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ちりめんじわは皮膚科で治せる?原因・治療法・予防策を徹底解説

🪞 「最近、目元や口元の細かいしわが気になってきた…」
それ、「ちりめんじわ」のサインかもしれません。

ちりめんじわは乾燥・紫外線・加齢が重なって起こるもので、セルフケアだけでは改善が難しいケースがほとんど。早めに正しい対策を知らないと、じわじわと悪化して深いシワに変わってしまうこともあります。

💡 この記事を読むとわかること

  • ✅ ちりめんじわが なぜできるのか、正しい原因
  • ✅ 皮膚科・美容皮膚科で 受けられる治療法の全体像
  • ✅ 今日からできる セルフケアと予防法

🚨 読まないとこうなるかも…

  • 🔸 間違ったケアで 肌への負担が増え悪化
  • 🔸 放置してちりめんじわが 深いシワに進行
  • 🔸 自分に合った治療を知らないまま コスパの悪い市販品に頼り続ける
🙍‍♀️

目元のしわ、保湿クリームを塗っても全然変わらないんだけど…皮膚科って行っていいの?

👩‍⚕️

もちろんです!ちりめんじわは皮膚科・美容皮膚科で相談できます。原因を正しく診断して、あなたの肌に合った治療を提案しますよ。


目次

  1. ちりめんじわとは?通常のしわとの違い
  2. ちりめんじわができる主な原因
  3. ちりめんじわができやすい部位とその特徴
  4. ちりめんじわは皮膚科で相談できる?
  5. 皮膚科・美容皮膚科で受けられる主な治療法
  6. 治療を受ける際の注意点とダウンタイム
  7. 自宅でできるちりめんじわのセルフケア
  8. ちりめんじわの予防に大切な生活習慣
  9. まとめ

この記事のポイント

ちりめんじわは乾燥・紫外線・加齢が主因で、皮膚科・美容皮膚科ではヒアルロン酸注射やレーザー治療など個人の肌状態に応じた治療が可能。日常の保湿と日焼け止めを軸としたセルフケアと生活習慣の改善も予防・改善に不可欠。

💡 ちりめんじわとは?通常のしわとの違い

ちりめんじわとは、皮膚の表面に細かく入った網目状のしわのことです。その名前は、絹織物の「縮緬(ちりめん)」の生地が持つ細かな凹凸模様に由来しています。見た目が縮緬布のテクスチャーに似ていることから、こう呼ばれるようになりました。

通常のしわとちりめんじわの最大の違いは、そのでき方と深さにあります。通常のしわ(表情じわや深いしわ)は、主に表情筋の繰り返しの動きや皮膚の弾力低下によって生じる比較的深い溝状のしわです。一方、ちりめんじわは皮膚の表層部分、すなわち表皮から真皮の浅い層にかけてできる非常に細かいしわです。深さは浅く、しかし範囲が広く無数に広がるのが特徴です。

ちりめんじわは「乾燥じわ」と呼ばれることもあり、肌の水分が不足している状態で特に目立ちやすくなります。朝起きたときや洗顔後など、肌が乾燥しやすいタイミングに気になる方も多いでしょう。ただし、単なる一時的な乾燥によるものと、加齢や紫外線ダメージによって皮膚構造自体が変化して生じるものとでは、対処法が異なるため、原因を正しく把握することが重要です。

若い世代でも乾燥肌の方には比較的早い段階から現れることがあり、年齢を問わず多くの方が悩むしわの一種です。年齢とともに皮膚のターンオーバーが遅くなり、コラーゲンやエラスチンの産生量が落ちてくると、より深く定着したちりめんじわになっていくこともあります。

Q. ちりめんじわと通常のしわの違いは何ですか?

ちりめんじわは表皮から真皮の浅い層にできる細かい網目状のしわで、「乾燥じわ」とも呼ばれます。通常のしわは表情筋の動きや弾力低下による深い溝状のしわです。ちりめんじわは深さが浅い一方、範囲が広く、朝や洗顔後など肌が乾燥しやすいタイミングに特に目立ちやすい特徴があります。

📌 ちりめんじわができる主な原因

ちりめんじわの原因は一つではなく、複数の要因が複合的に関わっています。原因を理解することで、適切なケアや治療の方向性が見えてきます。

✅ 皮膚の乾燥

ちりめんじわの最も代表的な原因の一つが乾燥です。皮膚は表面に皮脂膜と角質細胞間脂質からなるバリア機能を持ち、内部の水分蒸散を防いでいます。このバリア機能が低下すると、経表皮水分蒸散量(TEWL)が増加し、角質層の水分量が減少します。角質層が乾燥すると柔軟性が失われ、細かいひびが入るような状態になるため、ちりめんじわとして現れます。

特に目元や口元は皮膚が薄く皮脂腺が少ないため、他の部位に比べて乾燥しやすい部位です。季節的には乾燥しやすい秋冬に悪化することが多く、エアコンの使用による室内の乾燥も影響します。

📝 紫外線ダメージ(光老化)

紫外線は皮膚の老化を加速させる最大の外的要因の一つです。紫外線(特にUVA)は皮膚の深い層である真皮まで到達し、コラーゲンやエラスチンを産生する線維芽細胞にダメージを与えます。また、活性酸素を発生させることで酸化ストレスをもたらし、コラーゲン繊維を分解する酵素(マトリックスメタロプロテアーゼ)の活性を上昇させます。その結果、真皮のコラーゲン量が減少し、皮膚の弾力性が失われてちりめんじわが形成されやすくなります。

紫外線による老化は「光老化」と呼ばれ、加齢によるものとは区別されています。日焼け対策を十分に行わずに生活してきた場合、実際の年齢よりも早くちりめんじわが現れることがあります。

🔸 加齢による皮膚構造の変化

年齢を重ねると、皮膚を構成する成分が徐々に変化します。コラーゲンやエラスチンは20代をピークに産生量が低下し始め、皮膚のハリや弾力が失われていきます。また、ヒアルロン酸などの保湿成分も減少するため、皮膚内部の水分保持能力が低下します。さらに、皮膚のターンオーバー(細胞の生まれ変わり)のサイクルが遅くなり、古い角質が残りやすくなることも皮膚の質感の変化につながります。

これらの変化が積み重なることで、皮膚の表面に細かいしわが多数形成され、ちりめんじわとして目立つようになります。特に40代以降の方に多く見られますが、生活習慣や肌質によってはより若い年代から現れることもあります。

⚡ 摩擦や間違ったスキンケア

日常的な刺激も皮膚のバリア機能に影響を与えます。洗顔時に強くこすったり、目元をゴシゴシと拭いたりする習慣は、薄くデリケートな皮膚を傷つけ、乾燥や炎症を引き起こします。また、自分の肌に合わないスキンケア製品の使用や、過剰な洗顔・クレンジングによって皮脂が必要以上に取り除かれることも、バリア機能の低下につながります。

🌟 生活習慣の乱れ

睡眠不足や過度なストレス、喫煙、偏った食生活なども皮膚の状態に影響を与えます。睡眠中は成長ホルモンが分泌され、皮膚の修復・再生が活発に行われます。睡眠が不足すると、この修復の機会が減り、皮膚のターンオーバーが乱れることでちりめんじわが生じやすくなります。喫煙は血管を収縮させて皮膚への血液供給を低下させ、コラーゲンの産生を抑制する作用があることが知られています。

✨ ちりめんじわができやすい部位とその特徴

ちりめんじわは全身のどこにでもできる可能性がありますが、特に現れやすい部位があります。それぞれの部位の特徴を知ることで、ケアのポイントが明確になります。

💬 目元(目の下・目尻)

目の周囲は全身の中でも特に皮膚が薄い部位で、厚さはわずか0.5mm程度といわれています。また、目元は表情の動きが多く、まばたきや笑顔などで日常的に動いている箇所です。皮脂腺の分泌量も少ないため、乾燥しやすく、ちりめんじわが最も現れやすい部位の一つです。目の下のくすみやクマとともに現れることも多く、疲れた印象を与えることがあります。

✅ 口元(唇の周囲)

口の周囲も皮膚が薄く、食事や会話など日常的な動きが多い部位です。唇の上の部分(上口唇)には縦じわが入りやすく、口角の周辺にもちりめんじわが生じやすいとされています。特に40代以降の女性に多く見られ、口紅やリップライナーがにじみやすくなるという悩みともつながっています。

📝 頬

頬全体に広がる細かいちりめんじわは、特に乾燥肌の方や紫外線ダメージを多く受けてきた方に見られます。頬は目元に比べると皮膚がやや厚いですが、加齢によって弾力が失われてくると、表面に細かいしわが入るようになります。下方向へのたるみとともに現れることも多く、顔全体の印象に影響を与えます。

🔸 首・デコルテ

首や胸元(デコルテ)のちりめんじわは、見落とされがちですが実際には年齢が出やすい部位の一つです。紫外線を受けやすいにもかかわらずケアが手薄になりがちなこともあり、早い段階から細かいしわが現れることがあります。また、就寝時の体勢によって横方向のしわがつきやすいという特徴もあります。

Q. ちりめんじわの主な原因は何ですか?

ちりめんじわの主な原因は、皮膚の乾燥・紫外線ダメージ(光老化)・加齢による皮膚構造の変化・摩擦や不適切なスキンケア・生活習慣の乱れの5つです。特に紫外線はUVAが真皮まで到達してコラーゲンを分解し、乾燥は角質層の柔軟性を失わせます。これらの要因が複合的に重なってちりめんじわが形成されます。

🔍 ちりめんじわは皮膚科で相談できる?

「しわの悩みは美容クリニックに行くもの」というイメージを持っている方もいますが、皮膚科でもちりめんじわの相談は可能です。皮膚科は皮膚の病態全般を扱う診療科であり、しわの原因となる皮膚の乾燥・炎症・老化などについて医学的な見地からアドバイスを受けることができます。

特に、アトピー性皮膚炎や敏感肌など皮膚の基礎疾患がある方は、美容目的の治療を受ける前に皮膚科で相談することが推奨されます。皮膚のバリア機能が低下している状態でレーザーや強い薬剤を使用すると、思わぬトラブルを招くことがあるためです。

また、美容皮膚科(保険診療と自由診療の両方を扱うクリニック、あるいは自由診療専門のクリニック)では、より積極的な美容治療を受けることができます。保険適用外となりますが、ヒアルロン酸注射やボトックス注射、レーザー治療、ケミカルピーリングなど、ちりめんじわに対して効果的な治療が多数揃っています。

どのような治療が自分に適しているかは、皮膚の状態や年齢、ちりめんじわの程度・部位などによって異なります。まずは専門家による診察を受けて、自分の肌の状態を正確に把握することが治療の第一歩です。

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💪 皮膚科・美容皮膚科で受けられる主な治療法

ちりめんじわに対して皮膚科・美容皮膚科で行われる治療法には、さまざまなアプローチがあります。それぞれの特徴と効果について詳しく見ていきましょう。

⚡ ヒアルロン酸注射

ヒアルロン酸は皮膚の真皮層に本来存在する保湿成分で、水分を保持してハリをもたらす働きをしています。加齢とともに減少するヒアルロン酸を皮膚に直接注入することで、ボリュームを補いちりめんじわをなめらかにする効果が期待できます。即効性があり、効果の持続期間は製剤の種類によって異なりますが、一般的に6ヶ月から1年半程度といわれています。

深いしわよりも比較的浅いちりめんじわに対しては、皮膚の浅い層に細かく注入する手技が有効とされています。注射後に内出血や腫れが生じる場合がありますが、多くは数日以内に落ち着きます

🌟 ボトックス注射(ボツリヌストキシン注射)

ボトックス(ボツリヌストキシン)は、筋肉の動きを一時的に抑制する作用を持つ成分です。表情筋の繰り返しの動きによって生じる「表情じわ」に対して特に有効とされており、目尻のしわ(カラスの足跡)や眉間のしわ、額のしわなどに多く用いられます。

ちりめんじわそのものへの直接的な効果は、ヒアルロン酸に比べると限定的な場合もありますが、目元などでは表情じわとちりめんじわが混在していることも多く、表情筋のテンションを緩めることで全体的な改善につながることがあります。効果の持続は3〜6ヶ月程度で、定期的な施術が必要です。

💬 レーザー治療

レーザーを用いた治療は、皮膚のリモデリング(再構築)を促してちりめんじわを改善する方法です。代表的なものとして、フラクショナルレーザーが挙げられます。フラクショナルレーザーは皮膚に微細な照射スポットを規則的に配置することで、ダウンタイムを抑えながら熱刺激によるコラーゲン産生を促進します。

また、CO2(炭酸ガス)レーザーやエルビウムYAGレーザーなどのアブレイティブ(剥皮型)レーザーは、より強力なリサーフェシング効果をもたらしますが、赤みやダウンタイムが生じるため、施術前に十分な説明と準備が必要です。非剥皮型のNd:YAGレーザーや他の波長のレーザーを用いた治療も、コラーゲン産生刺激を目的として行われることがあります。

✅ ケミカルピーリング

ケミカルピーリングは、グリコール酸(AHA)や乳酸、サリチル酸(BHA)などの酸性薬剤を皮膚に塗布し、古い角質を除去するとともに皮膚のターンオーバーを促進する治療です。表皮レベルでの改善効果があり、軽度のちりめんじわや肌のくすみ・毛穴の開きなどに対して用いられます。

ピーリングの深さは使用する薬剤の種類・濃度・塗布時間によって調整されます。浅いピーリングはダウンタイムが少なく、シリーズで繰り返すことでじわじわと改善効果が積み重なります。施術後は一時的に赤みや落屑(皮むけ)が起こることがあります

📝 高周波(RF)治療・HIFU

高周波(ラジオ波)を用いた治療やHIFU(高密度焦点式超音波)は、皮膚の深部に熱エネルギーを与えることでコラーゲンの産生を促し、皮膚のハリやリフトアップ効果をもたらします。メスを使わない「非外科的なリフティング」として注目されており、ちりめんじわの改善とたるみの改善を同時に期待できる治療です。

代表的な機器として、サーマクール(高周波)やウルセラ・ハイフ(HIFU)などがあります。効果の実感には個人差があり、コラーゲンが産生されて効果が現れるまでに数週間から数ヶ月かかることがあります。ダウンタイムは比較的少ないですが、施術中や施術後に熱感や一時的な腫れが生じることがあります。

🔸 水光注射・スキンブースター

ヒアルロン酸や各種保湿・栄養成分を皮膚の浅い層(真皮浅層)に多数の微細な針で注入する治療です。皮膚の内側から水分を補給し、潤いのある肌へと導くことを目的としており、皮膚の保湿力を高めることで乾燥によるちりめんじわの改善に効果が期待されます。定期的に繰り返すことで、皮膚のツヤやハリが持続しやすくなるとされています。

⚡ 美容点滴・サプリメント療法

ビタミンCや美白・抗酸化成分を含む点滴は、体の内側から皮膚のコラーゲン産生をサポートし、酸化ストレスを軽減する効果が期待されます。特にビタミンCはコラーゲンの合成に必須の成分であり、高用量で補給することで皮膚の状態改善に寄与するとされています。また、医療機関では医師の判断のもとで内服薬(ビタミン剤、コラーゲン産生促進薬など)が処方されることもあります。

🌟 レチノイン酸(トレチノイン)療法

トレチノイン(ビタミンA誘導体)は、皮膚のターンオーバーを促進し、コラーゲン産生を刺激する効果が科学的に証明されている成分です。医師の処方のもとで使用されるもので、長期的な使用により表皮の厚みを増し、ちりめんじわを含む様々なしわの改善効果が期待できます。ただし、使用開始初期には赤みや乾燥、皮むけなどの刺激反応(レチノイン酸反応)が生じることが多く、濃度と使用頻度を調整しながら段階的に導入することが必要です。

Q. 美容皮膚科ではちりめんじわにどんな治療が受けられますか?

美容皮膚科では、ヒアルロン酸注射(効果6〜18ヶ月程度)、ボトックス注射、フラクショナルレーザーなどのレーザー治療、ケミカルピーリング、高周波・HIFU、水光注射、レチノイン酸(トレチノイン)療法などが受けられます。どの治療が適切かは個人の肌状態や原因によって異なるため、アイシークリニックでは医師が丁寧に診察した上で最適な治療プランを提案しています。

🎯 治療を受ける際の注意点とダウンタイム

美容皮膚科での治療を受ける際には、いくつかの重要な点に注意する必要があります。

💬 カウンセリングと医師との相談を大切に

どのような治療が自分に適しているかは、皮膚の状態・年齢・ちりめんじわの程度・原因・ライフスタイルなどによって異なります。施術を急がず、まず医師によるカウンセリングをしっかりと受け、期待できる効果とリスク・ダウンタイムについて十分に理解した上で治療方針を決定することが重要です。複数の治療を組み合わせることで相乗効果が得られることもあります。

✅ ダウンタイムの見通しを立てる

治療の種類によってダウンタイムの程度は大きく異なります。ヒアルロン酸注射やボトックス注射は比較的ダウンタイムが短いですが、内出血や腫れが生じることがあります。レーザーや強いピーリングでは赤みや落屑、一時的な色素沈着のリスクがあり、数日から1〜2週間のダウンタイムを要することもあります。大事なイベント(結婚式や重要な会議など)の前後は施術のタイミングに注意が必要です。

📝 アフターケアの重要性

どの治療を受けた後も、アフターケアが治療効果を最大化するために欠かせません。施術後の皮膚は特に敏感な状態にあるため、医師の指示に従って保湿・日焼け対策を徹底することが大切です。特に紫外線は治療の効果を損ない、色素沈着のリスクを高めるため、施術後の期間は外出時にSPFの高い日焼け止めと物理的な遮光(日傘・帽子など)を組み合わせて使用することが推奨されます。

🔸 効果の持続と維持のためのプラン

多くの美容治療は一度の施術で永続的な効果が得られるわけではなく、定期的なメンテナンスが必要です。加齢は止めることができないため、適切なサイクルで治療を継続することが長期的な効果の維持につながります。どのくらいの間隔でリピートすべきかも、医師に相談して計画を立てましょう。

💡 自宅でできるちりめんじわのセルフケア

皮膚科や美容皮膚科での治療と並行して、日常のスキンケアを見直すことも非常に重要です。自宅でできるセルフケアの基本をしっかり実践することが、ちりめんじわの改善や予防につながります。

⚡ 徹底した保湿ケア

乾燥はちりめんじわの大敵です。洗顔後はできるだけ早く化粧水や保湿クリームを重ねて、角質層の水分を補い閉じ込めることが基本となります。保湿成分として特に有効とされているのは、ヒアルロン酸(水分保持)、セラミド(バリア機能修復)、グリセリン(保湿・柔軟化)などです。これらの成分が含まれたスキンケア製品を活用することで、日常的に皮膚の水分バランスを保つことができます。

特に目元と口元は別途アイクリームやリップクリームなどの専用アイテムを用いると、その部位に特化した濃い保湿成分が届きやすくなります。夜間は特に保湿力の高いクリームやオイルを使用し、睡眠中の乾燥を防ぐことも効果的です。

🌟 日焼け止めの毎日使用

紫外線対策は、しわの予防・改善において日々の保湿と並ぶほど重要なケアです。UVA・UVBの両方に対応したブロードスペクタムの日焼け止めを、曇りの日や室内にいる日も含めて毎日使用する習慣をつけましょう。SPF30以上、PA++以上の製品が推奨されており、外出時はこまめな塗り直しが大切です。

日焼け止め以外にも、日傘・帽子・サングラスなどの物理的な遮光も合わせて行うことで、より効果的に紫外線ダメージを防ぐことができます。

💬 洗顔・クレンジングの見直し

洗顔は必要以上に皮脂を取り除かないよう、肌に優しいアミノ酸系などのマイルドな洗顔料を選ぶことが大切です。洗い方も、泡をたてて優しく包み込むようにし、強くこすらないように注意します。目元はデリケートなので、アイメイクのクレンジングはコットンなどで押し当てるようにして、摩擦をできるだけ避けましょう。洗顔後のタオルでの拭き取りも、押し当てるように優しく行うのがポイントです。

✅ レチノール配合スキンケアの活用

市販のスキンケア製品に含まれるレチノール(ビタミンA誘導体)は、医薬品のトレチノインよりも穏やかな作用ながら、皮膚のターンオーバー促進とコラーゲン産生サポートに役立つ成分です。しわ改善のセルフケアとして、レチノール配合の美容液やクリームを夜のスキンケアに取り入れることが有効とされています。ただし、使い始めは少量から試し、赤みや乾燥が出た場合は使用頻度を調整するなど、肌の反応を見ながら慎重に導入することが大切です。また、使用中は紫外線への感受性が高まるため、日焼け止めを徹底してください。

📝 ビタミンC配合美容液の使用

ビタミンC(L-アスコルビン酸およびその誘導体)は、抗酸化作用とコラーゲン産生促進作用を持ち、しわの予防・改善に役立つ成分として市販スキンケアでも広く使われています。朝のスキンケアに組み込むと紫外線ダメージに対する防御力のサポートにもなります。ただし、ビタミンCは不安定な成分であるため、遮光容器に入っているものや安定型の誘導体を選ぶことがポイントです。

🔸 表情筋ケア・マッサージ

フェイシャルエクササイズやマッサージも、血行促進や皮膚のターンオーバーのサポートに役立つとされています。ただし、過剰な刺激や強すぎるマッサージは皮膚を傷める原因になるため、あくまでも優しく行うことが前提です。保湿クリームやオイルを使って滑りをよくした状態で行い、摩擦を極力減らすことが重要です。

Q. ちりめんじわのセルフケアで最も大切なことは何ですか?

ちりめんじわのセルフケアで最も重要なのは「徹底した保湿」と「毎日の日焼け止め使用」の2点です。洗顔後はヒアルロン酸・セラミド・グリセリン配合の保湿剤を素早く重ねて水分を保持し、SPF30・PA++以上の日焼け止めを曇りの日も毎日使用しましょう。加えて、7〜8時間の十分な睡眠やバランスのよい食事など生活習慣の改善も予防・改善に不可欠です。

📌 ちりめんじわの予防に大切な生活習慣

スキンケアと同様に、生活習慣の改善もちりめんじわの予防・改善に大きく関わっています。内側からのアプローチも大切にしましょう。

⚡ 十分な睡眠をとる

睡眠は皮膚の修復・再生に欠かせない時間です。就寝中に分泌される成長ホルモンは、細胞の修復とコラーゲン産生を促します。成人では一般的に1日7〜8時間程度の睡眠が推奨されており、規則正しい睡眠習慣を維持することが皮膚の健康にとっても重要です。睡眠の質を高めるためには、就寝前のスマートフォン使用を控える、寝室の環境を整えるなどの工夫も有効です。

🌟 バランスのよい食事

皮膚の構成成分となるタンパク質(コラーゲンの原料)、コラーゲン合成に必要なビタミンC、抗酸化作用を持つビタミンE・ビタミンA(β-カロテン)、皮膚のバリア機能に関わる必須脂肪酸(オメガ3・オメガ6)などをバランスよく摂取することが重要です。肉・魚・豆類などのタンパク質食品、緑黄色野菜・果物、ナッツ類・油魚などを積極的に取り入れた食事が皮膚の健康を内側からサポートします。

反対に、糖質の過剰摂取はグリケーション(糖化)を引き起こしてコラーゲン繊維を硬化させ、皮膚の老化を促進するとされているため、甘いものや精製された炭水化物の摂りすぎには注意が必要です。

💬 十分な水分補給

体内の水分量は皮膚の潤いにも影響します。1日に適切な量の水分(一般的な成人では約1.5〜2リットルが目安とされています)を摂取する習慣をつけましょう。ただし、水を飲むだけで直接皮膚が潤うわけではないため、外側からの保湿ケアも並行して行うことが大切です。

✅ 禁煙・節酒

喫煙は皮膚の老化を著しく促進します。タバコの煙に含まれる有害物質は活性酸素を大量に発生させ、皮膚のコラーゲン分解を促進します。また、ニコチンには血管収縮作用があり、皮膚への血液供給と栄養・酸素の供給を低下させます。禁煙は皮膚の状態改善において最も効果の大きいライフスタイル変更の一つです。アルコールの過度な摂取も皮膚の水分バランスを乱し、ビタミン類の消耗を招くため、節度ある飲酒を心がけましょう。

📝 ストレス管理

慢性的なストレスはコルチゾールなどのストレスホルモンの分泌を高め、皮膚のバリア機能の低下や炎症の促進に関与することが知られています。適度な運動・趣味・リラクゼーション法などでストレスを上手に発散させることも、皮膚の健康維持に間接的にプラスの影響をもたらします。

🔸 室内環境の湿度管理

特に乾燥しやすい冬季やエアコンを使用する時期は、加湿器を使って室内の湿度を40〜60%程度に保つことで、皮膚からの水分蒸散を抑制できます。職場でも可能であれば卓上加湿器を活用するなど、環境面でも乾燥対策を意識することが大切です。

👨‍⚕️ 当院での診療傾向【医師コメント】

高桑康太 医師(当院治療責任者)より

「当院では、ちりめんじわのご相談で来院される患者様の多くが、乾燥や紫外線ダメージが複合的に重なった状態で受診されており、セルフケアだけでは改善が難しいケースも少なくありません。最近の傾向として、20〜30代の若い世代からもご相談をいただくことが増えており、早期から適切なケアと治療を組み合わせることが、長期的な肌の健康を守る上で非常に大切だと感じています。お一人おひとりの肌の状態を丁寧に診察した上で、保湿や日焼け対策などの日常ケアの見直しから、レーザーやヒアルロン酸注射といった医療的アプローチまで、最適な治療プランをご提案しておりますので、気になる方はどうぞお気軽にご相談ください。」

✨ よくある質問

ちりめんじわは皮膚科で治療してもらえますか?

はい、皮膚科・美容皮膚科でちりめんじわの相談・治療を受けることができます。特にアトピー性皮膚炎や敏感肌など皮膚に基礎疾患がある方は、美容治療を受ける前に皮膚科での診察が推奨されます。美容皮膚科ではヒアルロン酸注射やレーザー治療など、より積極的な治療も受けられます。

ちりめんじわができやすい部位はどこですか?

目元(目の下・目尻)と口元(唇の周囲)が特に現れやすい部位です。目の周囲は皮膚の厚さが約0.5mmと非常に薄く、皮脂腺も少ないため乾燥しやすい特徴があります。そのほか頬や首・デコルテにも生じやすく、紫外線ケアが不十分になりがちな首・デコルテは見落とされがちな部位です。

ちりめんじわと普通のしわの違いは何ですか?

通常のしわは表情筋の動きや皮膚の弾力低下によって生じる比較的深い溝状のしわです。一方、ちりめんじわは表皮から真皮の浅い層にかけてできる非常に細かい網目状のしわで、「乾燥じわ」とも呼ばれます。深さは浅いものの範囲が広く、乾燥しやすい朝や洗顔後に特に目立ちやすいのが特徴です。

美容皮膚科ではちりめんじわにどんな治療が受けられますか?

主な治療法として、ヒアルロン酸注射(即効性あり・効果6〜18ヶ月程度)、レーザー治療(コラーゲン産生促進)、ケミカルピーリング(ターンオーバー促進)、高周波・HIFU(皮膚のリフトアップ)、水光注射(保湿成分の直接補給)、レチノイン酸療法などがあります。どの治療が適切かは個人の肌状態によって異なるため、医師への相談が重要です。

自宅でできるちりめんじわのケアで特に大切なことは何ですか?

最も重要なのは「徹底した保湿」と「毎日の日焼け止め使用」の2点です。洗顔後はヒアルロン酸・セラミド・グリセリンなどを含む保湿剤を素早く重ねて水分を閉じ込めましょう。日焼け止めはSPF30・PA++以上を曇りの日も含め毎日使用することが大切です。また、十分な睡眠やバランスのよい食事など生活習慣の改善も欠かせません。

🔍 まとめ

ちりめんじわは乾燥・紫外線ダメージ・加齢・生活習慣など複合的な要因によって生じる細かいしわで、目元・口元・頬などに現れやすい特徴があります。一度できてしまったちりめんじわは、市販のスキンケアだけでは改善が難しいこともありますが、皮膚科・美容皮膚科では原因に応じた適切な治療アプローチを受けることができます

ヒアルロン酸注射やボトックス注射、レーザー治療、ケミカルピーリング、高周波・HIFU、水光注射、レチノイン酸療法など、様々な治療法がそれぞれの特性を持って存在します。どの治療が適しているかは個々の状態によって異なるため、まずは専門の医師に相談して肌の状態を正確に評価してもらうことが最初のステップです。

治療と並行して、毎日の保湿・日焼け対策・洗顔方法の見直し、バランスのよい食生活・十分な睡眠・禁煙などの生活習慣の改善も、ちりめんじわの予防・改善に欠かせません。外側からのケアと内側からのアプローチを組み合わせることで、より効果的にちりめんじわに対処することができます。

ちりめんじわが気になり始めたら、自己判断で対処するよりも早めに皮膚科や美容皮膚科を受診することをお勧めします。アイシークリニック大宮院では、患者様一人ひとりの肌の状態を丁寧に診察し、最適なケアプランをご提案しています。しわやエイジングサインにお悩みの方はお気軽にご相談ください。

📚 関連記事

📚 参考文献

  • 日本皮膚科学会 – 皮膚の老化・光老化のメカニズム、バリア機能、ターンオーバー、コラーゲン・エラスチンの変化など、ちりめんじわの原因となる皮膚科学的根拠の参照
  • 日本美容外科学会 – ヒアルロン酸注射・ボトックス注射・レーザー治療・ケミカルピーリング・HIFU等の美容医療治療法の適応・効果・リスクに関する医学的情報の参照
  • PubMed – 光老化・レチノイン酸(トレチノイン)療法・ヒアルロン酸・紫外線ダメージによるちりめんじわへの治療効果に関する国際的な臨床研究・エビデンスの参照

監修者医師

高桑 康太 医師

保有資格

ミラドライ認定医

略歴

  • 2009年 東京大学医学部医学科卒業
  • 2009年 東京逓信病院勤務
  • 2012年 東京警察病院勤務
  • 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
  • 2019年 当院治療責任者就任
  • 皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
  • 専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
  • 臨床実績(2024年時点) 皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上、腋臭症治療:2,000件以上、酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
  • 監修領域 皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報

佐藤 昌樹 医師

保有資格

日本整形外科学会整形外科専門医

略歴

  • 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
  • 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
  • 2012年 東京逓信病院勤務
  • 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
  • 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務

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