「ミラドライは保険適用で受けられるの?」「保険が使えないなら、費用を少しでも抑える方法はないの?」このような疑問をお持ちの方は少なくありません。ワキガや多汗症に悩む方にとって、ミラドライは傷跡が残らず効果も長期間持続する魅力的な治療法です。しかし、費用面が気になって治療に踏み切れないという声も多く聞かれます。
結論から申し上げると、ミラドライは現時点では保険適用外の治療となっています。ただし、保険適用外だからといって効果や安全性が認められていないわけではありません。ミラドライは厚生労働省から薬事承認を受けた唯一のマイクロ波治療機器であり、その効果と安全性は公的に認められています。また、保険適用外であっても医療費控除の対象となるため、確定申告を行うことで費用負担を軽減することが可能です。
本記事では、ミラドライが保険適用外である理由から、保険適用となるワキガ・多汗症の治療法との比較、医療費控除を活用した費用軽減の方法まで、詳しく解説していきます。ワキガや多汗症の治療を検討されている方が、ご自身に最適な治療法を選択するための参考にしていただければ幸いです。
目次
- ミラドライとは?基本的な仕組みと特徴
- ミラドライは保険適用されるのか
- ミラドライが保険適用されない理由
- 保険適用されるワキガ・多汗症の治療法
- ミラドライと保険適用治療の比較
- ミラドライは医療費控除の対象になる
- 医療費控除の申請方法と還付金の計算
- ミラドライの費用相場と費用を抑える方法
- ミラドライを選ぶべき人・保険診療を選ぶべき人
- アイシークリニックのワキガ・多汗症治療
- よくある質問
- まとめ
この記事のポイント
ミラドライは保険適用外の自費診療だが、厚生労働省承認済みで医療費控除の対象となる。アイシークリニックでは剪除法・ボトックス注射も含む3つの治療法を提供し、症状や予算に応じた最適な選択が可能。
🔬 ミラドライとは?基本的な仕組みと特徴
ミラドライとは、マイクロ波を用いてワキガや多汗症を治療する医療機器です。皮膚を切開することなく、外側からマイクロ波を照射して汗腺を破壊することで、ワキ汗やニオイの原因を根本から改善します。
⚡ ミラドライの治療原理
ミラドライが照射するマイクロ波には、水分に選択的に吸収されて熱を発生するという性質があります。この特性を利用し、水分を多く含む汗腺を効率的に加熱・破壊することができます。原理としては電子レンジと同様ですが、ミラドライは汗腺の水分へピンポイントで熱を加える設計になっています。また、冷却システムによって皮膚表面は熱から保護されるため、やけどのリスクを最小限に抑えることができます。
ワキには主に2種類の汗腺が存在します:
- エクリン汗腺:多汗症の原因となる汗腺。体温調節のために全身に分布
- アポクリン汗腺:ワキガ(腋臭症)の原因となる汗腺。分泌される汗が皮膚表面の細菌によって分解されることで特有のニオイが発生
ミラドライはこの両方の汗腺に作用するため、多汗症とワキガの両方に対して効果が期待できます。
🏥 厚生労働省およびFDAの承認状況
ミラドライは2018年6月4日に、重度の原発性腋窩多汗症の治療機器として厚生労働省から製造販売承認を取得しました。これは日本国内においてマイクロ波によるワキ汗治療機器として薬事承認を取得した唯一の医療機器です。
また、開発国であるアメリカでは、FDA(アメリカ食品医薬品局)から腋窩多汗症、腋臭症(ワキガ)、および減毛の適応で承認を取得しています。FDAは医療機器や医薬品の安全性・有効性を審査する政府機関であり、その審査基準は世界で最も厳しいと言われています。このように、ミラドライは日本とアメリカの両国において公的機関から効果と安全性が認められた治療機器なのです。
✨ ミラドライの主な特徴とメリット
ミラドライには従来の手術療法にはない多くのメリットがあります:
- 傷跡が残らない:皮膚を切開しないため、見た目を気にされる方に大きなメリット
- 短いダウンタイム:多くの場合、翌日から日常生活に復帰が可能
- 効果の持続性:破壊された汗腺は再生しないため、効果は半永久的に持続
- 高い改善率:1回の治療で約70〜80%の汗腺が破壊される
- 短時間の治療:両ワキで約60分程度、入院不要
Q. ミラドライは保険適用されますか?
ミラドライは2025年現在、保険適用外の自由診療です。ただし、厚生労働省から薬事承認を受けた唯一のマイクロ波治療機器であり、効果と安全性は公的に認められています。保険適用外であっても医療費控除の対象となるため、確定申告で費用負担を軽減できます。
💰 ミラドライは保険適用されるのか
多くの方が気になる点として、ミラドライが保険適用で受けられるかどうかという問題があります。結論から申し上げると、ミラドライは保険適用外の治療であり、自由診療(自費診療)となります。
📋 現時点での保険適用状況
2025年現在、ミラドライによる治療は厚生労働省が定める保険診療の対象外となっています。これは国内のどのクリニックでミラドライ治療を受けても同様であり、保険証を使用して治療を受けることはできません。すべて全額自己負担での治療となります。
ただし、保険適用外であることと、治療の効果や安全性が認められていないことは全く別の問題です。前述のとおり、ミラドライは厚生労働省から薬事承認を受けており、その効果と安全性は公的に認められています。保険適用外の治療であっても、医学的に有効で安全な治療法として広く認知されているのです。
🔮 将来的に保険適用になる可能性
現時点では、ミラドライが将来的に保険適用になる具体的な見通しは立っていません。保険適用が実現するためには、関連学会(日本皮膚科学会や日本形成外科学会など)からの進言が必要となりますが、現時点でそのような動きは確認されていません。
保険適用を実現するためには以下のプロセスが必要です:
- 治療法の有効性や安全性を科学的に証明する膨大なデータの蓄積
- 費用対効果の検証
- 国の厳しい認可プロセスをクリア
これらのプロセスには相当な時間がかかるため、少なくとも数年以内の保険適用実現は難しいと考えられています。
❌ ミラドライが保険適用されない理由
ミラドライが保険適用されない背景には、日本の医療保険制度の仕組みや、ミラドライという治療法の特性が関係しています。
🏛️ 日本の医療保険制度の基準
日本の医療保険制度は、主に「生命に関わる治療」や「生活に著しい支障をきたす疾患の治療」を対象としています。保険適用となるためには以下の要件が求められます:
- 疾患の治療効果が明確であること
- 治療が広く必要とされていること
- 費用対効果が適切であること
多汗症やワキガは、確かに患者様のQOL(生活の質)を大きく低下させる疾患です。しかし、命に直結する疾患ではないため、「美容目的の側面が強い」と判断される傾向があります。これは歯列矯正が保険適用外であるのと同じ理屈で、「見た目」や「生活の質」を改善する治療は原則として自費診療となるのが現状です。
🔄 非侵襲的治療であることの影響
ミラドライが保険適用されない理由の一つに、その治療法としての特性があります。ミラドライは皮膚を切開しない非侵襲的な治療法です。一方、後述する保険適用の剪除法は皮膚を切開して直接汗腺を取り除く手術です。
この違いにより、ミラドライは「治療行為」ではなく「美容目的の施術」とみなされる側面があります。メスを使わない低侵襲性がメリットである一方で、保険適用の観点では不利に働いているという皮肉な状況があるのです。
🆕 比較的新しい治療法であること
ミラドライは2011年にFDA承認を受け、日本では2018年に厚生労働省の承認を取得した比較的新しい治療法です。保険適用には長期的な治療実績と膨大なデータの蓄積が必要とされるため、新しい治療法ほど保険適用のハードルは高くなります。
また、保険適用になった場合には国が診療報酬点数(治療の価格)を定めることになります。現在、ミラドライは自由診療として各クリニックが独自に価格を設定しており、治療の質や照射範囲、アフターケアの内容などによって料金が異なります。
Q. ワキガ・多汗症で保険が使える治療法は何ですか?
保険適用されるワキガ・多汗症の治療法は主に3種類あります。ワキの皮膚を切開してアポクリン汗腺を直接除去する「剪除法」(3割負担で両ワキ約4〜5万円)、重度の原発性腋窩多汗症に対する「ボトックス注射」(約2万円)、そして塗り薬の「エクロックゲル」や拭き取りシートの「ラピフォートワイプ」があります。
🩺 保険適用されるワキガ・多汗症の治療法
ミラドライは保険適用外ですが、ワキガや多汗症の治療には保険が適用される方法もあります。
✂️ 剪除法(皮弁法)による手術
剪除法(せんじょほう)は、ワキガ治療において保険適用が認められている唯一の手術方法です。皮弁法または反転剪除法とも呼ばれ、厚生労働省の診療報酬点数表において「皮下汗腺除去術(K008-1)」として明確に定められています。
剪除法の特徴:
- 手術方法:ワキの下のしわに沿って皮膚を約4〜5cm切開し、皮膚を反転させてアポクリン汗腺を直接除去
- 治療効果:汗腺を確実に取り除けるため効果が高く、再発率も低い
- 満足度:長期追跡調査で90%以上の患者様で満足度の高い結果
- 費用:保険適用時、3割負担で両ワキ約4〜5万円程度
保険適用の条件としては、医師による診断で「重度の腋臭症」と判断される必要があります。具体的には、臭いが著しく日常生活や仕事に支障をきたしている場合が対象となります。
💉 ボトックス注射(重度の原発性腋窩多汗症)
重度の原発性腋窩多汗症に対しては、ボトックス(ボツリヌストキシン)注射が保険適用となっています。ボトックスとは、ボツリヌス菌から抽出した成分で、神経伝達物質「アセチルコリン」をブロックする作用があります。
ボトックス注射の特徴:
- 作用機序:汗腺への発汗指令を遮断し、汗の量を抑制
- 効果期間:4〜9ヶ月程度(継続治療が必要)
- 費用:保険適用時、3割負担で約2万円程度
- 対象疾患:主に多汗症(ワキガへの効果は限定的)
🧴 外用薬(エクロックゲル・ラピフォートワイプ)
原発性腋窩多汗症に対しては、保険適用の外用薬も選択肢となります。
エクロックゲル:
- 2020年9月に厚生労働省より承認された日本初の原発性腋窩多汗症用の塗り薬
- 1日1回両ワキに塗布
- 12歳以上の方に処方可能
ラピフォートワイプ:
- 2022年5月に発売されたワイプ(拭き取りシート)タイプ
- 1日1回両ワキに塗布
- 9歳以上から使用可能
- 個包装で持ち運びが便利
⚖️ ミラドライと保険適用治療の比較
ミラドライと保険適用治療にはそれぞれメリット・デメリットがあります。主要な比較ポイントについて詳しく解説します。
📊 治療効果と持続期間の比較
治療効果の比較:
- 剪除法:最も高い効果(95%以上のアポクリン汗腺を除去)
- ミラドライ:高い効果(約70〜80%の汗腺を破壊)
- ボトックス注射:中程度の効果(一時的な発汗抑制)
- 外用薬:軽度〜中程度の効果(継続使用が必要)
効果の持続期間については、剪除法とミラドライはともに半永久的です。一度除去・破壊された汗腺は基本的に再生しないため、長期的な効果が期待できます。
⏰ ダウンタイムと身体への負担
ダウンタイムの比較:
- 剪除法:術後1〜2週間程度の固定が必要、傷跡が残るリスク
- ミラドライ:翌日から日常生活に復帰可能、傷跡は残らない
- ボトックス注射:ダウンタイムはほぼなし
- 外用薬:生活への影響は最小限
ミラドライは皮膚を切開しないため、傷跡は残りません。施術後は腫れや内出血、痛みなどの症状が現れることがありますが、多くの場合は翌日から日常生活に復帰できます。
💳 費用面での比較
初期費用の比較:
- 剪除法:保険適用で両ワキ約4〜5万円
- ボトックス注射:保険適用で約2万円
- ミラドライ:自費診療で20万〜40万円程度
- 外用薬:月数千円程度
ただし、長期的な費用対効果を考慮することも重要です。ボトックス注射は年1〜2回の継続治療が必要で、10年間継続した場合の総額は約40万円となります。外用薬も毎日使用を続ける必要があり、長期的には相当の費用がかかります。
🧾 ミラドライは医療費控除の対象になる
ミラドライは保険適用外の治療ですが、医療費控除の対象となります。これを活用することで、費用負担を軽減することが可能です。
📋 医療費控除とは
医療費控除とは、1年間(1月1日から12月31日まで)に支払った医療費が一定額を超えた場合に、確定申告を行うことで所得税の一部が還付される制度です。これは所得控除の一種で、課税対象となる所得金額を減らすことができます。
国税庁の定義によれば、「医師または歯科医師による診療または治療の対価」は医療費控除の対象となります。ミラドライは腋窩多汗症・腋臭症の治療として医師が行う医療行為であるため、保険適用外であっても医療費控除の対象となるのです。
✅ 医療費控除の適用条件
医療費控除を受けるための条件:
- 納税者本人または本人と生計を一にする配偶者やその他の親族のために支払った医療費であること
- その年の1月1日から12月31日までの間に実際に支払った医療費であること
- 年間の医療費合計が10万円を超えた部分が対象(総所得金額200万円未満の方は総所得金額の5%)
- 控除額の上限は200万円
また、医療費控除は年末調整では対応できないため、会社員の方であっても個人で確定申告を行う必要があります。
Q. ミラドライの医療費控除はどう計算しますか?
医療費控除額は「年間医療費合計-保険補填金-10万円」で算出します。還付金は「控除額×所得税率」で計算され、例えば年収400万円の方がミラドライに30万円支払った場合、控除額20万円に税率20%を掛けた約4万円が還付されます。さらに住民税も軽減されるため実際の節税効果はより大きくなります。
📊 医療費控除の申請方法と還付金の計算
医療費控除を受けるための具体的な手続きと、還付金の計算方法について解説します。
🔢 医療費控除額の計算式
医療費控除額は以下の計算式で算出されます:
医療費控除額 =(1年間に支払った医療費の合計)−(保険金などで補填された金額)− 10万円
ただし、年間の総所得金額が200万円未満の方は、10万円ではなく「総所得金額×5%」を差し引きます。控除額の上限は200万円です。
💰 還付金額のシミュレーション
医療費控除によって戻ってくる金額(還付金)は、所得税率によって異なります。還付金額は「医療費控除額 × 所得税率」で計算できます。
具体例1:年間所得400万円の方がミラドライ治療に30万円支払った場合
- 医療費控除額:30万円 − 0円 − 10万円 = 20万円
- 所得税率:20%(課税所得330万円超695万円以下)
- 還付金額:20万円 × 20% = 4万円
具体例2:年間所得600万円の方がミラドライ治療に35万円支払った場合
- 医療費控除額:35万円 − 0円 − 10万円 = 25万円
- 還付金額:25万円 × 20% = 5万円
さらに住民税も軽減されるため、実際の節税効果はこれよりも大きくなります。
📝 確定申告の手続き方法
医療費控除を受けるための確定申告に必要な書類:
- 確定申告書
- 医療費控除の明細書
- 給与所得の源泉徴収票(会社員の方)
- 領収書(5年間の自宅保管が必要)
確定申告の方法:
- 税務署への持参
- 郵送
- e-Tax(電子申告):マイナンバーカードでスマートフォンやパソコンから申告可能
- 国税庁の「確定申告書等作成コーナー」での作成
💡 ミラドライの費用相場と費用を抑える方法
ミラドライは自費診療のため、クリニックによって費用が異なります。一般的な費用相場と、費用を抑える方法について解説します。
💰 ミラドライの一般的な費用相場
ミラドライの費用は、一般的に両ワキで20万〜40万円程度が相場となっています。この価格差は以下の要因によって生じます:
- 照射範囲や照射回数(シングル照射かダブル照射か)
- 使用するチップの枚数
- アフターケアの内容
- 初診料、麻酔代、薬代の有無
カウンセリングを受ける際には、総額でいくらかかるのかを確認することが重要です。価格が安いからといって十分な照射が行われなければ、期待した効果が得られない可能性もあります。
🎯 費用を抑えるためのポイント
ミラドライの費用を抑える方法:
- 医療費控除の活用:確定申告で所得に応じた還付を受ける
- モニター制度:症例写真や体験談の提供を条件に割引価格で治療
- 医療ローン:分割払いで一度の出費を抑制(金利・手数料に注意)
- クレジットカードの分割払い:支払いタイミングを調整
費用を重視するあまり、治療の質が低下しては本末転倒です。経験豊富な医師による丁寧な施術を受けることが、満足のいく結果を得るためには重要です。価格だけでなく、クリニックの実績や医師の資格・経験なども含めて総合的に判断することをお勧めします。
Q. ミラドライと剪除法はどう選べばいいですか?
ミラドライは傷跡が残らず翌日から日常生活に復帰できる一方、費用は両ワキで20〜40万円程度です。剪除法は保険適用で3割負担約4〜5万円と費用を抑えられますが、術後1〜2週間の固定が必要で傷跡が残ります。効果の確実性では剪除法がやや優れており、アイシークリニックではカウンセリングで症状・予算・ライフスタイルに応じた最適な治療法をご提案しています。
🎯 ミラドライを選ぶべき人・保険診療を選ぶべき人
ミラドライと保険適用治療、それぞれに適した方の特徴について解説します。
✨ ミラドライが向いている方
ミラドライが適している方の特徴:
- 傷跡を残したくない方:ワキを露出する機会が多い方、美容的な配慮を重視する方
- ダウンタイムを最小限に抑えたい方:仕事や学校を長期間休むことが難しい方
- 1回の治療で長期的な効果を得たい方:継続治療を避けたい方
- 手術に抵抗がある方:メスを使わない治療を希望する方
- 長期的な費用対効果を重視する方:初期投資で永続的な効果を求める方
💊 保険適用治療が向いている方
剪除法が適している方:
- 費用を最優先に考える方:初期費用を抑えたい方
- 重度のワキガで最大限の効果を求める方:確実性を重視する方
- ダウンタイムを確保できる方:長期休暇中に治療を受けられる方
- 傷跡を気にしない方:見た目よりも効果を優先する方
ボトックス注射・外用薬が適している方:
- 多汗症が主な悩みの方:臭いはそれほど気にならない方
- 手軽に始めたい方:効果を確認しながら継続を判断したい方
- 一時的な改善を求める方:特定の期間だけ症状を抑えたい方
🏥 アイシークリニックのワキガ・多汗症治療
アイシークリニック大宮院では、患者様一人ひとりの症状やご希望に合わせた最適な治療法をご提案しています。
🎯 選べる3つの治療法
当院では、ワキガ・多汗症の治療として3つの選択肢をご用意しています:
- ミラドライ:傷跡を残さず、ダウンタイムを最小限に抑えながら長期的な効果を実現
- 保険適用の剪除法(皮弁法):費用を抑えながら確実な効果を提供。日本外科学会認定外科専門医が施術
- ボツリヌス製剤注射:多汗症の症状を一時的に抑制。手軽に治療を開始可能
どの治療法が最適かは、症状の程度、ライフスタイル、ご予算、ダウンタイムの確保可能性など、様々な要素を考慮して決定します。カウンセリングでは、それぞれの治療法のメリット・デメリットを詳しくご説明し、患者様のご希望を伺いながら最適な治療プランをご提案いたします。
⭐ 当院の特徴
アイシークリニックの強み:
- 専門医による診療:形成外科専門医・外科専門医が担当
- 豊富な経験と専門知識:的確な診断と丁寧な施術
- 認定医による施術:ミラドライ認定医が患者様一人ひとりの汗腺分布に合わせた最適な照射
- 充実したアフターフォロー:術後の経過観察と相談体制
- プライバシー配慮:デリケートな問題に対する安心できる環境
ワキガや多汗症でお悩みの方は、まずは無料カウンセリングにお越しください。症状を詳しくお伺いし、最適な治療法をご一緒に検討いたします。

❓ よくある質問
多くの方が1回の治療で効果を実感されています。1回の照射で約70〜80%の汗腺が破壊されるとされており、大半の方がこれで十分な改善を得られます。さらなる効果を求める場合は、3ヶ月以上間隔を空けて2回目の治療を受けることも可能です。
ミラドライの治療前には局所麻酔を行うため、照射中に痛みを感じることはほとんどありません。麻酔注射時にチクッとした痛みを感じる方もいらっしゃいますが、施術中は麻酔が効いているため痛みは感じにくくなっています。術後は麻酔が切れると腫れや痛みが出ることがありますが、処方された鎮痛剤やアイシングで対処できます。
多くの場合、翌日から通常の生活に戻ることができます。ただし、施術当日は腫れや痛みがピークを迎えることがあるため、できれば当日は安静にされることをお勧めします。デスクワークなど腕を大きく動かさない仕事であれば、翌日から復帰される方がほとんどです。重いものを持つ仕事や激しい運動は、1週間程度控えることをお勧めしています。
ミラドライで全ての汗腺を破壊することはできないため、汗が完全にゼロになるわけではありません。一般的に70〜80%程度の発汗減少が期待でき、日常生活で汗が気にならなくなる程度に改善される方がほとんどです。なお、ワキ以外の部位から代償性発汗(他の部位の汗が増える現象)が起こる心配はほとんどありません。
ミラドライによって破壊された汗腺は再生しないため、効果は半永久的に持続すると考えられています。治療1年後でも81.7%の発汗減少が継続していたという研究報告もあります。ただし、完全に破壊されなかった汗腺が活動を続けるため、時間の経過とともにわずかに効果が薄れることを感じる方もいらっしゃいます。
効果の確実性という点では、医師が直接汗腺を除去する剪除法がやや優れています。剪除法では95%以上のアポクリン汗腺を除去できるとされる一方、ミラドライは70〜80%程度です。ただし、多くの方はミラドライでも十分な効果を実感されています。傷跡やダウンタイムも含めて総合的に検討することをお勧めします。
医療費控除は確定申告で申請します。通常の確定申告期間は2月16日から3月15日までですが、医療費控除のみの還付申告であれば、翌年の1月1日から5年間はいつでも申請可能です。ミラドライを受けた年の翌年に申請するのが一般的ですが、申請を忘れていた場合でも5年以内であればさかのぼって申請できます。
ミラドライは未成年の方でも受けることが可能です。ワキガや多汗症の症状は思春期頃から目立ち始めることが多く、学生生活に支障をきたしているケースも少なくありません。未成年の方が治療を受ける場合は、保護者の同意が必要となります。成長期にある方の場合、汗腺が完全に発達してからの治療をお勧めすることもありますので、まずはカウンセリングでご相談ください。
📝 まとめ
本記事では、ミラドライの保険適用について詳しく解説してきました。最後に要点をまとめます。
ミラドライは現時点では保険適用外の治療であり、全額自費負担となります。これは日本の医療保険制度の仕組みや、ミラドライという治療法の特性によるものです。将来的に保険適用になる具体的な見通しは立っていません。
ただし、保険適用外であることと治療の効果・安全性は別の問題です。ミラドライは厚生労働省およびFDAから承認を受けた、効果と安全性が公的に認められた治療機器です。
保険適用となるワキガ・多汗症の治療法としては以下があります:
- 剪除法(皮弁法)
- ボトックス注射
- 外用薬(エクロックゲル・ラピフォートワイプ)
それぞれにメリット・デメリットがあり、症状やライフスタイル、予算に応じて最適な治療法を選択することが重要です。
ミラドライは保険適用外ですが、医療費控除の対象となります。確定申告を行うことで、所得に応じた還付を受けることができ、実質的な費用負担を軽減することが可能です。領収書は5年間保管しておきましょう。
ミラドライは傷跡が残らない、ダウンタイムが短い、1回の治療で長期的な効果が期待できるという特徴があります。一方、保険適用の剪除法は費用を抑えながら高い効果を得られますが、傷跡やダウンタイムの考慮が必要です。
どの治療法が最適かは、患者様一人ひとりの状況によって異なります。アイシークリニック大宮院では、ミラドライ、剪除法、ボツリヌス製剤注射の3つの治療法をご用意しています。ワキガや多汗症でお悩みの方は、ぜひ一度カウンセリングにお越しください。経験豊富な専門医が、あなたに最適な治療法をご提案いたします。
監修者医師
高桑 康太 医師
保有資格
ミラドライ認定医
略歴
- 2009年 東京大学医学部医学科卒業
- 2009年 東京逓信病院勤務
- 2012年 東京警察病院勤務
- 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
- 2019年 当院治療責任者就任
- 皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
- 専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
- 臨床実績(2024年時点) 皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上、腋臭症治療:2,000件以上、酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
- 監修領域 皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報
佐藤 昌樹 医師
保有資格
日本整形外科学会整形外科専門医
略歴
- 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
- 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
- 2012年 東京逓信病院勤務
- 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
- 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務
医師・当院治療責任者
保険適用外の治療であっても、ミラドライは厚生労働省から正式に承認された医療機器です。効果と安全性は科学的に証明されており、患者様の生活の質を大きく向上させる治療法として、私たちも自信を持ってお勧めしています。費用面での不安もあるかと思いますが、医療費控除の活用や長期的な費用対効果を考慮すると、十分に価値のある投資といえるでしょう。