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シミ取りレーザーは保険適用になる?適用条件と自費治療の違いを解説

💬 「シミを取りたいけど、費用が高すぎる…」そう悩んでいませんか?

実は、シミの種類によっては健康保険が適用されるケースがあります。知らないまま全額自費で払っている人も多いのが現実です。

この記事を読めば、保険が使える条件・対象疾患・費用の目安がすべてわかります。読まないまま受診すると、数万円以上損をする可能性も。

💡 この記事でわかること

🚨 こんな方はぜひ最後まで読んでください!

  • 🔸 シミ治療に興味はあるけどお金が心配な方
  • 🔸 保険が使えるか知らないまま諦めていた方
  • 🔸 どのクリニックに行けばいいか迷っている方

目次

  1. そもそも「シミ」とはどういうものか
  2. シミ取りレーザー治療とはどのような治療か
  3. シミ取りレーザーに保険が適用される条件
  4. 保険適用となる主な皮膚疾患と特徴
  5. 保険診療と自費診療の違いを比較する
  6. 保険適用のシミ取りレーザー治療の費用目安
  7. 自費診療のシミ取りレーザー治療の費用目安
  8. 保険診療を受けるための流れと注意点
  9. シミ治療を選ぶ際のポイント
  10. まとめ

この記事のポイント

シミ取りレーザーの保険適用は診断名と治療目的で決まり、太田母斑・異所性蒙古斑・脂漏性角化症は保険対象となる場合があるが、老人性色素斑・肝斑は原則自費診療となる。アイシークリニックでは正確な診断を起点に最適な治療を提案している。

💡 そもそも「シミ」とはどういうものか

シミと一口に言っても、その原因や種類はさまざまです。医学的には、皮膚にメラニン色素が過剰に沈着した状態や、皮膚細胞が増殖して色調が変化した状態を広く「シミ」と呼んでいます。日常的に「シミ」と認識されているものには、以下のようなものが含まれます。

まず最も一般的なのが「老人性色素斑(日光黒子)」です。紫外線の長年の蓄積によって生じる褐色の色素沈着で、顔や手の甲など日光に当たりやすい部位に現れます。40代以降に増え始めることが多く、加齢とともに数や大きさが増していく傾向があります。

次に「肝斑(かんぱん)」があります。左右対称に頬や額などに生じるぼんやりとした褐色の色素沈着で、女性ホルモンの影響が関係していると考えられています。妊娠中や経口避妊薬の使用時に悪化することがあり、紫外線や摩擦によっても悪化します。

「そばかす(雀卵斑)」は、遺伝的要因が強く、幼少期から鼻や頬に散在する小さな茶色の斑点です。

また、「脂漏性角化症(老人性いぼ)」は皮膚の細胞が増殖したもので、盛り上がりがあることが多く、表面がざらついた黒褐色の病変です。厳密にはメラニン色素の沈着ではなく、皮膚の良性腫瘍に分類されます。

さらに「後天性真皮メラノサイトーシス(ADM)」は、真皮層にメラノサイトが存在することで生じる青灰色〜灰褐色の色素斑で、肝斑と混在することがあります。

このように、一見「シミ」に見えても、その正体は多様です。適切な治療を選ぶためには、まず正確な診断を受けることが非常に重要です。

Q. シミ取りレーザーに健康保険が適用される条件は?

シミ取りレーザーへの保険適用は「治療目的」と「疾患の診断名」によって決まります。太田母斑・異所性蒙古斑・脂漏性角化症などは保険対象となる場合がありますが、老人性色素斑・肝斑は美容目的とみなされ、原則として自費診療となります。

📌 シミ取りレーザー治療とはどのような治療か

シミ取りレーザー治療は、特定の波長の光エネルギーをシミの原因となっているメラニン色素や色素を持つ細胞に照射し、選択的に破壊・分解することでシミを薄くしたり取り除いたりする治療法です。

レーザーは「光増幅」の原理で生成された、特定の波長を持つ光線です。シミ治療に使用されるレーザーは、主にメラニン色素に吸収されやすい波長域のものが選ばれます。レーザーのエネルギーを吸収した色素細胞は熱や衝撃波によって破壊され、体内の免疫細胞によって処理・排出されていきます。

シミ治療に用いられる代表的なレーザーには以下のものがあります。

Qスイッチレーザー(Qスイッチルビーレーザー、Qスイッチアレキサンドライトレーザー、Qスイッチ Nd:YAGレーザーなど)は、非常に短いパルス幅の高出力光を照射し、ターゲットとなる色素を選択的に破壊します。老人性色素斑や脂漏性角化症、太田母斑など幅広い色素性病変に対応できます。

ピコ秒レーザー(ピコレーザー)は、Qスイッチレーザーよりもさらに短いパルス幅(ピコ秒単位)の光を照射するレーザーです。色素をより細かく破壊できるとされており、肝斑や難治性のシミへの応用も行われています。

炭酸ガス(CO2)レーザーやエルビウムYAGレーザーは、皮膚を削る(アブレーティブ)タイプのレーザーで、盛り上がりのある脂漏性角化症などの除去に使われることがあります。

治療後は一時的にかさぶたができることがあり、それが取れた後に色素が薄くなっていきます。治療効果が出るまでの期間はシミの種類や深さ、使用機器によって異なります。

✨ シミ取りレーザーに保険が適用される条件

シミ取りレーザー治療に健康保険が適用されるかどうかは、「治療の目的」と「疾患の診断名」によって決まります。日本の健康保険制度では、病気やケガの治療を目的とする医療行為には保険が適用されますが、美容を目的とした医療行為は保険の対象外とされています。

したがって、同じレーザー治療であっても、「美容目的」であれば全額自己負担の自費診療となり、「医学的に治療が必要な皮膚疾患」と診断された場合には保険診療の対象となることがあります。

保険適用が認められるための主な条件として、以下の点が挙げられます。

第一に、診断名が保険適用の対象となる疾患であることが必要です。単に「シミが気になる」「見た目を改善したい」という美容的な理由ではなく、医師が皮膚科的な疾患として診断したうえで、治療が必要と判断した場合に保険が適用されます。

第二に、皮膚科専門医による診察と適切な診断が行われることが前提です。美容クリニックや美容外科では、保険診療を行っていない施設も多いため、保険適用での治療を希望する場合は皮膚科を標榜するクリニックや病院を受診することが基本となります。

第三に、使用するレーザー機器や治療方法が保険点数として定められているものであることが必要です。保険診療では使用できる機器や手技の範囲が定められており、保険収載されていない最新機器や治療法は自費扱いとなります。

なお、同一の病変に対して保険診療と自費診療を組み合わせる「混合診療」は原則として禁止されています。この点も、治療を受ける際に注意が必要なポイントです。

Q. 保険診療と自費診療のシミ治療はどう違う?

保険診療は一般的に3割負担で費用を抑えられますが、使用できる機器や治療法が保険収載されたものに限定されます。自費診療は全額自己負担となる一方、最新のピコ秒レーザーなど幅広い機器を選択でき、老人性色素斑・肝斑など美容目的のシミにも対応可能です。

🔍 保険適用となる主な皮膚疾患と特徴

では、実際にどのような皮膚疾患がレーザー治療の保険適用対象となるのでしょうか。代表的なものをご紹介します。

✅ 太田母斑(おおたぼはん)

太田母斑は、顔面の三叉神経第一・第二枝領域に生じる青灰色〜青褐色の色素斑で、真皮層のメラノサイトが増加することによって起こります。生まれつき(先天性)の場合もあれば、思春期以降に現れる場合(後天性)もあります。顔の片側や眼周囲に広がることが多く、外見上の問題だけでなく、まれに眼球内や口腔粘膜にも色素沈着が生じることがあります。

太田母斑はQスイッチルビーレーザーやQスイッチアレキサンドライトレーザーによる治療が保険適用となっており、複数回の治療が必要なことが多いです。治療開始が早いほど効果が高いとされており、小児期からの治療が推奨されることもあります。

📝 異所性蒙古斑(いしょせいもうこはん)

蒙古斑は、臀部や腰部に生じる青色の色素斑で、多くは成長とともに自然消退します。しかし、臀部以外の部位(背中、肩、四肢など)に生じるものを「異所性蒙古斑」と呼び、自然消退しにくいことが多いとされています。外見的な問題だけでなく、虐待の痕と誤認されるケースもあることから、治療が必要とされる場合があります。

異所性蒙古斑に対するQスイッチレーザー治療は保険適用となることがあります。

🔸 扁平母斑(へんぺいぼはん)

扁平母斑は、生まれつきまたは幼児期から現れる薄褐色〜茶褐色の平らな色素斑です。カフェオレ斑とも呼ばれ、神経線維腫症(レックリングハウゼン病)などの全身疾患との関連が疑われる場合には特に注意が必要です。レーザー治療の保険適用については、施設や状況によって異なる場合があります。

⚡ 脂漏性角化症(しろうせいかくかしょう)

脂漏性角化症は、加齢によって生じる良性の皮膚腫瘍で、一般的に「老人性いぼ」とも呼ばれます。表面がざらついた褐色〜黒褐色の盛り上がりが特徴で、顔や体幹など全身に生じます。外見がメラノーマ(悪性黒色腫)に似ていることがあるため、皮膚科での正確な診断が重要です。

脂漏性角化症は皮膚科的な疾患であるため、医師の判断のもとレーザーや液体窒素などによる治療が保険適用で行われることがあります。ただし、美容目的と判断された場合は自費となる場合もあります。

🌟 老人性血管腫(ろうじんせいけっかんしゅ)

老人性血管腫は、皮膚の表層に拡張した毛細血管が集まってできる赤色〜紫赤色の小さな隆起で、加齢とともに増加します。良性の血管性病変ですが、出血しやすい、衣服との摩擦で刺激されるなど日常生活に支障をきたす場合には保険治療の対象となる可能性があります。

💬 炎症後色素沈着(PIH)について

ニキビの跡や外傷後に生じる「炎症後色素沈着」については、原疾患の治療という観点から保険が適用される場合とそうでない場合があります。担当医師との相談が必要です。

一方で、一般的に「シミ」として認識される老人性色素斑(日光黒子)や肝斑は、多くの場合「美容的なもの」として扱われ、保険適用にはならないことがほとんどです。この点は多くの方が誤解しやすいポイントですので、ご注意ください。

💪 保険診療と自費診療の違いを比較する

保険診療と自費診療では、費用の面だけでなく、治療内容や使用できる機器、治療の進め方などにもさまざまな違いがあります。それぞれの特徴を整理してみましょう。

✅ 費用負担の違い

保険診療では、治療費の一定割合(一般的には3割、子どもや高齢者の場合はさらに低い負担割合)を自己負担するだけで済みます。残りは健康保険から支払われるため、個人の負担額は大幅に軽減されます。

自費診療は全額を自己負担しなければなりません。クリニックや治療内容によって料金が異なりますが、一般的にレーザー治療は一部位あたり数千円〜数万円以上になることも多く、複数回の治療が必要な場合は総額がさらに高くなります。

📝 使用できる機器・治療法の違い

保険診療では、保険収載された機器や手技のみが使用できます。最新のピコ秒レーザーや一部の先進的な機器は保険収載されていないものが多く、これらを使用する場合は自費診療となります。

自費診療では、クリニックが導入しているすべての機器や治療法を選択できます。最新鋭の機器を使った治療や、個人の肌質・シミの状態に合わせたオーダーメイドの治療プランが可能です。

🔸 治療対象の違い

保険診療で治療できるのは、医師が「皮膚疾患」と診断したものに限られます。老人性色素斑や肝斑など、美容的な改善を目的とするシミは対象外です。

自費診療では、保険適用外の老人性色素斑、肝斑、そばかす、くすみなども治療対象となります。美容的な改善全般に対応できるのが大きなメリットです。

⚡ 受診できるクリニックの違い

保険診療は、皮膚科を標榜する病院やクリニックで受けることができます。一方、美容クリニックや美容外科では保険診療を行っていないことが多く、自費診療のみとなります。

なお、皮膚科と美容皮膚科を併設しているクリニックでは、皮膚科として保険診療を行いながら、自費の美容治療も提供していることがあります。

🌟 診療の自由度の違い

保険診療は診療内容・費用ともに厚生労働省の定める基準に沿って行われるため、治療の選択肢が限定されます。自費診療はクリニックが独自に料金設定・治療計画を立てるため、より個別化された対応が可能です。

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Q. 保険適用でレーザー治療を受けた場合の費用目安は?

保険適用のレーザー治療は、3割負担の方で1回あたり数千円〜1万円程度が一般的な目安です。診察料・処方薬・処置費用が別途かかる場合があります。太田母斑など複数回の治療が必要なケースでは、月の医療費が一定額を超えると高額療養費制度の対象となることもあります。

🎯 保険適用のシミ取りレーザー治療の費用目安

保険適用でレーザー治療を受ける場合の費用は、診療報酬点数に基づいて算出されます。具体的な金額は施術部位の大きさ、病変の数、使用するレーザーの種類、受診した医療機関の加算などによって変わりますが、おおまかな目安を把握しておくと役立ちます。

Qスイッチレーザーによる治療は、保険診療では病変の大きさによって点数が定められています。たとえば、Qスイッチルビーレーザーによる治療は、「レーザー照射療法」として保険点数が設定されており、3割負担の方の場合、1回あたりの自己負担額は数千円〜1万円程度が一般的です。ただし、診察料、処方薬(外用薬など)、処置費用なども別途かかることがあります。

太田母斑のレーザー治療では、複数回(平均5〜10回程度)の治療が必要なことが多く、治療ごとに費用が発生します。1回ごとの費用は比較的抑えられるものの、トータルの治療期間が長くなる場合があります。

また、保険診療の場合は高額療養費制度の対象となりますので、月の医療費が一定額を超えた場合には払い戻しを受けられる可能性があります。複数回の治療が必要な方は、事前に加入している健康保険の窓口に確認しておくとよいでしょう。

なお、初診料・再診料、検査費(必要な場合)、処方箋料などの基本的な診療費も別途かかることをご認識ください。

💡 自費診療のシミ取りレーザー治療の費用目安

自費診療でのシミ取りレーザー治療は、クリニックや使用する機器、治療するシミの種類・大きさ・数によって費用が大きく異なります。一般的な相場感として参考にしていただける目安をご紹介します。

Qスイッチレーザーを使った老人性色素斑の治療は、1個あたり数千円〜1万円前後が相場といわれています。複数のシミをまとめて治療するパック料金を設けているクリニックも多くあります。

ピコ秒レーザー(ピコレーザー)を使用した治療は、機器のコストが高いこともあり、Qスイッチレーザーよりもやや高額になる傾向があります。顔全体に対してトーニング(低出力で広範囲に照射)を行う場合は、1回あたり2〜5万円程度のクリニックが多く見られます。

フォトフェイシャル(IPL)と呼ばれる光治療は、レーザーとは異なり特定の波長のみではなく広い波長域の光を照射する方法で、シミ・そばかすのほか赤みや毛穴など複合的な肌トラブルへの対応を目的としています。1回あたり1〜3万円程度が一般的な相場です。

肝斑の治療については、通常のQスイッチレーザーの高出力照射は悪化のリスクがあるため、低出力でのトーニング照射や外用薬・内服薬(トラネキサム酸など)との組み合わせが行われることが多いです。肝斑専用メニューとして設定しているクリニックでは、1回あたり1〜3万円程度のことが多いですが、複数回の通院が必要となります。

クリニックによっては、初回限定の割引価格やモニター制度を設けている場合もあります。費用だけでなく、使用機器の種類、医師の経験・専門性、アフターケアの内容なども含めて総合的に判断することが大切です。

Q. シミ治療の前にまず皮膚科を受診すべき理由は?

シミに見えても、メラノーマ(悪性黒色腫)など皮膚腫瘍の可能性があるため、自己判断でのレーザー治療は危険です。また、太田母斑など保険適用の疾患が含まれる場合もあります。アイシークリニックでは、まず正確な診断を行ったうえで、患者様一人ひとりに合った治療法をご提案しています。

📌 保険診療を受けるための流れと注意点

保険適用でシミ取りレーザー治療を受けるためには、いくつかのステップと注意点があります。スムーズに治療を受けるために、事前に流れを把握しておきましょう。

💬 ステップ1:皮膚科を受診する

まず、皮膚科を標榜しているクリニックや病院を受診します。美容クリニック専門の施設では保険診療を行っていないことが多いため、保険診療を希望する場合は最初から「皮膚科」として保険診療を行っているクリニックを選びましょう。

予約の際に「保険診療での治療を希望している」ことを伝えておくと、当日の診察がスムーズになります。

✅ ステップ2:診察・診断を受ける

受診後、医師が視診やダーモスコープ(皮膚鏡)を用いて詳しく観察し、シミの種類や疾患名を診断します。この診断によって、保険診療の対象となるかどうかが決まります。

太田母斑や異所性蒙古斑など、明らかに保険適用対象の疾患と診断された場合は、保険診療での治療が開始されます。一方、老人性色素斑や肝斑など保険対象外と判断された場合は、自費診療となります。

📝 ステップ3:治療計画の説明を受ける

保険診療で治療を行う場合、医師から治療回数の目安、副作用・ダウンタイム、治療間隔などについて説明を受けます。疑問点はこの段階で確認しておきましょう。

🔸 ステップ4:レーザー治療を受ける

治療当日は、必要に応じて麻酔クリームを塗布した後にレーザーを照射します。レーザーの種類や照射出力によって、治療後に一時的な赤みやかさぶたが生じることがあります。

⚡ ステップ5:アフターケアと経過観察

治療後は処方された外用薬(ステロイド軟膏など)を使用し、日焼け止めによる紫外線対策を徹底します。レーザー照射後の皮膚は紫外線の影響を受けやすくなっているため、日焼け対策は治療効果を高め、炎症後色素沈着を予防するうえでも非常に重要です。

🌟 注意点:保険診療の制限について

保険診療では、同一の病変に対して保険と自費を組み合わせる「混合診療」は認められていません。保険診療でできることとできないことを理解したうえで、治療方針を決めることが大切です。

また、保険診療を行っていないクリニックで、保険適用を装った請求がなされるようなことは本来あってはなりませんが、受診前にそのクリニックが保険診療を行っているかを確認することをお勧めします。

✨ シミ治療を選ぶ際のポイント

シミの治療を検討する際は、費用だけでなくさまざまな観点から慎重に選択することが大切です。以下のポイントを参考にしてみてください。

💬 まず正確な診断を受けることが最優先

シミに見えても、実際にはメラノーマ(悪性黒色腫)や基底細胞癌などの皮膚腫瘍である可能性もゼロではありません。自己判断でシミと決めつけず、まずは皮膚科専門医による正確な診断を受けることが何よりも重要です。自己判断でレーザー治療を受けることで、悪性腫瘍の発見が遅れるリスクがあります。

✅ シミの種類に合った治療法を選ぶ

シミの種類によって、最適な治療法は異なります。たとえば、肝斑に対して高出力のQスイッチレーザーを照射すると、かえって悪化することがあります。シミの正確な診断に基づいて、適切な治療法を選ぶことが効果を最大限に引き出すうえで不可欠です。

📝 医師の専門性と経験を確認する

レーザー治療の効果と安全性は、医師の知識・経験・技術に大きく左右されます。皮膚科専門医や、レーザー治療の経験が豊富な医師が在籍しているクリニックを選ぶことが安心につながります。カウンセリングの際に、担当医の資格や経験について確認することも大切です。

🔸 ダウンタイムと生活への影響を考慮する

レーザー治療後には、かさぶた(痂皮)や赤み、腫れなどが生じることがあります。これらが落ち着くまでの期間を「ダウンタイム」と呼びます。使用するレーザーの種類や出力によってダウンタイムの長さは異なりますが、仕事や日常生活への影響を事前に把握しておくことが大切です。

⚡ アフターケアと紫外線対策の重要性

レーザー治療後の紫外線対策は、治療効果を維持し炎症後色素沈着を予防するために欠かせません。日焼け止めの毎日の使用、帽子や日傘の活用など、治療後のケアについても医師の指示に従って丁寧に行うことが重要です。

🌟 費用の透明性を確認する

自費診療の場合、クリニックによって費用が大きく異なります。カウンセリング時に治療費の内訳を明確に確認し、追加料金が発生するケースなども事前に把握しておきましょう。また、高額な先払いや過度なオプション勧誘には注意が必要です。

💬 複数のクリニックで相談する

1か所のクリニックだけでなく、複数の医師の意見を聞いてみること(セカンドオピニオン)も選択肢のひとつです。特に費用が高額になる治療や、治療法の選択に迷っている場合には有効な方法です。

✅ 保険適用の可能性を先に確認する

自費治療を受ける前に、一度皮膚科で診察を受け、保険が適用できる疾患かどうかを確認することをお勧めします。保険適用が可能な疾患であれば、自費で治療するよりも大幅に費用を抑えられることがあります。

👨‍⚕️ 当院での診療傾向【医師コメント】

高桑康太 医師(当院治療責任者)より

「当院では、「シミを取りたい」とご相談にいらっしゃる患者様の中に、太田母斑や脂漏性角化症など保険診療の対象となる疾患が含まれているケースも少なくなく、まず正確な診断を行うことが治療の出発点になると日々実感しています。最近の傾向として、保険適用かどうかを事前に確認しないまま美容クリニックで自費治療を受けてしまうケースも見受けられますので、気になるシミがあれば最初に皮膚科での診察を受けていただくことを強くお勧めします。正しい診断のもとで患者様一人ひとりに合った治療法をご提案することが、安全で満足のいく結果につながると考えておりますので、どうぞお気軽にご相談ください。」

🔍 よくある質問

シミ取りレーザーに保険は適用されますか?

シミの種類(診断名)と治療目的によって異なります。太田母斑・異所性蒙古斑・脂漏性角化症などは保険適用となる場合がありますが、老人性色素斑(日光黒子)や肝斑は美容目的とみなされ、基本的に自費診療となります。まずは皮膚科専門医の診察を受け、診断を確認することが重要です。

保険診療と自費診療では何が違いますか?

主に費用・使用機器・治療対象の3点が異なります。保険診療は費用負担が軽い(一般的に3割負担)一方、使用できる機器や治療法に制限があります。自費診療は全額自己負担ですが、最新のピコ秒レーザーなど幅広い機器・治療法を選択でき、肝斑や老人性色素斑など美容目的のシミにも対応可能です。

保険適用のレーザー治療の費用はいくらですか?

病変の大きさや使用するレーザーの種類によって異なりますが、3割負担の方で1回あたり数千円〜1万円程度が一般的な目安です。ただし、診察料・処方薬・処置費用が別途かかる場合があります。また、太田母斑など複数回の治療が必要なケースでは、高額療養費制度が利用できる場合もあります。

肝斑のレーザー治療はなぜ保険適用外なのですか?

肝斑は女性ホルモンや紫外線の影響による色素沈着であり、日本の健康保険制度では「美容目的」の医療行為とみなされるため、保険適用の対象外となります。また、肝斑に高出力のレーザーを照射するとかえって悪化するリスクがあるため、治療法の選択には皮膚科専門医への相談が不可欠です。

シミ取り前に皮膚科を受診すべき理由は何ですか?

シミに見えても、メラノーマ(悪性黒色腫)などの皮膚腫瘍である可能性があるため、自己判断でレーザー治療を受けることは危険です。また、太田母斑や脂漏性角化症など保険適用の疾患が含まれる場合もあります。当院でも、まず正確な診断を行ったうえで、患者様一人ひとりに合った治療法をご提案しております。

💪 まとめ

シミ取りレーザー治療における保険適用の有無は、「シミの種類(診断名)」と「治療目的」によって決まります。太田母斑、異所性蒙古斑、脂漏性角化症(条件による)など、医師が皮膚疾患と診断したものについては保険診療が適用されることがありますが、多くの方が気にする老人性色素斑(日光黒子)や肝斑は基本的に美容目的とみなされ、自費診療となります。

保険診療では費用負担が軽くなる一方、使用できる機器や治療法に制限があります。自費診療では最新機器を用いたより幅広い治療が可能ですが、全額自己負担となります。どちらの診療形態にもメリット・デメリットがあるため、自分のシミの状態や目的、経済的な状況などを踏まえて選択することが大切です。

最も重要なのは、まず皮膚科専門医による正確な診断を受けることです。シミに見えるものが皮膚腫瘍である可能性もあるため、自己判断でレーザー治療を申し込む前に、必ず医師の診察を受けてください。正確な診断のうえで、自分に合った治療方針を立てることが、安全で効果的なシミ治療への第一歩となります。

アイシークリニック大宮院では、皮膚の状態を丁寧に診察したうえで、患者様一人ひとりに合った治療のご提案をしております。シミに関するご不安やご相談がございましたら、お気軽にご来院ください。

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📚 参考文献

  • 厚生労働省 – 保険診療と自費診療の区分・混合診療の禁止原則・高額療養費制度など、記事内で解説している保険適用条件や費用負担に関する制度的根拠として参照
  • 日本皮膚科学会 – 太田母斑・異所性蒙古斑・脂漏性角化症・肝斑など各種色素性皮膚疾患の診断基準・治療指針・レーザー治療の適応に関する学会ガイドラインとして参照
  • 日本形成外科学会 – 太田母斑や異所性蒙古斑などの母斑・色素性病変に対するQスイッチレーザー治療の保険適用・治療方法・治療回数の目安など、形成外科的観点からの疾患情報として参照

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