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春の紫外線対策に!おすすめ日焼け止めの選び方と正しい使い方

「春になってから肌がくすんできた」「シミが増えた気がする」——そんな悩みを感じる方は少なくありません。実は、紫外線の量は真夏だけが多いわけではなく、春にはすでに夏に近いレベルまで急上昇しています。桜が咲く頃から本格的な紫外線対策を始めることが、将来の肌トラブルを防ぐうえで非常に重要です。本記事では、春の紫外線の特徴から、日焼け止めの正しい選び方・使い方まで、医療的な観点も踏まえながら詳しく解説します。日焼け止め選びに迷っている方はぜひ最後まで読んでみてください。


目次

  1. 春の紫外線はなぜ危険なのか
  2. 紫外線が肌に与えるダメージとは
  3. 日焼け止めの基本知識——SPFとPAって何?
  4. 春におすすめの日焼け止めの選び方
  5. 日焼け止めの正しい塗り方・量のポイント
  6. 塗り直しが重要な理由とタイミング
  7. 肌タイプ別・シーン別のおすすめ日焼け止めの種類
  8. 日焼け止め以外の春の紫外線対策
  9. 日焼けしてしまった後のアフターケア
  10. クリニックでできる紫外線ダメージへのアプローチ
  11. まとめ

この記事のポイント

春の紫外線は4〜5月に夏と同程度まで急増するため、SPF・PAに応じた日焼け止めの適量塗布と2〜3時間ごとの塗り直しが不可欠。帽子や日傘との併用も有効で、シミ・くすみが改善しない場合はアイシークリニックでのレーザー治療や光治療も選択肢となる。

🎯 1. 春の紫外線はなぜ危険なのか

多くの方が「日焼けは夏のもの」というイメージを持っていますが、これは大きな誤解です。気象庁や環境省のデータによると、紫外線量(UV-B)は3月から急激に増加し始め、4〜5月にはすでに8月と同程度の強さになることもあります。つまり、春はすでに「紫外線シーズン」の真っただ中なのです。

春の紫外線が特に危険と言われる理由のひとつに、「肌が冬の間に紫外線に慣れていない状態になっている」ことが挙げられます。秋〜冬にかけての紫外線量が少ない時期を経て、肌は紫外線への防御力が低下しています。そこへ突然強い紫外線を浴びると、肌は過剰にダメージを受けやすくなります。

また、春は天気が良く、気温もそれほど高くないため、「今日は暑くないから大丈夫」と感じてしまいがちです。しかし紫外線の強さは気温とは必ずしも比例しません。曇りの日でも紫外線は60〜80%程度透過するとされており、「晴れていないから日焼け止めは不要」というのも誤りです。

さらに、春は花見やスポーツイベントなど、屋外で過ごす機会が増える季節でもあります。長時間屋外にいる機会が増えることで、知らず知らずのうちに紫外線を大量に浴びてしまうケースも多くあります。こうした理由から、春こそ積極的な紫外線対策が求められます。

Q. 春の紫外線が特に危険とされる理由は何ですか?

春の紫外線(UV-B)は3月から急増し、4〜5月には8月と同程度の強さになることがあります。冬の間に肌の紫外線への防御力が低下しているうえ、気温が低く油断しやすい点も危険性を高めます。また、曇りの日でも紫外線は60〜80%程度透過するため、天候に関わらず対策が必要です。

📋 2. 紫外線が肌に与えるダメージとは

紫外線は波長によって大きくUV-A(波長320〜400nm)とUV-B(波長280〜320nm)に分類されます。それぞれが肌に与える影響は異なり、両方を理解したうえで対策を取ることが大切です。

UV-Bは波長が短く、肌の表面(表皮)に強くダメージを与えます。日焼けして赤くなるサンバーン(急性の炎症反応)の主な原因がこのUV-Bです。肌が赤くなったり、ひどい場合は水ぶくれができたりするのはUV-Bによる急性反応です。また、UV-Bは表皮内のDNAを直接傷つけ、皮膚がんのリスクを高めることも知られています。

一方、UV-Aは波長が長く、ガラスや雲を透過して皮膚の奥深く(真皮)まで到達します。UV-Aによるダメージはすぐには現れにくいですが、長期的に蓄積されることで、コラーゲンやエラスチンの分解を引き起こします。これが、しわ・たるみ・くすみなどの「光老化」と呼ばれる肌の老化現象の主な原因です。UV-Aは一年を通じてほぼ一定量降り注いでおり、春だからといって油断はできません。

また、紫外線によって活性酸素が発生し、この活性酸素がメラニン色素の生成を促すことでシミ・そばかすが形成されます。シミは一度できると除去が難しく、日々の予防が最も効果的な対策です。紫外線ダメージは毎日少しずつ蓄積されていくため、「今日だけ」という安易な考えが将来の肌トラブルにつながります。

💊 3. 日焼け止めの基本知識——SPFとPAって何?

日焼け止め製品を選ぶ際に必ず目にする「SPF」と「PA」。この2つの指標の意味を正しく理解することが、自分に合った日焼け止めを選ぶための第一歩です。

SPF(Sun Protection Factor)は、UV-Bをどの程度カットするかを示す数値です。例えばSPF50と記載された製品は、日焼け止めを塗らない状態と比べて、赤みが出るまでの時間を50倍に延ばすことができるという意味です。数値が高いほどUV-Bを防ぐ効果が高くなりますが、その分肌への負担や刺激が増す場合もあります。日本ではSPFの最大表示は50+(50を超えるもの)となっています。

PA(Protection grade of UVA)は、UV-Aに対する防御効果を示す指標で、+の数が多いほど効果が高く、PA++++が最も高い防御力を持ちます。光老化の原因となるUV-Aをしっかりブロックするためには、PAの値にも注意して製品を選ぶことが重要です。

日焼け止めの成分には大きく分けて「紫外線散乱剤」と「紫外線吸収剤」の2種類があります。紫外線散乱剤(酸化亜鉛・酸化チタンなど)は紫外線を物理的に反射・散乱させる成分で、肌への刺激が比較的少ないとされています。一方、紫外線吸収剤は紫外線を吸収して化学的に無害な熱に変換する成分で、テクスチャーが軽く使い心地が良い製品が多い反面、敏感肌の方には刺激になる場合があります。「ノンケミカル」「無機系」と記載された製品は紫外線散乱剤のみを使用しており、肌が敏感な方に向いています。

Q. 日焼け止めのSPFとPAはどう違いますか?

SPFはUV-Bに対する防御力を示す数値で、数値が高いほど赤みが出るまでの時間を延ばします。PAはUV-Aへの防御効果を示し、「+」の数が多いほど効果が高く、最大はPA++++です。光老化(しわ・たるみ)の原因となるUV-Aを防ぐには、PAの値にも注目して日焼け止めを選ぶことが重要です。

🏥 4. 春におすすめの日焼け止めの選び方

日焼け止めはたくさんの種類がありすぎて、どれを選べばよいか迷う方も多いでしょう。春のシーンや自分の肌質に合わせた選び方のポイントを紹介します。

まず、SPFとPAの数値の目安から考えてみましょう。春の日常的な外出(通勤・買い物・散歩など)であれば、SPF30〜SPF50・PA++〜PA+++程度が一般的に適切とされています。花見やスポーツ観戦など、長時間屋外に滞在する場合はSPF50+・PA++++を選ぶと安心です。ただし、高SPF・高PAの製品は白浮きしやすかったり、落としにくかったりするものもあるため、普段使いかアウトドアシーンかによって使い分けることも一つの方法です。

次に、自分の肌質を考慮した選び方です。乾燥肌の方は保湿成分(ヒアルロン酸・セラミド・スクワランなど)が配合されたクリームタイプやミルクタイプが向いています。脂性肌・混合肌の方は、さっぱりとした使い心地のジェルタイプやウォーターベースの製品が皮脂崩れを抑えやすく使いやすいでしょう。敏感肌の方は、無香料・無着色・ノンケミカル(紫外線吸収剤不使用)の製品を選ぶと刺激を最小限に抑えられます。

また、使う部位や状況によっても選び方は変わります。顔用と体用では成分の設計が異なることが多く、顔には顔専用の製品を使うのが基本です。ウォータープルーフタイプは汗をかく場面や水辺でのレジャーに向いていますが、洗い落とす際にはクレンジング料が必要になります。一方、ウォーターベースの製品は普通の洗顔で落としやすく、日常使いには便利です。

最近では、美容成分を豊富に配合した「日焼け止め美容液」や、下地機能を兼ね備えた「UVプライマー」なども人気があります。スキンケアの工程を減らしたい方や、メイク下地として使いたい方にはこうした製品が便利です。ただし、機能が多い分コストが高くなる傾向もあるため、自分の生活スタイルに合わせて選んでください。

⚠️ 5. 日焼け止めの正しい塗り方・量のポイント

日焼け止めは「塗った」という事実だけでは不十分で、量と塗り方が非常に重要です。正しく使わなければ、製品に表示されたSPF・PAの効果が発揮されません。

まず、量について。日焼け止めの標準的な試験は「2mg/cm²」という量を塗った状態で行われています。顔全体に塗る場合、一般的に500円玉大の量(約0.5〜1g程度)が目安とされています。多くの方はこれよりも少ない量しか塗っていないため、実際のSPF・PAの効果が大幅に低下してしまっています。「多すぎる?」と感じるくらいの量が適切と考えてください。

次に、塗り方のポイントです。まず適量を手のひらにとり、顔のいくつかの箇所(おでこ・両頬・鼻・あご)に分けて置きます。その後、内側から外側に向けてやさしく伸ばし、むらなく塗布します。目の周りや小鼻の脇など、塗り残しが生じやすい部分は指先を使って丁寧に塗ってください。耳や首の後ろ、うなじなど、顔以外でも露出している部分は忘れがちですが、紫外線が当たる場所はすべてカバーする必要があります。

日焼け止めを塗るタイミングについては、外出の15〜30分前に塗るのが理想的とされています。これは、紫外線散乱剤タイプの製品が肌になじむまでに少し時間がかかるためです。紫外線吸収剤を使った製品でも、外出直前に急いで塗るよりも余裕をもって塗る方が均一な効果が期待できます。

スキンケアとの順番については、基本的には化粧水・乳液・クリームなどのスキンケアを終えた後、仕上げとして日焼け止めを塗るのが一般的な手順です。メイクをする場合は日焼け止めの上からファンデーションを重ねます。ただし、日焼け止め機能を持つ下地やBBクリームを使う場合は製品の指示に従ってください。

🔍 6. 塗り直しが重要な理由とタイミング

日焼け止めを朝に一度塗れば一日中安心というわけではありません。塗り直しは、日焼け止めの効果を持続させるために欠かせないステップです。

日焼け止めの効果が落ちる主な原因として、汗・皮脂・摩擦(タオルや衣服との接触、顔を触る行為など)が挙げられます。汗をよくかく運動時や、長時間屋外で過ごす際は、2〜3時間ごとに塗り直すことが推奨されています。屋内での作業が中心の日でも、昼食後や外出前など、区切りのよいタイミングで塗り直す習慣をつけると安心です。

ただし、メイクの上から直接日焼け止めを重ねると、ファンデーションが崩れる原因になってしまいます。そこで活躍するのが、スプレータイプやパウダータイプのUVケア製品です。これらはメイクの上からでも使いやすく、塗り直しの手間を軽減してくれます。ただし、スプレータイプはまんべんなく顔全体に届けることが難しい場合があるため、手に吹きかけてから塗布する方法もあります。

UVカットのパウダーやファンデーションを使っていても、日焼け止めの代わりにはなりません。これらの製品はあくまで補助的なものと考え、ベースとなる日焼け止めをしっかり塗ることが基本です。

Q. 日焼け止めの正しい塗り方と量を教えてください。

日焼け止めの効果試験は「2mg/cm²」の量で行われており、顔全体には500円玉大(約0.5〜1g)が目安です。おでこ・両頬・鼻・あごに分けて置き、内側から外側にむらなく伸ばします。目周りや小鼻の脇、耳、首なども忘れずに塗り、外出の15〜30分前に使用するのが理想的です。

📝 7. 肌タイプ別・シーン別のおすすめ日焼け止めの種類

日焼け止めにはさまざまな剤型があり、それぞれに特徴があります。自分の肌タイプや利用シーンに合った剤型を選ぶことで、使い心地と効果の両方を高めることができます。

クリームタイプは、保湿力が高く乾燥肌の方に向いています。テクスチャーが濃いため、しっかりとUV成分を肌に密着させることができます。ただし、脂性肌の方には重く感じる場合があります。

ミルクタイプ(乳液タイプ)は、クリームよりも軽めのテクスチャーで、肌なじみが良く使いやすいのが特徴です。顔にも体にも使えるオールマイティな剤型で、乾燥肌から普通肌の方に人気があります。

ジェルタイプは、みずみずしい使い心地でさっぱりとした仕上がりになります。脂性肌や混合肌の方、暑い日のアウトドアシーンなどに向いています。一方、乾燥しやすい季節や乾燥肌の方には保湿成分が不足することがあるので注意が必要です。

スプレータイプは、髪や頭皮など手が届きにくい部位への塗布に便利です。塗り直しのしやすさも魅力ですが、風の影響を受けやすく均一に塗ることが難しいため、屋内で使うか手に噴射してから塗る方法がおすすめです。

スティックタイプは、持ち運びが簡単でこまめな塗り直しに向いています。目周りや耳の後ろなど、ピンポイントで使える点も便利です。

敏感肌の方へのおすすめとしては、紫外線吸収剤を使わない「ノンケミカル」タイプ、無香料・無着色・アルコールフリーの製品が安心です。赤ちゃんや小さな子ども用の製品は特にマイルドな設計になっているため、大人の敏感肌の方にも適することがあります。

なお、アトピー性皮膚炎や接触皮膚炎などの皮膚疾患がある方は、使用前に皮膚科医に相談してから製品を選ぶことをお勧めします。

💡 8. 日焼け止め以外の春の紫外線対策

日焼け止めは紫外線対策の中心的なアイテムですが、それだけに頼るのではなく、他の手段と組み合わせることでより高い効果が期待できます。

帽子や日傘の活用は、非常に効果的な手段です。つばの広い帽子をかぶることで、顔への紫外線を大幅に減らすことができます。日傘はUVカット加工がされているものを選びましょう。最近ではUVカット機能を持つ晴雨兼用の傘も多く、急な雨の日にも対応できて便利です。

UVカットウェアの着用も有効です。長袖の服や手袋、アームカバーなどでなるべく肌の露出を減らすことで、日焼け止めだけでは難しい部位の保護ができます。近年はUPF(紫外線防止指数)が表示されたアウトドアウェアも増えており、スポーツや登山の際に活用されています。

サングラスの着用も忘れてはなりません。目から入った紫外線が網膜へのダメージや白内障リスクを高めるだけでなく、眼周りの皮膚が薄いため目元のシワやシミの原因にもなります。UVカット機能付きのサングラスで目とその周辺を守ることも大切です。

屋外での行動時間も考慮しましょう。紫外線が最も強い時間帯は、一般的に10時〜14時ごろとされています。この時間帯の外出をなるべく避けるか、外出時間を短くする工夫をすることも一つの対策です。

食事による内側からのケアも注目されています。抗酸化作用を持つビタミンC・ビタミンE・ポリフェノールなどを積極的に摂ることで、紫外線によって発生した活性酸素のダメージを軽減する効果が期待されます。緑黄色野菜、果物、ナッツ類などをバランスよく食事に取り入れてみてください。

Q. クリニックで受けられる紫外線ダメージの治療にはどんなものがありますか?

アイシークリニックでは、シミ・色素沈着へのレーザー治療、くすみや毛穴などを幅広く改善する光治療(IPL)、ビタミンCやトラネキサム酸を用いた内服・点滴療法、ハイドロキノンなどの外用薬処方を提供しています。セルフケアで改善しない肌悩みには、医師による診断のうえで個人の肌状態に合った施術をご提案します。

✨ 9. 日焼けしてしまった後のアフターケア

どれだけ気をつけていても、日焼けしてしまうこともあります。日焼けしてしまった後は、できるだけ早く適切なケアを行うことが肌へのダメージを最小限に抑えるポイントです。

日焼け直後の肌はいわば「軽い炎症」が起きている状態です。まず最初に行うべきケアは、肌を冷やすことです。冷たい水や濡れタオルで患部を冷やし、炎症を鎮めましょう。ただし、氷を直接当てると凍傷になる可能性があるため、避けてください。お風呂はシャワーで済ませ、熱いお湯は炎症を悪化させるため控えましょう。

炎症を冷やした後は、たっぷりの保湿ケアが大切です。日焼けした肌は水分が失われ乾燥しやすい状態になっています。化粧水や保湿クリームで丁寧に水分を補給してください。アロエベラジェルは天然の保湿・抗炎症成分を含むとされており、日焼け後のケアとして古くから使われています。市販のアロエ配合製品も活用できます。

日焼けによって赤みがひどい場合、水ぶくれが生じている場合、発熱や寒気・頭痛を伴う場合は、熱中症や重度の日焼け(サンバーン)の可能性があります。このような場合は皮膚科やクリニックを受診することをお勧めします。無理にセルフケアを続けることで症状が悪化することがあります。

日焼け後にシミ・色素沈着が残った場合は、ビタミンC誘導体配合の美容液を使ったケアが有効とされています。ビタミンCにはメラニン生成を抑制する作用があり、日焼け後のシミ対策に活用されています。ただし、日焼けしたばかりの炎症がある状態に刺激の強い成分を使うのは逆効果になることがあるため、炎症が落ち着いてから使用を開始してください。

📌 10. クリニックでできる紫外線ダメージへのアプローチ

日々のスキンケアやセルフケアでは対処しきれないほど紫外線ダメージが蓄積されてしまった場合、医療機関でのアプローチを検討することも選択肢の一つです。アイシークリニック大宮院では、紫外線による肌ダメージに対応したさまざまな施術を提供しています。

レーザー治療は、シミ・そばかす・色素沈着などに対して高い効果が期待できる代表的な医療美容施術です。レーザーがメラニン色素に選択的に反応することで、シミを目立たなくする効果があります。施術の種類や照射パワーは、シミの種類や深さ、肌の状態によって異なるため、医師による診断のうえで適切な治療法を選択します。

光治療(IPL)は、幅広い波長の光を照射することで、シミ・くすみ・毛細血管拡張・毛穴の開きなどを幅広く改善できる施術です。一度の施術で複数の肌悩みに対応できる点が特徴です。ダウンタイムが比較的少なく、忙しい方でも受けやすい施術のひとつです。

美容内服薬・点滴療法として、ビタミンCやトラネキサム酸などを含む内服薬の処方、またはビタミンC高濃度点滴などを行うことで、内側からメラニン生成を抑制し、肌の明るさを改善するアプローチもあります。

外用薬(ハイドロキノン・レチノイン酸など)は、医師の処方のもとで使用できる成分で、市販品よりも高濃度での使用が可能なため、シミへの効果が期待されます。ただし、皮膚刺激が生じやすいため、使用法や量については必ず医師の指導に従う必要があります。

クリニックでの施術は、市販のスキンケアと比べて高い効果が期待できる反面、費用や施術後のダウンタイム(回復期間)が生じる場合もあります。まずはカウンセリングで自分の肌の状態を医師に確認してもらい、自分に合った方法を選ぶことが大切です。「シミが気になってきた」「くすみが取れない」「日焼け後の肌が回復しない」という方は、お気軽にご相談ください。

👨‍⚕️ 当院での診療傾向【医師コメント】

高桑康太 医師(当院治療責任者)より

「最近の傾向として、「春になってから急にシミが増えた」「くすみが気になり始めた」というご相談が増えておりますが、実際には冬の間に蓄積された紫外線ダメージが春先に表面化しているケースも少なくありません。当院では、日焼け止めの適切な使用はもちろん、すでに生じてしまった色素沈着やくすみに対してもお一人おひとりの肌状態に合わせた治療をご提案しておりますので、セルフケアだけでは改善が難しいとお感じの際はどうぞお気軽にご相談ください。春からしっかりと紫外線対策を始めることが、将来の肌トラブルを防ぐための最善策ですので、一緒に長期的な肌の健康を守っていきましょう。」

🎯 よくある質問

春の紫外線はどのくらい強いのですか?

気象庁や環境省のデータによると、紫外線量(UV-B)は3月から急増し、4〜5月にはすでに8月と同程度の強さになることもあります。また、冬を経て肌の防御力が低下している状態で強い紫外線を浴びるため、春は特にダメージを受けやすい季節といえます。

日焼け止めのSPFとPAはどう選べばよいですか?

通勤・買い物などの日常的な外出であればSPF30〜50・PA++〜PA+++が目安です。花見やスポーツ観戦など長時間屋外で過ごす場合はSPF50+・PA++++を選ぶと安心です。ただし高SPF・高PAの製品は肌への負担が増すこともあるため、シーンに応じて使い分けることをおすすめします。

日焼け止めは1日1回塗れば効果が続きますか?

1回の使用では効果は持続しません。汗・皮脂・摩擦によって日焼け止め効果は低下するため、2〜3時間ごとに塗り直すことが推奨されています。メイクの上からはスプレータイプやパウダータイプのUV製品を活用すると、塗り直しがしやすくなります。

日焼けしてしまった後はどうケアすればよいですか?

まず冷たい水や濡れタオルで肌を冷やして炎症を鎮め、その後たっぷりの保湿ケアで水分を補給しましょう。熱いお湯の使用は炎症を悪化させるため控えてください。赤みがひどい場合や水ぶくれ・発熱を伴う場合は、皮膚科やクリニックへの受診をおすすめします。

シミやくすみが改善しない場合、クリニックではどんな治療が受けられますか?

アイシークリニック大宮院では、シミ・色素沈着に対するレーザー治療や、くすみ・毛穴などを幅広く改善できる光治療(IPL)、ビタミンC内服・点滴療法、ハイドロキノンなどの外用薬処方など、お一人おひとりの肌状態に合わせた施術・治療をご提案しています。まずはカウンセリングでご相談ください。

📋 まとめ

春は紫外線量が急増するにもかかわらず、暑さを感じにくいため対策が遅れやすい季節です。しかし、肌へのダメージは毎日少しずつ蓄積されており、将来のシミ・しわ・たるみを防ぐためには、今すぐ紫外線対策を始めることが何より大切です。

日焼け止めはSPFとPAの数値だけでなく、自分の肌タイプやシーンに合わせた剤型を選び、適切な量をしっかりと塗ることが重要です。朝1回の使用だけでなく、こまめな塗り直しも効果を保つうえで欠かせません。また、日焼け止めと合わせて帽子・日傘・UVカットウェアなどのアイテムを上手に活用することで、より高い紫外線対策が実現します。

それでも既に紫外線ダメージが気になる方や、シミ・くすみが改善しないとお悩みの方は、医療機関でのアプローチも検討してみてください。アイシークリニック大宮院では、一人ひとりの肌の状態に合わせた施術・治療の提案を行っています。春の紫外線対策を万全にして、いつまでも健康で美しい肌を保ちましょう。

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📚 参考文献

  • 日本皮膚科学会 – 紫外線が肌に与えるダメージ(UV-A・UV-Bの違い、光老化、皮膚がんリスク)、日焼け止めのSPF・PAの意味と選び方、日焼け後のアフターケアに関する医学的根拠として参照
  • 厚生労働省 – 紫外線による健康影響(皮膚障害・眼への影響)、日焼け止め製品の安全性・成分規制(紫外線散乱剤・吸収剤の分類)に関する公的情報として参照
  • WHO(世界保健機関) – 紫外線の国際的な健康リスク評価、UVインデックスの解説、皮膚がん予防のための紫外線対策推奨(帽子・サングラス・日焼け止めの併用など)に関するグローバルエビデンスとして参照

監修者医師

高桑 康太 医師

保有資格

ミラドライ認定医

略歴

  • 2009年 東京大学医学部医学科卒業
  • 2009年 東京逓信病院勤務
  • 2012年 東京警察病院勤務
  • 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
  • 2019年 当院治療責任者就任
  • 皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
  • 専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
  • 臨床実績(2024年時点) 皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上、腋臭症治療:2,000件以上、酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
  • 監修領域 皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報

佐藤 昌樹 医師

保有資格

日本整形外科学会整形外科専門医

略歴

  • 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
  • 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
  • 2012年 東京逓信病院勤務
  • 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
  • 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務

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