」と放置せず、早めに専門家に相談することが大切です。
💬 病理検査の結果確認
切除縫合法でほくろを除去した場合、除去した組織が病理検査に出されることがあります。これは除去したほくろが悪性(メラノーマなど)かどうかを確認するための重要な検査です。病理検査の結果は通常2〜4週間後に出ますので、結果を確認するための受診も忘れずに行いましょう。万が一悪性と診断された場合は、追加の治療が必要になることがあります。
✅ 施術の効果に満足できない場合の相談
傷跡が気になる、再発した、色素沈着が残っているなど、施術結果に満足できない場合も遠慮せずにクリニックに相談しましょう。追加のケアや治療が提案されることがあります。担当医とのコミュニケーションを大切にし、疑問や不満は積極的に伝えることが重要です。
👨⚕️ 当院での診療傾向【医師コメント】
高桑康太 医師(当院治療責任者)より
「当院では、ほくろ除去後の術後ケアに不安を感じてご相談にいらっしゃる患者様が多く、特に「かさぶたをいつまで待てばよいか」「紫外線対策はいつから始めるべきか」といったご質問をよくいただきます。術後の回復経過は施術方法や部位、お一人おひとりの肌質によって異なりますので、気になる変化があれば自己判断されず、遠慮なくご相談いただくことが、きれいな仕上がりへの一番の近道です。患者様が安心して回復できるよう、施術後のアフターフォローにも丁寧に対応してまいりますので、どうぞお気軽にお声がけください。」
🔍 よくある質問
炭酸ガスレーザーや電気メスの場合、かさぶたが自然に脱落するまで一般的に1〜2週間ほどかかります。かさぶたは傷口を保護する大切な役割を担っているため、無理に剥がすと出血や感染、傷跡の原因になります。自然に取れるのを辛抱強く待つことが、きれいな仕上がりへの近道です。
紫外線対策は施術直後から必要です。かさぶたがある間は保護テープの上からUVカット素材を活用し、かさぶたが取れた後は低刺激性の日焼け止め(SPF30以上・PA++以上)を毎日使用しましょう。術後の新しい皮膚は紫外線に敏感で、色素沈着が起きやすいため、曇りの日も油断は禁物です。
施術部位へのメイクは、傷口が完全に塞がるまで避けるのが原則です。ファンデーションやコンシーラーの成分が傷口に入ると、感染や色素沈着の原因になる場合があります。かさぶたが取れた後に部分的なメイクを再開できるケースもありますが、必ず担当医に確認してから行うようにしましょう。
術後1週間程度は激しい運動や長時間の入浴・サウナは控えることが推奨されます。激しい運動による発汗は感染リスクを高め、長時間の入浴は血行を過剰に促進して腫れの原因になります。入浴はシャワーで済ませ、運動は軽いウォーキング程度にとどめておくのが安全です。
傷跡が赤く盛り上がる「肥厚性瘢痕」やケロイドが形成される場合があります。体質や部位によって起きやすさが異なります。シリコンテープの継続使用が予防・改善に有効なケースもありますが、自己判断は禁物です。早めにアイシークリニックへご相談いただければ、ステロイド注射など適切な治療法をご提案いたします。
💪 まとめ
ほくろ除去の術後ケアは、施術と同じくらい重要な工程です。正しいケアを行うことで、傷跡を最小限に抑え、早期の回復が期待できます。本記事でご紹介した内容を改めて整理すると、術後ケアの基本は「清潔を保つ」「かさぶたをむかない」「紫外線対策を徹底する」「処方された薬を正しく使う」の4点に集約されます。また、日常生活では激しい運動や長時間の入浴、施術部位へのメイクを控えることが回復を助けます。
術後の傷跡が完成するまでには数か月から1年以上かかることもありますが、あせらずに長期的なケアを続けることが大切です。赤みや色素沈着などの変化に不安を感じたときも、自己判断で対処するのではなく、担当医に相談することを心がけましょう。
アイシークリニック大宮院では、ほくろ除去の施術から術後のアフターフォローまで、患者様一人ひとりに寄り添ったサポートを提供しております。ほくろ除去を検討中の方や、術後のケアについて不安を感じている方は、ぜひお気軽にご相談ください。専門のスタッフと医師が丁寧にご対応いたします。
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📚 参考文献
- 日本皮膚科学会 – ほくろ(色素性母斑)の診断・治療に関するガイドライン、炎症後色素沈着・ケロイド・肥厚性瘢痕の定義と対処法、術後の皮膚回復過程に関する医学的根拠
- 日本形成外科学会 – 切除縫合法・レーザー治療後の創傷管理、傷跡ケア(シリコンテープ・保湿)、肥厚性瘢痕・ケロイドの予防と治療に関する専門的情報
- 日本美容外科学会 – 炭酸ガスレーザーや電気メスによるほくろ除去の術後ケア、紫外線対策・色素沈着予防、術後の日常生活における注意事項に関する情報
監修者医師
高桑 康太 医師
保有資格
ミラドライ認定医
略歴
- 2009年 東京大学医学部医学科卒業
- 2009年 東京逓信病院勤務
- 2012年 東京警察病院勤務
- 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
- 2019年 当院治療責任者就任
- 皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
- 専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
- 臨床実績(2024年時点) 皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上、腋臭症治療:2,000件以上、酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
- 監修領域 皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報
佐藤 昌樹 医師
保有資格
日本整形外科学会整形外科専門医
略歴
- 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
- 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
- 2012年 東京逓信病院勤務
- 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
- 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務