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顔のイボを液体窒素で治療する方法・効果・注意点を解説

💬 「人と話すとき、イボに視線が集まってる気がして…」
そんな悩み、実は顔のイボで悩む20〜30代はとても多いんです。

✅ 化粧で隠しきれない
✅ 触るたびに増えている気がする
✅ でも病院に行くのは怖い・面倒…

そんなあなたに、皮膚科で最もよく使われる「液体窒素治療」について、このページを読むだけで全部わかるようにまとめました。

保険適用で受けられることも多く、古くから実績のある治療法ですが——
「何回通ればいいの?」「顔に使って跡が残らない?」「なぜ凍らせるとイボが取れるの?」
こうした疑問を放置したまま治療を受けると、思わぬトラブルにつながることも。

🚨 読まないと起きるかもしれないこと

❌ 間違ったケアで色素沈着・シミが残るリスク
❌ 通院回数が増え、時間もお金も余計にかかる
❌ 自分のイボの種類に合わない治療を受けてしまう

この記事では、顔のイボと液体窒素治療について、基礎知識から治療の流れ・注意点までわかりやすく解説します。読み終わったころには「あとは受診するだけ」という状態になれますよ 😊

💡 この記事でわかること

📌 顔のイボの種類と見分け方
📌 液体窒素治療の仕組みと効果
📌 治療の回数・痛み・副作用のリアルな情報
📌 治療後のスキンケア・UV対策の正しいやり方
📌 他の治療法との比較と選び方


目次

  1. 顔にできるイボの種類と特徴
  2. 液体窒素治療とはどのような治療法か
  3. 液体窒素治療の仕組みと効果
  4. 治療の流れと回数の目安
  5. 治療中・治療後に感じる痛みや反応
  6. 顔への液体窒素治療で起こりやすい副作用とリスク
  7. 液体窒素治療が向いているイボ・向いていないケース
  8. 治療後のスキンケアと日常生活での注意点
  9. 液体窒素治療と他の治療法との比較
  10. クリニックを受診する際のポイント
  11. まとめ

この記事のポイント

顔のイボに対する液体窒素治療は、マイナス196度で患部を凍結・破壊する保険適用の実績ある治療法で、ウイルス性イボや脂漏性角化症に有効だが、色素沈着リスクがあるため、治療後のUVケアと皮膚科専門医への相談が重要。

💡 顔にできるイボの種類と特徴

ひと口に「顔のイボ」といっても、皮膚科的にはいくつかの種類が存在し、それぞれに原因や性質が異なります。治療方針を決める前に、まず自分がどのタイプのイボなのかを知っておくことが重要です。

✅ 尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい)

ヒトパピローマウイルス(HPV)が皮膚に感染することで生じます。表面がザラザラしており、硬い丘疹として現れるのが特徴です。顔にできることもありますが、手や指先に多く見られます。免疫力が低下した際に広がりやすく、自分でひっかいたり剃刀で傷をつけたりすることで自己接種が起こり、数が増えてしまうことがあります。

📝 扁平疣贅(へんぺいゆうぜい)

扁平疣贅もHPVが原因のウイルス性イボですが、尋常性疣贅よりも平坦で、皮膚の色に近い小さな丘疹が複数集まって現れることが多いです。顔や手の甲に出やすく、ひげ剃りや洗顔の際の刺激で広がりやすいという特徴があります。青年期に多いことから「青年性扁平疣贅」とも呼ばれます。

🔸 脂漏性角化症(しろうせいかくかしょう)

加齢とともに現れる「老人性イボ」とも呼ばれる皮膚の変化です。ウイルスとは無関係で、皮膚の角化細胞が増殖することで生じます。淡褐色から黒褐色で、表面がざらついており、まるで皮膚に貼り付いているような外観をしています。顔や体幹に多く、中高年以降に増加しやすい傾向があります。

⚡ 軟性線維腫(なんせいせんいしゅ)・スキンタッグ

皮膚が細い茎でぶら下がったように見える柔らかい突起物です。首周りやまぶた近くにできやすく、加齢や摩擦が原因と考えられています。悪性化することはまれですが、目立つ場所にあると気になりやすいです。

🌟 伝染性軟属腫(でんせんせいなんぞくしゅ)・水イボ

水イボは主に子どもに多く見られますが、成人でも免疫が低下した際に発症することがあります。軟属腫ウイルスが原因で、白色または肌色の小さな丘疹の中央がくぼんでいるのが特徴です。

これらのうち、液体窒素治療が特に有効とされるのは、ウイルス性イボ(尋常性疣贅・扁平疣贅)と脂漏性角化症です。ただし、実際にどの治療が最適かは、イボの種類・大きさ・できている場所・患者さんの皮膚の状態などによって異なるため、受診して確認することが大切です。

Q. 顔のイボに液体窒素治療を行う仕組みは?

液体窒素治療はマイナス196度の超低温で患部を急速に凍結し、細胞内の水分を氷晶化させて細胞膜を破壊します。解凍時にも細胞はダメージを受け、この凍結・解凍サイクルによってイボを構成する異常細胞が選択的に壊死・脱落します。

📌 液体窒素治療とはどのような治療法か

液体窒素治療(冷凍凝固療法)は、マイナス196度という超低温の液体窒素を使って、皮膚の患部を急速に冷却・凍結し、異常な細胞や組織を破壊する治療法です。皮膚科領域では数十年にわたって使用されてきた実績があり、設備のある皮膚科やクリニックで広く行われています。

治療には液体窒素を含ませた綿棒を患部に直接当てる方法や、専用のスプレー器具を使って噴射する方法があります。どちらの方法も、イボのある部分を凍らせることで細胞を壊死させ、自然脱落を促すというメカニズムに基づいています。

日本では多くの場合、保険診療として受けられるため、コスト面でのハードルが低い点も選ばれる理由のひとつです。ただし、自由診療として行うクリニックもあるため、受診前に確認することをおすすめします。

✨ 液体窒素治療の仕組みと効果

液体窒素がイボに対して効果を発揮する理由は、細胞が凍結・解凍される過程で生じる物理的・生化学的なダメージにあります。

💬 凍結による細胞破壊のメカニズム

液体窒素をイボに接触させると、組織の温度が急激に低下し、細胞内外の水分が氷晶化します。この氷晶が細胞膜や細胞内小器官を物理的に傷つけます。さらに、解凍の過程でも細胞はダメージを受けます。この凍結・解凍のサイクルを繰り返すことで、イボを構成する異常な細胞が選択的に破壊されていきます。

✅ ウイルス性イボへの効果

尋常性疣贅や扁平疣贅の場合、液体窒素による細胞破壊がウイルスに感染した細胞を壊すことで治癒を促します。また、凍結によって引き起こされる局所的な炎症反応が、免疫応答を活性化させる効果もあると考えられています。これにより、体自身の免疫システムがウイルス感染細胞を認識して攻撃するよう促される可能性があります。

📝 脂漏性角化症・スキンタッグへの効果

ウイルスとは無関係のイボの場合でも、液体窒素によって増殖した皮膚細胞そのものを破壊することで、患部が徐々に脱落していきます。ただし、深さや範囲によっては複数回の治療が必要になります。

🔸 治療の効果が現れるまでの期間

1回の治療後、患部は数日から1週間かけて水ぶくれ(水疱)を形成し、その後かさぶたになって剥がれ落ちていきます。すべてのイボがこの1サイクルで完治するわけではなく、多くの場合は2週間ごとに数回の通院が必要です。イボの種類・大きさ・深さ・個人の免疫力によって治療回数は異なります。

Q. 液体窒素治療後に色素沈着が残りやすいのはなぜ?

日本人などの黄色人種はメラニン色素の働きが活発なため、液体窒素治療後の炎症をきっかけに色素沈着が生じやすい傾向があります。顔は日常的に紫外線にさらされる部位でもあるため、治療後は日焼け止めや日傘を使ったUVケアの徹底が色素沈着予防に非常に重要です。

🔍 治療の流れと回数の目安

⚡ 初診から治療開始まで

クリニックを受診すると、まず皮膚科専門医や担当医師がイボの種類・状態を診察します。視診だけで判断できる場合がほとんどですが、必要に応じてダーモスコピー(皮膚鏡検査)を用いて詳しく確認することがあります。イボの種類が確認できれば、その日のうちに液体窒素治療を開始できることが多いです。

🌟 1回あたりの治療の流れ

治療自体の所要時間は、イボの数や大きさにもよりますが、数分程度で終わることがほとんどです。液体窒素を含ませた綿棒をイボに当てたり、スプレー器具で噴射したりして、患部を凍結させます。凍結は1〜2秒から10秒程度行い、自然解凍を待ってから再度行うというサイクルを繰り返します(フリーズ・ソーサイクル)。

💬 通院間隔と必要な回数

通院の間隔は一般的に2週間に1回が目安とされています。これはイボが凍結・脱落するのに必要な時間を考慮した間隔です。治療回数については個人差が大きく、小さいイボであれば1〜3回程度で改善することもありますが、大きなイボや根が深いもの、ウイルスに対する免疫が形成されにくい方では10回以上かかることもあります。扁平疣贅は比較的治療に反応しやすいとされている一方、尋常性疣贅は再発しやすく、治療が長引くことも珍しくありません。

✅ 治療終了の判断

イボが完全に消失し、その後一定期間再発がないことを確認できた段階で治療終了となります。ただし、ウイルス性イボの場合は再発するリスクがあるため、しばらくは経過観察が推奨されることがあります。

💪 治療中・治療後に感じる痛みや反応

📝 治療中の感覚

液体窒素をイボに当てた瞬間は、チクチクとした刺すような痛みや、強い冷感を感じます。痛みの強さには個人差がありますが、多くの方が「我慢できる程度」と表現します。ただし、顔の場合は皮膚が薄く敏感な部位が多いため、手足よりも痛みを感じやすいことがあります。特に鼻の周辺や目の周囲は皮膚が薄いため、通常より慎重に施術が行われます。

🔸 治療直後から数日間の変化

治療後数時間から翌日にかけて、患部が赤くなったり腫れたりすることがあります。その後、水ぶくれ(水疱)が形成されることが多く、これは治療が正常に効いているサインです。水疱は自分で破らずそのままにしておくことが大切で、自然に乾燥してかさぶたになっていきます。

⚡ かさぶたが取れるまでの期間

水疱からかさぶたになり、自然に剥がれ落ちるまでは、通常1〜2週間かかります。この期間中は患部を清潔に保ちながら、刺激を与えないよう注意することが重要です。

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🎯 顔への液体窒素治療で起こりやすい副作用とリスク

液体窒素治療は安全性の高い治療法ですが、顔に行う際にはいくつかの副作用やリスクについて事前に理解しておく必要があります。

🌟 色素沈着・色素脱失

液体窒素治療後に最も多く見られる副作用が、色素の変化です。治癒後にイボのあった部分が周囲の皮膚より濃く見える「色素沈着(炎症後色素沈着)」や、逆に白くなる「色素脱失」が起こることがあります。特に日本人のような黄色人種は欧米人と比べてメラニン色素が活発なため、炎症後の色素沈着が起きやすい傾向があります。顔は日常的に紫外線にさらされる部位でもあるため、治療後のUVケアが非常に重要になります。色素沈着は時間とともに薄くなることが多いですが、数ヶ月単位で残ることもあります。

💬 瘢痕(はんこん)・傷跡

冷凍が深くなりすぎた場合、真皮層まで損傷が及び、瘢痕(傷跡)が残ることがあります。顔は特に仕上がりが気になる部位であるため、施術する医師には十分な経験と技術が求められます。一般的に、適切な凍結時間を守って施術を行えば瘢痕が残るリスクは低いですが、イボが深い場合はリスクが高まります。

✅ 神経損傷・しびれ

稀ではありますが、液体窒素の冷凍が広範囲または深部に及んだ場合、周囲の神経が影響を受けてしびれが生じることがあります。多くは一時的なものですが、場合によっては長期化することもあります。顔の神経は繊細なため、施術には慎重さが必要です。

📝 再発・多発

ウイルス性イボの場合、液体窒素でイボを取り除いても体内に残ったウイルスが再活性化することで再発することがあります。また、治療中に自分でイボを触ることで別の場所にウイルスが移って新たなイボができることもあるため、注意が必要です。

🔸 感染リスク

治療後に水疱が破れた場合、傷口から細菌が侵入して二次感染を起こすことがあります。清潔を保つことで予防できますが、赤みや熱感、膿みが出るなどの症状が見られたら早めに受診することが大切です。

Q. 液体窒素治療後に水ぶくれができたらどう対処すべき?

治療後に水ぶくれ(水疱)ができるのは治療が正常に効いているサインです。水疱内には治癒を助ける成分が含まれているため、自分で針を刺したり破ったりせず、自然に吸収されるのを待つことが基本です。日常生活に支障が出るほど大きい場合は、クリニックで適切に処置を受けてください。

💡 液体窒素治療が向いているイボ・向いていないケース

⚡ 液体窒素治療が特に有効なケース

尋常性疣贅や扁平疣贅といったウイルス性イボは、液体窒素治療の代表的な適応です。また、脂漏性角化症(老人性イボ)も液体窒素治療で比較的対応しやすい病変です。小さくて浅いイボほど少ない回数で治療が完結する傾向があります。

🌟 慎重な対応が必要なケース

目の周囲や口の周りなど、皮膚が極めて薄い部位にある場合は、液体窒素の使用に慎重な判断が求められます。また、色素沈着が特に心配な方や、ケロイド体質の方は、液体窒素治療が最善でない可能性があります。過去に治療を行って色素変化が残った経験がある方は、あらかじめ医師に相談することが重要です。

💬 液体窒素治療が適さないケース

悪性腫瘍が疑われる皮膚病変に対しては、液体窒素治療を行う前に生検(組織検査)を行うなど、適切な診断が先決です。イボのように見えていても、基底細胞癌や悪性黒色腫など皮膚がんである可能性を否定できない場合は、専門的な検査が必要です。自己判断でイボと思い込まずに、皮膚科で診察を受けることが大切です。また、寒冷蕁麻疹の既往がある方やクリオグロブリン血症の患者さんは、液体窒素治療が禁忌になる場合があります。

📌 治療後のスキンケアと日常生活での注意点

液体窒素治療後のケアは、治療の効果を最大化し、副作用を最小限に抑えるために欠かせない重要なステップです。特に顔の場合は、日常生活での接触が多い部位であるため、適切なアフターケアが求められます。

✅ 水疱の取り扱い

治療後に水疱ができた場合、自分で針を刺したり破ったりしないことが基本です。水疱の内容液には治癒を助ける成分が含まれており、自然に吸収されるか破れることで治癒が進みます。万が一大きな水疱で日常生活に支障が出る場合は、クリニックを受診して適切に処置してもらうことをおすすめします。

📝 紫外線対策の徹底

治療後の皮膚はダメージを受けており、紫外線の影響を受けやすい状態にあります。炎症後色素沈着を防ぐためにも、日焼け止めクリームを毎日塗ること、日傘や帽子を活用することが重要です。特に治療直後から数週間は、積極的なUVケアを心がけてください。

🔸 洗顔・化粧について

治療当日から翌日にかけては、患部をこすらないよう優しく洗顔することが大切です。化粧については、水疱やかさぶたがある間は患部への直接塗布を避けるのが無難です。ファンデーションや下地をかさぶたに厚く塗ると、剥がれる際に傷口を刺激する可能性があります。医師の指示に従いながら、様子を見て再開してください。

⚡ 保湿ケア

治療後の皮膚は乾燥しやすいため、適切な保湿ケアを続けることが大切です。ただし、刺激の少ないシンプルな保湿剤を選び、患部を過度に触らないよう注意してください。

🌟 かさぶたを無理に剥がさない

治療後にできるかさぶたは自然に剥がれ落ちるのを待つことが重要です。無理に剥がすと、下の皮膚に傷がつき、色素沈着や瘢痕のリスクが高まります。少々気になっても、自然脱落を待つ忍耐が必要です。

💬 運動・入浴について

治療当日は患部への刺激を避けるため、激しい運動や高温のお風呂・サウナは控えることが一般的に推奨されます。大量の発汗や血行促進は炎症を助長する可能性があるためです。シャワーは軽く浴びる程度であれば問題ないことが多いですが、担当医師の指示に従ってください。

Q. 顔のイボ治療で液体窒素以外の選択肢は?

液体窒素治療のほかに、炭酸ガス(CO2)レーザーや電気焼灼、ヨクイニンの内服といった選択肢があります。炭酸ガスレーザーは1回で除去できる場合もありますが自由診療となり費用が高くなります。ヨクイニンは液体窒素治療との併用補助療法として用いられることもあります。皮膚科専門医に相談して最適な治療法を選ぶことが重要です。

✨ 液体窒素治療と他の治療法との比較

顔のイボに対する治療法は液体窒素だけではありません。それぞれのメリット・デメリットを理解することで、自分に合った治療法を選択する参考になります。

✅ 炭酸ガス(CO2)レーザー治療

炭酸ガスレーザーはイボの組織を蒸散させる治療法です。液体窒素と比べて、1回の治療で病変を除去できることが多く、治療回数を少なくできる可能性があります。一方で、保険適用外(自由診療)になることがほとんどで費用が高く、適切な出力設定が必要なため、施術者の技術が求められます。傷跡や色素変化のリスクは施術の精度によって大きく異なります。

📝 電気焼灼(でんきしょうしゃく)

高周波電流を使ってイボを焼き切る方法です。比較的正確に病変を除去できますが、瘢痕が残るリスクがあり、顔への使用には慎重な判断が必要です。

🔸 外用薬(サリチル酸など)

サリチル酸を含む外用薬は、角質を溶かすことでイボを除去する方法です。顔への使用は皮膚への刺激が強いため、基本的には推奨されないことが多いです。また、治療期間が長くかかる傾向があります。

⚡ ヨクイニン(漢方薬)の内服

ヨクイニン(薏苡仁)を含む漢方薬は、免疫を高めることでウイルス性イボに効果があるとされています。副作用が少なく、特に子どもや多発しているイボへの補助療法として液体窒素治療と併用されることがあります。単独では効果が出るまでに時間がかかることが多いです。

🌟 液体窒素治療のポジション

液体窒素治療は保険適用で行えることが多く、特別な設備がなくても実施できるため、皮膚科で最初に選択される治療法として位置づけられています。顔への使用も一般的に安全に行われていますが、仕上がりへのこだわりや副作用のリスクを考慮すると、他の選択肢と比較したうえで決定することが理想的です。

🔍 クリニックを受診する際のポイント

💬 皮膚科専門医への受診が基本

顔のイボ治療を検討する場合は、まず皮膚科専門医のいるクリニックや病院を受診することが重要です。イボのように見えても、実際には別の皮膚疾患である場合があります。正確な診断がなければ適切な治療は行えません。皮膚科専門医であれば、ダーモスコピーなどを使って詳細に観察し、必要に応じて生検を行って悪性の可能性を排除した上で治療方針を決定します。

✅ 治療の目標と期待値について相談する

顔のイボ治療では、「完全に跡を残さず取りたい」「なるべく早く目立たなくしたい」など、患者さんそれぞれに異なる希望があります。液体窒素治療でどこまで対応できるか、他の選択肢はあるかについて、受診時にしっかり相談することが大切です。特に顔は仕上がりへの要望が高い部位であるため、色素沈着や瘢痕のリスクについても事前に詳しく聞いておくことをおすすめします。

📝 治療の継続が大切

液体窒素治療は1回で完結することはまれで、複数回の通院が必要です。途中でイボが小さくなって「もう大丈夫」と感じても、ウイルスが完全に除去されていない段階で治療を中断すると再発するリスクがあります。医師の判断で治療終了が告げられるまで、根気よく通院を続けることが治療成功の鍵です。

🔸 費用について事前に確認する

保険適用で液体窒素治療を受ける場合の費用は、イボの数・大きさ・通院回数によって変わります。初診料や再診料を含めて1回あたりどのくらいかかるかを事前に確認しておくと安心です。また、クリニックによっては自由診療で提供している場合もあるため、保険診療での対応が可能かどうかも確認しておきましょう。

⚡ 自己処置・市販品に頼りすぎない

ドラッグストアなどで市販されているイボ取り用製品(サリチル酸テープなど)は、顔への使用が推奨されていないことが多いです。また、自分でハサミや爪などでイボを切除しようとすると、感染や瘢痕のリスクがあります。顔のイボは必ず医師に診てもらい、適切な治療を受けることが大切です。

👨‍⚕️ 当院での診療傾向【医師コメント】

高桑康太 医師(当院治療責任者)より

「当院では、顔のイボでお悩みの方から「なかなか人に相談しづらかった」とお声をいただくことも多く、まず正確な診断を行ったうえで、患者さんのご希望や皮膚の状態に合わせた治療法をご提案するよう心がけています。液体窒素治療は保険適用で受けられる安全性の高い治療法ですが、顔への施術では色素沈着などのリスクも考慮する必要があるため、治療後のUVケアの徹底も含めて丁寧にご説明しています。一人で抱え込まず、まずはお気軽にご相談ください。」

💪 よくある質問

液体窒素治療は何回くらい通院が必要ですか?

通院間隔は一般的に2週間に1回が目安で、小さなイボであれば1〜3回程度で改善することもありますが、大きなイボや根が深いもの、免疫が形成されにくい方では10回以上かかることもあります。イボの種類・大きさ・個人の免疫力によって異なるため、担当医師に確認することをおすすめします。

顔のイボに液体窒素治療をすると跡が残りますか?

治療後に色素沈着(患部が周囲より濃く見える状態)や色素脱失(白くなる状態)が起こることがあります。特に日本人はメラニン色素が活発なため色素沈着が生じやすい傾向があります。多くは時間とともに薄くなりますが、数ヶ月単位で残ることもあるため、治療後のUVケアの徹底が重要です。

液体窒素治療は保険適用で受けられますか?

日本では多くの場合、保険診療として受けることができるため、費用面でのハードルが比較的低い治療法です。ただし、クリニックによっては自由診療として提供している場合もあります。受診前に保険診療での対応が可能かどうか、事前に確認しておくと安心です。

治療後に水ぶくれができたら自分で破っても大丈夫ですか?

水ぶくれ(水疱)は治療が正常に効いているサインであり、自分で針を刺したり破ったりしないことが基本です。水疱の内容液には治癒を助ける成分が含まれており、自然に吸収されることで治癒が進みます。日常生活に支障が出るほど大きい場合は、当院を受診して適切に処置してもらうことをおすすめします。

液体窒素治療が向いていないイボのタイプはありますか?

悪性腫瘍が疑われる皮膚病変には、液体窒素治療前に生検などの適切な診断が必要です。また、目の周囲など皮膚が極めて薄い部位や、ケロイド体質の方・寒冷蕁麻疹の既往がある方には慎重な判断が求められます。自己判断でイボと思い込まず、まず皮膚科専門医に診てもらうことが大切です。

🎯 まとめ

顔のイボに対する液体窒素治療は、長年にわたって皮膚科で行われてきた実績ある治療法で、ウイルス性イボや脂漏性角化症などに対して有効性が認められています。マイナス196度という超低温の液体窒素で患部を凍結・破壊することで、イボが自然に脱落していく仕組みです。

治療は通常2週間ごとに複数回の通院が必要であり、完治までには時間と根気が求められます。顔への施術では、色素沈着や瘢痕などの副作用リスクが気になるところですが、適切な施術と治療後のUVケアを組み合わせることで、多くの場合良好な結果が得られます。

ただし、イボの種類・場所・大きさによっては液体窒素治療が最善でないこともあります。炭酸ガスレーザーや電気焼灼など他の選択肢もあるため、自分に合った方法を皮膚科専門医と相談しながら決めることが重要です。また、自己判断でイボと思い込まずに、まずはクリニックで正確な診断を受けることが治療の出発点です。

顔のイボで悩んでいる方は、ぜひ一度専門医に相談してみてください。アイシークリニック大宮院では、皮膚トラブルに関する丁寧な診察と、患者さんの状態に合わせた治療提案を行っています。一人で悩まず、まずはお気軽にご相談ください。

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📚 参考文献

  • 日本皮膚科学会 – 尋常性疣贅・扁平疣贅・脂漏性角化症などのイボの種類と液体窒素冷凍凝固療法の適応・治療方針に関する診療ガイドラインおよび患者向け情報
  • 国立感染症研究所 – ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染メカニズム・疫学・ウイルス性イボ(尋常性疣贅・扁平疣贅)との関連性に関する基礎情報
  • 厚生労働省 – 液体窒素治療(冷凍凝固療法)の保険適用区分・診療報酬上の取り扱いおよび皮膚科領域における標準的治療に関する情報

監修者医師

高桑 康太 医師

保有資格

ミラドライ認定医

略歴

  • 2009年 東京大学医学部医学科卒業
  • 2009年 東京逓信病院勤務
  • 2012年 東京警察病院勤務
  • 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
  • 2019年 当院治療責任者就任
  • 皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
  • 専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
  • 臨床実績(2024年時点) 皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上、腋臭症治療:2,000件以上、酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
  • 監修領域 皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報

佐藤 昌樹 医師

保有資格

日本整形外科学会整形外科専門医

略歴

  • 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
  • 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
  • 2012年 東京逓信病院勤務
  • 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
  • 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務

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