💬 「冬だからワキガは大丈夫」と思っていませんか?それ、大きな誤解です。
実は冬でも、厚着による蒸れや衣服への臭い蓄積でワキガは悪化します。この記事を読めば、季節ごとの正しいケア方法と、自己ケアでは限界があるときの専門治療の選択肢がわかります。
⚠️ 読まないと、間違ったケアを続けて症状が悪化するリスクがあります。
🚨 こんな方はすぐに読んでください!
- ✅ 夏だけでなく冬もワキガが気になる
- ✅ 市販のデオドラントを使っても効果が出ない
- ✅ 脱いだ服に臭いが残ってしまう
- ✅ 人目が気になって厚着できない
目次
- ワキガとは何か-臭いが生じるメカニズム
- 夏にワキガが強くなる理由
- 冬でもワキガが気になるのはなぜか
- 夏と冬でワキガの臭いはどう違う?
- 季節別・日常でできるワキガのケア方法
- 市販アイテムの活用と注意点
- 日常ケアでは改善が難しい場合の専門的治療
- ワキガ治療のタイミングはいつがベスト?
- まとめ
📌 この記事のポイント
ワキガは夏の発汗増加だけでなく、冬の厚着による蒸れや衣服への臭い蓄積でも悪化する。季節別ケアと市販品活用が基本だが、改善しない場合はミラドライや外科手術などアイシークリニックの専門治療が有効。
💡 ワキガとは何か-臭いが生じるメカニズム
ワキガ(腋臭症)とは、わきの下から独特の強い臭いが発生する状態のことを指します。ワキガの臭いは単純な汗のにおいとは異なり、アポクリン汗腺という特殊な汗腺から分泌される汗が関係しています。
人間の皮膚には、エクリン汗腺とアポクリン汗腺という2種類の汗腺が存在します。エクリン汗腺は全身に広く分布しており、体温調節のために水分を中心とした汗を分泌します。この汗はほぼ無臭で、皮膚の表面で蒸発することで体温を下げる役割を担っています。
一方、アポクリン汗腺はわきの下、乳輪周囲、外陰部、耳の中などに集中して存在する汗腺です。アポクリン汗腺から分泌される汗はエクリン汗腺のものより粘度が高く、たんぱく質や脂質、ステロイドなどを含んでいます。この汗自体は分泌直後には無臭ですが、皮膚の表面に存在する細菌によって分解されると、独特の酸っぱいような、あるいはスパイシーな臭い成分が生成されます。これがワキガの臭いの正体です。
アポクリン汗腺の数や大きさには個人差があり、遺伝的な要素が強く関係しています。両親のどちらかがワキガの場合、子どもにも受け継がれやすい傾向があります。また、アポクリン汗腺は思春期以降に発達するため、ワキガの症状は思春期から現れ始めることが多いです。
ワキガかどうかを自己チェックする方法としては、耳の中の耳垢が湿っているかどうかを確認する方法がよく知られています。アポクリン汗腺は耳道内にも分布しており、ワキガの方は耳垢が湿った状態(湿性耳垢)になりやすいとされています。ただし、これはあくまで参考程度の目安であり、確実な診断は医療機関で行う必要があります。
Q. ワキガの臭いはどのようなメカニズムで発生するのか?
ワキガの臭いは、わきの下に集中するアポクリン汗腺から分泌される汗が原因です。この汗自体は無臭ですが、たんぱく質・脂質・ステロイドを含むため、皮膚表面の細菌に分解されると、酸っぱいまたはスパイシーな独特の臭い成分が生成されます。
📌 夏にワキガが強くなる理由
多くの方が「ワキガは夏に悪化する」というイメージを持っているのは、実際に根拠のあることです。夏にワキガの臭いが強くなりやすい理由はいくつか挙げられます。
まず最も大きな要因が発汗量の増加です。気温が上がると体温調節のためにエクリン汗腺からの発汗が増えます。エクリン汗腺の汗は無臭ですが、わきの下に大量にたまることでアポクリン汗腺から分泌された成分が薄まるどころか、湿度の高い環境は皮膚常在菌が繁殖しやすい条件であるため、アポクリン汗腺の分泌物が分解されて臭いが生じやすくなるのです。
次に、高温の環境も臭いの発生を促進します。化学反応は一般的に温度が高いほど速く進みます。皮膚表面での細菌による汗の分解反応も同様で、夏の高い気温は分解を速め、より強い臭いを生み出す原因となります。
さらに、夏は薄着になる機会が多く、衣服がわきの下に密着しにくい反面、通気が良くなります。これは一見良いことのように思えますが、半袖やノースリーブを着用している場合、汗が衣服に吸収されにくくなり、皮膚表面の汗が蒸発する際に臭いが広がりやすくなる側面もあります。
また、夏の食生活の変化も影響します。ビールやアルコールの摂取量が増えたりすることも、体内環境を変化させてワキガを悪化させる要因になり得ます。アルコールは体内で代謝される際に皮膚からも揮発成分が排出されるため、臭いを強くする可能性があります。
精神的なストレスや緊張もアポクリン汗腺の分泌を促すことが知られています。夏は屋外でのイベントや人との関わりが増える季節でもあり、精神的な発汗が重なることで一層臭いが強くなることがあります。
✨ 冬でもワキガが気になるのはなぜか
「冬はあまり汗をかかないからワキガは大丈夫」と思っている方も多いですが、実際には冬にも特有のワキガの問題があります。季節を通じてワキガに悩んでいる方は、冬ならではの状況を理解しておくことが大切です。
冬にワキガが気になりやすい最大の理由は、衣服の重ね着です。寒い季節には厚手の衣服を何枚も重ねて着用しますが、これによってわきの下の蒸れが起こりやすくなります。特に暖房の効いた室内にいると、インナーから厚手のセーターやジャケットまで着込んでいるにもかかわらず、わきの下は高温多湿の状態になることがあります。この蒸れた環境が細菌の増殖を助け、臭いの発生につながります。
また、冬は風呂やシャワーの頻度が下がりやすい傾向があります。夏は汗をかくために毎日シャワーを浴びるのが自然な流れですが、冬は寒さのために入浴を簡単に済ませたり、頻度を減らしたりすることがあります。皮膚の清潔を保つことはワキガのケアにおいて非常に重要であるため、入浴頻度の低下は臭いを悪化させる原因になります。
さらに、冬の食生活もワキガに影響します。冬は鍋料理や高脂肪・高たんぱくの食事が増える傾向にあります。脂肪やたんぱく質が多い食事はアポクリン汗腺の分泌物に影響を与え、臭いを強くする可能性があります。にんにくや玉ねぎなどの香味野菜を使った料理も冬には多く、これらの成分が汗として排出されると体臭が強くなることがあります。
また、冬は乾燥した空気が続きますが、皮膚の乾燥が進むと皮膚バリア機能が低下します。バリア機能の低下は皮膚常在菌のバランスを崩し、臭いを生み出す細菌が増殖しやすくなる環境を作ることがあります。
屋外の寒さと屋内の暖かさを行き来することで、急激な温度変化が起こります。この温度変化への適応として体は発汗することがありますが、その際に精神的緊張が重なるとアポクリン汗腺が刺激されることもあります。
Q. 冬にワキガの臭いが衣服に蓄積しやすいのはなぜか?
冬は厚手の衣服を重ね着するため、わきの下が高温多湿になりやすく、細菌が繁殖して臭いが発生しやすくなります。発生した臭い成分はセーターやコートなどの繊維に染み込んで蓄積し、暖房の効いた室内に入ると温度上昇により臭いが一気に広がることがあります。
🔍 夏と冬でワキガの臭いはどう違う?
夏と冬ではワキガに関わる環境が異なるため、臭いの質や感じ方にも違いが生じます。この違いを理解することは、季節に合ったケアを選ぶ上で役立ちます。
夏の臭いの特徴について考えてみましょう。夏は発汗量が多く、皮膚表面が常に湿った状態になりやすいため、アポクリン汗腺の分泌物が大量の汗と混ざり合い、細菌が活発に活動する好条件が揃います。その結果、臭いは鋭く、酸っぱいような刺激的な感じが強くなる傾向があります。また、気温が高いために臭い成分の揮発が速く、周囲に広がりやすいという特徴もあります。
一方、冬の臭いについては、量としては少ないものの、衣服の中に臭いが閉じ込められやすいという問題があります。厚着をしているために臭い成分が衣服に染み込み、コートや厚手のセーターに蓄積されていくことがあります。また、寒い時期に暖房の効いた部屋に入ると、衣服内の温度が急上昇することで蓄積された臭いが一気に広がることがあります。これは「暖房臭い」とも呼べる現象で、冬のワキガ特有の悩みと言えます。
臭いの強さという点では、多くの場合、夏の方が強くなりやすいですが、冬でも無視できないレベルになることは十分にあります。特に蒸れが生じやすい状況や、衣服に臭いが染み込んだ場合には、冬でも他者に気づかれやすい程度の臭いになることがあります。
また、臭いを感知する側の感覚にも季節差があります。冬は汗臭さが少なくなる分、ワキガ特有の臭いだけが際立って感じられることもあります。そのため、冬に「臭いが気になる」と感じるケースでは、ワキガの可能性を考えてみることが大切です。

💪 季節別・日常でできるワキガのケア方法
ワキガのケアは年間を通じて必要ですが、季節によってアプローチを変えることで、より効果的に臭いをコントロールすることができます。ここでは夏と冬それぞれのケア方法を詳しく紹介します。
✅ 夏のケア方法
夏のケアで最も重要なのは、こまめな清潔維持です。気温が高く発汗量が増える夏は、できれば1日に2回のシャワーや入浴が理想的です。朝と夕方(または就寝前)にわきの下を丁寧に洗うことで、皮膚上の細菌を減らし、臭いの発生を抑えることができます。洗う際には石けんやボディソープをよく泡立て、やさしく丁寧に洗うことがポイントです。強くこすり過ぎると皮膚バリアが壊れてしまい、逆に細菌が増えやすくなることがあるため注意が必要です。
衣服の素材選びも夏のケアで重要なポイントです。綿や麻などの天然素材は通気性が高く、汗を吸収しやすいため、ワキガの臭いがこもりにくくなります。化学繊維の衣服は汗を吸収しにくく、わきの下の蒸れを引き起こしやすいため、できるだけ避けることをお勧めします。また、汗をかいた衣服はなるべく早く着替えることも、臭いの蓄積を防ぐ上で効果的です。
食事面では、にんにく、玉ねぎ、ネギ類の摂取を控えめにすること、アルコールや香辛料の多い食事を減らすことが臭いの軽減に役立ちます。また、野菜や果物を多く取り入れたバランスの良い食事は、体内環境を整え、体臭を抑える助けになります。
📝 冬のケア方法
冬のケアで特に意識したいのは、入浴頻度を落とさないことです。寒くなると面倒に感じることもありますが、毎日の入浴(またはシャワー)でわきの下を清潔に保つことはワキガのケアの基本です。特に冬は蒸れが生じやすいため、入浴時にわきの下をしっかり洗うことが大切です。
衣服の管理も冬の重要なケアです。同じ衣服を繰り返し着用することで臭いが蓄積されていくため、インナーは毎日交換し、セーターやジャケットなどの外着も定期的に洗濯することが必要です。ウールなどの天然素材は臭いを吸収しやすい性質があるため、特にこまめな洗濯が求められます。
重ね着をする際には、通気性の良いインナーを選ぶことが大切です。吸湿速乾性の高い素材のインナーを着用することで、わきの下の蒸れを軽減できます。わきパッドや汗取りインナーを活用することも、衣服への臭いの移りを防ぐ効果があります。
冬の食生活については、鍋料理や油分の多い食事が増えやすいため、できるだけバランスを意識することが大切です。特に夜遅い時間の高脂肪食は控えるようにしましょう。
Q. ワキガの市販ケアアイテムにはどのような種類と限界があるか?
市販のデオドラント剤(ロールオン・スプレー・スティック型)や薬用ボディソープは、皮膚表面の細菌を抑制したり臭いを中和したりする効果がありますが、あくまで症状を一時的に緩和するものです。アポクリン汗腺そのものを治療するわけではなく、根本的な改善には医療機関での専門治療が必要です。
🎯 市販アイテムの活用と注意点
ドラッグストアや通販では、ワキガや体臭対策のためのさまざまなアイテムが販売されています。これらを上手に活用することで、日常的な臭いのケアに役立てることができます。ただし、それぞれのアイテムの特性と注意点を理解した上で使用することが重要です。
デオドラント剤は最も一般的なワキガ対策アイテムです。ロールオンタイプ、スプレータイプ、スティックタイプなどがあり、主に臭い成分を中和したり、細菌の繁殖を抑えたりする成分が含まれています。制汗成分(塩化アルミニウムなど)が配合されているものは汗の分泌を一時的に抑える効果があります。アポクリン汗腺の分泌を直接抑えるわけではありませんが、皮膚表面を乾燥した状態に保つことで細菌の繁殖を抑制し、臭いの発生を減らす効果が期待できます。
デオドラント剤は清潔な皮膚に使用することが基本です。入浴後や洗浄後に使用すると効果が高まります。汗をかいた状態の皮膚に使用しても、すでに存在する臭いをマスクするだけで根本的な対処にはなりにくいです。また、使い過ぎると皮膚への刺激となる場合があるため、用法用量を守って使用することが大切です。
薬用石けんや薬用ボディソープも効果的なアイテムの一つです。抗菌成分が含まれているものを使用することで、皮膚上の細菌を減らし、臭いの元となる分解反応を抑えることができます。ただし、必要以上に強力な抗菌作用のある製品を使い続けると、皮膚の常在菌バランスが崩れることがあるため、肌との相性を確認しながら使用しましょう。
わきパッドや汗取りシートは、汗を吸収して衣服への臭い移りを防ぐアイテムです。特に夏の外出時や、冬の重ね着時の蒸れ対策として有効です。使い捨てタイプは衛生的で使いやすいですが、コストが気になる方は繰り返し使えるタイプを選ぶのも良いでしょう。
市販のアイテムを使用しても改善が見られない場合や、症状が強い場合は、医療機関への相談を検討することが大切です。市販品はあくまで症状を一時的に緩和するものであり、ワキガそのものを治療するものではありません。根本的な改善を望む場合には、専門的な治療を受けることが有効です。
💡 日常ケアでは改善が難しい場合の専門的治療
日常的なケアや市販品での対処では十分な改善が得られない場合、医療機関での専門的な治療が選択肢となります。ワキガの治療にはいくつかの方法があり、それぞれ特徴が異なります。自分の状態や希望に合った治療法を医師と相談しながら選ぶことが大切です。
🔸 ミラドライ(マイクロ波治療)
ミラドライはマイクロ波(電磁波)を使用してアポクリン汗腺およびエクリン汗腺を破壊する治療法です。皮膚を切開することなく、皮膚の上からマイクロ波を照射するため、切らないワキガ治療として注目されています。
治療はまず局所麻酔を行った後、専用の機器をわきの下に密着させてマイクロ波を照射します。マイクロ波は特定の深さの組織に集中的にエネルギーを届け、アポクリン汗腺やエクリン汗腺を熱で破壊します。同時に皮膚表面を冷却する機能があるため、皮膚表面へのダメージを最小限に抑えながら治療を行うことができます。
ミラドライの特徴は、一度治療を行うと汗腺を物理的に破壊するため、効果が長期間持続することです。手術に比べて身体的負担が少なく、ダウンタイムも比較的短いため、忙しい方や手術に抵抗がある方に向いています。ただし、治療後には一定期間のむくみや腫れ、しびれなどの症状が現れることがあります。
⚡ 外科的手術(皮弁法・剪除法)
外科的手術はワキガの根本的な治療として長い歴史を持つ方法です。わきの下の皮膚を切開してアポクリン汗腺を直接取り除く方法で、確実な効果が期待できます。
剪除法は皮膚を裏返すようにして、直接目で見ながらアポクリン汗腺を丁寧に切除する方法です。汗腺を確実に除去できるため、高い効果が期待できますが、傷跡が残る可能性があることや、術後の安静が必要になることは手術特有の注意点です。
手術を検討する際は、術後の生活への影響、回復期間、傷跡の問題などについて医師と十分に話し合うことが大切です。
🌟 注射による治療

注射治療は、わきの下に薬剤を注射することで汗腺の活動を一時的に抑制する治療法です。治療の効果は一時的(通常数か月程度)であるため、定期的に繰り返す必要がありますが、施術時間が短く、ダウンタイムがほとんどないという利点があります。即効性が高いため、重要なイベントの前などに利用する方もいます。
ただし、この治療はエクリン汗腺の過剰分泌(多汗症)に対してより強い適応がある場合が多く、ワキガそのものへの効果はアポクリン汗腺の活動抑制という側面からのアプローチとなります。医師と相談の上、自分の症状に合った治療法を選ぶことが重要です。
💬 吸引法
吸引法(サクション法)は、皮膚に小さな切開を加えて細い管を挿入し、超音波などで汗腺を破砕しながら吸引除去する方法です。傷跡が小さく、回復が比較的早いという利点があります。外科的切除と比べて侵襲が少ないため、患者への負担を軽減しながら治療を行うことができます。
Q. ワキガ治療はどの季節に受けるのが適切か?
外科的手術など侵襲を伴うワキガ治療は、秋から冬にかけて受けることが一般的に推奨されます。発汗が少ない冬は傷口の回復環境として適しており、術後ケアもしやすい傾向があります。ミラドライのようにダウンタイムが短い治療は通年対応可能ですが、いずれも医師への相談の上でスケジュールを決めることが重要です。
📌 ワキガ治療のタイミングはいつがベスト?
ワキガの治療を受けることを決めた場合、どの季節に受けるかも重要な検討事項のひとつです。治療のタイミングによって、術後の快適さや日常生活への影響が変わることがあります。
一般的に、ワキガの外科的治療や侵襲を伴う治療は、秋から冬にかけて受けることをお勧めすることが多いです。その理由として、まず夏は発汗量が多く、手術後の傷口が汗で蒸れやすく、感染リスクが高まる可能性があることが挙げられます。また、術後は安静にする必要がある場合が多く、夏の暑い時期に激しく汗をかく状況を避けることが望ましいです。
秋冬に治療を受けることで、術後の回復期間を寒い季節に過ごすことができます。発汗が少ない冬は傷の回復に適した環境であることが多く、術後ケアもしやすい傾向があります。また、厚手の衣服を着ている冬は、術後の包帯や保護パッドを外から目立ちにくくできるという実際的なメリットもあります。
次の夏に向けて治療の効果をしっかり出したいという方は、冬から春先にかけて治療を受けることで、夏が来るまでに十分な回復時間を確保することができます。特に外科的な治療は術後の安定まで数週間から数か月かかる場合があるため、余裕を持ったスケジュールで計画することが大切です。
一方、ミラドライのような比較的ダウンタイムの短い治療は、年間を通じてどの季節でも受けることができます。ただし、夏場は術後のわきの下のケアに注意が必要となるため、医師と相談の上でスケジュールを決めることをお勧めします。
ワキガの悩みは、一人で抱え込まずに専門の医師に相談することが大切です。アイシークリニック大宮院では、患者一人ひとりの状態やライフスタイルに合わせた治療法を提案しています。「自分はワキガなのかどうかわからない」という段階からでも、気軽にご相談ください。
治療を決断するタイミングについては、「症状が気になり始めたら早めに相談する」という姿勢が理想的です。ワキガは時間が経っても自然に治ることは少なく、加齢とともにアポクリン汗腺の機能が変化することはあっても、根本的な改善には専門的な対処が必要です。悩みを長期間一人で抱えることなく、早めに専門家の意見を聞くことで、より良い選択ができるようになります。
また、受診の際にはワキガの症状が強くなる季節や状況、これまで試したケア方法、生活習慣などを医師に伝えると、より的確な診断や治療法の提案が受けやすくなります。普段の生活で気になっていることをメモしておくと、診察の際に役立てることができます。
👨⚕️ 当院での診療傾向【医師コメント】
高桑康太 医師(当院治療責任者)より
「当院では、「夏だけ気になっていたけれど、冬に入ってからも臭いが気になり始めた」というご相談を多くいただいており、ワキガは季節を問わず適切なケアが必要であることを日々実感しています。特に冬は厚着による蒸れが見落とされやすく、衣服に臭いが染み込んで初めてお悩みに気づかれる方も少なくありません。日常ケアで改善が難しいと感じた場合は、一人で抱え込まずにお気軽にご相談ください。患者様それぞれの生活スタイルや症状に合わせた治療法を丁寧にご提案いたします。」
✨ よくある質問
いいえ、冬にも特有の問題があります。冬は厚着による蒸れや入浴頻度の低下、衣服への臭いの蓄積が起こりやすく、暖房の効いた室内に入った際に臭いが一気に広がることもあります。ワキガは季節を問わず年間を通じた継続的なケアが必要です。
耳垢が湿っている(湿性耳垢)かどうかを確認する方法がよく知られています。アポクリン汗腺は耳道内にも分布しており、ワキガの方は湿性耳垢になりやすい傾向があります。ただしあくまで参考程度の目安であり、確実な診断は医療機関で受けることをお勧めします。
主な原因は重ね着による蒸れです。暖房の効いた室内ではわきの下が高温多湿になり、細菌が繁殖しやすくなります。また、冬は入浴頻度が下がりやすいことや、脂肪・たんぱく質の多い食事が増えることも臭いを悪化させる要因となります。
外科的治療など侵襲を伴う治療は、秋から冬にかけて受けることが一般的に推奨されます。発汗が少ない冬は傷の回復に適しており、術後ケアもしやすい傾向があります。ただし治療法によって異なるため、アイシークリニック大宮院にご相談の上、最適なスケジュールを決めることをお勧めします。
市販のデオドラント剤は臭いを一時的に抑えるものであり、ワキガそのものを根本的に治療するものではありません。日常ケアとして有効に活用できますが、十分な改善が見られない場合は、ミラドライや外科的手術などの専門的な治療を医療機関に相談することをお勧めします。
🔍 まとめ
ワキガは夏だけの悩みではなく、冬にも季節特有の問題が生じることをお伝えしてきました。夏は発汗量の増加と高温環境によって臭いが強くなりやすく、冬は厚着による蒸れや入浴頻度の低下、衣服への臭いの蓄積が問題になりやすいです。
ワキガのケアは年間を通じて継続的に行うことが大切です。夏は特にこまめな清潔維持と素材を選んだ衣服の着用を、冬は入浴頻度を保ちつつ重ね着による蒸れ対策を意識しましょう。市販のデオドラント剤や薬用石けんを上手に活用することも、日常ケアの助けになります。
しかし、日常ケアだけでは改善が難しい場合には、専門の医療機関での治療を検討することをお勧めします。ミラドライや外科的手術など、さまざまな治療法があり、自分の状態や希望に合った方法を選ぶことができます。治療を受ける季節は秋冬が比較的適していることが多いですが、治療法によって異なりますので、医師への相談が最善の一歩となります。
アイシークリニック大宮院では、ワキガに関するご相談を随時受け付けています。「自分がワキガかどうか確認したい」「どんな治療が自分に向いているか知りたい」というご相談からでも、遠慮なくお問い合わせください。一人ひとりの状態に合ったアドバイスと治療を提供し、季節を問わず快適に過ごせるようサポートします。
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📚 参考文献
- 日本皮膚科学会 – ワキガ(腋臭症)の定義・診断基準・アポクリン汗腺のメカニズムおよび皮膚科学的な治療ガイドラインに関する情報
- 日本形成外科学会 – ワキガの外科的治療法(剪除法・吸引法など)の術式・適応・術後ケアに関する専門的情報
- PubMed – 腋臭症におけるアポクリン汗腺の分泌機序・季節変動・各種治療法(ミラドライ・外科的切除等)の有効性に関する査読済み学術論文
監修者医師
高桑 康太 医師
保有資格
ミラドライ認定医
略歴
- 2009年 東京大学医学部医学科卒業
- 2009年 東京逓信病院勤務
- 2012年 東京警察病院勤務
- 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
- 2019年 当院治療責任者就任
- 皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
- 専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
- 臨床実績(2024年時点) 皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上、腋臭症治療:2,000件以上、酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
- 監修領域 皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報
佐藤 昌樹 医師
保有資格
日本整形外科学会整形外科専門医
略歴
- 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
- 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
- 2012年 東京逓信病院勤務
- 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
- 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務