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ほくろ除去後のケア方法を徹底解説|正しいアフターケアで傷跡を残さない

ほくろ除去後のアフターケアを正しく行うかどうかで、仕上がりに大きな差が出ます。「テープはいつまで貼ればいいの?」「日焼け止めはいつから使える?」「かゆくなったらどうすればいい?」――そんな疑問、この記事を読めばすべて解決できます。

🚨 こんな失敗、していませんか?

  • テープを早くはがして傷跡が残ってしまった
  • 日焼け対策を怠って色素沈着が長引いている
  • かゆくて触ってしまい炎症が悪化してしまった

👆 アフターケアの知識がないと、せっかくの施術が台無しになることも…

✅ この記事を読むと…

  • 施術方法別の正しいテープケアの期間がわかる
  • 洗顔・メイク・入浴の再開タイミングがわかる
  • ✅ 色素沈着・かゆみへの対処法がわかる
  • 「すぐ病院へ」が必要な危険サインがわかる
👩‍⚕️
ほくろ除去後のケアは、最初の1〜2週間が特に重要です。正しい知識でケアすれば、きれいな仕上がりをしっかり守れますよ!

目次

  1. ほくろ除去後のケアが大切な理由
  2. 施術方法別のアフターケアの基本
  3. テープ保護の正しい方法と期間
  4. 洗顔・入浴・メイクはいつから再開できる?
  5. 日焼け対策はなぜ重要なのか
  6. かゆみ・赤み・色素沈着への対処法
  7. 傷跡を残さないための生活習慣
  8. こんな症状が出たら早めに受診を
  9. まとめ

この記事のポイント

ほくろ除去後は、テープ保護・紫外線対策・清潔保持が基本ケアで、施術方法によりレーザーは1〜3か月、切除縫合は3〜6か月のテープ継続が推奨される。色素沈着予防に紫外線対策は半年〜1年継続が理想的で、担当医師の指示に従うことが最重要。

💡 ほくろ除去後のケアが大切な理由

ほくろ除去は、皮膚に何らかの処置を加える医療行為です。レーザーで焼いた場合も、メスで切除した場合も、施術後は皮膚に「傷」が生じています。人間の皮膚は、傷を受けると自然に修復しようとする仕組みを持っていますが、この修復過程をいかにスムーズに進めるかが、最終的な仕上がりに大きな影響を与えます。

アフターケアを怠ると、傷口に細菌が侵入して感染症を引き起こしたり、修復が不均一になって肥厚性瘢痕(ひこうせいはんこん)やケロイドが生じたりする可能性があります。また、紫外線への無防備な露出は、色素沈着(シミのような黒ずみ)を引き起こす原因にもなります。逆に、適切なケアを続けることで、傷の治りを促進し、目立たない仕上がりにつなげることができます。

特に顔や首など、日常的に人目につきやすい部位にほくろ除去を行った方にとっては、アフターケアの重要性はなおさら高くなります。施術後のケアは手間に感じることもあるかもしれませんが、きれいな仕上がりのためには欠かせないプロセスです。

Q. ほくろ除去後のテープ保護はなぜ必要ですか?

ほくろ除去後のテープ保護には3つの役割があります。①衣服や外部刺激から傷口を守る物理的保護、②日焼け止めだけでは防ぎきれない紫外線の遮断、③過剰なコラーゲン産生を抑えて肥厚した傷跡の形成を防ぐ圧迫効果です。見た目が回復しても皮膚内部の修復は継続しているため、担当医師の指示する期間はテープを継続することが重要です。

📌 施術方法別のアフターケアの基本

ほくろ除去には主にいくつかの施術方法があり、それぞれアフターケアの内容や期間が異なります。自分が受けた施術方法を把握した上で、適切なケアを行うことが大切です。

✅ レーザー(炭酸ガスレーザー)による除去の場合

炭酸ガスレーザー(CO2レーザー)は、ほくろ組織を蒸散させる方法で、比較的小さなほくろや浅いほくろに適しています。施術後は、焦げたような状態(かさぶた)が数日から1〜2週間程度続きます。この期間は、テープで患部を保護しながら、乾燥を防ぐためのワセリンや処方された軟膏を塗布するケアが一般的です。

かさぶたが自然にはがれ落ちると、その下にピンク色の新しい皮膚が現れます。この新しい皮膚はまだ薄くてデリケートなため、引き続き保護と保湿が必要です。色素沈着が落ち着くまでには、3〜6か月程度かかることが多いとされています。

📝 切除縫合法の場合

メスでほくろを切り取り、縫い合わせる方法です。比較的大きなほくろや、深いほくろに適しています。施術後は縫合部を清潔に保ち、処方された軟膏を塗布することが基本的なケアとなります。抜糸は施術部位や傷の状態によって異なりますが、顔では5〜7日程度、体では7〜14日程度が目安となることが一般的です。

抜糸後も、傷跡は赤みを帯びていることが多く、完全に落ち着くまでには数か月〜1年程度かかる場合があります。線状の傷跡が残る可能性があるため、テープ保護や紫外線対策が特に重要です。

🔸 くりぬき法(パンチ法)の場合

円形のメスでほくろをくり抜く方法で、縫合する場合としない場合があります。縫合しない場合は、傷が自然に塞がるのを待ちながら、ワセリンや軟膏でケアを続けます。縫合する場合は切除縫合法に準じたケアが必要です。

どの方法でも共通して言えるのは、施術後の指示はクリニックごとに異なる場合があるため、担当医師や看護師の指示を最優先にすることです。自己判断でケアを変更したり、省略したりすることは避けましょう。

✨ テープ保護の正しい方法と期間

ほくろ除去後のアフターケアで、最もよく指示されるのがテープによる保護です。テープを貼ることには、いくつかの重要な役割があります。

まず一つ目は、物理的な保護です。新しく生まれた皮膚や傷口は非常に繊細で、衣服や外部の刺激から守る必要があります。テープがバリアの役割を果たすことで、摩擦や汚れから傷を守ります。二つ目は、紫外線遮断です。日焼け止めだけでは防ぎきれない紫外線を、テープが物理的にブロックしてくれます。三つ目は、傷の形を整える働きです。傷に適度な圧力をかけることで、余分なコラーゲンが過剰に産生されるのを抑え、肥厚した傷跡の形成を防ぎます

⚡ テープの貼り方

テープは、傷の部分をしっかり覆うように貼ります。テープが浮いたり、端がめくれている状態では十分な保護効果が得られません。貼る前は患部をきれいな状態にし、軟膏を塗布してからテープを当てるのが一般的です。市販のマイクロポアテープ(サージカルテープ)や、クリニックで処方された専用テープを使用します。

テープが水で濡れてしまった場合や、粘着力が落ちた場合は早めに貼り替えましょう。入浴の際はテープを外して洗う指示を受ける場合も、入浴後にすぐ貼り替える指示を受ける場合もありますので、担当医師の指示に従ってください。

🌟 テープを貼る期間の目安

テープを貼り続ける期間は、施術方法や個人差によって異なりますが、一般的な目安を知っておくと安心です。

レーザー施術の場合、かさぶたがはがれるまでの1〜2週間は患部を保護するテープが必要で、その後も色素沈着予防のために1〜3か月程度テープを継続することが推奨されます。切除縫合法の場合は、抜糸後から傷跡テープ(シリコンテープや紙テープ)を貼り続けることが多く、3〜6か月程度続ける場合もあります

「もう治ったからテープはいらないかな」と感じることがあっても、見た目が回復しても皮膚内部の修復はまだ続いています。特に切除縫合後の傷跡は、早期にテープによるサポートをやめると傷跡が広がりやすくなることがあるため、指示された期間はしっかり続けることが大切です。

Q. ほくろ除去後の入浴やメイクはいつから再開できますか?

シャワーは施術翌日から可能なことが多いですが、湯船への入浴は縫合部がある場合、抜糸完了まで避けるよう指導されるのが一般的です。メイクはレーザー施術ではかさぶたがはがれる1〜2週間後から周辺部分のみ可能になることが多く、切除縫合法では抜糸後に医師の許可を得てから再開するのが安全です。施術部位への直接のメイクは皮膚が十分回復してから行いましょう。

🔍 洗顔・入浴・メイクはいつから再開できる?

ほくろ除去後に多くの方が気になるのが、日常生活の制限についてです。洗顔や入浴、メイクはいつから再開できるのか、具体的な目安を確認しておきましょう。

💬 洗顔について

施術当日は基本的に患部を濡らさないことが推奨されます。翌日以降は、患部を直接強くこすらないことを前提に、やさしく洗うことが可能になる場合が多いです。洗顔料は低刺激のものを使用し、患部には指でこするような摩擦を与えず、ぬるま湯でやさしく洗い流す程度にとどめましょう。

洗顔後は水分が残らないよう、清潔なタオルかガーゼで軽く押さえて水分を除去します。こすって拭くと傷に刺激が加わるため注意が必要です。その後すみやかに軟膏を塗布し、テープで保護します。

✅ 入浴・シャワーについて

シャワーは施術翌日から可能なことが多いですが、湯船への入浴はしばらく控えるよう指示される場合が一般的です。特に縫合部がある場合は、抜糸が完了するまでは湯船への浸水を避けるよう指導されることが多いでしょう。入浴による長時間の水分への暴露は、傷口が不衛生になったり、テープが剥がれやすくなったりするリスクがあります。

サウナや岩盤浴など、過度に発汗する環境も傷口への刺激となるため、しばらく避けることをおすすめします。プールや海水浴についても、塩素や雑菌が感染リスクを高める可能性があるため、完全に皮膚が回復するまでは控えましょう。

📝 メイクについて

施術部位へのメイクは、完全にかさぶたが取れ、皮膚が回復してから行うのが基本です。レーザー施術の場合、かさぶたが自然にはがれた後(1〜2週間程度)から、周辺部分のみ慎重にメイクを始められることが多いです。ただし、施術部位の上に直接ファンデーションやコンシーラーを重ねることは、まだ薄い皮膚への刺激や感染リスクを考えると推奨されません。

切除縫合の場合は、抜糸後に医師の許可を得てからメイクを再開するのが安全です。施術部位の赤みやくぼみをカバーするためのカバーメイクは、傷が落ち着いてから行いましょう。アイライナーやマスカラなど、除去部位に近い箇所への化粧品使用も、傷跡への刺激を避けるためしばらくは控えることをおすすめします。

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💪 日焼け対策はなぜ重要なのか

ほくろ除去後のアフターケアの中で、特に意識してほしいのが紫外線対策です。施術後の皮膚は、紫外線に対して非常に敏感な状態になっています。回復中の皮膚に紫外線が当たると、メラノサイト(メラニン色素を作る細胞)が過剰に活性化し、色素沈着が起きやすくなります

色素沈着が起きると、ほくろを除去した部位が茶色や黒っぽく見えるようになり、「またほくろが出てきた?」と勘違いされるほど目立ってしまうことがあります。この色素沈着は、適切なケアを続ければ数か月〜1年程度で薄くなっていくことが多いですが、特に色の濃いもの・広い範囲のものは完全に消えるまでに時間がかかります。

🔸 日焼け止めの使い方

施術後の患部に日焼け止めを直接塗布できるのは、傷が完全に塞がってからです。かさぶたがある状態や、縫合部がある状態では、日焼け止めを直接塗ることは傷への刺激となるため避けてください。この時期は、テープで物理的に紫外線をブロックすることが第一の対策です。

傷が塞がった後は、SPF30以上・PA+++以上の日焼け止めを使用することをおすすめします。特に屋外での活動が多い場合や、夏季は、SPF50・PA++++の高SPF製品を選ぶとより安心です。日焼け止めは2〜3時間ごとに塗り直すことで、効果を持続させることができます

⚡ 物理的な紫外線対策も組み合わせる

日焼け止めだけでなく、帽子や日傘、サングラス、UVカット素材の衣類なども積極的に活用しましょう。特に正午前後の時間帯は紫外線が最も強いため、この時間帯の外出を必要最小限にすることも有効です。施術後の紫外線対策は、最低でも3か月、できれば半年〜1年は継続することが理想的です。

室内にいる時間が多い方も油断は禁物です。窓ガラスを通してUVA(紫外線A波)は透過するため、室内でも紫外線による影響を受ける可能性があります。肌が露出している時間帯は、室内でも日焼け止めを使用する習慣をつけると、より安心です。

Q. ほくろ除去後に色素沈着が起きる原因と対策は?

ほくろ除去後の色素沈着は、回復中の皮膚に紫外線が当たることでメラノサイトが過剰に活性化し、メラニンが増産される「炎症後色素沈着」が主な原因です。対策として最重要なのは紫外線対策の徹底で、傷が塞がった後はSPF30以上・PA+++以上の日焼け止めを使用し、最低3か月、理想的には半年〜1年継続します。傷回復後はビタミンC誘導体配合の美容液も効果的な場合があります。

🎯 かゆみ・赤み・色素沈着への対処法

ほくろ除去後の回復過程では、さまざまな症状が現れることがあります。これらは多くの場合、皮膚が回復しようとしている正常な反応ですが、適切な対処法を知っておくことが大切です。

🌟 かゆみが出たとき

かゆみは、傷の治癒過程で起こりやすい症状です。皮膚が修復される際に神経が再生し、過敏な状態になることでかゆみを感じることがあります。また、テープの粘着成分や使用している薬剤に対するアレルギー反応としてかゆみが出ることもあります

かゆいからといって患部を掻いてしまうと、せっかく修復されつつある皮膚を傷つけ、傷跡を広げたり感染を引き起こしたりする危険があります。かゆみを感じた場合は、上からテープの上を軽く押さえるか、冷たいタオルや保冷剤(直接は当てず、タオルで包んで)を当てて冷却することで一時的に和らげることができます。強いかゆみが続く場合は、担当のクリニックに相談しましょう

💬 赤みが続く場合

施術後に赤みが続くのは、皮膚内部でコラーゲンが産生・再構築されている証拠でもあります。特に切除縫合後の傷跡は、抜糸後もしばらく赤みが続くのが一般的です。多くの場合、数週間〜数か月で徐々に落ち着いてきます

ただし、赤みに加えて腫れ、熱感、痛み、膿の排出などを伴う場合は、感染が疑われます。このような症状が見られたら、自己判断で対処しようとせず、早めに受診することが重要です。

✅ 色素沈着(黒ずみ)が気になるとき

施術後の色素沈着は、皮膚が回復する過程でメラニンが過剰に産生されることによって生じます。炎症後色素沈着とも呼ばれ、特に色黒の方やメラニン産生が活発な肌質の方に起こりやすい傾向があります

色素沈着への対策として最も重要なのは、前述の紫外線対策を徹底することです。傷跡が完全に回復した後は、ビタミンC誘導体配合の美容液やクリームを使用することで、メラニンの生成を抑制し、色素沈着を薄くする効果が期待できます。また、クリニックでは美白効果のある塗り薬(ハイドロキノンなど)を処方してもらえる場合もありますので、気になる場合は医師に相談してみましょう。

色素沈着は時間とともに改善することがほとんどですが、個人差があり、完全に消えるまでに半年〜1年、場合によってはそれ以上かかることもあります。焦らず、根気強くケアを続けることが大切です。

💡 傷跡を残さないための生活習慣

アフターケアの基本を実践しながら、日常生活においても傷の回復を助ける習慣を取り入れることで、より良い結果につながります。

📝 十分な睡眠をとる

皮膚の再生は、睡眠中に分泌される成長ホルモンによって促進されます。特に「ゴールデンタイム」と呼ばれる夜10時〜午前2時の時間帯は成長ホルモンが最も多く分泌されるとされており、この時間帯に深い眠りに入ることが理想的です。毎日7〜8時間程度の質の高い睡眠を心がけましょう

🔸 バランスのよい食事を意識する

皮膚の回復を助けるためには、適切な栄養摂取が不可欠です。特に以下の栄養素が傷の回復に重要な役割を果たします。

タンパク質は、皮膚のコラーゲン合成に必要な材料となります。肉、魚、大豆製品、卵などから積極的に摂取しましょう。ビタミンCは、コラーゲンの合成を促進する働きがあり、傷の回復を助けます。ピーマン、ブロッコリー、柑橘類、いちごなどに豊富に含まれています。亜鉛は、皮膚の再生や免疫機能のサポートに関与しています。牡蠣、豚肉、ナッツ類などに多く含まれます。ビタミンAは、皮膚の健康維持に関わる脂溶性ビタミンで、レバー、にんじん、ほうれん草などから摂取できます。

逆に、アルコールの過剰摂取は血流を乱し、免疫機能を低下させるため、施術後の回復期間中は控えることをおすすめします喫煙も皮膚の血流を低下させ、傷の回復を遅らせるため、できる限り避けることが望ましいです。

⚡ 摩擦・衝撃から患部を守る

回復中の皮膚は摩擦に弱く、衣服やタオルとのこすれでも刺激を受けます。体の施術部位に衣類が当たる場合は、柔らかい素材のものを選んだり、ガーゼをあてて保護したりする工夫が有効です。また、施術部位を無意識に触ってしまわないよう、意識的に気をつけることも大切です。

🌟 ストレスをためない

過剰なストレスは、免疫機能の低下や血流の悪化につながり、皮膚の回復に悪影響を与える可能性があります。適度な休息、リラックスできる時間を確保し、心身のバランスを保つことも、アフターケアの一環として意識してみてください。

Q. ほくろ除去後に早めに受診すべき症状は何ですか?

ほくろ除去後に以下の症状が現れた場合は、自己判断せず早めに受診することが重要です。①施術部位からの膿・悪臭・著しい腫れ・発熱など感染が疑われる症状、②傷跡が元の範囲を超えて盛り上がるケロイドの疑い、③テープや軟膏によるアレルギーと思われる広範囲の赤みや強いかゆみ、④除去部位への色素の再出現や形の変化です。いずれも早期対処が予後を大きく左右します。

📌 こんな症状が出たら早めに受診を

ほくろ除去後の経過は人によって異なりますが、回復の過程で「これは正常?」と判断に迷うことがあるかもしれません。以下のような症状が見られた場合は、自己判断で様子を見ず、早めにクリニックに連絡・受診することをおすすめします

💬 感染の疑いがある症状

施術部位から膿(うみ)が出ている、悪臭がする、周囲が著しく赤く腫れている、強い痛みが続いている、発熱があるといった症状は、傷口への細菌感染が疑われます。感染は放置すると悪化し、傷跡がひどくなったり、全身へ広がる危険があります。このような症状が見られた場合は、なるべく早く受診してください

✅ 傷跡の異常な盛り上がり

傷が治っていく過程で、傷跡が過剰に盛り上がってくる場合があります。特に元の傷の範囲を超えて広がるように盛り上がる場合は、ケロイドの可能性があります。ケロイドは体質的な要因が大きく、傷の部位(肩、胸、耳など)によっても起きやすい場所があります。早期に対処することで症状を抑えられる場合があるため、気になる変化があれば早めに相談しましょう。

また、肥厚性瘢痕(傷の範囲内で盛り上がる状態)も同様に、早期の相談・治療が有効です。圧迫療法やステロイド注射、シリコンジェルシート使用などの治療法があります

📝 除去した部位に再び変化が現れた場合

ほくろを除去した部位に、再び色素が出てきたり、形が変化したりしている場合も、放置せず医師に診てもらうことが大切です。良性のほくろの場合は、色素沈着や再発によるものがほとんどですが、万が一のことも考え、医師に確認してもらう習慣をつけましょう。

🔸 アレルギー症状

使用しているテープや軟膏に対してアレルギー反応が出る場合があります。患部だけでなくテープの周囲も含めて広い範囲に赤みやじんましん、強いかゆみがある場合は、アレルギーを疑って使用を中止し、クリニックに相談してください。代替品に変更することで症状が改善することがあります。

👨‍⚕️ 当院での診療傾向【医師コメント】

高桑康太 医師(当院治療責任者)より

「当院では、ほくろ除去後のアフターケアについて「どこまで続ければよいのか」と不安を感じる患者様からのご相談を多くいただきます。施術後の見た目が回復しても、皮膚内部の修復はまだ続いているため、特にテープによる保護と紫外線対策は、見た目の回復に安心して終了してしまわず、担当医師の指示する期間しっかり継続していただくことが、色素沈着や傷跡を防ぐうえで非常に重要です。ご自身での判断に迷う場面では遠慮なくご相談ください。回復期間を安心して過ごしていただけるよう、丁寧にサポートいたします。」

✨ よくある質問

ほくろ除去後のテープはいつまで貼り続ければいいですか?

施術方法によって異なりますが、レーザー施術の場合はかさぶたが取れるまでの1〜2週間に加え、色素沈着予防のため1〜3か月程度の継続が推奨されます。切除縫合法では抜糸後から3〜6か月程度が目安です。見た目が回復しても皮膚内部の修復は続いているため、担当医師の指示した期間はしっかり続けることが大切です。

ほくろ除去後、洗顔やメイクはいつから再開できますか?

洗顔は施術翌日以降、患部をこすらないようやさしく行える場合が多いです。メイクはレーザー施術の場合、かさぶたが自然にはがれた後(1〜2週間程度)から周辺部分のみ可能になることが多く、切除縫合法では抜糸後に医師の許可を得てからが安全です。施術部位への直接のメイクは、皮膚が十分に回復してから行いましょう。

ほくろ除去後に日焼け止めはいつから使えますか?

傷が完全に塞がってから使用できます。かさぶたや縫合部がある状態では、日焼け止めを直接塗ることが刺激になるため避けてください。その間はテープで物理的に紫外線をブロックします。傷が塞がった後はSPF30以上・PA+++以上の日焼け止めを使用し、最低3か月、できれば半年〜1年は紫外線対策を継続することが理想的です。

ほくろ除去後にかゆみが出た場合、どう対処すればいいですか?

かゆみは皮膚の修復過程で起こりやすい正常な反応ですが、患部を掻くと傷跡が広がったり感染を引き起こしたりする危険があります。テープの上から軽く押さえるか、タオルで包んだ保冷剤を当てて冷やすと一時的に和らぎます。強いかゆみが続く場合や広い範囲に赤みが出る場合は、アレルギーの可能性もあるため、当院にご相談ください。

ほくろ除去後の色素沈着はどのくらいで改善しますか?

色素沈着は適切なケアを続けることで、多くの場合3か月〜1年程度で薄くなっていきますが、個人差があります。最も重要な対策は紫外線を徹底的に避けることです。傷が回復した後はビタミンC誘導体配合の美容液が効果的な場合もあります。また、当院ではハイドロキノンなどの美白効果のある塗り薬を処方することも可能ですので、気になる場合はご相談ください。

🔍 まとめ

ほくろ除去後のアフターケアは、手間がかかると感じる部分もありますが、傷跡をきれいに仕上げるために欠かせないプロセスです。施術方法によってケアの内容は異なりますが、テープによる保護、紫外線対策、患部を清潔に保つこと、摩擦や刺激を避けることが基本として共通しています

特に色素沈着の予防においては、紫外線対策がいかに重要であるかを繰り返しお伝えしました。かさぶたが取れて見た目が回復してからも、少なくとも数か月は日焼け止めやテープによるUVケアを継続することを強くおすすめします

また、アフターケアの具体的な方法や期間は、受けた施術内容や医師の判断によって異なります。自己判断でケアを省略したり、インターネットの情報だけを頼りにしたりせず、施術を受けたクリニックの指示に従うことが最も安全で確実な方法です

アイシークリニック大宮院では、ほくろ除去後のアフターケアについても丁寧にご説明し、回復期間中のサポートを行っています。施術後に疑問や不安が生じた場合は、遠慮なくご相談ください。施術後のケアを正しく続けることで、満足のいく仕上がりへとつなげることができます。

📚 関連記事

📚 参考文献

  • 日本皮膚科学会 – 皮膚創傷の治癒過程、色素沈着(炎症後色素沈着)のメカニズム、ケロイド・肥厚性瘢痕の定義と対処法など、ほくろ除去後のアフターケアに関連する皮膚科学的根拠の参照
  • 日本形成外科学会 – 瘢痕・ケロイドの治療指針、切除縫合後の創傷管理、圧迫療法・シリコンジェルシート使用などの保存的治療法に関する学会推奨情報の参照
  • 日本美容外科学会 – レーザー・切除縫合・くりぬき法などほくろ除去の各施術方法に関する情報、施術後の紫外線対策・テープ保護・メイク再開時期など美容医療に特化したアフターケアの標準的指針の参照

監修者医師

高桑 康太 医師

保有資格

ミラドライ認定医

略歴

  • 2009年 東京大学医学部医学科卒業
  • 2009年 東京逓信病院勤務
  • 2012年 東京警察病院勤務
  • 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
  • 2019年 当院治療責任者就任
  • 皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
  • 専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
  • 臨床実績(2024年時点) 皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上、腋臭症治療:2,000件以上、酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
  • 監修領域 皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報

佐藤 昌樹 医師

保有資格

日本整形外科学会整形外科専門医

略歴

  • 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
  • 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
  • 2012年 東京逓信病院勤務
  • 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
  • 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務

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