ニキビが治った後に残る赤みや色素沈着、凹凸といったニキビ跡は、多くの方が抱える肌の悩みです。特に、一度できてしまったニキビ跡は自然には消えにくく、メイクで隠しきれないほど目立つこともあります。
与野エリアにお住まいの方からも、ニキビ跡の改善についてのご相談を多くいただいております。本記事では、ニキビ跡の種類や原因、そして最新の治療法まで、皮膚科専門の視点から詳しく解説します。正しい知識を身につけて、ニキビ跡のない美しい肌を目指しましょう。
目次
- ニキビ跡とは?基本的な知識
- ニキビ跡の種類と特徴
- ニキビ跡ができるメカニズム
- ニキビ跡が残りやすい人の特徴
- クリニックで受けられるニキビ跡治療
- 自宅でできるセルフケア
- ニキビ跡治療で気をつけたいポイント
- 与野エリアからのアクセスについて
- まとめ
- 参考文献
🔬 1. ニキビ跡とは?基本的な知識
ニキビ跡とは、ニキビの炎症が治まった後に肌に残る痕跡のことを指します。医学的には「瘢痕(はんこん)」や「炎症後色素沈着」「炎症後紅斑」などと呼ばれ、ニキビそのものとは異なる状態として区別されています。
ニキビは医学的には「尋常性痤瘡(じんじょうせいざそう)」と呼ばれる皮膚疾患であり、日本人の90%以上が生涯で一度は経験するといわれています。思春期に発症することが多いですが、成人してからも「大人ニキビ」として悩まされる方は少なくありません。
ニキビ自体は適切な治療によって改善が期待できますが、問題はニキビが治った後に残る「ニキビ跡」です。ニキビの炎症が真皮層にまで及ぶと、組織がダメージを受け、そのまま痕跡として残ってしまうことがあります。
軽度のニキビ跡であれば時間の経過とともに自然に薄くなることもありますが、重度の場合は専門的な治療が必要になります。ニキビ跡は見た目の問題だけでなく、精神的なストレスの原因にもなりかねません。特に顔に目立つニキビ跡があると、自己肯定感の低下やコミュニケーションへの消極性につながることもあります。早期に適切な対処を行うことが、ニキビ跡の改善において重要です。
📊 2. ニキビ跡の種類と特徴
ニキビ跡には大きく分けて4つの種類があり、それぞれ原因や特徴、適した治療法が異なります。自分のニキビ跡がどのタイプに該当するかを把握することが、効果的な治療への第一歩となります。
🔴 2-1. 赤みのあるニキビ跡(炎症後紅斑)
炎症後紅斑(PIE:Post-Inflammatory Erythema)は、ニキビの炎症が治まった後に肌に残る赤みのことです。ニキビによる炎症で毛細血管が拡張したままの状態になっていることが原因で、赤みとして目に見えています。
この赤みの特徴は以下の通りです:
- ニキビが治った後も皮膚の下で毛細血管の修復作業が続いているために生じる
- 指で押すと赤みが一時的に薄くなる(血管に血液が一時的に流れなくなるため)
- 軽度の赤みであれば数か月から半年程度で自然に改善することが多い
- 炎症が強かった場合や繰り返しニキビができた部位では長期間残ることもある
🟤 2-2. 色素沈着のあるニキビ跡(炎症後色素沈着)
炎症後色素沈着(PIH:Post-Inflammatory Hyperpigmentation)は、ニキビの炎症によってメラニンが過剰に生成され、皮膚に沈着した状態です。茶色や紫がかった色のシミとして残り、いわゆる「シミ」のような見た目になります。
色素沈着が起こる仕組み:
- 炎症が起こると、肌を守ろうとしてメラノサイトの働きが活発になる
- メラニンが大量に分泌される
- 通常であればターンオーバーでメラニンは排出される
- ターンオーバーが乱れたり紫外線を浴び続けると色素沈着として残る
- 無治療でも半年ほどで自然に軽快することが多い
- 紫外線対策を怠ると改善が遅れたり悪化する
⚫ 2-3. 凹凸のあるニキビ跡(クレーター・瘢痕)
クレーター状のニキビ跡は、ニキビの炎症が真皮層にまで及び、皮膚組織が破壊された結果として残る凹凸です。「陥凹性瘢痕」とも呼ばれ、ニキビ跡の中でも最も治療が難しいタイプとされています。
赤ニキビや黄ニキビが重症化すると、アクネ菌だけでなく黄色ブドウ球菌なども関与して激しい炎症が起こります。この炎症によって真皮層のコラーゲンが破壊され、肌の構造が崩れたまま瘢痕化してしまうのです。真皮層はターンオーバーが行われないため、一度できてしまったクレーターは自然に回復することが非常に困難です。
クレーターには主に3つの形状があります:
- アイスピック型:先端が鋭く深い穴のような形状。毛穴が深くえぐれたような見た目
- ボックス型:底が平らで辺がはっきりした箱型の凹み。光の当たり方によって影ができやすい
- ローリング型:なだらかに波打つような凹凸。境界がぼんやりして広い範囲に及ぶ
⬆️ 2-4. 盛り上がったニキビ跡(肥厚性瘢痕・ケロイド)
肥厚性瘢痕やケロイドは、ニキビが治る過程でコラーゲンが過剰に生成され、皮膚が盛り上がってしまった状態です。ニキビによって壊された皮膚を修復しようとする働きが過剰になることで生じます。
これらの特徴:
- 肥厚性瘢痕は傷の範囲内にとどまる
- ケロイドは元の傷の範囲を超えて広がることがある
- かゆみや痛みを伴うこともある
- ケロイドは体質による影響が大きく、胸や肩、あごなどにできやすい
🧬 3. ニキビ跡ができるメカニズム
ニキビ跡を効果的に予防・治療するためには、なぜニキビ跡ができるのかを理解することが大切です。ここでは、ニキビの発症から跡が残るまでのメカニズムを詳しく解説します。
🔄 3-1. ニキビ発症のメカニズム
ニキビは、毛穴の詰まりから始まります。毛穴の奥には皮脂を分泌する皮脂腺があり、通常は皮脂が毛穴を通って肌表面に排出され、肌を守る役割を果たしています。
しかし、さまざまな原因により毛穴の周りの角質が厚くなると、毛穴の出口が狭くなります。すると、本来排出されるべき皮脂や古くなった角質が毛穴に詰まり、面皰(めんぽう)と呼ばれる状態になります。これがいわゆる「白ニキビ」や「黒ニキビ」の初期段階です。
毛穴が詰まった状態が続くと、毛穴の中に皮脂がどんどんたまっていきます。皮脂を栄養とするアクネ菌は酸素を嫌う嫌気性細菌であり、出口をなくした毛穴の中は格好の繁殖場所となります。
💥 3-2. 炎症の発生と拡大
アクネ菌が増殖すると、酵素リパーゼを分泌して皮脂を分解します。この過程で生成される遊離脂肪酸が炎症を引き起こし、毛穴は赤く腫れ上がります。これが「赤ニキビ」の状態です。
炎症プロセス:
- 免疫システムが反応してアクネ菌を排除しようとする
- 好中球やマクロファージといった免疫担当細胞が集まる
- 活性酸素やサイトカインを放出してアクネ菌と戦う
- この免疫反応が過剰になると周囲の正常な組織もダメージを受ける
- さらに進行すると黄色ブドウ球菌も関与し、膿がたまった「黄ニキビ」となる
🔬 3-3. 跡が残る仕組み
ニキビの炎症が真皮層にダメージを与えると、皮膚の構造が破壊されます。真皮層には線維芽細胞があり、コラーゲンやエラスチンといった肌のハリや弾力を保つ成分を生成しています。
跡が残る過程:
- 炎症により細胞や繊維が破壊される
- 皮膚が修復しようとしてコラーゲンを増生
- 修復過程がうまくいかないとコラーゲン不足で凹みとなる
- 逆に過剰に生成されると盛り上がりとなる
- 毛細血管が拡張したままだと赤みが残る
- メラニンが過剰生成されると色素沈着として残る
真皮層は表皮と異なりターンオーバーが行われないため、一度ダメージを受けると自然には回復しにくいのです。
👤 4. ニキビ跡が残りやすい人の特徴
ニキビができても跡が残る人と残らない人がいるのはなぜでしょうか。ニキビ跡の残りやすさには、さまざまな要因が関係しています。
🧬 4-1. 体質的な要因
遺伝的な体質は、ニキビ跡の残りやすさに大きく影響します。
- ケロイド体質の方は、傷の修復過程でコラーゲンが過剰に生成されやすい
- メラニンが生成されやすい肌質の方は色素沈着が起こりやすい
- 肌の色が濃い方は炎症後の色素沈着が目立ちやすい
- 皮脂の分泌量が多い方はニキビが重症化しやすい
📈 4-2. ニキビの重症度
ニキビの重症度は、ニキビ跡が残るかどうかを左右する最も重要な要因の一つです。軽度の白ニキビや黒ニキビであれば、ほとんどの場合ニキビ跡は残りません。しかし、炎症を起こした赤ニキビや黄ニキビは、跡が残るリスクが高くなります。
日本皮膚科学会のガイドラインによる重症度判定:
- 軽症:片方の顔面に炎症性皮疹が5個以下
- 中等症:片方の顔面に炎症性皮疹が6個以上20個以下
- 重症:片方の顔面に炎症性皮疹が21個以上50個以下
- 最重症:片方の顔面に炎症性皮疹が51個以上
重症度が高いほど、炎症が深部に及びやすく、ニキビ跡が残りやすくなります。
❌ 4-3. 不適切なケア
ニキビを自分で潰したり、強くこすったりする不適切なケアは、ニキビ跡が残る大きな原因となります。
問題のあるケア方法:
- ニキビを潰すと皮膚のバリア機能が破壊される
- 細菌が侵入しやすくなり炎症が悪化
- 真皮層へのダメージが拡大
- 強い力で潰すとケロイド状のニキビ跡になる可能性
- 洗顔時にゴシゴシこするのも炎症悪化の原因
- スクラブ入り洗顔料での刺激も避けるべき
🔄 4-4. ターンオーバーの乱れ
肌のターンオーバーが正常に機能していないと、ニキビ跡の改善が遅れます。ターンオーバーとは、新しい皮膚細胞が生まれて古い細胞が剥がれ落ちるサイクルのことで、正常であれば約28日周期で行われます。
ターンオーバーを乱す要因:
- 睡眠不足
- 栄養の偏り
- ストレス
- 加齢
ターンオーバーが乱れると、古い細胞がなかなか剥がれず、メラニンの排出も滞ります。その結果、赤みや色素沈着が長く残ってしまいます。
☀️ 4-5. 紫外線の影響
紫外線は、ニキビ跡の改善を妨げる大きな要因です。
紫外線による悪影響:
- 紫外線を浴びると肌を守ろうとしてメラニンが生成される
- ニキビ跡の色素沈着がさらに濃くなる
- 紫外線は炎症を悪化させる作用もある
- 赤みが残っている状態で日焼けをすると炎症が長引く
- 色素沈着に移行しやすくなる
🏥 5. クリニックで受けられるニキビ跡治療
ニキビ跡の種類や程度によっては、セルフケアだけでは十分な改善が難しいことがあります。クリニックでは、さまざまな最新治療を組み合わせることで、効果的にニキビ跡を改善することができます。
🖊️ 5-1. ダーマペン
ダーマペンは、極細の針で肌に微細な穴を開け、皮膚の自然治癒力を利用してニキビ跡を改善する治療法です。アメリカのFDA(日本の厚生労働省にあたる機関)より承認を得ており、世界的に広く行われている治療です。
ダーマペンの仕組み:
- 肌に小さな傷をつけると修復しようとして線維芽細胞が活性化
- コラーゲンやエラスチンの生成が促進される
- クレーター状のニキビ跡の凹みがふっくらと改善
- 肌のハリや弾力が向上
- 開けた穴から美容成分を導入することでより高い効果
治療回数の目安:
- 色素沈着タイプ:3回程度
- クレータータイプ:5回以上
- 施術間隔:3〜4週間程度
ダウンタイムとしては、施術後に赤みや腫れ、ヒリヒリ感が生じることがありますが、通常は数日から1週間程度で落ち着きます。
⚡ 5-2. フラクショナルレーザー
フラクショナルレーザーは、レーザーを格子状に照射して肌に微細な穴を開け、皮膚の再生を促す治療法です。炭酸ガスレーザーやエルビウムヤグレーザーなどが使用されます。
効果のメカニズム:
- レーザーの熱エネルギーによって皮膚が収縮し引き締め効果を得る
- ダメージを受けた部分が再生される過程でコラーゲンが増生
- クレーター状のニキビ跡が改善される
フラクショナルレーザーは、特にクレーター状のニキビ跡に対して高い効果が期待できる治療法です。ただし、レーザー治療には色素沈着や赤みが長期間続くリスクもあります。特に日本人を含むアジア人は色素沈着が起こりやすいため、施術後のケアや紫外線対策が重要です。
🧪 5-3. ケミカルピーリング
ケミカルピーリングは、酸性の薬剤を肌に塗布して古い角質を除去し、ターンオーバーを促進する治療法です。グリコール酸やサリチル酸、トリクロロ酢酸などの薬剤が使用されます。
効果と適応:
- 表皮の角質を取り除き新しい皮膚細胞の生成を促進
- 色素沈着や赤みの改善が期待できる
- 毛穴の詰まりを解消してニキビの予防効果
- 一般的なピーリングは表皮に作用するもので、クレーター状のニキビ跡には効果が限定的
🎯 5-4. レーザートーニング
レーザートーニングは、低出力のレーザーを照射してメラニンを少しずつ分解し、色素沈着を改善する治療法です。特にQスイッチYAGレーザーやピコレーザーが使用されます。
特徴と効果:
- 肝斑の治療にも用いられる方法
- ダウンタイムが少なく、日常生活に支障をきたしにくい
- 色素沈着タイプのニキビ跡に適している
- 複数回の施術を重ねることで徐々に改善
🔴 5-5. 赤み専用レーザー治療
ニキビ跡の赤みに対しては、色素レーザー(Vビームなど)が効果的です。主に赤い色素に吸収される波長595nmのレーザー光を照射することで、拡張した毛細血管を縮小させ、赤みを改善します。
効果:
- 炎症性の赤ニキビや赤ら顔の治療にも用いられる
- 熱刺激によって線維芽細胞が活性化
- コラーゲン生成が促進され肌のハリやツヤの向上も期待
✂️ 5-6. サブシジョン
サブシジョンは、クレーター状のニキビ跡に対して行われる治療法で、特にローリング型やボックス型の凹みに効果的です。
治療の仕組み:
- クレーターの凹みは真皮層の瘢痕組織が皮下組織や筋膜に癒着
- 特殊な針を皮下に挿入してこの癒着している線維を切断
- 癒着がなくなることで凹んでいた部分がふっくらと持ち上がる
- ダーマペンやフラクショナルレーザーと組み合わせることでより高い効果
💉 5-7. ヒアルロン酸注入
深いクレーターに対しては、ヒアルロン酸を直接注入して凹みを埋める方法もあります。即効性があり、施術直後から効果を実感できるのが特徴です。
注意点:
- ヒアルロン酸は徐々に体内に吸収されるため効果は永続的ではない
- 効果を維持するためには定期的な再注入が必要
⚡ 5-8. イオン導入・エレクトロポレーション
イオン導入やエレクトロポレーションは、電気の力を利用して美容成分を肌の奥深くまで浸透させる治療法です。ビタミンCやトラネキサム酸などの有効成分を効率よく導入することで、色素沈着や赤みの改善、肌質の向上が期待できます。
これらの治療は単独でも行われますが、ダーマペンやピーリングの後に行うことで、より高い効果を得ることができます。
🏠 6. 自宅でできるセルフケア
軽度のニキビ跡であれば、日々のセルフケアによって改善が期待できます。また、クリニックでの治療効果を高めるためにも、適切なセルフケアを継続することが大切です。
🧽 6-1. 正しい洗顔
ニキビ跡ケアの基本は、毎日の正しい洗顔です。ただし、ゴシゴシと力を入れて洗うのは逆効果です。肌への摩擦は炎症を悪化させたり、色素沈着を濃くしたりする原因になります。
正しい洗顔方法:
- 洗顔料はしっかりと泡立てる
- 泡を顔の上で転がすようにやさしく洗う
- すすぎは32〜34℃程度のぬるま湯で行う
- 洗顔料が残らないよう丁寧にすすぐ
- 熱いお湯は必要な皮脂まで洗い流してしまい乾燥を招く
- 洗顔後はタオルでやさしく押さえるようにして水分を吸い取る
💧 6-2. 保湿ケア
ニキビ跡がある肌は、バリア機能が低下している状態です。バリア機能が低下すると、外部からの刺激を受けやすくなり、炎症が悪化して赤みが長引く可能性があります。
適切な保湿ケア:
- 化粧水で肌に水分を補給
- 乳液やクリームで油分を補い水分の蒸発を防ぐ
- セラミドやヒアルロン酸などの保湿成分が配合された製品がおすすめ
- ニキビができやすい方は「ノンコメドジェニックテスト済み」と表示された製品を選ぶ
☀️ 6-3. 紫外線対策
紫外線対策は、ニキビ跡ケアにおいて非常に重要です。紫外線を浴びると、メラニンの生成が促進され、色素沈着が悪化します。また、炎症を悪化させる作用もあるため、赤みが残っている状態での日焼けは特に注意が必要です。
効果的な紫外線対策:
- 日常生活:SPF30・PA+++程度を目安
- 屋外でのレジャーや長時間の外出時:より高いSPF値
- 日焼け止めだけでなく帽子や日傘、サングラスも活用
- 物理的に紫外線を遮ることも効果的
🍊 6-4. ビタミンの摂取
ニキビ跡の改善には、ビタミンの摂取も効果的です。
主要なビタミンと効果:
- ビタミンC:メラニンの生成を抑制、コラーゲンの生成を促進(レモン、キウイ、ブロッコリー、パプリカ)
- ビタミンB群:肌の新陳代謝を促進、ターンオーバーを正常化(豚肉、レバー、卵、納豆)
- ビタミンA:皮膚や粘膜の健康を維持、肌の再生を促進(レバー、にんじん、ほうれん草)
バランスの良い食事を心がけ、必要に応じてサプリメントも活用しましょう。
😴 6-5. 十分な睡眠
質の良い睡眠は、肌の再生に欠かせません。睡眠中には成長ホルモンが分泌され、細胞の修復やターンオーバーが活発に行われます。
睡眠の重要性:
- 睡眠不足が続くとターンオーバーが乱れニキビ跡の改善が遅れる
- ストレスホルモンの分泌が増え皮脂の分泌が過剰になる
- 理想的な睡眠時間は7〜8時間程度
- 就寝前のスマートフォンやパソコンの使用は控えめに
😌 6-6. ストレス管理
ストレスは、ニキビやニキビ跡の悪化に大きく影響します。
ストレスの影響:
- 副腎皮質ホルモンや男性ホルモンの分泌が増加
- 皮脂の分泌が過剰になる
- ターンオーバーが乱れニキビ跡の改善が遅れる
ストレス解消法:
- 適度な運動
- 趣味の時間
- リラックスできる入浴
- 自分に合った方法を見つけて実践
❌ 6-7. ニキビを触らない・潰さない
ニキビができても、絶対に触ったり潰したりしないようにしましょう。
触る・潰すことの問題点:
- 手には雑菌が付着しており炎症が悪化
- 潰すことで皮膚組織が損傷しニキビ跡が残りやすくなる
- ニキビができた場合は早めに皮膚科を受診
- 適切な治療を受けることをおすすめ
⚠️ 7. ニキビ跡治療で気をつけたいポイント
ニキビ跡の治療を成功させるためには、いくつかの重要なポイントがあります。
⏰ 7-1. 早期治療の重要性
ニキビ跡の治療は、早ければ早いほど効果が出やすいです。時間が経つとニキビ跡が定着し、改善に時間がかかるようになります。
早期治療のメリット:
- クレーター状のニキビ跡は放置するとさらに深くなったり凹凸が定着する
- 気になるニキビ跡がある場合は早めに専門医に相談
- 現在進行形でニキビがある場合はまずニキビの治療を優先
- ニキビが繰り返しできている状態では新たなニキビ跡ができてしまう
🎯 7-2. ニキビ跡の種類に合った治療法を選ぶ
ニキビ跡には種類があり、それぞれ適した治療法が異なります。自己判断で治療法を選ぶと、効果が得られなかったり、かえって悪化したりする可能性があります。
適切な治療選択:
- 医師がニキビ跡の種類や程度を正確に診断
- 最適な治療法を提案
- 複数の治療を組み合わせることでより効果的な改善が期待
🔄 7-3. 継続的な治療が必要
ニキビ跡の治療は、一度の施術で劇的に改善することは稀です。特にクレーター状のニキビ跡は、複数回の施術を重ねることで徐々に改善していきます。
治療期間について:
- ニキビ跡の種類や程度によって異なる
- 数か月から1年以上かかることもある
- 焦らずに医師の指示に従って継続的に治療を受けることが大切
🔧 7-4. アフターケアの徹底
治療後のアフターケアは、効果を最大限に引き出すために重要です。多くの治療では、施術後に赤みや腫れ、皮むけなどが生じます。これらは正常な反応であり、適切なケアを行うことで回復していきます。
アフターケアのポイント:
- 紫外線対策を徹底
- 保湿をしっかり行う
- 刺激の強いスキンケア製品の使用は控える
- ピーリング作用のある製品も避ける
- 医師から指示されたケア方法を守る
- 何か異常があればすぐに相談
🌱 7-5. 生活習慣の改善
治療効果を高め、ニキビの再発を防ぐためには、生活習慣の改善も重要です。
改善すべき生活習慣:
- バランスの良い食事
- 十分な睡眠
- 適度な運動
- ストレス管理
- 禁煙(喫煙は血行を悪化させ肌の再生を妨げる)
- 飲酒は控えめに(過度な飲酒は肝機能に影響しターンオーバーを乱す)
🚉 8. 与野エリアからのアクセスについて
与野エリアにお住まいの方でニキビ跡にお悩みの方は、ぜひアイシークリニック大宮院にご相談ください。
与野は、2001年に旧浦和市・旧大宮市とともに合併してさいたま市となり、現在はさいたま市中央区として知られています。
アクセス情報:
- JR埼京線:与野本町駅、北与野駅、南与野駅
- JR京浜東北線:与野駅
- 与野駅から大宮駅:JR京浜東北線で約5分、2駅で到着
- 与野本町駅・北与野駅から:JR埼京線でさいたま新都心駅を経由して大宮駅へ
大宮駅は、JR各線をはじめ、東武アーバンパークライン、ニューシャトルなど複数の路線が乗り入れる埼玉県最大のターミナル駅です。与野エリアからだけでなく、浦和、川口、上尾、川越など周辺エリアからも通院しやすい立地となっています。
アイシークリニック大宮院では、経験豊富な医師がお一人おひとりのニキビ跡の状態を丁寧に診察し、最適な治療プランをご提案いたします。ダーマペンやフラクショナルレーザー、ケミカルピーリングなど、さまざまな治療を取り揃えており、ニキビ跡の種類や程度に合わせた治療が可能です。
ニキビ跡でお悩みの方は、まずはお気軽にカウンセリングにお越しください。

📝 9. まとめ
ニキビ跡は、多くの方が抱える肌の悩みですが、適切な治療とケアによって改善が期待できます。
ニキビ跡には、赤みタイプ、色素沈着タイプ、クレータータイプ、ケロイドタイプの4種類があり、それぞれ原因と適した治療法が異なります。自分のニキビ跡がどのタイプかを把握し、適切なアプローチを選ぶことが大切です。
軽度の赤みや色素沈着であれば、正しいスキンケアや生活習慣の改善によって、数か月から1年程度で自然に改善することも多いです。一方、クレーター状のニキビ跡は自然回復が難しく、クリニックでの専門的な治療が必要になります。
ニキビ跡の治療には、ダーマペン、フラクショナルレーザー、ケミカルピーリング、サブシジョンなど、さまざまな方法があります。これらを単独または組み合わせて使用することで、より効果的な改善が期待できます。
治療を成功させるためには、以下のポイントが重要です:
- 早期に専門医に相談すること
- 継続的に治療を受けること
- アフターケアを徹底すること
- 生活習慣を改善すること
与野エリアにお住まいでニキビ跡にお悩みの方は、大宮駅からすぐのアイシークリニック大宮院にぜひご相談ください。経験豊富な医師が、あなたに最適な治療をご提案いたします。
ニキビ跡のない、自信の持てる美しい肌を目指して、今日から一歩を踏み出しましょう。
📚 参考文献
監修者医師
高桑 康太 医師
保有資格
ミラドライ認定医
略歴
- 2009年 東京大学医学部医学科卒業
- 2009年 東京逓信病院勤務
- 2012年 東京警察病院勤務
- 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
- 2019年 当院治療責任者就任
- 皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
- 専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
- 臨床実績(2024年時点) 皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上、腋臭症治療:2,000件以上、酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
- 監修領域 皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報
佐藤 昌樹 医師
保有資格
日本整形外科学会整形外科専門医
略歴
- 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
- 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
- 2012年 東京逓信病院勤務
- 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
- 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務
医師・当院治療責任者
ニキビ跡の形成は、炎症の程度と深度が大きく関与します。特に真皮層にまでダメージが及んだ場合、自然回復は困難となるため、早期の適切な治療介入が重要です。当院では、患者様一人ひとりのニキビ跡の状態を詳しく診察し、最適な治療法をご提案しています。