顔や体にできる褐色のイボのような盛り上がり…それが「脂漏性角化症」です。
そんな疑問、この記事を読めばまるっと解決します!
知らずに受診すると思わぬ高額請求になることも…受診前に必ずチェックを!
✅ 保険が使える条件(意外と知らない!)
✅ レーザー治療の費用の目安(1か所5,000〜15,000円の相場も解説)
✅ 治療の流れ・ダウンタイムのリアルな情報
✅ アイシークリニック大宮院での対応内容
目次
- 脂漏性角化症とはどんな疾患か
- 脂漏性角化症の主な治療法
- レーザー治療で保険が適用される条件とは
- 保険適用と自費治療の違い
- レーザー治療の費用はどのくらいかかるか
- レーザー治療の種類と特徴
- 治療の流れとダウンタイム
- 治療を受ける前に知っておきたいこと
- アイシークリニック大宮院での対応について
- まとめ
この記事のポイント
脂漏性角化症のレーザー治療は、炎症など医療的必要性がある場合は保険適用となるが、美容目的は自費(1か所5,000〜15,000円程度)となる。アイシークリニック大宮院では診察後に最適な治療法を提案している。
💡 脂漏性角化症とはどんな疾患か
脂漏性角化症(しろうせいかくかしょう)は、皮膚の表面を覆う表皮細胞が異常に増殖して生じる良性の皮膚腫瘍です。医学的には「老人性疣贅(ろうじんせいゆうぜい)」とも呼ばれ、加齢とともに発症しやすくなるため、中高年以降に多く見られます。ただし、若い年代でも発症することがあり、年齢だけが原因とは限りません。
見た目は直径数ミリから数センチ程度の淡褐色〜黒褐色のシミ・イボのような病変で、表面がざらざらとした質感を持ち、皮膚から盛り上がっているのが特徴です。大きくなるにつれて表面が粗くなり、いかにも「イボ」のような外観になっていきます。好発部位は顔(特に額、こめかみ、頬)や体幹(背中や胸)ですが、手の甲や頭皮などにも生じることがあります。
悪性ではなく、基本的に健康上の問題を引き起こすものではありません。しかし、急激に数が増えたり、大きくなったり、色が著しく濃くなってきた場合には、他の皮膚疾患(黒色腫など)との鑑別が必要になることがあります。そのため、気になる変化がある場合はまず皮膚科や形成外科での診察を受けることが大切です。
原因については、紫外線への長期的な暴露、遺伝的要因、皮膚の老化などが複合的に関与していると考えられています。紫外線が皮膚細胞のDNAにダメージを与え、細胞増殖のバランスが崩れることで生じるとも言われています。そのため、日焼けの多かった方や屋外での活動が多い方に多く見られる傾向があります。
Q. 脂漏性角化症のレーザー治療は保険適用になるか?
脂漏性角化症のレーザー治療は、炎症を繰り返しているなど医療的な必要性が認められる場合に保険適用となることがある。一方、見た目が気になるといった美容目的の治療は自費(自由診療)となる。保険適用の可否は病変の状態によって異なるため、皮膚科や形成外科で医師による診察を受けて確認することが必要だ。
📌 脂漏性角化症の主な治療法
脂漏性角化症は良性の皮膚腫瘍であるため、必ずしも治療が必要なわけではありません。しかし、見た目が気になる、衣類や下着に引っかかる、炎症を繰り返しているなどの理由から治療を希望される方は多くいます。主な治療法としては以下のものがあります。
液体窒素による冷凍凝固療法は、マイナス196度の液体窒素を綿棒などで患部に押し当て、細胞を凍らせて壊死させる方法です。保険適用で受けられることが多く、費用が比較的抑えられるのが特徴です。ただし、複数回の治療が必要なこと、色素沈着が残ることがあること、深い病変には効果が不十分な場合があることなどのデメリットもあります。
電気焼灼法(電気メス)は、高周波電流を使って組織を焼き切る方法です。局所麻酔を使用して行われることが多く、即効性があります。保険適用で行われることもありますが、瘢痕が残りやすいというデメリットがあるため、現在はあまり多く用いられなくなってきています。
外科的切除は、メスで皮膚を切開して病変を取り除く方法です。大きな病変や悪性が疑われる場合には適応となりますが、縫合が必要なため傷跡が残るリスクがあります。病理組織検査が必要な場合には保険適用となります。
レーザー治療は、特定の波長の光エネルギーを使って病変を蒸散・破壊する方法です。精度が高く、周囲の組織へのダメージを最小限に抑えることができます。ただし、使用するレーザーの種類や病変の状態によって、保険適用になるかどうかが変わってきます。この点については後の章で詳しく説明します。
✨ レーザー治療で保険が適用される条件とは
脂漏性角化症のレーザー治療が保険適用になるかどうかは、使用するレーザーの種類や治療目的によって異なります。一般的に、保険診療における脂漏性角化症の治療は「医療上の必要性があるかどうか」という観点で判断されます。
保険適用が認められる可能性があるのは、炭酸ガス(CO2)レーザーやEr:YAGレーザーを用いた治療で、病変が炎症を繰り返している、引っかかりによる出血が頻繁に起きているなど、医療的な治療の必要性が認められる場合です。炭酸ガスレーザーによる皮膚腫瘍の蒸散術は、保険点数上「皮膚腫瘍冷凍凝固療法」「軟属腫摘除」などの区分で算定されることがあり、脂漏性角化症の治療においても一定の条件を満たせば保険が適用されるケースがあります。
ただし、保険適用の詳細な条件は医療機関や審査機関によっても異なります。また、「見た目が気になるから取りたい」という美容目的の場合は、たとえレーザー治療であっても保険は適用されず、自費(自由診療)となるのが一般的です。この点は非常に重要なポイントです。
また、保険が適用される場合でも、1回の診療でできる個数や部位に制限が設けられていることがあります。たとえば、液体窒素による冷凍凝固療法では「1回に10個以内」などの制限が保険ルール上存在します。レーザー治療においても同様に、一度に多数の病変を保険診療でまとめて治療するのは難しい場合があります。
さらに、使用するレーザーの機器が保険適用の機器として認可されているかどうかも重要です。美容クリニックで使用されているレーザー機器の中には、厚生労働省の保険診療として認められた機器と、自費診療専用の機器があります。保険適用を希望する場合は、皮膚科や形成外科など保険診療を扱う医療機関で受診することが基本となります。
Q. 脂漏性角化症のレーザー治療の自費費用の相場は?
脂漏性角化症を自費(自由診療)でレーザー治療する場合、1か所あたり5,000〜15,000円程度が相場とされている。病変が大きいほど、また個数が多いほど費用は高くなる。治療費のほかに初診料・麻酔代・アフターケア用薬剤費が別途かかる場合もあるため、受診前にクリニックへ詳細を確認することが重要だ。
🔍 保険適用と自費治療の違い
脂漏性角化症の治療を検討する際、保険適用と自費治療(自由診療)のどちらで受けるかは、費用や治療の選択肢に大きく影響します。それぞれの特徴を理解した上で、自分に合った治療を選ぶことが大切です。
保険適用の場合は、医療費の自己負担が1〜3割(年齢や所得により異なる)で済むため、費用を大幅に抑えることができます。ただし、使用できる治療法や機器、1回に治療できる個数などに制限があり、美容的な仕上がりよりも「病変の除去」という医療的な側面が優先されます。また、保険適用での治療は「医療的な必要性がある」と判断された場合に限られるため、純粋に美容目的では受けられません。
自費治療(自由診療)の場合は、費用は全額自己負担となりますが、最新のレーザー機器を使用したり、より多くの病変を一度に治療したり、美容的な仕上がりにこだわった丁寧な治療を受けたりすることが可能です。美容クリニックでは、患者さんの希望に合わせた治療プランを組めるため、より細かいニーズに対応しやすいという利点があります。
どちらが適しているかは、個人の状況によって異なります。たとえば、脂漏性角化症が炎症を繰り返しており医療的な治療が必要な場合は保険診療が適切ですし、炎症はないものの見た目が気になって治療したい場合は自費治療が選択肢となります。また、複数の病変を一度にきれいに除去したい場合や、ダウンタイムを最小限に抑えたい場合は、自費の美容医療が向いていることもあります。
いずれの場合も、まずは医師による診察を受けて、自分の状態に合った治療法を相談することが重要です。「保険が使えるかどうか」については、診察時に確認するのが最も確実です。
💪 レーザー治療の費用はどのくらいかかるか
脂漏性角化症のレーザー治療にかかる費用は、保険適用か自費治療か、使用するレーザーの種類、病変の大きさや個数、医療機関によって大きく異なります。ここでは目安となる費用の範囲についてご説明します。
保険適用でレーザー治療を受ける場合、自己負担は通常の診療費(初診料・再診料)に加えて治療費が加算されます。炭酸ガスレーザーを用いた皮膚腫瘍蒸散術の場合、3割負担の患者さんであれば1か所あたり数百円〜数千円程度の自己負担となることが多いです。ただし、これはあくまでも目安であり、実際の費用は診察内容や加算される処置によって変わります。
自費治療の場合は、医療機関によって料金設定が大きく異なります。一般的には、1か所あたり数千円〜1万円程度が相場とされており、病変が大きいほど、また個数が多いほど費用は高くなります。クリニックによっては、個数に応じたパック料金や、部位によって料金が分かれている場合もあります。
たとえば、5mm以下の小さな脂漏性角化症を1か所レーザーで治療する場合、自費診療では5,000〜15,000円程度が相場とされています。顔に複数個ある場合などは、まとめて治療することで費用が割安になるプランを設けているクリニックもあります。
また、治療費以外にかかる費用として、初診料・再診料、局所麻酔代(麻酔クリームや注射麻酔)、アフターケア用の薬剤費などがあります。これらが含まれているかどうかは、クリニックによって異なるため、事前にしっかり確認することが大切です。カウンセリング時に費用の詳細を確認し、納得した上で治療を受けるようにしましょう。
なお、医療費控除の対象となるかどうかという点では、保険診療での治療は当然対象となりますが、自費治療の場合は「医療費控除の対象となる医療費」に該当するかどうかが問題となります。美容目的の治療は基本的に医療費控除の対象外とされていますが、医療的な必要性が認められる治療であれば控除の対象となる場合もあります。詳しくは税務署や税理士に確認することをお勧めします。
Q. 脂漏性角化症の治療に使われるレーザーの種類と特徴は?
脂漏性角化症の治療には主に炭酸ガス(CO2)レーザーとEr:YAGレーザーが使用される。炭酸ガスレーザーは病変を精密に蒸散でき出血が少ない点が特徴で、保険診療でも使われることがある。Er:YAGレーザーは周囲組織へのダメージが少なくダウンタイムが短いため、顔の繊細な部位の治療に適しており、美容クリニックでよく用いられる。

🎯 レーザー治療の種類と特徴
脂漏性角化症の治療に用いられるレーザーにはいくつかの種類があり、それぞれに特徴があります。どのレーザーが適しているかは、病変の大きさ・厚み・部位・患者さんの肌の状態などによって異なります。
炭酸ガス(CO2)レーザーは、脂漏性角化症の治療でもっともよく使用されるレーザーです。10,600nmという波長の光が水分に吸収されやすい性質を持ち、組織の水分を蒸発させることで病変を蒸散・削り取ります。精密に病変だけを削り取ることができ、出血も少ないため、比較的安全に使用できます。保険診療でも使用されることがあり、脂漏性角化症の治療において非常に有効なレーザーといえます。
Er:YAGレーザー(エルビウムヤグレーザー)は、2,940nmという波長を持ち、炭酸ガスレーザーよりもさらに水分への吸収率が高いレーザーです。非常に精密に表皮を削ることができ、周囲の組織へのダメージが少ないため、ダウンタイムが短く仕上がりがきれいという特徴があります。顔の繊細な部位の治療に適しており、美容クリニックでよく使用されています。
Qスイッチレーザー(Qスイッチルビーレーザー、Qスイッチアレキサンドライトレーザーなど)は、色素に選択的に反応するレーザーです。脂漏性角化症はメラニン色素を含む場合が多いため、これらのレーザーが有効なこともあります。ただし、盛り上がりが強い病変には炭酸ガスレーザーやEr:YAGレーザーのほうが適していることが多いです。
ピコレーザーは、近年美容医療の分野で普及しているレーザーです。ピコ秒(1兆分の1秒)という非常に短いパルス幅でエネルギーを照射するため、周囲の組織へのダメージが少なく、色素を選択的に破壊することができます。フラットな(盛り上がりのない)脂漏性角化症や、境界が不明確な色素斑には有効な場合がありますが、盛り上がりの大きい病変には炭酸ガスレーザーなどが併用されることもあります。
フラクショナルレーザーは、皮膚に微細な穴を均一に開けることで皮膚の再生を促すレーザーです。広範囲の細かい脂漏性角化症に対して効果的な場合もありますが、大きな病変の除去には向いていないことが多いです。
これらのレーザーは単独で使用される場合もありますが、病変の状態によって組み合わせて使用されることもあります。どのレーザーが自分に適しているかは、医師が診察・診断した上で判断するため、カウンセリングで詳しく相談することが重要です。
💡 治療の流れとダウンタイム
脂漏性角化症のレーザー治療を受ける際の、一般的な流れについて説明します。クリニックによって多少の違いはありますが、おおむね以下のような流れになります。
まずカウンセリング・診察では、医師が病変の状態を確認し、診断を行います。脂漏性角化症かどうかの確認に加え、悪性腫瘍との鑑別も重要なステップです。ここで治療方針の説明を受け、費用や治療回数の目安についても確認します。疑問や不安な点はこの時点でしっかり確認しておきましょう。
治療当日は、まず洗顔や患部のクレンジングを行い、清潔な状態にします。次に麻酔処置を行います。痛みが気になる方や、病変が深い・大きい場合は局所麻酔(注射)を使用します。小さな病変や痛みに強い方は、麻酔クリームの塗布だけで対応できる場合もあります。
麻酔が効いたらレーザー照射を行います。炭酸ガスレーザーの場合、病変部分にレーザーを当てて蒸散させていきます。治療時間は病変の大きさや個数によって異なりますが、小さな病変であれば1か所あたり数秒〜数十秒で終わることがほとんどです。複数の病変を治療する場合でも、通常30分以内に完了することが多いです。
治療後は、患部に軟膏を塗布しガーゼや絆創膏で保護します。炎症を抑えるために患部を冷やすこともあります。帰宅後のケア方法(洗顔の方法、軟膏の塗り方、日焼け止めの使用など)について説明を受けます。
ダウンタイムについては、治療後1〜2週間程度は患部に赤みや痂皮(かさぶた)が生じます。かさぶたは自然に剥がれ落ちるのを待ち、無理に取ろうとしないことが大切です。かさぶたが剥がれた後は、一時的にピンク色の新しい皮膚が露出し、徐々に正常な皮膚色に戻っていきます。ただし、治療後に色素沈着(炎症後色素沈着)が生じる場合があり、特に日焼けした肌や色黒の方では数か月単位で残ることがあります。
日常生活への影響としては、治療当日から翌日は激しい運動や飲酒を控えることが望ましいです。また、患部への紫外線対策は治療後数か月間は特に重要です。外出時はUVケアを徹底し、紫外線による色素沈着を予防することが大切です。洗顔やシャワーは、かさぶたが取れるまでは患部を優しく洗う程度に留めることをお勧めします。
1回の治療で完全に除去できることが多いですが、病変が深い場合や大きい場合は複数回の治療が必要になることもあります。治療後の経過については、担当医の指示に従って適切にフォローアップを受けることが重要です。
Q. 脂漏性角化症のレーザー治療後のダウンタイムと注意点は?
脂漏性角化症のレーザー治療後は、1〜2週間程度赤みやかさぶたが生じる。かさぶたは自然に剥がれるのを待つことが大切で、無理に取ってはいけない。その後ピンク色の新しい皮膚が露出し、徐々に正常な肌色に回復する。治療後数か月間は紫外線対策を徹底し、炎症後色素沈着の予防に努めることが回復を助ける重要なポイントだ。
📌 治療を受ける前に知っておきたいこと
脂漏性角化症のレーザー治療を受ける前に、知っておくべき重要な事項がいくつかあります。これらを事前に把握しておくことで、治療をより安全かつ効果的に受けることができます。
まず、自己診断を避けることが大切です。皮膚の盛り上がりや色素斑の中には、脂漏性角化症と見た目が似ている他の皮膚疾患が含まれることがあります。悪性黒色腫(メラノーマ)や基底細胞がんなど、悪性の皮膚腫瘍の中にも脂漏性角化症に似た見た目のものがあります。「なんとなくイボっぽい」と自己判断せず、必ず医師による診察と正確な診断を受けることが大前提です。
次に、治療を受けられない場合があることも知っておいてください。妊娠中・授乳中の方、光過敏症の方、治療部位に感染症がある方、ケロイド体質の方、抗凝固薬を服用している方などはレーザー治療が適さないことがあります。これらの条件に該当する場合は必ず事前に医師に伝えてください。
日焼けしている状態での治療は、色素沈着のリスクが高まるため避けることが推奨されます。特に夏場は日焼けしやすい季節であるため、治療前の数週間はしっかりと日焼け対策をすることが大切です。秋〜冬の紫外線が少ない時期に治療を受けることも選択肢のひとつです。
治療後のケアについても、しっかりと理解しておく必要があります。治療後のアフターケアを正しく行わないと、治りが遅くなったり、色素沈着や瘢痕が残るリスクが高まったりします。医師・スタッフからの指示を守り、特に紫外線対策と保湿を徹底することが回復を助けます。
再発の可能性についても知っておきましょう。レーザー治療によって取り除いた病変が同じ部位に再発することは比較的少ないですが、ゼロではありません。また、新たな脂漏性角化症が別の部位に生じることはあります。根本的な原因(紫外線・加齢)への対策が予防につながりますので、治療後も日常的なスキンケアと紫外線対策を継続することが重要です。
複数のクリニックに相談することも選択肢のひとつです。治療法や費用はクリニックによって異なります。納得のいく治療を受けるために、複数のクリニックでカウンセリングを受けて比較検討することも大切です。カウンセリングは無料で行っているクリニックも多いため、気軽に相談してみるとよいでしょう。
✨ アイシークリニック大宮院での対応について

アイシークリニック大宮院では、脂漏性角化症をはじめとする皮膚の色素性病変・腫瘍性病変に対する治療を行っています。患者さんの状態・ご希望・ライフスタイルに合わせて、最適な治療法を提案しています。
脂漏性角化症の治療においては、まず丁寧な診察を行い、病変の性状・大きさ・部位・数などを確認します。必要に応じてダーモスコピー(皮膚拡大鏡)検査を行い、悪性腫瘍との鑑別を行った上で治療方針を決定します。病変の状態によって、炭酸ガスレーザーやEr:YAGレーザー、ピコレーザーなどの中から最適な機器を選択します。
治療の保険適用については、個々の病変の状態や患者さんの状況によって異なるため、診察時に詳しくご確認ください。医療的な必要性が認められる場合と、美容目的の場合では対応が異なります。カウンセリングの段階で費用についても丁寧にご説明しますので、不明な点は遠慮なくお問い合わせください。
また、アフターケアについても万全の体制を整えています。治療後の経過観察や、色素沈着が生じた場合のケア方法についても丁寧にサポートします。治療前のカウンセリングから治療後のアフターフォローまで、一貫したサポート体制でお迎えします。
脂漏性角化症でお悩みの方、レーザー治療に興味がある方は、まずはお気軽にカウンセリングをお申し込みください。カウンセリングでは、治療の詳細や費用についても詳しくご説明します。
👨⚕️ 当院での診療傾向【医師コメント】
高桑康太 医師(当院治療責任者)より
「当院では、脂漏性角化症でご来院される方の多くが「これは保険で取れるの?」というご不安を抱えていらっしゃいます。保険適用の可否は病変の状態や治療目的によって異なりますので、まずは丁寧な診察のうえで一人ひとりに合った治療プランをご提案しています。最近の傾向として、見た目のお悩みから早めに相談にいらっしゃる方が増えており、早期に対応することでより負担の少ない治療が可能になるケースも多いため、気になる変化があればどうぞお気軽にご相談ください。」
🔍 よくある質問
炎症を繰り返しているなど医療的な必要性が認められる場合は、炭酸ガスレーザーなどを用いた治療に保険が適用されることがあります。一方、見た目が気になるといった美容目的の治療は自費(自由診療)となります。保険適用の可否は病変の状態によって異なるため、まずは医師による診察でご確認ください。
保険適用の場合、3割負担の方で1か所あたり数百円〜数千円程度が目安です。自費治療の場合は1か所あたり5,000〜15,000円程度が相場ですが、病変の大きさや個数、クリニックによって異なります。初診料・麻酔代・アフターケア用薬剤費が別途かかる場合もあるため、事前に確認することをお勧めします。
主に炭酸ガス(CO2)レーザーやEr:YAGレーザーが使用されます。炭酸ガスレーザーは病変を精密に蒸散でき、出血も少ない点が特徴です。Er:YAGレーザーはダウンタイムが短く仕上がりがきれいで、顔の繊細な部位に適しています。病変の状態や部位によって最適なレーザーが異なるため、医師が診察の上で判断します。
治療後1〜2週間程度は赤みやかさぶたが生じます。かさぶたは自然に剥がれるのを待つことが大切です。その後、一時的にピンク色の新しい皮膚が露出し、徐々に正常な肌色へと回復します。治療後数か月間は紫外線対策を徹底し、色素沈着の予防に努めることが重要です。
まずカウンセリング・診察で病変の状態を確認し、必要に応じてダーモスコピー検査で悪性腫瘍との鑑別を行います。その上で最適な治療法と費用をご説明し、患者さんの状態やご希望に合わせた治療プランを提案します。治療後のアフターケアや経過観察まで一貫してサポートしますので、お気軽にカウンセリングをお申し込みください。
💪 まとめ
脂漏性角化症のレーザー治療と保険適用について、主なポイントをまとめます。
脂漏性角化症は良性の皮膚腫瘍ですが、見た目や生活上の不便さから治療を希望する方が多い疾患です。治療法にはレーザー治療のほか、液体窒素による冷凍凝固療法や外科的切除などがあります。
レーザー治療の保険適用については、「炎症を繰り返している」などの医療的な必要性が認められる場合には保険が適用されることがありますが、美容目的の治療は自費(自由診療)となります。炭酸ガスレーザーやEr:YAGレーザーが脂漏性角化症の治療においてよく使用されています。
費用は保険適用か自費かによって大きく異なり、自費治療の場合は1か所あたり5,000〜15,000円程度が目安ですが、クリニックや病変の大きさ・個数によって変わります。
治療を受ける前には、必ず医師による正確な診断を受けることが重要です。また、治療後のアフターケアや紫外線対策をしっかりと行うことで、より良い結果と早い回復が期待できます。
脂漏性角化症の治療についてお悩みの方は、まずは専門の医療機関へ相談することをお勧めします。アイシークリニック大宮院では丁寧なカウンセリングを行っていますので、お気軽にご相談ください。
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📚 参考文献
- 日本皮膚科学会 – 脂漏性角化症の診断基準・治療方針・悪性腫瘍との鑑別に関する皮膚科学的根拠
- 厚生労働省 – レーザー治療の保険適用条件・診療報酬点数・保険診療と自由診療の区分に関する制度的根拠
- 日本形成外科学会 – 皮膚腫瘍(脂漏性角化症)に対するレーザー治療・外科的治療の適応と治療法の選択に関する専門的根拠
監修者医師
高桑 康太 医師
保有資格
ミラドライ認定医
略歴
- 2009年 東京大学医学部医学科卒業
- 2009年 東京逓信病院勤務
- 2012年 東京警察病院勤務
- 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
- 2019年 当院治療責任者就任
- 皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
- 専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
- 臨床実績(2024年時点) 皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上、腋臭症治療:2,000件以上、酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
- 監修領域 皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報
佐藤 昌樹 医師
保有資格
日本整形外科学会整形外科専門医
略歴
- 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
- 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
- 2012年 東京逓信病院勤務
- 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
- 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務