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鼻の下ニキビの原因とは?繰り返す理由と改善のポイントを解説

💬 「鼻の下のニキビ、何度治してもまた出てくる…」そんな経験、ありませんか?

実は、鼻の下は皮脂・ホルモン・摩擦・生活習慣など、ニキビができる原因が集中しやすい”超ニキビ発生ゾーン”。ケアの方法を間違えると、繰り返し悪化するリスクもあります。

この記事を読めば、繰り返す原因と正しい対処法が丸わかり。逆に読まないまま間違ったケアを続けると、ニキビ跡が残ってしまう可能性も…😢

⚠️ こんな人はとくに要注意!

⚡ 鼻の下のニキビが2週間以上治らない
⚡ 同じ場所に繰り返しニキビができる
⚡ 赤くなって痛みや腫れを感じる
⚡ 市販薬を使っても効果が出ない


目次

  1. 鼻の下はニキビができやすい場所?その特徴を知ろう
  2. 鼻の下ニキビの主な原因①:過剰な皮脂分泌
  3. 鼻の下ニキビの主な原因②:ホルモンバランスの乱れ
  4. 鼻の下ニキビの主な原因③:摩擦・刺激による肌ダメージ
  5. 鼻の下ニキビの主な原因④:不規則な生活習慣
  6. 鼻の下ニキビの主な原因⑤:スキンケアの方法が合っていない
  7. 鼻の下ニキビの主な原因⑥:食生活の偏り
  8. 鼻の下ニキビの主な原因⑦:口周りの細菌・衛生環境
  9. ニキビの種類と鼻の下に多いタイプ
  10. 繰り返す鼻の下ニキビを改善するためのポイント
  11. クリニックでの治療が効果的なケースとは
  12. まとめ

この記事のポイント

鼻の下ニキビは皮脂過剰・ホルモン乱れ・摩擦・生活習慣など複合的原因で生じる。洗顔・保湿・食事・睡眠の見直しが基本だが、改善しない場合はアイシークリニックでアダパレン等による専門治療が有効。

💡 鼻の下はニキビができやすい場所?その特徴を知ろう

鼻の下、いわゆる「人中(じんちゅう)」と呼ばれる部分は、顔の中でも特にニキビができやすいエリアのひとつです。その理由を理解するには、まずこの部位の皮膚の特徴を知ることが大切です。

鼻の下はTゾーン(額・鼻・あご)に隣接しており、皮脂腺が多く集中しているエリアです。Tゾーンは顔の中でも特に皮脂の分泌が旺盛で、毛穴が詰まりやすく、ニキビの温床になりやすい場所として知られています。とくに鼻の下は、鼻の脂と口周りの動きが合わさった環境にあるため、皮脂が毛穴に詰まりやすいという特性があります。

さらに、この部分は食事や会話などで頻繁に動かされる部位であり、外部からの刺激を受けやすい場所でもあります。洗顔や保湿のケアが行き届きにくいという声もあり、日常のスキンケアの盲点になりやすいエリアといえます。

年代を問わずニキビが発生することがありますが、思春期には皮脂の過剰分泌が原因になることが多く、大人になってからは生活習慣やホルモンバランス、ストレスなど複合的な要因が絡み合うことが特徴です。

Q. 鼻の下にニキビができやすい理由は?

鼻の下はTゾーンに隣接し皮脂腺が多く集中しているため、毛穴が詰まりやすい環境にあります。さらに食事や会話による口周りの筋肉の動きで摩擦・刺激を受けやすく、日常のスキンケアも行き届きにくい部位です。これらの条件が重なることで、ニキビができやすい場所となっています。

📌 鼻の下ニキビの主な原因①:過剰な皮脂分泌

鼻の下ニキビの最も代表的な原因のひとつが、皮脂の過剰な分泌です。皮脂は肌を外部の刺激から守るバリア機能を担う重要な成分ですが、分泌量が多すぎると毛穴に詰まりやすくなります。

皮脂が毛穴に詰まると、そこに皮膚常在菌の一種であるアクネ菌(Cutibacterium acnes)が繁殖しやすくなります。アクネ菌は皮脂を栄養源として増殖し、炎症を引き起こすことでニキビへと発展させます。特に鼻の下は皮脂腺が豊富なエリアであるため、このサイクルが起きやすい環境にあります。

皮脂の分泌量が増える背景にはさまざまな要因があります。思春期のホルモン変動はその代表例ですが、大人でも睡眠不足や精神的なストレスも皮脂の分泌を促す要因のひとつとされています。

過剰な皮脂分泌を防ぐためには、洗顔で適切に皮脂を取り除くことが基本ですが、洗いすぎによって逆に皮脂が増えてしまうという逆効果もあるため、バランスのとれたケアが求められます。

✨ 鼻の下ニキビの主な原因②:ホルモンバランスの乱れ

ホルモンバランスの乱れは、ニキビの発生に深く関係しています。特に女性の場合、月経周期に合わせて肌の状態が変化することはよく知られており、生理前の時期になると鼻の下や口まわりにニキビができやすくなると感じている方が多くいます。

この背景には、黄体期(生理前の約2週間)に増加するプロゲステロン(黄体ホルモン)という女性ホルモンの働きがあります。プロゲステロンは皮脂の分泌を促す作用があり、この時期に皮膚のコンディションが崩れやすくなることが分かっています。また、エストロゲン(卵胞ホルモン)が低下する時期にも、肌のバリア機能が低下しやすく、ニキビができやすい状態になることがあります。

男性の場合も、テストステロンなどの男性ホルモンが皮脂分泌を促すため、思春期をはじめ、ストレスや睡眠不足によってホルモンバランスが崩れると鼻の下にニキビができやすくなることがあります。

ホルモンバランスの乱れはセルフケアだけでは改善が難しい場合もあります。月経周期に連動して定期的にニキビができるという場合は、婦人科や皮膚科での相談が選択肢になることもあります。

Q. 生理前に鼻の下ニキビが増えるのはなぜですか?

生理前の黄体期にはプロゲステロン(黄体ホルモン)の分泌が増加し、皮脂腺を刺激して皮脂の過剰分泌を促すためです。同時期にエストロゲンが低下すると肌のバリア機能も弱まります。月経周期に連動して繰り返しニキビができる場合は、婦人科や皮膚科への相談を検討してください。

🔍 鼻の下ニキビの主な原因③:摩擦・刺激による肌ダメージ

日常生活の中で、鼻の下は意外と多くの摩擦や刺激にさらされています。この摩擦が毛穴を詰まらせたり、肌のバリア機能を低下させたりすることでニキビの原因になることがあります。

まず挙げられるのが、鼻をかむ行為です。風邪や花粉症の時期にティッシュで何度も鼻をかむと、鼻の下の皮膚が摩擦を受けて赤くなったり、バリア機能が低下したりします。これがニキビの発生を助長することがあります。

また、洗顔時に力を入れてごしごしと洗う習慣がある方は、皮膚の表面を傷つけてしまい、そこから細菌が侵入しやすくなります。洗顔後のタオルでの拭き取りも、力を入れすぎると摩擦が生じるため注意が必要です。

さらに、マスクの着用による摩擦も現代ではニキビの一因として注目されています。マスクの縁が繰り返し鼻の下や口周りに当たることで、肌が刺激を受けてニキビが発生するケース(マスクニキビ)も増えています。

無意識に顔を触る癖がある方も要注意です。手には多くの細菌が付着しており、指で鼻の下を触れることでアクネ菌が持ち込まれることもあります。普段の行動を見直すだけでも、鼻の下ニキビの予防につながることがあります。

💪 鼻の下ニキビの主な原因④:不規則な生活習慣

生活習慣の乱れは、肌全体のコンディションに影響を与え、鼻の下ニキビの原因にもなります。特に睡眠不足、ストレス、運動不足がニキビに関連していることは、皮膚科学的な観点からも広く知られています。

睡眠は「肌の修復時間」ともいわれており、眠っている間に成長ホルモンが分泌されて皮膚の再生が促されます。睡眠が不足すると、この修復のサイクルが乱れ、肌のターンオーバーが遅くなります。ターンオーバーが乱れると古い角質が毛穴に詰まりやすくなり、ニキビの原因につながります。

ストレスは、コルチゾールという副腎皮質ホルモンの分泌を増やします。コルチゾールは皮脂の分泌を促す作用があるため、ストレスが続くと皮脂が過剰になりニキビができやすくなります。また、ストレスが免疫機能を低下させることで、アクネ菌の増殖を抑える力が弱まるという影響もあります。

運動不足も血行不良を招き、肌への酸素や栄養の供給が低下する原因になります。適度な運動は血行を促進し、肌の代謝を高める効果があります。ただし、運動後の汗をそのままにしておくと毛穴が詰まる原因になるため、運動後は速やかに洗顔やシャワーでケアすることが大切です。

🎯 鼻の下ニキビの主な原因⑤:スキンケアの方法が合っていない

スキンケアは肌を整えるために欠かせないものですが、やり方が間違っていたり、肌に合わないアイテムを使用していたりすると、かえってニキビを悪化させることがあります。

洗顔に関しては、洗いすぎに注意が必要です。「皮脂が多いから」とゴシゴシ洗ったり、一日に何度も洗顔したりすると、必要な皮脂まで落としてしまいます。すると肌は乾燥を補うためにさらに皮脂を分泌しようとするため、結果として毛穴が詰まりやすくなる悪循環に陥ることがあります。

保湿ケアの不足も問題です。鼻の下はTゾーンで脂っぽいイメージがあるため、保湿を省いてしまう方もいますが、水分と油分のバランスが崩れると肌のバリア機能が低下し、ニキビができやすくなります。オイルフリーで低刺激のローションや乳液を使って、しっかりと保湿することが重要です。

また、コメドジェニックレーティングが高い成分(毛穴を詰まらせやすい成分)を含む化粧品の使用も、鼻の下ニキビを引き起こすことがあります。スキンケアアイテムを選ぶ際は、「ノンコメドジェニック」と記載された製品を選ぶことが推奨されます。

日焼け止めや下地、ファンデーションなどのメイクアップ製品も、毛穴を詰まらせる原因になることがあります。メイクをした日はクレンジングでしっかりと落とし、その後に洗顔も行うダブル洗顔を習慣にすることが大切です。

Q. 鼻の下ニキビに適切なスキンケア方法は?

38℃程度のぬるま湯でよく泡立てた洗顔料を使い、鼻の下を摩擦せず泡で優しく洗うことが基本です。洗いすぎは皮脂の過剰分泌を招くため、朝晩2回を目安にしてください。また、ニキビ肌でも保湿は必須で、ノンコメドジェニックの化粧水・乳液で水分と油分のバランスを保つことが重要です。

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💡 鼻の下ニキビの主な原因⑥:食生活の偏り

食生活は肌のコンディションに密接に関係しています。鼻の下ニキビが繰り返しできる方の中には、食事の内容が一因となっているケースもあります。

特に注意したいのが、糖質の過剰摂取です。砂糖を多く含む甘いものや、白米・パン・麺類などの精製された炭水化物を大量に摂ると、血糖値が急激に上がります。血糖値が急上昇するとインスリンというホルモンが多く分泌され、このインスリンが皮脂腺を刺激して皮脂の過剰分泌を促すことが分かっています。

脂質の多い食事もニキビに影響する可能性があります。揚げ物やファストフードなど動物性脂肪を多く含む食事は、皮脂の量を増やし、毛穴が詰まりやすい肌状態を作り出すことがあります。

一方、ビタミンA・C・E、ビタミンB2・B6などは肌の新陳代謝や皮脂の調整に関わる栄養素です。これらが不足すると肌のターンオーバーが乱れ、ニキビができやすくなります。野菜・果物・豆類・魚などをバランスよく摂ることが、肌の健康維持に役立ちます。

また、腸内環境の乱れもニキビと関連していることが近年の研究で示唆されています。腸内細菌のバランスが崩れると全身の免疫機能に影響を与え、皮膚の炎症につながることがあります。発酵食品や食物繊維を積極的に取り入れることで、腸内環境を整えることが肌づくりにもプラスになります。

📌 鼻の下ニキビの主な原因⑦:口周りの細菌・衛生環境

鼻の下は口に非常に近い位置にあるため、口腔内や口周りの衛生状態がニキビの発生に影響することがあります。これは多くの方があまり意識していない原因のひとつです。

口腔内には数百種類もの細菌が生息しており、歯磨きが不十分だったり、口腔内の衛生状態が悪かったりすると、口まわりの皮膚に細菌が移行しやすくなることがあります。また、歯磨き後に口をすすいだ際の泡や飛沫が鼻の下に残ったまま放置されると、刺激を与えることがあります。

口呼吸も鼻の下の環境に影響します。鼻で呼吸する代わりに口から息をすると、鼻の下周辺が乾燥しやすくなります。乾燥した皮膚はバリア機能が低下し、外部からの刺激を受けやすくなるため、ニキビができやすい状態になります。

食事の際に辛い食べ物や刺激物を摂ると、口まわりに刺激を与え、鼻の下の皮膚にも影響が出ることがあります。食後に鼻の下を清潔なティッシュや水で優しく拭き取る習慣をつけることが予防につながります。

スマートフォンやメガネなど、顔に触れる機会の多いアイテムも細菌の媒介になることがあります。これらを定期的に清潔に保つことも、鼻の下ニキビを防ぐためのポイントになります。

✨ ニキビの種類と鼻の下に多いタイプ

ニキビは発生・進行の段階によっていくつかの種類に分けられます。鼻の下に現れるニキビがどのタイプなのかを把握することで、適切なケアの方法が変わってきます。

最初の段階として現れるのが「白ニキビ(閉鎖面皰)」です。毛穴の出口が閉じた状態で皮脂や古い角質が詰まっており、肌の表面に小さな白っぽいブツブツとして現れます。炎症はまだなく、初期段階のニキビです。

毛穴が開いている状態で皮脂が酸化して黒くなったものが「黒ニキビ(開放面皰)」です。鼻の頭によく見られますが、鼻の下にもできることがあります。

白ニキビや黒ニキビが進行してアクネ菌が増殖し、炎症を起こした状態が「赤ニキビ(炎症性丘疹)」です。赤く腫れて痛みを伴うことが多く、鼻の下にこのタイプができると食事や会話のたびに刺激を受けて悪化しやすいという特徴があります。

さらに悪化すると膿が溜まる「黄ニキビ(膿疱)」となり、中心部に黄白色の膿が見えるようになります。このタイプは自己処理(潰す行為)をすると、色素沈着や凹みなどのニキビ跡が残るリスクが高くなるため、注意が必要です。

最も重症化した状態が「嚢腫(のうしゅ)」と呼ばれるもので、皮膚の深部で炎症が起きている状態です。ニキビ跡になりやすく、自己ケアの限界を超えていることが多いため、クリニックでの治療が推奨されます。

鼻の下には初期の白ニキビから炎症を伴う赤ニキビまで幅広く現れます。状態に応じて適切なケアや治療を選ぶことが大切です。

Q. セルフケアで改善しない鼻の下ニキビはどうすればよい?

1〜2ヶ月セルフケアを続けても改善しない場合や、強い腫れ・痛みがある場合、ニキビ跡が残り始めている場合はクリニックへの相談をおすすめします。アイシークリニックでは、毛穴の詰まりを解消するアダパレンやアクネ菌を殺菌する過酸化ベンゾイルなど、患者さまの肌状態に合わせた治療プランを提案しています。

🔍 繰り返す鼻の下ニキビを改善するためのポイント

おでこにニキビが複数ある女性
おでこにニキビが複数ある女性

鼻の下ニキビが繰り返してしまう場合、原因を複合的に見直すことが改善への近道です。ここでは日常生活の中で取り組みやすいポイントを紹介します。

まず、洗顔の習慣を見直しましょう。洗顔はぬるめのお湯(38℃程度)を使い、洗顔料をしっかり泡立てて、泡で優しく洗うことが基本です。鼻の下は特に力を入れてこすりがちな部位ですが、泡の力で汚れを浮かせるイメージで、やさしく洗うことを心がけましょう。洗顔は朝晩2回が基本ですが、乾燥が気になる場合はぬるま湯だけで洗う「水洗顔」を朝に取り入れる方法もあります。

保湿は欠かせません。ニキビ肌だからといって保湿を怠ると、肌が乾燥して皮脂を余計に分泌させる原因になります。ノンコメドジェニックの化粧水・乳液・保湿クリームを使って、鼻の下も含めてしっかりと潤いを補給しましょう。

食生活の改善も継続して取り組むべき課題です。糖質・脂質の摂りすぎを控え、ビタミンやミネラルを豊富に含む食材を積極的に取り入れましょう。特にビタミンB2(レバー、納豆、卵など)やビタミンB6(まぐろ、鶏むね肉、バナナなど)は皮脂のコントロールに関与しているとされており、意識して摂取することが肌づくりに役立ちます。

十分な睡眠を確保することも重要です。成人では毎日7〜8時間程度の睡眠を目標にしましょう。就寝前のスマートフォンの使用や強い照明は睡眠の質を下げる原因になります。睡眠環境を整えることで、肌の回復力を高めることができます。

ストレスを適切に発散させることも肌の健康に貢献します。軽い運動、入浴、趣味の時間など、自分に合ったリラクゼーション方法を日常生活に取り入れましょう。

マスクを着用している場合は、毎日新しいものに交換し、素材は肌に優しい綿素材や不織布のものを選ぶと良いでしょう。また、マスク内の蒸れを防ぐために定期的にマスクを外して肌を乾かすことも効果的です。

既にできているニキビは自分で潰さないことが鉄則です。潰すことで細菌が広がり、炎症が拡大したり、ニキビ跡が残りやすくなったりします。赤く腫れているニキビには、市販のニキビ用パッチを貼って保護する方法が有効なことがあります。

💪 クリニックでの治療が効果的なケースとは

セルフケアを継続しても鼻の下ニキビが改善されない場合や、症状が重い場合は、クリニックでの治療を検討することをおすすめします。皮膚科や美容皮膚科では、ニキビの状態に合わせたさまざまな治療法が提供されています。

クリニックへの受診を検討すべきサインとしては、以下のような場合が挙げられます。セルフケアを1〜2ヶ月続けても改善しない場合、ニキビが大きく腫れて強い痛みを伴う場合、ニキビが広範囲に広がっている場合、ニキビ跡(色素沈着・凹み)が残り始めている場合などです。

クリニックでは、まず医師による丁寧な問診と肌の状態の確認が行われます。その上で、個々の肌状態や生活習慣に合わせた治療計画が立てられます。

薬物療法としては、アダパレン(レチノイド系)や過酸化ベンゾイルなどの外用薬がよく処方されます。アダパレンは毛穴の詰まりを予防・解消する作用があり、ニキビの発生を根本から防ぐ効果があります。過酸化ベンゾイルはアクネ菌を直接殺菌する作用があり、炎症性ニキビに対して効果的です。これらの外用薬は市販品には含まれない医療機関専用の成分であり、クリニックでのみ処方を受けることができます。

炎症が強い場合には、抗菌薬の内服や外用が選択されることもあります。また、重症のニキビや再発を繰り返す難治性ニキビには、ホルモン療法や専門的な医療処置が適用されることがあります。

美容皮膚科では、ケミカルピーリングやレーザー治療、フォトフェイシャルなどの施術も行われています。ケミカルピーリングは古い角質を除去して毛穴の詰まりを改善し、新しい肌への再生を促す効果があります。レーザー治療は皮脂腺のはたらきを抑制したり、アクネ菌を減らしたりする目的で使用されます。

ニキビ跡に対してはレーザーや光治療、フラクショナルレーザー、ヒアルロン酸・PRP注射などの治療が選択されることもあり、色素沈着や凹みのタイプに合わせたアプローチが行われます。

アイシークリニック大宮院では、患者さん一人ひとりのニキビの状態や生活背景に合わせた治療プランをご提案しています。繰り返す鼻の下ニキビでお悩みの場合は、ぜひお気軽にご相談ください。

👨‍⚕️ 当院での診療傾向【医師コメント】

高桑康太 医師(当院治療責任者)より

「当院では、鼻の下のニキビでお悩みの患者さまを多く拝見しておりますが、単一の原因ではなく、皮脂の過剰分泌・ホルモンバランスの乱れ・生活習慣など複数の要因が重なっているケースがほとんどです。最近の傾向として、マスク着用による摩擦や蒸れが悪化の引き金になっている方も増えており、セルフケアだけでは改善が難しい場合には、アダパレンや過酸化ベンゾイルなどの外用薬を中心とした適切な治療を早めに開始することでニキビ跡を残さずに回復できることが多いため、一人で悩みすぎずにぜひお気軽にご相談ください。」

🎯 よくある質問

鼻の下にニキビができやすい理由は何ですか?

鼻の下はTゾーンに隣接しており、皮脂腺が多く集中しているエリアです。皮脂が毛穴に詰まりやすい環境に加え、食事や会話による口周りの動きで摩擦・刺激を受けやすく、スキンケアも行き届きにくい場所です。これらの条件が重なることで、ニキビができやすい部位となっています。

生理前に鼻の下にニキビができやすいのはなぜですか?

生理前の黄体期にはプロゲステロン(黄体ホルモン)の分泌が増加し、皮脂の分泌を促す作用があるためです。また、エストロゲンが低下する時期は肌のバリア機能も低下しやすくなります。月経周期に連動して繰り返しニキビができる場合は、婦人科や皮膚科への相談も選択肢のひとつです。

鼻の下ニキビを自分で潰してもよいですか?

自分でニキビを潰すことはおすすめできません。潰すことで細菌が周囲に広がり、炎症が拡大するリスクがあります。また、色素沈着や皮膚の凹みといったニキビ跡が残りやすくなります。赤く腫れたニキビには市販のニキビ用パッチで保護する方法が有効な場合があります。

鼻の下ニキビに効果的なスキンケア方法を教えてください。

38℃程度のぬるま湯で泡立てた洗顔料を使い、鼻の下を優しく洗うことが基本です。また、ニキビ肌でも保湿は必須で、ノンコメドジェニック(毛穴を詰まらせにくい)の化粧水・乳液を使って潤いを補給しましょう。洗いすぎると皮脂が過剰分泌されるため、洗顔は朝晩2回を目安にしてください。

セルフケアを続けても改善しない場合はどうすればよいですか?

1〜2ヶ月セルフケアを続けても改善しない場合や、ニキビが大きく腫れて痛みを伴う場合、ニキビ跡が残り始めている場合は、クリニックへの相談をおすすめします。アイシークリニックでは、アダパレンや過酸化ベンゾイルなどの外用薬をはじめ、患者さまの肌状態に合わせた治療プランをご提案しています。

💡 まとめ

鼻の下ニキビは、皮脂の過剰分泌、ホルモンバランスの乱れ、摩擦・刺激、不規則な生活習慣、スキンケアの誤り、食生活の偏り、口周りの衛生環境など、複数の原因が重なって発生することが多い肌トラブルです。

改善のためには、まず自分のニキビの原因がどこにあるのかを見極めることが重要です。洗顔・保湿・食事・睡眠・ストレス管理といった基本的な生活習慣の見直しが土台になりますが、セルフケアで限界を感じる場合や症状が重い場合には、早めにクリニックへ相談することが大切です。

ニキビは放置すると炎症が悪化したり、跡が残ったりするリスクが高まります。一方で、適切なケアと治療を行うことで確実に改善を目指すことができます。鼻の下ニキビで悩んでいる方は、この記事を参考にしながら、まずは日常のケアを見直してみましょう。そして、なかなか改善しない場合や悪化してきた場合は、専門のクリニックに相談することを検討してみてください。

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📚 参考文献

  • 日本皮膚科学会 – ニキビ(尋常性痤瘡)の定義・分類・発症メカニズム(アクネ菌の増殖、皮脂分泌、毛穴の詰まり)および治療指針に関する情報。記事内のニキビの種類(白ニキビ・赤ニキビ・黄ニキビ・嚢腫)の説明やアダパレン・過酸化ベンゾイルなどの外用薬に関する記述の根拠として参照。
  • PubMed – ホルモンバランス(プロゲステロン・テストステロン)と皮脂分泌の関係、食生活(高糖質食・インスリン分泌)とニキビ発症の関連、腸内環境と皮膚炎症の関係など、記事内の各原因に関する科学的根拠となる査読済み研究論文群を参照。
  • 厚生労働省 – ストレスとコルチゾール分泌・免疫機能低下の関係、睡眠不足が身体に与える影響(成長ホルモン分泌・皮膚ターンオーバーの乱れ)など、記事内の「不規則な生活習慣がニキビに与える影響」に関する記述の根拠として参照。

監修者医師

高桑 康太 医師

保有資格

ミラドライ認定医

略歴

  • 2009年 東京大学医学部医学科卒業
  • 2009年 東京逓信病院勤務
  • 2012年 東京警察病院勤務
  • 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
  • 2019年 当院治療責任者就任
  • 皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
  • 専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
  • 臨床実績(2024年時点) 皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上、腋臭症治療:2,000件以上、酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
  • 監修領域 皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報

佐藤 昌樹 医師

保有資格

日本整形外科学会整形外科専門医

略歴

  • 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
  • 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
  • 2012年 東京逓信病院勤務
  • 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
  • 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務

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