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ワキガ手術の費用相場と保険適用条件を徹底解説

ワキガ手術を受けたいけど、いくらかかるの?」「保険は使えるの?」——費用の不安から治療をためらっている方は少なくありません。結論からお伝えすると、ワキガ手術の費用は保険適用なら約5〜10万円自由診療なら約15〜50万円が目安です。本記事では、あなたの状況に合った治療法の選び方から、知っておくべき費用の内訳、賢く費用を抑えるコツまで、治療を決断するために必要な情報をすべてお伝えします。


目次

  1. 【早見表】ワキガ治療の費用一覧
  2. 保険が使えるかどうかの判断基準
  3. 保険診療での費用シミュレーション
  4. 自由診療を選ぶメリットと費用の考え方
  5. 治療法別の特徴と費用対効果
  6. 請求書を見て驚かないための事前確認リスト
  7. 治療費を賢く抑える5つの方法
  8. 費用だけで決めない クリニック選びの本質
  9. アイシークリニック大宮院のワキガ治療

💰【早見表】ワキガ治療の費用一覧

まずは治療法ごとの費用を一覧で確認しましょう。保険適用の有無や症状の重症度によって選択肢が異なります。

治療法 保険適用 費用目安 効果持続 こんな方向け
剪除法(皮弁法) 5〜10万円 半永久的 確実に治したい方
剪除法(自由診療) × 30〜50万円 半永久的 傷跡を最小限にしたい方
ミラドライ × 35〜45万円 半永久的 切らずに治療したい方
吸引法・掻爬法 × 20〜35万円 長期的 軽〜中等度の方
ボトックス注射 × 8〜15万円 6〜12ヶ月 まずは試したい方

上記は両脇の治療費用の目安です。保険適用の剪除法が最も費用を抑えられますが、すべての方が保険適用になるわけではありません。次の章で詳しく解説します。

📋保険が使えるかどうかの判断基準

ワキガ手術で健康保険を使えるかどうかは、「腋臭症」という病名で診断されるかどうかにかかっています。これは単に「臭いが気になる」だけでは認められません。

✅保険適用となる4つの条件

医師が保険適用を判断する際、以下の点を総合的に評価します。

①客観的な臭いの存在

本人だけでなく、家族や医師など第三者が明確に臭いを認識できる状態であること。自己申告だけでは認められません。

②社会生活への支障

臭いが原因で仕事や人間関係に具体的な問題が生じていること。「電車で隣の人が離れる」「職場で指摘された」といった実例があると判断材料になります。

③症状の継続性

季節を問わず継続的に症状が現れていること。夏場だけ気になる程度では適用されにくいです。

④保存的治療の限界

制汗剤や抗菌石鹸などのセルフケアを十分に試しても改善しないこと。いきなり手術を希望しても、まずは保存的治療を勧められるケースが一般的です。

高桑康太
医師・当院治療責任者

保険適用の判断は、医師の客観的な評価が重要です。「臭いを感じるかどうか」だけでなく、日常生活への影響度も含めて総合的に判断いたします。症状に関してお悩みの方は、まずは専門医の診察を受けることをお勧めします。

❌保険適用されないケース

以下に該当する場合、自由診療での治療となります。

  • 症状が軽度で、本人のみが臭いを感じている場合
  • 制汗剤などで十分にコントロールできる場合
  • 美容目的(傷跡を残したくないなど)で特定の術式を希望する場合

これらは「医学的に手術が必要」とは判断されないため、保険の対象外となります。

判断に迷う場合は、皮膚科や形成外科で診察を受けることをお勧めします。保険適用の可否は医師の診断によって決まるため、複数の医療機関を受診して意見を聞くことも有効です。

📊保険診療での費用シミュレーション

保険が適用された場合、実際にいくら支払うことになるのでしょうか。剪除法を例に、具体的な費用の内訳を見ていきましょう。

💰標準的なケース(3割負担・両脇)

剪除法の保険点数は約21,000点(両側)で、1点10円で計算すると医療費総額は約21万円となります。3割負担の場合、自己負担額は約63,000円です。

ただし、これは手術料のみの金額です。実際の支払総額は以下のようになります。

項目 金額目安(3割負担)
初診料 約900円
術前検査(血液検査等) 約3,000〜5,000円
手術料 約63,000円
麻酔料 約1,500〜2,000円
処方薬(抗生剤・鎮痛剤) 約1,000〜2,000円
術後再診(3〜5回) 約2,000〜3,000円
合計 約7〜8万円

👥負担割合による違い

年齢や所得によって自己負担割合が異なります。

  • 1割負担(75歳以上の一般所得者など)の場合は合計約2.5〜3万円
  • 2割負担(70〜74歳の一般所得者など)の場合は合計約5〜6万円

💯高額療養費制度を活用する

月の医療費が一定額を超えた場合、高額療養費制度で払い戻しを受けられます。70歳未満で年収約370〜770万円の方の場合、自己負担の上限は約8万円程度です。

手術を受ける前に「限度額適用認定証」を健康保険組合や市区町村に申請しておくと、窓口での支払いが自己負担限度額までに抑えられます。申請から発行まで1週間程度かかるため、手術日が決まったら早めに手続きしましょう。

⭐自由診療を選ぶメリットと費用の考え方

「保険が使えるなら保険診療一択では?」と思われるかもしれません。しかし、自由診療にはそれなりの理由で選ばれる価値があります。

✨自由診療が選ばれる理由

治療の選択肢が広がる

保険診療では基本的に剪除法のみが対象です。一方、自由診療ではミラドライや最新の吸引法など、傷跡が目立ちにくい治療法を選べます。

仕上がりの美しさ

同じ剪除法でも、自由診療では傷跡を最小限にする技術や丁寧な縫合に時間をかけられます。脇は人目につきやすい部位だけに、見た目を重視する方には大きなメリットです。

スケジュールの柔軟性

保険診療では予約が取りにくいケースもありますが、自由診療では比較的希望の日程で手術を受けやすい傾向があります。

充実したアフターケア

術後の経過観察や追加ケアが手厚いクリニックが多く、万が一の際の保証制度が設けられている場合もあります。

🤔費用対効果の考え方

自由診療の剪除法が40万円、保険診療が8万円だとすると、差額は32万円です。この差額で得られるものが自分にとって価値があるかどうかを考えてみてください。

たとえば、傷跡がほとんど目立たない仕上がりになることで、プールや温泉に気兼ねなく行けるようになる。ノースリーブを堂々と着られるようになる。そういった将来のQOL(生活の質)向上に32万円の価値を感じるかどうかは、人それぞれです。

🔍治療法別の特徴と費用対効果

ワキガ治療には複数の方法があり、それぞれ異なる特徴を持っています。費用だけでなく、効果の確実性やダウンタイムも含めて比較しましょう。

✂️剪除法(皮弁法)——最も確実な根治治療

脇の下を4〜5cm切開し、皮膚を裏返してアポクリン汗腺を医師が目で確認しながら一つひとつ除去する方法です。

費用は保険適用で約5〜10万円、自由診療で約30〜50万円。アポクリン汗腺の除去率が最も高く、再発リスクが低いことが最大の強みです。

デメリットは以下の通りです:

  • 切開による傷跡が残ること
  • 術後1週間程度は腕を上げる動作が制限されること
  • 完全回復まで約1ヶ月かかること

「多少傷跡が残っても確実に治したい」「保険適用で費用を抑えたい」という方に適しています。

📡ミラドライ——切らない治療の代表格

マイクロ波を皮膚の上から照射し、汗腺を熱で破壊する治療法です。FDA(米国食品医薬品局)の承認を受けた機器を使用します。

費用は1回約35〜45万円、効果を高めるため2回施術する場合は約60〜80万円。

メリット:

  • 切開しないため傷跡が残らない
  • 施術当日から日常生活に戻れる

デメリット:

  • 重度のワキガには効果が限定的な場合がある
  • 剪除法ほどの除去率は期待できない

「絶対に傷跡を残したくない」「ダウンタイムを最小限にしたい」という方に適しています。

🔧吸引法・掻爬法——中間的な選択肢

小さな穴(5mm程度)から細い管を挿入し、アポクリン汗腺を吸引または掻き出す方法です。

費用は約20〜35万円。傷跡が小さく回復も比較的早いですが、医師が直接目で確認しながら除去するわけではないため、剪除法より除去率がやや劣ります。軽度から中等度のワキガに適しており、重度の方には推奨されないことが多いです。

💉ボトックス注射——手軽に始められる選択肢

ボツリヌストキシンを脇の下に注射し、汗の分泌を抑制する治療法です。

費用は1回約8〜15万円。施術時間は15〜30分と短く、ダウンタイムもほとんどありません。ただし、効果は6〜12ヶ月で消失するため、継続的な治療が必要です。年2回受けるとすると、5年間で80〜150万円になる計算です。

「まずは手軽に試してみたい」「イベント前だけ臭いを抑えたい」という方には良い選択肢ですが、長期的なコストを考えると、根治治療を検討したほうが経済的な場合もあります。

📝請求書を見て驚かないための事前確認リスト

「手術代○万円」と聞いていたのに、請求額がそれより高かった——そんな事態を避けるため、カウンセリング時に確認すべきポイントをまとめました。

✅必ず確認すべき費用項目

術前の費用

  • 初診料・カウンセリング料は無料か有料か
  • 血液検査などの術前検査費用は含まれているか
  • 心電図やレントゲンが必要な場合の追加費用

手術当日の費用

  • 麻酔料は手術代に含まれているか
  • 静脈麻酔や全身麻酔を希望した場合の追加費用
  • ガーゼや圧迫固定用バンドなどの消耗品代

術後の費用

  • 抜糸や経過観察の再診料は何回分含まれているか
  • 処方薬の費用は含まれているか
  • 合併症が起きた場合の処置費用
  • 効果不十分な場合の再手術費用や保証制度の有無

⚠️追加費用が発生しやすいケース

持病(糖尿病、心疾患など)がある場合は、追加の検査や専門医への紹介が必要になることがあります。また、傷の治りが悪い場合の追加処置、傷跡修正のための再手術なども、予期せぬ出費につながる可能性があります。

見積書をもらう際は、「この金額以外にかかる可能性のある費用はありますか?」と必ず確認しましょう。

💡治療費を賢く抑える5つの方法

ワキガ治療の費用負担を軽減するための具体的な方法をご紹介します。

①保険適用を最大限活用する

最も効果的な節約方法は、保険診療で治療を受けることです。そのためには、症状を正確に医師に伝えることが重要です。

「いつから症状があるか」「日常生活でどんな支障があるか」「これまで試したセルフケアと効果」などを具体的に説明できるよう準備しておきましょう。必要であれば、家族に臭いの程度を確認してもらい、同席してもらうことも有効です。

②複数のクリニックで見積もりを取る

自由診療の場合、同じ治療法でもクリニックによって10万円以上の差があることも珍しくありません。最低3〜5件のクリニックでカウンセリングを受け、費用と内容を比較検討しましょう。

比較の際は、単純な金額だけでなく「何が含まれているか」を必ず確認してください。安く見えても、検査代や薬代が別途請求されるケースもあります。

③医療費控除で税金を取り戻す

ワキガ手術の費用は医療費控除の対象です。年間の医療費が10万円(または所得の5%)を超えた分について、所得税の還付を受けられます。

控除対象になるのは以下の通りです:

  • 手術費用
  • 診察代
  • 処方薬代
  • 通院のための交通費(公共交通機関利用分)

領収書は必ず保管し、翌年の確定申告で申請しましょう。所得税率が20%の方なら、30万円の手術費用で最大4万円程度の還付が期待できます。

④高額療養費制度を活用する

保険診療で治療を受ける場合、高額療養費制度を利用できます。事前に「限度額適用認定証」を取得しておけば、窓口での支払いが自己負担限度額までに抑えられます。

申請先は以下の通りです:

  • 会社員:加入している健康保険組合
  • 国民健康保険:市区町村の窓口

発行まで1週間程度かかるため、手術日が決まったら早めに申請しましょう。

⑤支払い方法を工夫する

一括での支払いが難しい場合は、医療ローンやクレジットカードの分割払いを活用できます。多くの美容外科クリニックでは医療ローンを取り扱っており、月々1〜2万円程度の支払いで治療を受けることが可能です。

ただし、分割払いには手数料(金利)がかかります。総支払額を確認し、無理のない返済計画を立てましょう。

🏥費用だけで決めない クリニック選びの本質

ワキガ手術は一生に何度も受けるものではありません。費用の安さだけでクリニックを選ぶと、後悔につながることもあります。

👨‍⚕️医師の経験と専門性を確認する

手術の成功は、執刀医の技術に大きく左右されます。確認すべきポイントは以下の通りです:

  • 形成外科専門医や皮膚科専門医の資格を持っているか
  • ワキガ手術の経験症例数はどれくらいか
  • 学会発表や論文などの実績があるか

カウンセリングでは、医師が複数の治療選択肢を提示し、あなたの症状や希望に合った方法を提案してくれるかも重要な判断材料になります。一つの治療法だけを強く勧めるクリニックは避けたほうが無難です。

🩺術後サポート体制を重視する

手術は受けて終わりではありません。術後の経過観察、万が一の合併症への対応、効果が不十分だった場合のフォローなど、アフターケアの充実度は満足度を大きく左右します。

確認すべき点:

  • 術後の再診はいつまで無料か
  • 緊急時の連絡先は24時間対応か
  • 再手術が必要になった場合の保証制度はあるか

💰費用の透明性を確認する

信頼できるクリニックは、費用について明確に説明してくれます。「総額いくらか」「追加費用の可能性はあるか」「どんな場合に追加費用が発生するか」——これらの質問に明確に答えられないクリニックは避けましょう。

見積書を書面でもらい、口頭での説明と相違がないか確認することも大切です。

🏥アイシークリニック大宮院のワキガ治療

アイシークリニック大宮院では、患者様一人ひとりの症状と希望に寄り添ったワキガ治療をご提供しています。

💬丁寧なカウンセリングと適切な治療提案

初回カウンセリングでは、症状の詳細な評価を行い、保険適用の可否を含めて最適な治療法をご提案いたします。保険適用が可能な場合は剪除法による確実性の高い治療を、自由診療をご希望の場合は傷跡に配慮した最新の治療技術もご案内しています。

「どの治療法が自分に合っているかわからない」という方も、お気軽にご相談ください。患者様のライフスタイルやご予算に応じた選択肢をご説明いたします。

📋明確な費用説明

当院では、カウンセリング時に詳細な見積もりをご提示し、治療にかかる費用を明確にお伝えしています。手術料、検査費用、麻酔料、術後のケア費用まで、追加費用の可能性も含めて事前にご説明いたします。

医療ローンによる分割払いにも対応しておりますので、費用面でのご不安がある方もお気軽にご相談ください。

🤝安心のアフターケア

術後は定期的な経過観察を行い、傷の状態や効果を確認いたします。術後に不安や疑問が生じた場合も、いつでもご相談いただける体制を整えています。患者様が安心して治療を受け、満足いただける結果を得られるよう、スタッフ一同サポートいたします。

🤝安心のアフターケア

❓よくある質問

保険適用になるかどうかは、どうすればわかりますか?

皮膚科や形成外科を受診し、医師の診察を受けることで判断されます。第三者が明確に臭いを感じる程度の症状があり、日常生活に支障をきたしている場合に適用される可能性があります。判断に迷う場合は、複数の医療機関で意見を聞くことをお勧めします。

保険診療と自由診療、どちらを選ぶべきですか?

費用を最優先するなら保険診療、傷跡の目立ちにくさや治療法の選択肢を重視するなら自由診療が適しています。保険診療では主に剪除法のみが対象ですが、自由診療ではミラドライなど切らない治療も選べます。症状の程度と何を優先するかで判断しましょう。

ボトックス注射と手術、長期的にはどちらがお得ですか?

長期的には手術のほうが経済的です。ボトックス注射は1回8〜15万円で効果は6〜12ヶ月のため、5年間継続すると80〜150万円かかります。一方、剪除法は保険適用なら約8万円、自由診療でも30〜50万円で半永久的な効果が期待できます。

見積もりより高い金額を請求されることはありますか?

信頼できるクリニックであれば、事前に説明なく追加費用が発生することは通常ありません。ただし、合併症の処置や追加検査が必要になった場合は費用が発生することがあります。カウンセリング時に「この金額以外にかかる可能性のある費用」を必ず確認しましょう。

医療ローンを使うと総額はいくら増えますか?

金利や返済期間によって異なりますが、一般的な医療ローン(年利8〜15%程度)で30万円を24回払いにした場合、総支払額は33〜36万円程度になります。分割手数料を含めた総額を必ず確認し、無理のない返済計画を立てましょう。

片脇だけの治療は可能ですか?費用は半額になりますか?

片脇のみの治療も可能です。ただし、費用は単純に半額にはならないことが多く、両脇の6〜7割程度が目安です。これは手術準備や麻酔などの固定費用が発生するためです。詳細はクリニックにお問い合わせください。


参考文献

監修者医師

高桑 康太 医師

保有資格

ミラドライ認定医

略歴

  • 2009年 東京大学医学部医学科卒業
  • 2009年 東京逓信病院勤務
  • 2012年 東京警察病院勤務
  • 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
  • 2019年 当院治療責任者就任
  • 皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
  • 専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
  • 臨床実績(2024年時点) 皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上、腋臭症治療:2,000件以上、酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
  • 監修領域 皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報

佐藤 昌樹 医師

保有資格

日本整形外科学会整形外科専門医

略歴

  • 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
  • 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
  • 2012年 東京逓信病院勤務
  • 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
  • 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務

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