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春の紫外線対策に!おすすめ日焼け止めの選び方と正しい使い方

「まだ春だから大丈夫」と思っていませんか?実は、春は1年の中でも紫外線量が急激に増加する季節です。冬の間、紫外線の少ない環境に慣れてしまった肌は、春になると紫外線へのダメージを受けやすくなります。シミ・くすみ・肌老化の原因となる紫外線から肌を守るためには、日焼け止めを正しく選び、正しく使うことがとても重要です。今回は、春の紫外線の特徴から、肌の状態に合ったおすすめ日焼け止めの選び方、効果的な使い方までわかりやすく解説します。


目次

  1. 春の紫外線はなぜ危険?その特徴を知ろう
  2. 紫外線が肌に与えるダメージとは
  3. 日焼け止めの基本知識:SPFとPAの意味
  4. 肌タイプ別・おすすめ日焼け止めの選び方
  5. 春のシーン別・日焼け止めの選び方
  6. 日焼け止めの正しい塗り方と注意点
  7. 日焼け止めの塗り直しはなぜ必要か
  8. 日焼け止めと組み合わせたい紫外線対策
  9. もし日焼けしてしまったら?アフターケアの方法
  10. クリニックでできる紫外線ダメージへのアプローチ
  11. まとめ

この記事のポイント

春の紫外線量は真夏の7〜8割に達し、冬に慣れた肌はダメージを受けやすい。肌タイプや行動に合わせてSPF・PAを選び、2〜3時間ごとに塗り直すことが重要。既存のシミ・くすみにはアイシークリニックでのレーザーや光治療も有効。

🎯 春の紫外線はなぜ危険?その特徴を知ろう

「紫外線といえば夏」というイメージを持っている方が多いかもしれません。確かに紫外線の量がピークを迎えるのは7〜8月ですが、春(3〜5月)にかけて紫外線量は急激に増加します。気象庁や環境省のデータによれば、4〜5月の紫外線量は真夏の7〜8割程度に達することもあり、日差しが穏やかに感じられる春でも、肌へのダメージは相当なものとなります。

春に紫外線が特に危険な理由はいくつかあります。まず、冬の間に紫外線量が少ない環境に慣れた肌は、メラニン色素(紫外線から肌を守るバリア)が少ない状態になっています。そのため、紫外線が増え始める春は、肌が防御態勢を整える前に強い紫外線にさらされてしまうのです。

また、春は気温がまだ低いため「暑くない=日差しが弱い」と誤解されがちです。しかし、紫外線の強さと気温は直接関係しておらず、快晴の春の日には夏と同様の対策が必要な場合があります。さらに、花粉症などで肌のバリア機能が低下しやすい時期でもあるため、紫外線ダメージを受けやすい状態になっていることも多いです。

紫外線には主に2種類あります。UVA(紫外線A波)とUVB(紫外線B波)です。UVBは肌表面を赤くする急性の日焼け(サンバーン)を引き起こします。一方、UVAは雲や窓ガラスも透過し、肌の奥深くまで届いてシミやしわ、肌の老化(光老化)を引き起こします。春は特にUVAの割合が高く、日常的にオフィスにいる方や車の中にいる方でも油断はできません。

Q. 春の紫外線が夏より危険とされる理由は?

春(3〜5月)の紫外線量は真夏の7〜8割に達することがあります。冬の間に紫外線量の少ない環境に慣れた肌はメラニン色素が少なく、防御態勢が整う前に強い紫外線にさらされるため、ダメージを受けやすい状態になっています。「春だから大丈夫」という油断は禁物です。

📋 紫外線が肌に与えるダメージとは

紫外線が肌に与えるダメージは、大きく分けて「急性障害」と「慢性障害」があります。

急性障害の代表例がサンバーン(日焼けによる炎症)です。紫外線を浴びてから数時間後に肌が赤くなり、ひどい場合には水ぶくれや強い痛みが生じることがあります。これは皮膚細胞がUVBによってダメージを受け、炎症反応を起こしているためです。繰り返すと肌の回復力が低下し、将来的な肌トラブルの原因になります。

慢性障害として最も問題になるのが「光老化」です。光老化とは、紫外線を長年にわたって浴び続けることで引き起こされる肌の老化現象です。具体的には、しわ・たるみ・シミ・くすみ・毛穴の開きなどが挙げられます。肌の弾力を保つコラーゲンやエラスチンが紫外線(特にUVA)によって分解され、肌のハリが失われていきます。

さらに、紫外線は皮膚の細胞のDNAに直接ダメージを与えます。通常、体の修復機能がDNAを修復しますが、ダメージが積み重なると修復しきれなくなり、皮膚がんのリスクが高まることも医学的に知られています

紫外線ダメージは蓄積されていくものです。若いうちから日常的に紫外線対策を行うことが、将来の肌の健康を守る上で非常に重要です。

💊 日焼け止めの基本知識:SPFとPAの意味

日焼け止めを選ぶ際に必ず目にする「SPF」と「PA」。この2つの指標の意味を正しく理解することが、自分に合った日焼け止め選びの第一歩です。

SPF(Sun Protection Factor)は、UVBから肌を守る効果の指標です。具体的には、日焼け止めを塗った状態で赤みが出るまでの時間を、何も塗らなかった場合と比較した倍率を示しています。例えば、SPF50の日焼け止めを塗ると、何も塗らない場合と比べて50倍の時間が経過するまで赤みが出にくくなる、という意味です。ただし、これはあくまでも理論値であり、実際には汗や皮脂で落ちるため、定期的な塗り直しが必要です。

PA(Protection Grade of UVA)は、UVAから肌を守る効果の指標で、日本で使用されている表示方法です。「PA+」「PA++」「PA+++」「PA++++」の4段階で表示され、プラスの数が多いほど効果が高くなります。シミやたるみの原因となるUVAを防ぐためには、PA指数も重要な選択基準となります。

春の日常生活では、SPF30〜50・PA++〜PA+++程度の日焼け止めで十分なことが多いですが、屋外での活動が多い日や、長時間外にいる予定のある日にはより高い値のものを選ぶと安心です。

また、日焼け止めには紫外線を吸収して熱に変える「紫外線吸収剤」と、紫外線を反射・散乱させる「紫外線散乱剤(ノンケミカル)」の2種類があります。紫外線吸収剤は高いSPF・PA値を実現しやすい反面、肌への刺激が気になる方もいます。紫外線散乱剤は肌への負担が少ないとされていますが、白浮きしやすいというデメリットがあります。最近は両者を組み合わせた製品も多く、使用感と効果のバランスが取れたものが増えています。

Q. 日焼け止めのSPFとPAはどう違う?

SPFはUVB(肌を赤くする紫外線)を防ぐ効果の指標で、数値が高いほど防御力が高まります。PAはUVA(シミ・老化を引き起こす紫外線)を防ぐ指標で、「+」の数が多いほど効果が高く、最大はPA++++です。春の日常使いにはSPF30〜50・PA++〜PA+++程度が目安です。

🏥 肌タイプ別・おすすめ日焼け止めの選び方

日焼け止めは肌タイプによって選び方が変わります。自分の肌の特性を理解した上で選ぶことで、紫外線防止効果を最大限に発揮させながら、肌トラブルを防ぐことができます。

🦠 脂性肌(オイリー肌)の方

皮脂が多い脂性肌の方には、テクスチャーが軽くさらさらした日焼け止めがおすすめです。ジェルタイプやミルクタイプ、エタノール系のさっぱりとしたものが向いています。油分の多いクリームタイプや乳液タイプは毛穴詰まりや肌荒れの原因になることがあります。また、「ノンコメドジェニックテスト済み」と表記されている製品は、ニキビができにくいよう配慮されていますので参考にしてみてください。

👴 乾燥肌の方

乾燥肌の方は保湿成分が配合されたクリームタイプや乳液タイプが適しています。ヒアルロン酸・セラミド・グリセリンなどの保湿成分が入ったものを選ぶと、紫外線対策と保湿を同時に行うことができます。アルコール(エタノール)が多く含まれるものは乾燥を悪化させる場合があるため、成分表をよく確認しましょう。

🔸 敏感肌・アトピー肌の方

肌が敏感な方や刺激に弱い方には、紫外線吸収剤が含まれていないノンケミカル(紫外線散乱剤のみ)タイプの日焼け止めが比較的安心です。また、無香料・無着色・アルコールフリーのものを選ぶと肌への刺激を減らすことができます。赤ちゃんや子ども向けとして販売されている日焼け止めは、低刺激性を重視した処方であることが多いため、敏感肌の大人にも向いている場合があります。パッチテストを行ってから使用することもおすすめです。

💧 混合肌の方

Tゾーンは脂っぽく、頬は乾燥しやすいという混合肌の方は、軽いミルクタイプやローションタイプが使いやすいでしょう。部位によって日焼け止めを使い分けたり、Tゾーンには軽いものを、乾燥しやすい部位には保湿成分入りのものを塗ったりする工夫も効果的です。

⚠️ 春のシーン別・日焼け止めの選び方

日焼け止めは、その日の行動によって適切なものを選ぶことも重要です。春のさまざまなシーンに合わせた選び方を紹介します。

✨ 日常使い(通勤・買い物など)

毎日の通勤や短時間の外出には、SPF30〜SPF50・PA++〜PA+++程度の日焼け止めで十分です。使い心地が良く、毎日続けられるものを選ぶことが大切です。化粧下地と日焼け止めが一体になったタイプも便利で、メイクステップを減らしながら紫外線対策ができます。また、肌に優しい処方で、毎日塗っても負担にならないものを選ぶようにしましょう。

📌 屋外スポーツ・レジャー

花見やスポーツ観戦、ハイキングなど、長時間屋外で過ごす機会が多い春のレジャーには、SPF50+・PA++++の高い防御力を持つ日焼け止めを選びましょう。また、汗をかいても落ちにくいウォータープルーフタイプが適しています。ただし、ウォータープルーフタイプはクレンジングが必要になりますので、洗い流す際は専用のクレンジング剤を使って丁寧に落とすようにしましょう。

▶️ ドライブ・車の中

「車の中にいるから日焼け止めは不要」と思っている方は要注意です。先述の通り、UVAは窓ガラスを透過します。特に運転席側(日本では右側)の腕や顔への紫外線ダメージは無視できません。日常使いのSPF30〜50程度の日焼け止めを塗っておくだけでも、累積ダメージを大幅に減らすことができます。

🔹 室内での使用

室内にいる時間が長い方でも、窓の近くに座っている場合や、蛍光灯や照明からの可視光線による肌への影響を気にする方は、SPF20〜30程度の軽めの日焼け止めを使用することをおすすめします。ファンデーションやBBクリームに紫外線防止機能がある場合は、それで十分なケースも多いです。

🔍 日焼け止めの正しい塗り方と注意点

どんなに優れた日焼け止めでも、正しく塗らなければ十分な効果が得られません。日焼け止めの効果を最大限に引き出すための塗り方を確認しましょう。

📍 使用量は多めに

日焼け止めの効果は、使用量に大きく影響されます。研究によると、日焼け止めの有効性を示すSPF・PAの値は、1cm²あたり2mgの量を塗布した場合のデータに基づいています。一般的に、顔全体に使用する量の目安はクリームタイプでパール粒2〜3個分程度とされています。多くの方が推奨量よりも少ない量しか塗っていないことが研究でも示されており、薄く塗っているとSPF50の日焼け止めでも実質的にはSPF10〜15程度の効果しか得られないこともあります

💫 塗る順序と方法

スキンケアを行った後、化粧水・乳液・美容液などが肌に馴染んでから日焼け止めを塗るのが基本です。日焼け止めは顔の内側から外側に向かって、ムラなく均一に伸ばしましょう。額・鼻・頬・顎など、紫外線が当たりやすい部位には特にしっかりと塗ることが大切です。目の周りや小鼻の脇など、塗り忘れやすい部分も意識して丁寧に塗布してください

🦠 外出の何分前に塗るべきか

紫外線吸収剤タイプの日焼け止めは、肌に塗布してから紫外線を吸収する成分が肌に定着するまでに15〜30分程度かかるとされています。外出の15〜30分前には日焼け止めを塗り終えるようにしましょう。紫外線散乱剤タイプは塗布直後から効果を発揮するとされていますが、塗りムラをなくすためにも余裕を持って塗ることをおすすめします。

👴 首・耳・手の甲も忘れずに

顔の日焼け止めを丁寧に塗っても、首や耳・デコルテ・手の甲を忘れていては意味がありません。これらの部位は日常的に紫外線にさらされやすく、シミや老化が出やすい箇所でもあります。顔と同様にしっかりと日焼け止めを塗るようにしましょう。

Q. 敏感肌に合う日焼け止めの選び方は?

敏感肌には、紫外線吸収剤を含まないノンケミカル(紫外線散乱剤のみ)タイプで、無香料・無着色・アルコールフリーの製品が比較的安心です。赤ちゃんや子ども向けの低刺激性処方の製品も選択肢になります。初めて使用する際は、腕の内側などでパッチテストを行うことが推奨されます。

📝 日焼け止めの塗り直しはなぜ必要か

日焼け止めを一度塗っただけで安心していませんか?日焼け止めは時間が経つにつれて効果が薄れていきます。その理由と、適切な塗り直しの頻度について解説します。

日焼け止めが落ちる主な原因は、汗・皮脂・摩擦(手で触る、タオルで拭くなど)です。特に春から夏にかけては気温の上昇とともに汗をかきやすくなるため、日焼け止めが落ちやすくなります。また、紫外線吸収剤は紫外線を吸収する過程で徐々に変質・分解されるため、時間が経つほど効果が低下します。

一般的には、2〜3時間ごとに日焼け止めを塗り直すことが推奨されています。スポーツや海水浴など、大量に汗をかく場合はさらに頻繁に塗り直しが必要です。また、ウォータープルーフタイプであっても、水や汗で完全に落ちないだけであり、効果が永続するわけではありません。

メイクをしている場合は、日焼け止めの塗り直しが難しいと感じる方も多いでしょう。そのような場合は、日焼け止め成分が配合されたフェイスパウダーや日焼け止めスプレーを活用すると便利です。ただし、スプレータイプやパウダータイプはクリームやジェルタイプに比べて量が少なくなりがちなため、しっかりとカバーできるよう意識して使用しましょう。

💡 日焼け止めと組み合わせたい紫外線対策

日焼け止めは紫外線対策の基本ですが、それだけに頼らず、複数の方法を組み合わせることでより高い防御効果が得られます。

🔸 帽子・日傘の活用

帽子や日傘は、紫外線を物理的に遮断する最も効果的な方法の一つです。UVカット加工が施された帽子や日傘は、顔や首への紫外線をブロックするのに非常に効果的です。帽子はつばが広いもの(10cm以上)が顔・耳・首まで日差しを遮ることができてより効果的です。日傘は完全遮光タイプのものを選ぶとより高い効果が期待できます。

💧 UVカット素材の衣類

腕や体への紫外線対策として、UVカット機能を持つ衣類を活用しましょう。長袖の衣類やUVカットアームカバーは、肌を物理的に覆うことで紫外線をシャットアウトします。白い布よりも黒や濃い色の方が紫外線遮断率が高い傾向にありますが、最近はUVカット加工により色に関係なく高い防止効果を持つ衣類も増えています。

✨ 行動する時間帯を意識する

紫外線の強さは時間帯によって大きく異なります。最も紫外線が強いのは一般的に10〜14時の時間帯です。屋外での活動はこの時間帯を避けるか、紫外線の強い時間帯は日陰を積極的に利用することで、紫外線ダメージを減らすことができます。

📌 抗酸化成分の摂取

紫外線を浴びると体内で活性酸素が発生し、肌の老化を促進します。ビタミンC・ビタミンE・ポリフェノールなどの抗酸化成分を含む食品を積極的に摂取することで、紫外線による酸化ダメージを内側からケアする効果が期待できます。トマト・ブロッコリー・緑茶・ベリー類などが代表的な抗酸化食品です。サプリメントとして摂取する方法もありますが、食事から摂ることが基本です。

Q. 既存のシミにクリニック治療は有効?

蓄積した紫外線ダメージによるシミ・くすみには、クリニックでの専門的な治療が有効です。アイシークリニックでは、レーザー治療・光治療(IPL)・美白点滴・トレチノインやハイドロキノンによる外用療法など、肌の状態に合わせた複数のアプローチを提案しています。治療後は紫外線対策の徹底が回復を促す上で重要です。

✨ もし日焼けしてしまったら?アフターケアの方法

しっかり対策をしていても、うっかり日焼けしてしまうことはあります。日焼け後の適切なアフターケアを行うことで、ダメージを最小限に抑えることができます。

▶️ まず冷やして炎症を鎮める

日焼けによる赤みや熱感がある場合は、患部を冷やして炎症を鎮めることが最優先です。冷たいタオルや保冷剤(タオルで包んで直接当てないように)で10〜15分程度冷やしましょう。ただし、氷を直接肌に当てると凍傷になる危険性があるため、必ず布などで包んで使用してください。シャワーで冷水を当てるのも効果的です。

🔹 保湿ケアで肌のバリアを回復させる

日焼けした肌は水分を失い、乾燥した状態になっています。冷やした後はたっぷりと保湿ケアを行いましょう。ヒアルロン酸・アロエベラ・グリセリンなどの保湿成分が含まれたローションやジェルを使用すると効果的です。アルコールや強い香料が含まれるものは炎症を悪化させる可能性があるため、避けるようにしましょう

📍 ビタミンCの摂取

日焼け後はビタミンCを積極的に摂取することがおすすめです。ビタミンCはメラニンの生成を抑制する働きがあり、シミの予防・軽減に役立ちます。また、コラーゲンの生成を助ける働きもあるため、紫外線ダメージを受けた肌の回復をサポートします。食事からの摂取に加えて、ビタミンC誘導体が配合された美容液を使用することも効果的です。

💫 日焼けがひどい場合は皮膚科へ

水ぶくれができる、強い痛みや発熱がある、広範囲にわたって日焼けしているなど、症状がひどい場合は自己処置に頼らず、医療機関(皮膚科)を受診することをおすすめします。重症の日焼けは熱中症と同様の状態になることもあり、適切な治療が必要です。

📌 クリニックでできる紫外線ダメージへのアプローチ

毎日の日焼け止めや紫外線対策で肌を守ることが最も大切ですが、すでに蓄積した紫外線ダメージ(シミ・くすみ・ハリの低下など)が気になる場合は、クリニックでの治療も選択肢の一つです。アイシークリニック大宮院では、紫外線ダメージによる肌トラブルに対するさまざまなアプローチを提供しています。

🦠 レーザー治療

レーザー治療は、シミや色素沈着に対して高い効果を発揮します。特定の波長の光がメラニン色素に集中的に作用し、シミを目立たなくする治療法です。春は紫外線量が比較的安定していることから、レーザー治療後のダウンタイムを管理しやすい季節でもあります。治療後は紫外線対策を徹底することが回復を促す上で非常に重要です。

👴 光治療(IPL・フォトフェイシャルなど)

IPL(インテンス・パルスト・ライト)などの光治療は、シミ・そばかす・くすみ・毛穴の開き・赤みなど、複数の肌悩みをまとめてアプローチできる治療法です。ダウンタイムが比較的少なく、日常生活への影響を最小限に抑えながら治療できるため、働く方にも人気があります。

🔸 美白・抗酸化点滴

ビタミンCの高濃度点滴や、グルタチオンなどの抗酸化成分を含む点滴は、紫外線ダメージによる酸化ストレスを内側から軽減し、肌の明るさやハリを改善する効果が期待できます。経口摂取では届きにくい高濃度の有効成分を直接血中に届けることができる点が特徴です。

💧 トレチノイン・ハイドロキノンによる外用療法

シミや色素沈着に対して、トレチノイン(ビタミンA誘導体)やハイドロキノン(美白成分)などの外用薬を処方する治療もあります。これらは医師の処方が必要な成分であり、正しい濃度・使用方法のもとで使用することが重要です。副作用や使用上の注意点についても、医師に相談しながら適切に使用することが大切です。

クリニックでの治療を検討する際は、自己判断で行わず、必ず医師や専門スタッフに相談することをおすすめします。自分の肌状態や悩みに合わせた適切な治療法を選ぶためには、専門家によるカウンセリングが欠かせません。

👨‍⚕️ 当院での診療傾向【医師コメント】

高桑康太 医師(当院治療責任者)より

「当院では、春になると「気づいたらシミが増えていた」「肌がくすんできた」というご相談が増える傾向にあります。紫外線ダメージは蓄積されるものですので、”まだ春だから”と油断せず、3月から日焼け止めを毎日の習慣にしていただくことが、将来の光老化予防において非常に大切です。すでに気になるシミやくすみがある方は、日常ケアと並行してクリニックでの治療も早めにご検討いただくことで、より効果的なアプローチが可能ですので、どうぞお気軽にご相談ください。」

🎯 よくある質問

春の紫外線は夏と比べてどのくらい強いのですか?

4〜5月の春の紫外線量は、真夏の7〜8割程度に達することもあります。また、冬の間に紫外線の少ない環境に慣れた肌はメラニン色素が少ない状態のため、防御態勢が整う前に紫外線を浴びやすく、ダメージを受けやすい状態になっています。「春だから大丈夫」という油断は禁物です。

SPFとPAはどのくらいの数値を選べばいいですか?

春の日常生活(通勤・買い物など)であればSPF30〜50・PA++〜PA+++程度で十分なことが多いです。一方、花見やハイキングなど長時間屋外で過ごす場合はSPF50+・PA++++のより高い防御力を持つものを選びましょう。行動量や環境に合わせて使い分けることが大切です。

日焼け止めはどのくらいの頻度で塗り直す必要がありますか?

一般的に2〜3時間ごとの塗り直しが推奨されています。汗や皮脂・摩擦によって日焼け止めは徐々に落ちてしまうためです。メイクをしている場合は、日焼け止め成分配合のフェイスパウダーや日焼け止めスプレーを活用すると便利ですが、量が少なくなりがちな点に注意しましょう。

敏感肌でも使える日焼け止めはどう選べばいいですか?

敏感肌の方には、紫外線吸収剤を含まないノンケミカル(紫外線散乱剤のみ)タイプで、無香料・無着色・アルコールフリーの製品が比較的安心です。赤ちゃんや子ども向けの低刺激性処方の製品も選択肢の一つです。初めて使用する際はパッチテストを行うことをおすすめします。

すでにできてしまったシミやくすみはクリニックで治療できますか?

はい、蓄積した紫外線ダメージによるシミ・くすみには、クリニックでの専門的な治療が有効です。アイシークリニック大宮院では、レーザー治療・光治療(IPL)・美白点滴・トレチノインやハイドロキノンによる外用療法など、肌の状態に合わせたさまざまなアプローチをご提案しています。まずはお気軽にご相談ください。

📋 まとめ

春は紫外線量が急増する一方で、「まだ大丈夫」という油断が生まれやすい季節です。しかし、冬の間に紫外線対策が疎かになった肌は、春の紫外線ダメージを受けやすい状態になっています。シミ・しわ・たるみなどの光老化を防ぐためには、春から日焼け止めを正しく選び、正しく使うことが最も効果的な予防策です。

日焼け止め選びのポイントを改めてまとめると、まず自分の肌タイプとその日の行動量に合わせたSPF・PA値を選ぶこと、肌への刺激が少ない成分を確認すること、そして毎日続けられる使い心地のものを選ぶことが大切です。どんなに高機能な日焼け止めでも、使わなければ意味がありません。毎日のスキンケアに無理なく組み込める日焼け止めを選ぶことが、長続きするケアへの第一歩です。

また、日焼け止めだけでなく、帽子・日傘・UVカット衣類などの物理的な紫外線対策と組み合わせることで、さらに高い防御効果が得られます。食事から抗酸化成分を摂ることも、内側からの紫外線対策として有効です。

すでに紫外線ダメージによるシミやくすみが気になっている方は、日常ケアと並行して、クリニックでの専門的な治療を検討することも大切な選択肢です。アイシークリニック大宮院では、肌の状態を丁寧に診察した上で、一人ひとりに合った治療法を提案しています。紫外線対策や肌のお悩みについて、お気軽にご相談ください。今年の春から、本格的な紫外線対策を始めてみましょう。

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📚 参考文献

  • 日本皮膚科学会 – 紫外線が肌に与えるダメージ(サンバーン・光老化・皮膚がんリスク)、UVA・UVBの特性、日焼け止めのSPF・PAの意味と選び方に関する医学的根拠の参照
  • 厚生労働省 – 紫外線による皮膚障害・皮膚がんリスクに関する公的情報、および日焼け止め製品(化粧品・医薬部外品)の成分規制・安全性に関する行政指針の参照
  • WHO(世界保健機関) – UVA・UVBの健康影響、紫外線と皮膚がんの関連性、SPF基準や日焼け止めの推奨使用量(1cm²あたり2mg)など国際的なエビデンスの参照

監修者医師

高桑 康太 医師

保有資格

ミラドライ認定医

略歴

  • 2009年 東京大学医学部医学科卒業
  • 2009年 東京逓信病院勤務
  • 2012年 東京警察病院勤務
  • 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
  • 2019年 当院治療責任者就任
  • 皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
  • 専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
  • 臨床実績(2024年時点) 皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上、腋臭症治療:2,000件以上、酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
  • 監修領域 皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報

佐藤 昌樹 医師

保有資格

日本整形外科学会整形外科専門医

略歴

  • 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
  • 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
  • 2012年 東京逓信病院勤務
  • 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
  • 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務

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