「自分の脇の臭いが気になる」「もしかしてワキガかもしれない」と悩んでいる方は少なくありません。ワキガは日本人の約10〜15%が該当するとされ、決して珍しい体質ではありません。しかし、自分がワキガかどうかを正確に判断することは難しく、必要以上に悩んでしまう方も多いのが現状です。この記事では、ワキガの特徴について臭いや汗の性質、衣類への影響など様々な観点から詳しく解説します。セルフチェックの方法や原因、治療法についてもご紹介しますので、ワキガに関するお悩みを解消する参考にしてください。
目次
- ワキガとは?基本的な知識
- ワキガの臭いの特徴
- ワキガの汗の特徴
- ワキガの体質的な特徴
- 衣類に現れるワキガの特徴
- ワキガのセルフチェック方法
- ワキガの原因とメカニズム
- ワキガと間違えやすい症状
- ワキガの治療法
- 日常生活でできるワキガ対策
- よくある質問
🔍 ワキガとは?基本的な知識
ワキガは医学的には「腋臭症(えきしゅうしょう)」と呼ばれる状態で、脇の下から特有の強い臭いを発する体質のことを指します。これは病気ではなく、体質の一種として分類されています。
📚 ワキガの定義と特徴
ワキガは、脇の下に多く存在するアポクリン汗腺から分泌される汗が原因で発生します。アポクリン汗腺から出る汗自体には臭いはありませんが、皮膚の表面に存在する常在菌によって分解されることで、独特の臭いが生じます。この臭いの強さには個人差があり、軽度から重度まで様々な程度があります。
📅 ワキガの発症時期
ワキガは主に思春期に発症することが多いとされています。これはアポクリン汗腺が第二次性徴期に活発化するためです。一般的に発症する時期は以下の通りです:
- 女性:10〜12歳頃
- 男性:12〜14歳頃
ただし、成人してから症状に気づく方もいらっしゃいます。ホルモンバランスの変化や生活環境の変化がきっかけとなることもあります。
📊 日本人におけるワキガの割合
日本人のワキガの割合は約10〜15%とされており、欧米人と比較すると低い傾向にあります。比較すると以下のような違いがあります:
- 日本人:約10〜15%
- 欧米人:70〜90%
この差は、アポクリン汗腺の数や活性に関係する遺伝的要因によるものです。日本ではワキガの割合が低いため、臭いに対する意識が高く、悩みを抱える方が多い傾向にあります。
👃 ワキガの臭いの特徴
ワキガの最も大きな特徴は、その独特の臭いです。ワキガの臭いには様々な表現があり、人によって感じ方も異なります。ここでは、ワキガの臭いの特徴について詳しく解説します。
🌀 ワキガ特有の臭いの種類
ワキガの臭いは、一般的に以下のような表現で例えられることが多いです:
- 鉛筆の芯のような臭い
- 玉ねぎやネギのような臭い
- スパイスやカレーのような臭い
- 硫黄のような臭い
- 古い洗濯物のような臭い
これらの臭いの違いは、皮膚の常在菌の種類や食生活、体調などによって変化します。同じワキガ体質でも、臭いの質は人それぞれ異なるのが特徴です。
⬆️ 臭いが強くなるタイミング
ワキガの臭いは常に一定ではなく、様々な要因によって強くなることがあります:
- 運動後や緊張時など汗をかいた後
- 気温や湿度が高い夏場
- 女性の生理前後やホルモンバランスが乱れる時期
- 肉類や脂っこい食事、アルコール摂取後
- ストレスや睡眠不足の状態
🔄 通常の汗の臭いとの違い
一般的な汗の臭いは、主にエクリン汗腺から分泌される汗が原因です。エクリン汗腺からの汗は99%が水分で構成されており、基本的に無臭です。時間が経って細菌が繁殖すると酸っぱい臭いがすることがありますが、これはワキガとは異なる臭いです。
ワキガの臭いはより強く、独特の刺激臭があるのが特徴です。また、ワキガの臭いは汗をかいていない状態でも感じられることがあり、入浴直後でも臭いが残ることがあります。
💧 ワキガの汗の特徴
ワキガの方の汗には、通常の汗とは異なる特徴があります。汗の質や量、色などを観察することで、ワキガの可能性を判断する材料となります。
⚙️ アポクリン汗腺とエクリン汗腺の違い
人間の汗腺には以下の2種類があります:
| 汗腺の種類 | 分布場所 | 汗の特徴 | 臭い |
|---|---|---|---|
| エクリン汗腺 | 全身 | 無色透明でサラサラ | ほぼ無臭 |
| アポクリン汗腺 | 脇・乳首・陰部・耳など限定的 | やや粘り気があり、成分が豊富 | 分解されると独特の臭い |
アポクリン汗腺からの汗は、タンパク質や脂質、アンモニアなどを含んでおり、この成分が皮膚の常在菌によって分解されることで、ワキガ特有の臭いが発生します。
💪 ワキガの汗の量と質
ワキガ体質の方は、アポクリン汗腺の数が多く、また活動が活発な傾向があります。そのため、脇の下の汗の量が多いと感じる方も少なくありません。
ただし、汗の量が多いからといって必ずしもワキガというわけではありません。多汗症とワキガは別の状態であり、両方を併発している方もいれば、片方だけの方もいらっしゃいます。
🟡 汗の色の特徴
アポクリン汗腺から分泌される汗には、リポフスチンという色素が含まれていることがあります。そのため、ワキガ体質の方の汗は、白いシャツや下着に黄色いシミを作りやすいという特徴があります。
通常の汗でも時間が経つと黄ばみが生じることはありますが、ワキガの場合は:
- より濃い黄色や茶色に近いシミ
- 汗染みの範囲が広い
- 洗濯してもなかなか落ちにくい
🧬 ワキガの体質的な特徴
ワキガには、臭いや汗以外にもいくつかの体質的な特徴があります。これらの特徴を知ることで、自身がワキガ体質かどうかを判断する参考になります。
👂 耳垢のタイプ
ワキガの体質的特徴として最も知られているのが、耳垢のタイプです。耳垢には以下の2種類があります:
- 乾型:乾燥してカサカサ(日本人の約80%)
- 湿型:湿ってキャラメル状(ワキガ体質に多い)
これは、耳の中にもアポクリン汗腺が存在し、その活動が耳垢の状態に影響するためです。湿型の耳垢の方はワキガ体質の可能性が高いですが、必ずしもワキガであるとは限りません。
👨👩👧👦 遺伝との関係
ワキガは遺伝的要因が強く関係する体質です。遺伝確率は以下の通りです:
- 両親のどちらかがワキガ:約50%
- 両親ともにワキガ:約80%
これは、アポクリン汗腺の数や活性が遺伝子によって決まるためです。ご家族にワキガの方がいる場合は、自身もワキガ体質である可能性が高いと考えられます。
🌿 体毛との関係
ワキガ体質の方は、脇の下の体毛が濃い傾向があるとされています。これは、アポクリン汗腺が毛包(毛穴)に付随して存在するためです。
毛穴の数が多く、毛が太い場合は、アポクリン汗腺の数も多い可能性があります。また、体毛が多いと汗や皮脂がたまりやすく、細菌が繁殖しやすい環境を作ってしまうこともあります。
⚧ 性別による違い
ワキガの発症には性別による違いも見られます:
- 発症時期:女性の方が早い(第二次性徴が早いため)
- 臭いの強さ:男性の方が強い傾向
- 変動:女性は月経周期で臭いが変動することがある
👕 衣類に現れるワキガの特徴
ワキガの特徴は、衣類にも明確に現れることがあります。普段着用している衣服を確認することで、ワキガかどうかを判断する手がかりになります。
🟨 衣類の黄ばみ
ワキガの方の衣類には、脇の部分に黄色いシミができやすいという特徴があります。この黄ばみの特徴は:
- アポクリン汗腺から分泌される汗に含まれるリポフスチンが原因
- 通常の汗染みよりも色が濃い
- 洗濯しても完全に落ちにくい
- 特に白いシャツやブラウスで目立ちやすい
🔄 衣類への臭い移り
ワキガの臭いは、衣類に染み込みやすいという特徴があります:
- 一度着用した衣服の脇部分から独特の臭い
- 洗濯後も臭いが完全に取れないことがある
- 化学繊維(ポリエステル・ナイロン)は特に臭いが残りやすい
化学繊維が臭いを吸着しやすい性質を持っているため、天然素材の衣類を選ぶことも対策の一つです。
🩲 下着や肌着の状態
直接肌に触れる下着や肌着には、ワキガの特徴がより顕著に現れます:
- 脇の部分の変色
- 強い臭いの残存
- 汗染みの範囲が広い
- 制汗剤使用でも衣類への影響が大きい
✅ ワキガのセルフチェック方法
自分がワキガかどうかを確認するためには、いくつかのセルフチェック方法があります。以下の項目を確認することで、ワキガの可能性を判断する目安となります。
👂 耳垢チェック
セルフチェックの中で最も信頼性が高いとされているのが、耳垢のタイプを確認する方法です。
チェック手順:
- 綿棒で耳の中をそっと拭く
- 耳垢の状態を確認
- 湿っていてキャラメルのように柔らかい場合は湿型
- 乾燥してカサカサした状態の場合は乾型
湿型の耳垢の方はワキガ体質の可能性が高いですが、すべての方がワキガというわけではありません。
👔 衣類の確認
普段着用している衣類、特に白いシャツやTシャツの脇部分を確認してください:
- 黄色や茶色のシミがある
- 洗濯後も臭いが残っている
- 複数の衣類で同様の状態が見られる
🧻 ガーゼテスト
清潔なガーゼやティッシュを脇の下に数分間挟み、その臭いを確認する方法です:
- 入浴後しばらく経ってから実施
- 清潔なガーゼを脇に数分間挟む
- ガーゼの臭いを確認
- 独特の臭いが付着している場合はワキガの可能性
ただし、自分の臭いには慣れてしまっていることが多いため、客観的な判断が難しい場合もあります。
👪 家族歴の確認
ワキガは遺伝的要因が強いため、家族にワキガの方がいるかどうかを確認することも重要です:
- 両親のワキガ体質
- 祖父母のワキガ体質
- 家族の耳垢のタイプ
🩺 専門医への相談
セルフチェックだけでは正確な判断が難しい場合も多いです。自分の臭いに対して客観的な評価をすることは困難であり、必要以上に悩んでしまったり、逆に気づかないままでいたりすることがあります。
気になる症状がある場合は、皮膚科や形成外科などの専門医に相談することをお勧めします。医師は視診や問診、必要に応じて検査を行い、適切な診断を行います。
⚙️ ワキガの原因とメカニズム
ワキガがなぜ発生するのか、そのメカニズムを理解することで、適切な対策を講じることができます。ここでは、ワキガの原因について詳しく解説します。
💧 アポクリン汗腺の働き
ワキガの直接的な原因は、アポクリン汗腺から分泌される汗です。アポクリン汗腺の特徴:
- 脇の下、乳輪、外陰部、耳の中などに存在
- 毛包に付随して開口
- タンパク質、脂質、糖質、アンモニア、鉄分などを含む汗を分泌
- 精神的緊張やストレス、性的興奮などで活発化
🦠 細菌による分解
アポクリン汗腺から分泌された汗自体には、実は臭いはほとんどありません。しかし、皮膚の表面に存在する常在菌(コリネバクテリウム属など)がこの汗に含まれる成分を分解することで、揮発性の臭い物質が生成されます。
この分解によって生じる物質:
- 3-メチル-2-ヘキセン酸
- イソ吉草酸
- アンドロステノール
🧬 遺伝的要因
ワキガの発症には、遺伝が大きく関与しています。アポクリン汗腺の数や大きさ、活性は遺伝子によって決まるため、親から子へと体質が受け継がれます。
ワキガに関連する遺伝子として、ABCC11遺伝子が知られています。この遺伝子は耳垢のタイプも決定しており、湿型の耳垢を持つ方はワキガ体質である可能性が高いとされています。
🌡️ ホルモンの影響
アポクリン汗腺の活動は、性ホルモンの影響を受けます:
- 思春期にアポクリン汗腺が活発化
- 女性は月経周期に伴うホルモン変動で臭いが変化
- 妊娠中や更年期にも臭いの変化
🍽️ 生活習慣の影響
ワキガの臭いの強さは、生活習慣によっても変化します:
- 臭いを強める食品:肉類、乳製品、にんにく、玉ねぎ、アルコール
- その他の要因:ストレス、睡眠不足、運動不足
生活習慣を見直すことで、臭いをある程度コントロールすることが可能です。
❓ ワキガと間違えやすい症状
脇の臭いが気になる場合でも、必ずしもワキガとは限りません。ワキガと間違えやすい症状についても知っておくことが重要です。
💦 多汗症
多汗症は、必要以上に汗をかく状態のことです。多汗症の特徴:
- 主にエクリン汗腺からの汗(基本的に無臭)
- 汗の量が異常に多い
- ワキガとは異なる症状
- 多汗症とワキガを併発することもある
⏰ 一時的な体臭
食生活や体調の変化、ストレスなどによって、一時的に体臭が強くなることがあります:
- にんにくやアルコール摂取後
- 風邪をひいた後
- 疲労が蓄積している時
- 原因が解消されれば改善される
🧠 自己臭恐怖症
自己臭恐怖症(自己臭症)は、実際にはそれほど強い臭いがないにもかかわらず、自分の臭いが周囲に不快感を与えていると思い込んでしまう状態です。
特徴:
- 過去に臭いを指摘された経験がある方に多い
- 臭いに対して過度に敏感
- 客観的には問題のない程度でも強い苦痛
- 心療内科や精神科での相談も検討が必要
🦠 皮膚疾患による臭い
脇の下の皮膚に炎症や感染症がある場合も、臭いが発生することがあります:
- 細菌感染による毛包炎やせつ
- 真菌感染によるカンジダ症
- 適切な治療で改善される
- 発赤や腫れ、痛みがある場合は皮膚科受診が必要
💊 ワキガの治療法
ワキガには様々な治療法があり、症状の程度や希望に応じて選択することができます。ここでは、代表的な治療法について解説します。
🧴 外用薬・制汗剤
軽度のワキガや、手術を希望しない方には、外用薬や制汗剤による治療が行われます:
- 塩化アルミニウム液:汗腺の出口を一時的に塞いで汗の分泌を抑制
- 抗菌外用薬:臭いの原因となる細菌の繁殖を抑制
- 医療用制汗剤:市販品より高い効果が期待できる
💉 ボトックス注射
ボトックス注射は、ボツリヌストキシンを脇の下に注射する治療法です。
特徴:
- 汗腺への神経伝達を一時的にブロック
- 効果持続期間:通常4〜9か月程度
- 手術に比べてダウンタイムが短い
- 定期的な施術が必要
📡 ミラドライ
ミラドライは、マイクロ波を照射してアポクリン汗腺とエクリン汗腺を破壊する治療法です。
特徴:
- 皮膚を切開する必要がない
- 傷跡が残りにくい
- 半永久的な効果が期待できる
- 施術時間:両脇で約60分程度
- 日帰りで治療可能
- 多汗症とワキガ両方に効果
✂️ 手術療法
重度のワキガに対しては、手術療法が有効です。代表的な手術法:
- 剪除法(せんじょほう):皮膚を切開し、アポクリン汗腺を直接目で確認しながら除去
- 確実にアポクリン汗腺を取り除ける
- 高い効果が期待できる
- 数日間の安静が必要
- 傷跡が残る可能性
🎯 治療法の選び方
ワキガの治療法を選ぶ際は、以下の要素を総合的に考慮することが重要です:
- 症状の程度
- 費用
- ダウンタイム
- 効果の持続期間
一般的には段階的なアプローチが推奨されます:
- 外用薬から開始
- 効果が不十分な場合はボトックス注射
- さらなる効果を求める場合はミラドライ
- 最終的に手術を検討
どの治療法が最適かは個人によって異なりますので、専門医とよく相談した上で決定することをお勧めします。
🏠 日常生活でできるワキガ対策
医療機関での治療と併せて、日常生活での対策を行うことで、ワキガの臭いを軽減することができます。
🧼 清潔を保つ
ワキガ対策の基本は、脇の下を清潔に保つことです:
- 毎日入浴またはシャワーで脇の下をよく洗う
- 抗菌作用のある石鹸やボディソープを使用
- 汗をかいた後はこまめに拭き取る
- 汗拭きシートを携帯する
👔 適切な衣類の選択
衣類の素材選びもワキガ対策に重要です:
- 避けるべき素材:化学繊維(ポリエステル、ナイロン)→ 臭いを吸着しやすい
- 推奨素材:天然素材(綿、麻)→ 通気性が良く臭いがこもりにくい
- 脇汗パッドの使用
- 着替えの用意
🍎 食生活の改善
食生活はワキガの臭いに影響を与えます:
- 臭いを強める食品:肉類、乳製品、脂っこい食べ物、にんにく、玉ねぎ、香辛料、アルコール
- 推奨食品:野菜、果物、海藻類
- バランスの良い食事を心がける
- アルコールは適度に控える
😌 ストレス管理
ストレスや緊張はアポクリン汗腺の活動を促進し、臭いを強める原因となります:
- 適度な運動
- 趣味やリラクゼーション
- 十分な睡眠
- 臭いを気にしすぎない(悪循環を避ける)
✂️ 脇毛の処理
脇の毛が多いと、汗や皮脂がたまりやすく、細菌が繁殖しやすい環境になります:
- 脇毛を処理することで清潔を保ちやすくなる
- 肌に優しい方法を選ぶ(電気シェーバー、脱毛クリームなど)
- カミソリは肌を傷つける可能性があるため注意
- 医療脱毛も選択肢の一つ

❓ よくある質問
ワキガは自分で気づきにくいことが多いです。人は自分の臭いに慣れてしまうため、客観的な判断が難しくなります。耳垢のタイプや衣類の黄ばみ、家族歴などを確認するセルフチェックを行い、気になる場合は専門医に相談することをお勧めします。
ワキガは適切な治療によって改善することが可能です。ミラドライや手術療法では、アポクリン汗腺を除去または破壊することで、半永久的な効果が期待できます。治療法によって効果の持続期間が異なりますので、専門医と相談して最適な方法を選択してください。
ワキガは遺伝的要因が強く関係します。両親のどちらかがワキガの場合、子どもに遺伝する確率は約50%とされています。両親ともにワキガの場合は約80%の確率で遺伝すると言われています。ただし、遺伝したとしても症状の程度には個人差があります。
ワキガと多汗症は異なる状態です。ワキガはアポクリン汗腺から分泌される汗が原因で特有の臭いが生じる体質です。多汗症は汗の量が過剰に多い状態で、主にエクリン汗腺からの分泌が関係します。両方を併発している方もいらっしゃいますが、それぞれ別の対処が必要です。
食生活の改善でワキガの臭いをある程度軽減することは可能です。肉類や乳製品、にんにく、アルコールなどは臭いを強める傾向があります。野菜や果物、海藻類を中心としたバランスの良い食事を心がけることで、臭いの軽減効果が期待できます。ただし、根本的な解決には医療機関での治療が必要な場合もあります。
📚 参考文献
監修者医師
高桑 康太 医師
保有資格
ミラドライ認定医
略歴
- 2009年 東京大学医学部医学科卒業
- 2009年 東京逓信病院勤務
- 2012年 東京警察病院勤務
- 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
- 2019年 当院治療責任者就任
- 皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
- 専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
- 臨床実績(2024年時点) 皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上、腋臭症治療:2,000件以上、酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
- 監修領域 皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報
佐藤 昌樹 医師
保有資格
日本整形外科学会整形外科専門医
略歴
- 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
- 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
- 2012年 東京逓信病院勤務
- 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
- 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務
医師・当院治療責任者
ワキガの臭いは単なる汗の臭いとは明らかに異なります。患者様からよく「自分の臭いがわからない」というご相談をいただきますが、これは嗅覚の順応という正常な生理現象です。客観的な判断のためには、ご家族に確認していただくか、専門医による診断を受けることをお勧めします。