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さいたま新都心周辺でダーマペン治療をお考えの方へ|効果・仕組み・施術の流れを徹底解説

さいたま新都心駅周辺や大宮エリアにお住まいの方で、ニキビ跡や毛穴の開き、肌のハリ不足などにお悩みではありませんか。近年、美容医療の分野で注目を集めている「ダーマペン」は、肌本来が持つ自然治癒力を活用した画期的な治療法です。さいたま新都心から大宮駅まではJR京浜東北線や宇都宮線・高崎線でわずか3分程度というアクセスの良さもあり、仕事帰りや買い物のついでに美容クリニックへ通院される方も増えています。本記事では、ダーマペン治療に興味をお持ちの方に向けて、その仕組みから効果、施術の流れ、ダウンタイム、注意点まで、詳しく解説いたします。


目次

  1. ダーマペンとは何か
  2. ダーマペン4の特徴と従来機器との違い
  3. ダーマペンで期待できる効果
  4. ダーマペンの施術の流れ
  5. ダウンタイムと施術後の経過
  6. 施術後のアフターケアと注意点
  7. ダーマペンの併用治療について
  8. 施術を受けられない方・禁忌事項
  9. 施術回数と治療間隔の目安
  10. さいたま新都心・大宮エリアでの美容医療について
  11. よくある質問
  12. まとめ

1. ダーマペンとは何か

ダーマペンは、オーストラリアのEquipmed社(Dermapen World社)によって開発された医療機器です。この機器は、ペン型の本体先端に装着された極細の針を高速で振動させながら、皮膚表面に目に見えないほど微細な穴を無数に開けていきます。

人間の体には、傷ができるとその傷を修復しようとする「創傷治癒力」という能力が備わっています。ダーマペンは、この創傷治癒力を意図的に活性化させることで、肌の再生を促す治療法です。皮膚に微細な穴が開くと、体は「傷を治さなければ」と反応し、修復のためにコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸といった美肌成分の生成を活発化させます。

この治療法は「マイクロニードリング」とも呼ばれ、その歴史は古く、何世紀も前に中国の鍼師によって報告されたとも言われています。現代のニードル療法は2000年頃から本格的に始まり、電動式の皮膚ニードル機器として最も広く使用されているのがダーマペンです。

2011年に「ダーマペン1」が発売されて以降、改良を重ねながら進化を続け、現在は最新モデルである「ダーマペン4」が多くの医療機関で採用されています。ダーマペン4は、アメリカの厚生労働省にあたるFDA(米国食品医薬品局)の承認を取得しており、その安全性と効果が公的機関によって確認されています。


2. ダーマペン4の特徴と従来機器との違い

ダーマペン4は、従来のダーマペン3から大幅に性能が向上した最新モデルです。主な特徴と進化したポイントについて解説します。

針の本数と穿刺能力

ダーマペン4の先端には、33ゲージという髪の毛よりも細い極細のステンレス針が16本装着されています。従来のダーマペン3が12本だったのに対し、針の本数が増加したことで、より効率的な施術が可能になりました。この16本の針が毎秒最大120回という高速で振動し、1秒間に最大1,920個もの微細な穴を皮膚に開けることができます。

針の深度調整

ダーマペン4では、針を刺す深さを0.2mmから3.0mmまで、0.1mm単位で細かく調整することが可能です。従来のダーマペン3では最大深度が2.5mmだったため、より深い層へのアプローチが可能になりました。この深度調整機能により、治療目的や部位、肌の状態に応じて最適な治療を行うことができます。

たとえば、美白やニキビ予防といった目的であれば0.2mm程度の浅い深度で表皮にアプローチし、毛穴の開きやニキビ跡には0.5mm〜1.0mm程度、深いクレーター状のニキビ跡や傷跡には1.5mm〜2.5mm程度と、症状に合わせた治療が可能です。

オートマチックバイブレーション機能

ダーマペン4には、施術中の痛みや不快感を軽減するためのオートマチックバイブレーション機能が搭載されています。一定の圧力による振動を加えながら均等にムラなく肌に当てられるため、従来機器と比較して腫れや痛みを抑えることができます。

ペン型デザインの利点

ダーマペンはその名の通りペン型の形状をしているため、細かい部位への施術に適しています。従来のダーマローラー(針の付いたローラーを手動で転がす器具)では難しかった目元の小じわや、ちりめんじわ、小鼻周りなど、細かい範囲にもしっかりとアプローチすることができます。

また、ダーマローラーは手動で圧力や回転速度を調整するため、施術にムラが生じやすいという欠点がありました。ダーマペン4は電動で一定の速度と深度を保ちながら施術できるため、効果にムラが出にくく、過度な治療によるダメージのリスクも軽減されています。


3. ダーマペンで期待できる効果

ダーマペンは、さまざまな肌のお悩みに対応できる治療法です。期待できる主な効果について詳しく解説します。

ニキビ跡・クレーター肌の改善

ダーマペンが特に効果を発揮するのが、ニキビ跡の治療です。ニキビによる炎症が重症化すると、皮膚の真皮層にまでダメージが及び、クレーター状の凹みが残ってしまうことがあります。このような深い凹みは、通常のスキンケアでは改善が困難です。

ダーマペンの針が真皮層まで到達すると、傷を修復しようとする過程でコラーゲンやエラスチンが大量に生成されます。この修復過程で皮膚が再生し、凹んだ部分が徐々に押し上げられることで、クレーター状のニキビ跡が目立たなくなっていきます。

色素沈着を伴うニキビ跡についても、ダーマペンによってターンオーバーが促進されることで、メラニンの排出が進み、シミのような跡が薄くなる効果が期待できます。

毛穴の開き・いちご鼻の改善

毛穴の大きさには個人差があり、皮脂分泌が多い方や、加齢によってコラーゲンが減少した方は、毛穴が開いて目立ちやすくなります。特に男性ホルモンの影響で皮脂分泌が活発な方は、思春期頃から毛穴の開きに悩まされることも少なくありません。

ダーマペンには、皮脂分泌を正常化させる効果があります。また、コラーゲンやエラスチンの生成が促進されることで肌にハリが戻り、毛穴が引き締まる効果が期待できます。たるみ毛穴と呼ばれる、加齢によって下垂した毛穴にも効果的です。

角栓が詰まって黒ずんだ「いちご鼻」についても、ダーマペンによって肌のターンオーバーが整うことで、毛穴の詰まりが解消されやすくなります。

小じわ・たるみの改善

加齢や紫外線ダメージによって、真皮層のコラーゲンやエラスチンは減少していきます。これらの成分は肌の弾力やハリを支える重要な役割を担っているため、不足すると小じわやたるみとして現れます。

ダーマペンは、真皮層の線維芽細胞を刺激してコラーゲンやエラスチンの生成を促進します。これにより、失われていた肌のハリや弾力が回復し、小じわやたるみの改善効果が期待できます。特に目元や口元など、表情の動きによってできやすい小じわに対して効果的です。

シミ・くすみの改善

ダーマペンによってターンオーバーが促進されると、表皮に蓄積したメラニン色素の排出が進みます。これにより、シミやくすみが徐々に薄くなる効果が期待できます。

ただし、肝斑(かんぱん)と呼ばれるタイプのシミについては注意が必要です。肝斑は少しの刺激でも濃くなりやすい性質があるため、ダーマペンの刺激によって悪化する可能性があります。肝斑がある場合は、施術前に必ず医師に相談しましょう。

肌質・肌のキメの改善

ダーマペンは、特定の症状がなくても、総合的な肌質改善を目的として受けることができます。施術によってターンオーバーが正常化し、コラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸といった美肌成分の生成が促されることで、肌のキメが整い、ハリ・ツヤのある健康的な肌へと導きます。

その他の効果

ダーマペンは顔だけでなく、体の他の部位にも施術可能です。代表的なものとして、以下のような治療があります。

妊娠線・肉割れの改善:急激な体型変化によって真皮層が断裂してできた妊娠線や肉割れも、ダーマペンによる創傷治癒効果で改善が期待できます。

傷跡・やけど跡の改善:「これ以上治らない安定した状態」になってしまった傷跡ややけど跡も、ダーマペンによって再度修復過程を促すことで、目立たなくすることが可能です。

毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)の改善:いわゆる「サメ肌」と呼ばれる、二の腕などにできる小さなブツブツも、ダーマペンの治療対象です。


4. ダーマペンの施術の流れ

ダーマペンの施術は、一般的に以下のような流れで行われます。施術時間は顔全体で約60分程度(カウンセリング、麻酔時間を含む)です。

ステップ1:カウンセリング・診察

まず、医師によるカウンセリングと診察が行われます。肌の状態やお悩みを確認し、ダーマペン治療が適しているかどうかを判断します。治療目的に応じて、針の深度や施術回数、併用する薬剤などについて説明を受けます。

この段階で、アレルギーの有無や服用中の薬、過去の治療歴なども確認されます。不安なことや質問があれば、遠慮なく相談しましょう。

ステップ2:クレンジング・洗顔

施術前に、メイクや皮脂汚れを落とすためのクレンジングと洗顔を行います。施術効果を最大限に発揮するために、肌を清潔な状態にすることが重要です。

ステップ3:麻酔クリームの塗布

施術中の痛みを軽減するために、表面麻酔のクリームを顔全体に塗布します。麻酔が効くまで約20〜30分程度待機します。

麻酔クリームが効いた状態では、施術中の痛みは大幅に軽減されます。痛みの感じ方には個人差があり、ほとんど痛みを感じない方もいれば、チクチクとした軽い痛みを感じる方もいます。

ステップ4:ダーマペンによる施術

麻酔が効いたら、ダーマペンによる施術を開始します。専用の薬剤や美容液を塗布しながら、ダーマペンを肌に当てて微細な穴を開けていきます。

施術中は、肌の状態や痛みの程度を確認しながら、針の深さやバイブレーション機能を部位によって使い分けます。施術時間自体は10〜20分程度です。

ステップ5:アフターケア・クーリング

施術後は、鎮静用のパックやクーリングを行い、肌を落ち着かせます。施術後の肌は赤みやほてりが出ている状態なので、しっかりとケアすることが大切です。

クリニックによっては、オプションで成長因子配合のパックなど、追加のアフターケアメニューを用意している場合もあります。

ステップ6:説明・次回予約

施術後の注意事項やアフターケアの方法について説明を受けます。必要に応じて、次回の予約を取って終了です。


5. ダウンタイムと施術後の経過

ダーマペンは、肌に針を刺す治療であるため、施術後にはダウンタイムが生じます。ただし、レーザー治療などと比較すると、ダウンタイムは比較的短いとされています。

ダウンタイムの期間

ダウンタイムの期間は、使用する針の深さによって異なります。一般的な目安は以下の通りです。

浅い施術(0.2〜0.5mm程度):2〜3日程度 中程度の施術(0.5〜1.0mm程度):3〜5日程度 深い施術(1.5mm以上):1週間〜2週間程度

多くの場合、1週間程度で症状は落ち着きますが、個人差があります。

ダウンタイム中に現れる症状

施術後に現れる可能性のある症状について説明します。

赤み・ほてり:施術直後から赤みやほてりが現れます。日焼けをしたような状態で、数日から1週間程度で落ち着いていきます。針を深く刺した場合は、より強く長く続くことがあります。

腫れ:針による刺激で、軽度の腫れが出ることがあります。通常、数日以内に治まります。

内出血・点状出血:針を刺した部分に、点状の内出血が見られることがあります。これは数日から1週間程度で消失します。

かゆみ:傷が治る過程で、かゆみを感じることがあります。肌のバリア機能が低下して乾燥しやすくなっていることも原因の一つです。かゆくても掻いたりこすったりしないようにしましょう。

皮むけ・乾燥:施術後、日焼け後のような皮むけが起こることがあります。無理に剥がそうとせず、自然に剥がれ落ちるのを待ちましょう。

施術後の経過

施術当日:赤み・ほてり・ヒリヒリ感がピークを迎えます。軽度の出血や腫れが見られることもあります。

翌日〜2日目:赤みは徐々に落ち着いてきますが、まだ目立つ状態です。翌日からメイクが可能になることが多いです。

3日目〜5日目:赤みがかなり治まってきます。皮むけやかゆみが出始めることがあります。

1週間後:ほとんどの症状が落ち着き、肌のキメやハリの改善を感じ始める方が多いです。

2週間後:施術の効果を実感できる時期です。肌のターンオーバーが促進され、より滑らかで健康的な肌へと変化していきます。


6. 施術後のアフターケアと注意点

ダーマペンの効果を最大限に引き出し、ダウンタイムを長引かせないためには、施術後の適切なケアが重要です。

施術当日の注意事項

洗顔・メイク:施術後12時間は洗顔やメイクを避けてください。施術直後の肌には微細な穴が空いており、洗顔料やメイク用品の成分が穴に入り込むと、炎症やトラブルの原因になる可能性があります。

日焼け止め:施術当日は市販の日焼け止めの使用も避けましょう。含有成分が穿刺箇所に入り込み、副反応を生じる可能性があります。外出する場合は、帽子や日傘で紫外線を遮りましょう。

入浴・運動:施術当日は、体温が上がる行為(長風呂、サウナ、激しい運動など)は控えてください。血行が良くなると、赤みや腫れが悪化する可能性があります。シャワーは施術部位を避けて、首から下であれば当日から可能です。

飲酒:アルコールも血行を促進するため、施術当日は控えることをおすすめします。

翌日以降のケア

保湿の徹底:施術後の肌は乾燥しやすい状態です。いつも以上にしっかりと保湿を行いましょう。ただし、アルコールやレチノールなど刺激の強い成分を含む化粧品は避け、敏感肌用や低刺激のものを使用してください。ワセリンも保湿剤として有効ですが、厚塗りすると毛穴を塞いでしまう可能性があるため、薄く塗るようにしましょう。

紫外線対策:施術後の肌は紫外線のダメージを受けやすく、色素沈着やシミができやすい状態です。施術翌日以降は必ず日焼け止めを使用し、帽子や日傘も活用して徹底的な紫外線対策を行ってください。

メイク:施術翌日からメイクは可能ですが、肌への負担を減らすため、なるべく薄いメイクを心がけましょう。刺激の強い成分を含む化粧品は避け、敏感肌向けや低刺激のものを選んでください。

洗顔:洗顔は摩擦を避けて行いましょう。たっぷりの泡で包み込むように優しく洗い、こすらないよう注意してください。

避けるべき行為

施術後1〜2週間程度は、以下の行為を避けることをおすすめします。

ピーリング剤・レチノール製品の使用:トレチノインやベピオゲル、ディフェリンゲルなどのピーリング作用のある薬剤、レチノール(ビタミンA)を含むスキンケア製品は、施術前後1週間程度は使用を控えてください。

スクラブ洗顔・洗顔ブラシ:肌に物理的な刺激を与えるスクラブ洗顔や洗顔ブラシの使用は避けましょう。

顔のマッサージ:強いマッサージは肌への刺激になるため、控えてください。

プール・温泉:感染リスクを避けるため、施術後しばらくは控えましょう。


7. ダーマペンの併用治療について

ダーマペンは単独でも効果を実感できる治療ですが、他の施術や薬剤と組み合わせることで、より高い効果が期待できます。代表的な併用治療を紹介します。

ヴェルベットスキン(ダーマペン+マッサージピール)

ヴェルベットスキンは、ダーマペンとマッサージピール(コラーゲンピール)を組み合わせた人気の治療法です。

マッサージピールとは、「PRX-T33」という薬剤を使用したピーリング治療です。この薬剤には、高濃度トリクロロ酢酸(TCA)、低濃度過酸化水素(H2O2)、コウジ酸が配合されています。従来のピーリングとは異なり、皮膚表面の剥離を抑えながら真皮層にまで作用し、コラーゲンの生成を強力に促進します。

ダーマペンで皮膚に微細な穴を開けた状態でマッサージピールの薬剤を塗布することで、美容成分が皮膚の深層までしっかりと浸透します。マッサージピール単独での治療に比べて、約3倍の効果が得られるとも言われています。

ヴェルベットスキンで期待できる効果は以下の通りです。

コラーゲン生成の促進による肌のハリ・弾力アップ コウジ酸によるメラニン生成抑制・美白効果 毛穴の引き締め ニキビ跡(クレーター)の改善 小じわ・くすみの改善

「ヴェルベット(ベルベット)のような滑らかな肌触り」を目指すことから、この名前が付けられました。1回の施術でも効果を実感できる方が多く、肌のハリやツヤ、キメの改善を感じやすい治療です。

ウーバーピール

ウーバーピールは、ダーマペン専用に開発された低刺激のピーリング剤「UBER PRO PEEL」を使用する治療法です。

ウーバーピールには、マンデル酸、乳酸、ヒアルロン酸、コウジ酸、ビタミンAなど11種類もの有効成分が配合されています。主成分のマンデル酸はAHA(アルファハイドロキシ酸)の一種で、古い角質を取り除き、ターンオーバーを促進する作用があります。

ヴェルベットスキンが真皮層のコラーゲン生成に重点を置いているのに対し、ウーバーピールは角質層へのアプローチに優れています。そのため、炎症を伴うニキビや、ニキビ跡の色素沈着、くすみ、肌のざらつきなどに特に効果的です。

その他の併用薬剤

ダーマペンの施術時には、目的に応じてさまざまな薬剤を併用することができます。

成長因子製剤:細胞の再生を促す成長因子を含む薬剤を導入することで、肌の修復・再生効果を高めます。

ヒアルロン酸:保湿効果の高いヒアルロン酸を導入することで、肌の潤いとハリを向上させます。ダーマペン4専用の「ハイラアクティブ」という製剤がよく使用されます。

ビタミン製剤:ビタミンCやビタミンAなど、美肌効果のあるビタミン製剤を導入することで、美白効果やアンチエイジング効果を高めます。

PRP(多血小板血漿):患者自身の血液から抽出した血小板を導入する「ヴァンパイアフェイシャル」と呼ばれる治療法もあります。自己由来の成長因子によって、より自然な肌の再生を促します。


8. 施術を受けられない方・禁忌事項

ダーマペンは比較的安全な治療法ですが、以下に該当する方は施術を受けられない、または医師との相談が必要な場合があります。

施術を受けられない方

妊娠中または妊娠の可能性がある方、授乳中の方 麻酔アレルギーのある方 ケロイド体質の方 重度の金属アレルギーのある方 治療部位にヘルペスを発症している方 重篤な感染症のある方、感染症の治療中の方 ステロイドの内服・外用治療中の方 糖尿病、膠原病など重篤な疾患の治療中の方 施術部位に皮膚疾患がある方

施術を避けるべき場合

過度の日焼けで赤みやひりつきが残っている方 多発する炎症性ニキビがある方(状態によっては施術部位を避けて行う場合もあります) アートメイク治療直後の方 肝斑のある部位(悪化する可能性があります) イボがある部位

事前に申告すべきこと

以下に該当する方は、施術前に必ず医師に申告してください。

トレチノインクリームやピーリング剤を使用中の方(前後1〜2週間の休薬が必要) ニキビ治療薬(ベピオゲル、ディフェリンゲル等)を使用中の方(前後1週間の休薬が必要) 過去に美容施術で副反応が出たことがある方 他院で美容施術を受けている方

安全に治療を受けるためにも、該当する事項がある場合は必ず医師に相談しましょう。


9. 施術回数と治療間隔の目安

ダーマペンの効果を十分に実感するためには、複数回の施術を受けることが推奨されています。

施術回数の目安

1回の施術でも肌のハリやキメの改善を感じられることがありますが、ニキビ跡や毛穴の開きなど、より深刻な悩みを改善するには、複数回の治療が必要です。

肌質改善・ハリ・ツヤの向上:3〜5回程度 毛穴の開き・軽度のニキビ跡:3〜6回程度 色素沈着・くすみ:3〜6回程度 深いニキビ跡(クレーター):5〜10回程度 重度のニキビ跡・傷跡:10回程度

これらはあくまで目安であり、肌の状態や改善の程度には個人差があります。医師と相談しながら、最適な回数を決めていきましょう。

施術間隔の目安

ダーマペンの施術間隔は、一般的に3〜4週間程度空けることが推奨されています。施術後の肌が回復し、効果が安定するまでには一定の期間が必要です。

短いスパンで連続して施術を受けると、肌に過度な負担がかかり、逆効果になる可能性があります。焦らず、適切な間隔を守って治療を続けることが大切です。

効果の持続期間

ダーマペンの効果は永続的ではありませんが、施術間隔が空いたからといって、すぐに元の状態に戻るわけではありません。肌のキメやハリの改善効果は、およそ半年程度持続することが多いとされています。

効果を維持するためには、治療目標を達成した後も、定期的なメンテナンス施術を受けることをおすすめします。


10. さいたま新都心・大宮エリアでの美容医療について

さいたま新都心は、2000年の街びらき以来、埼玉県内でも有数のビジネス・商業拠点として発展してきました。さいたまスーパーアリーナやコクーンシティなどの大型施設があり、多くの人が訪れるエリアです。

さいたま新都心駅から大宮駅までは、JR京浜東北線や宇都宮線・高崎線でわずか1駅、約3分という近さです。電車は頻繁に運行しており、待ち時間も少なく移動できます。大宮駅は県内最大のターミナル駅であり、新幹線も停車するため、県内各地からのアクセスも良好です。

美容医療を受ける際には、通いやすさも重要なポイントです。ダーマペンは複数回の施術が推奨される治療法であるため、自宅や職場から通いやすいクリニックを選ぶことで、継続した治療が受けやすくなります。

また、美容医療は医療行為であるため、信頼できる医療機関で受けることが大切です。クリニック選びの際には、以下のポイントを参考にしてください。

医師の資格・経験:美容医療に精通した医師が在籍しているか確認しましょう。 カウンセリングの丁寧さ:不安や疑問にしっかり答えてくれるか、治療のメリット・デメリットを正直に説明してくれるかをチェックしましょう。 アフターケア体制:施術後にトラブルが起きた場合のサポート体制が整っているか確認しましょう。 使用機器:最新のダーマペン4を使用しているか、衛生管理は徹底されているかを確認しましょう。


11. よくある質問

ダーマペンに関して、よくいただく質問にお答えします。

Q. ダーマペンは痛いですか?

A. 施術前に麻酔クリームを塗布するため、施術中の痛みは大幅に軽減されます。痛みの感じ方には個人差がありますが、多くの方は「チクチクとした軽い痛み」程度と感じています。痛みに敏感な方は、事前に医師に相談することで、針の深度や速度を調整してもらうことも可能です。

Q. ダーマペン後、メイクはいつからできますか?

A. 一般的に、施術の翌日(施術後12〜24時間経過後)からメイクが可能です。ただし、肌がまだ敏感な状態なので、なるべく薄いメイクを心がけ、刺激の少ない化粧品を使用してください。

Q. ダーマペンの施術後、赤みはどのくらい続きますか?

A. 赤みの程度と持続期間は、針の深さによって異なります。浅い施術の場合は2〜3日、深い施術の場合は1週間程度で落ち着くことが多いです。ファンデーションでカバーすれば、翌日から外出や仕事も可能です。

Q. ダーマペンは何回受ければ効果が出ますか?

A. 1回の施術でも肌のハリやキメの改善を感じられることがありますが、ニキビ跡や毛穴の開きなどの改善には、3〜6回程度の施術が推奨されています。深いクレーター状のニキビ跡の場合は、10回程度の施術が必要なこともあります。

Q. ダーマペンで肌が傷つきませんか?

A. ダーマペンは、意図的に皮膚に微細な穴を開ける治療ですが、穴は肉眼では見えないほど小さく、通常は数時間から半日程度で自然に塞がります。適切な施術と術後ケアを行えば、傷跡が残ることはありません。

Q. ダーマペンはセルフでできますか?

A. 市販のダーマローラーやセルフ用のダーマペンも存在しますが、医療機関での施術を強くおすすめします。セルフケアでは、針の深度や角度を適切にコントロールすることが難しく、効果が得られないばかりか、感染症や傷跡、色素沈着などのリスクがあります。ダーマペンは医療行為であり、正しい知識と経験を持った医療従事者のもとで受けることが大切です。

Q. ダーマペンとフラクショナルレーザーの違いは何ですか?

A. どちらも皮膚に微細な穴を開けて創傷治癒効果を促す治療ですが、方法が異なります。ダーマペンは針を使用し、フラクショナルレーザーは熱エネルギーを使用します。ダーマペンは熱を加えないため、ダウンタイムが比較的短く、肌への負担が少ないとされています。どちらが適しているかは、肌の状態や治療目的によって異なりますので、医師に相談してください。


12. まとめ

ダーマペンは、肌本来が持つ自然治癒力を活用した、画期的な美肌治療法です。極細の針で皮膚に微細な穴を開けることで、コラーゲンやエラスチンの生成を促進し、ニキビ跡、毛穴の開き、小じわ、たるみ、シミ、くすみなど、さまざまな肌悩みの改善が期待できます。

最新のダーマペン4は、米国FDAの承認を取得した安全性の高い機器であり、針の深度を細かく調整できるため、一人ひとりの肌状態や治療目的に合わせた施術が可能です。また、ヴェルベットスキンやウーバーピールなど、他の治療法と組み合わせることで、さらに高い効果を得ることもできます。

ダウンタイムは比較的短く、翌日からメイクも可能なため、忙しい方でも取り入れやすい治療法です。ただし、効果を最大限に引き出すためには、施術後の適切なケアと、複数回の継続的な治療が重要です。

さいたま新都心から大宮駅までは電車でわずか3分と、アクセスも良好です。美容医療に興味をお持ちの方は、まずは信頼できる医療機関でカウンセリングを受けてみてはいかがでしょうか。医師としっかり相談しながら、ご自身に合った治療プランを立てることで、理想の美肌を目指しましょう。


参考文献

監修者医師

高桑 康太 医師

略歴

  • 2009年 東京大学医学部医学科卒業
  • 2009年 東京逓信病院勤務
  • 2012年 東京警察病院勤務
  • 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
  • 2019年 当院治療責任者就任

佐藤 昌樹 医師

保有資格

日本整形外科学会整形外科専門医

略歴

  • 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
  • 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
  • 2012年 東京逓信病院勤務
  • 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
  • 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務

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