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粉瘤の切除は日帰りでできる?手術の流れや費用・注意点を解説

背中や首、顔などに気づいたら小さなしこりができていた、という経験はありませんか?触ると動くような感触があり、時間が経っても消えない場合、それは「粉瘤(ふんりゅう)」かもしれません。

🚨 放置するとこうなります…
  • 📌 徐々に大きくなっていく
  • 📌 細菌が感染して赤く腫れあがり激痛に
  • 📌 炎症後は切除が難しくなり傷跡も大きくなる
🙋
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…と心配していませんか?
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実は、粉瘤の切除手術はほとんどの場合、日帰りOK!
手術時間はたった15〜45分、健康保険も使えます。

💡 この記事では、粉瘤の切除手術について手術方法・当日の流れ・費用・術後ケアまでわかりやすく解説します。

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目次

  1. 粉瘤(ふんりゅう)とはどんな病気か
  2. 粉瘤を放置するとどうなる?
  3. 粉瘤の診断方法
  4. 粉瘤は日帰り手術で切除できる
  5. 粉瘤の手術方法の種類
  6. 日帰り手術の当日の流れ
  7. 粉瘤切除の費用と保険適用について
  8. 手術後のダウンタイムと日常生活への影響
  9. 術後の注意点とアフターケア
  10. 粉瘤切除を受けるタイミング
  11. 粉瘤切除はどの科で受ければいい?
  12. まとめ

この記事のポイント

粉瘤(表皮嚢腫)は良性腫瘍だが放置すると炎症リスクがある。切除手術は局所麻酔による日帰り対応が可能で、手術時間は15〜45分健康保険3割負担で受けられる。炎症のない静止期に早期切除することが傷跡最小化と再発予防の観点から推奨される。

💡 粉瘤(ふんりゅう)とはどんな病気か

粉瘤とは、皮膚の下に袋状の構造物(嚢腫)ができ、その中に皮脂や古い角質などが溜まっていく良性の皮膚腫瘍です。医学的には「表皮嚢腫(ひょうひのうしゅ)」とも呼ばれます。見た目はドーム状に皮膚が盛り上がっており、触ると弾力があり、皮膚の下でぷよぷよと動くような感触があることが特徴です。

粉瘤の中心部には、「臍(へそ)」と呼ばれる小さな黒い点が確認できることがあります。これは毛穴や小さな傷口などが袋の入り口になっているものです。粉瘤は体のどこにでも発生する可能性がありますが、特に発生しやすい部位としては背中、首、耳の後ろ、顔(特に頬や額)、頭皮、鼠径部(そけいぶ)などが挙げられます。

粉瘤の大きさは数ミリ程度の小さなものから、数センチ以上になるものまでさまざまです。基本的には痛みがなく、日常生活に支障をきたさないことも多いため、発生してもしばらくの間は気づかなかったという方も少なくありません。

粉瘤ができる原因としては、外傷や手術後の傷跡、にきびの跡、ウイルス感染などが関係しているとされていますが、特に原因がわからないまま発生することも多く、体質的になりやすい方もいます。年齢や性別に関わらず誰にでも生じる可能性があり、思春期以降に多く見られる傾向があります。

Q. 粉瘤の手術は日帰りで受けられますか?

粉瘤の切除手術は多くの場合、入院不要で日帰り対応が可能です。局所麻酔を使用するため手術中の痛みはほとんどなく、手術時間はおおよそ15〜45分程度です。翌日からデスクワーク程度であれば日常生活に戻れる方も多くいます。

📌 粉瘤を放置するとどうなる?

粉瘤は自然に消えることがほとんどなく、放置すると少しずつ大きくなっていくことが多いです。特に問題となるのが「炎症性粉瘤」と呼ばれる状態です。粉瘤の袋の中に細菌が入り込んで感染を起こすと、患部が赤く腫れ上がり、強い痛みや発熱を伴うことがあります。この状態になると、内部に膿が溜まり、皮膚が破れて膿が自然に排出されることもあります。

炎症が起きた状態では、切除手術を行うことが難しくなります。炎症を起こしている組織は出血しやすく、手術時の視野が確保しづらいため、袋を完全に取り除くことができずに再発するリスクが高まります。炎症性粉瘤の場合は、まず抗生物質の内服や切開排膿(膿を外に出す処置)によって炎症を鎮めてから、改めて根治手術を行うという流れになることがほとんどです。

また、粉瘤が大きくなればなるほど手術の傷跡も大きくなり、術後の回復にも時間がかかります。顔や首など目立つ場所にある場合は、できるだけ小さいうちに切除した方が傷跡も最小限に抑えられます。良性腫瘍であることは確かですが、ごくまれに悪性腫瘍との鑑別が必要なケースもあるため、皮膚のしこりに気づいたら早めに医療機関を受診することが大切です。

✨ 粉瘤の診断方法

粉瘤の診断は、主に視診(目で見て確認すること)と触診(触って確認すること)によって行われます。ドーム状の盛り上がり、皮膚との連続性、中心部の黒点(臍)の有無、弾力のある触感などを確認することで、多くの場合は診察のみで診断がつきます。

より詳しく確認する必要がある場合は、超音波検査(エコー検査)が行われることがあります。超音波検査では粉瘤の深さや大きさ、周囲の組織との関係を画像で確認することができます。CT検査やMRI検査が必要になることはほとんどありませんが、腫瘍が深部にある場合や悪性腫瘍が疑われる場合には追加の検査が行われることもあります。

切除した粉瘤は、念のため病理検査(顕微鏡で組織を調べる検査)に提出されます。これにより、良性であることが確認されるとともに、まれに含まれる悪性成分の有無を調べることができます。病理検査の結果は通常2〜3週間後に出ます。

Q. 粉瘤の手術費用と保険適用について教えてください

粉瘤の切除手術は疾患として認められているため健康保険が適用され、窓口負担は3割です。費用の目安は直径2cm未満で5,000〜10,000円、2〜4cmで10,000〜15,000円程度です。これに初診料・病理検査費・処方薬代が別途加わります。

🔍 粉瘤は日帰り手術で切除できる

粉瘤の切除手術は、原則として日帰りで行うことができます。入院の必要はなく、手術当日にクリニックを受診して、その日のうちに手術を受けて帰宅することができます。手術自体の時間は粉瘤の大きさや部位にもよりますが、おおよそ15〜45分程度で終了することがほとんどです。

手術は局所麻酔(注射で患部の周辺だけを麻酔する方法)を使って行われるため、手術中に痛みを感じることはほとんどありません。局所麻酔の注射をする際にチクっとした痛みを感じることがありますが、麻酔が効いてしまえば手術中は痛みなく過ごすことができます。全身麻酔は必要なく、意識がある状態で手術を受けることになります。

日帰りで手術が受けられるため、仕事や学校を数日以上休む必要がないという点が多くの患者さんにとって大きなメリットとなっています。もちろん、手術後は多少の安静が必要ですし、激しい運動や飲酒は控える必要がありますが、デスクワーク程度であれば翌日から復帰できる方も多くいます。

ただし、粉瘤の大きさや部位、炎症の有無によっては日帰り手術が難しいケースもあります。粉瘤が非常に大きい場合や、神経や血管に近い部位にある場合、炎症が強い場合などは、より詳細な術前検査や入院設備のある施設での手術が推奨されることがあります。そのため、まずは医師の診察を受けて、日帰り手術が適応かどうかを確認することが重要です。

💪 粉瘤の手術方法の種類

粉瘤の切除手術には、大きく分けて「通常の切除法(紡錘形切除法)」と「くり抜き法(へそ抜き法)」の2種類があります。それぞれの特徴を理解した上で、医師と相談しながら適切な方法を選ぶことが大切です。

✅ 通常の切除法(紡錘形切除法)

粉瘤の上の皮膚を紡錘形(楕円形)に切開し、粉瘤の袋ごと摘出する方法です。長い歴史のある標準的な術式で、粉瘤の袋を確実に取り除くことができ、再発率が低いことが特徴です。切開の長さは粉瘤の直径の2〜3倍程度になります。

この方法では傷跡が線状に残りますが、縫合を丁寧に行うことで目立ちにくく仕上げることができます。特に大きな粉瘤や、一度炎症を起こしたことがある粉瘤、袋の内容物が漏れたことがあるような粉瘤に対しては、この方法が適していることが多いです。

📝 くり抜き法(へそ抜き法・トレパン法)

粉瘤の中心部にある臍(黒い点)の部分にトレパンと呼ばれる筒状のメスを使って小さな穴(3〜5mm程度)を開け、そこから内容物を押し出した後に袋を取り出す方法です。切開が小さいため傷跡が最小限で済み、縫合が不要なケースもあります。また、術後の傷跡が目立ちにくいというメリットがあります。

ただし、くり抜き法はすべての粉瘤に適応できるわけではありません。比較的小さい粉瘤や、炎症を起こしたことがない粉瘤に適した術式です。大きな粉瘤や、炎症を繰り返したことで袋が周囲の組織と癒着しているような粉瘤では、袋を完全に取り出すことが難しく、再発するリスクが高まります。術式の選択は粉瘤の状態をしっかり評価した上で、担当医師が判断します。

🎯 日帰り手術の当日の流れ

実際に粉瘤の日帰り手術を受ける際の当日の流れについて説明します。クリニックによって多少異なりますが、概ね以下のような流れになります。

🔸 受付・問診

来院後、受付を済ませ、問診票の記入を行います。現在服用している薬(特に血液をサラサラにする薬)や、アレルギー歴、過去の手術歴などを記載します。抗凝固薬(血液をサラサラにする薬)を内服している場合は、事前に担当医に相談することが必要です。手術前に内服を中止しなければならない場合があります。

⚡ 医師による診察・説明

医師が粉瘤の状態を再度確認し、手術方法や手術のリスク、術後の経過についての説明を行います。疑問や不安な点はこの時間に遠慮なく質問しましょう。手術の同意書にサインを行います。

🌟 手術の準備・麻酔

手術室に移動し、手術台に横になります。患部周辺を消毒し、清潔な布(ドレープ)で覆います。その後、局所麻酔薬を注射します。麻酔注射は少し痛みを感じることがありますが、すぐに麻酔が効いて感覚がなくなります。

💬 切除手術

麻酔が十分に効いたことを確認してから、切開を行います。粉瘤の袋を周囲の組織から丁寧に剥離しながら摘出します。出血している場合は止血処置を行います。その後、切開した部分を縫合して手術完了です。手術中は麻酔が効いているため痛みはほとんどありません。切ったり引っ張られたりする感触はありますが、痛みではないため安心してください。

✅ 術後の処置・説明

手術が終わったら傷を保護するガーゼやテープを貼り、術後の注意事項(傷の処置方法、日常生活で気をつけること、次回の受診日など)の説明を受けます。次の診察日(抜糸の日)を確認して帰宅します。

手術後しばらくは麻酔が残っているため痛みを感じにくいですが、麻酔が切れると痛みが出てくることがあります。処方された痛み止めを適切に服用してください。車の運転は手術当日は避けることが推奨されています(麻酔や緊張感による影響を考慮して)。

Q. 粉瘤の手術方法にはどんな種類がありますか?

粉瘤の切除手術には「通常の切除法(紡錘形切除法)」と「くり抜き法(トレパン法)」の2種類があります。前者は再発率が低く大きな粉瘤に適し、後者は傷跡が3〜5mm程度と小さく済む低侵襲な術式です。どちらを選ぶかは粉瘤の状態に応じて医師が判断します。

💡 粉瘤切除の費用と保険適用について

粉瘤の切除手術は、健康保険が適用される保険診療として行うことができます。これは、粉瘤が「疾患」として認められているためです。保険適用となるため、窓口での自己負担は3割(70歳未満の場合)となり、患者さんの経済的な負担を抑えることができます。

具体的な費用は粉瘤の大きさや部位、手術方法によって異なります。健康保険の診療報酬に基づいて算定されるため、クリニックによって大きく異なることはありませんが、目安として以下のような費用感になります(3割負担の場合)。

直径2cm未満の粉瘤の場合、手術費用の目安は3割負担で5,000〜10,000円程度です。直径2cm以上4cm未満になると10,000〜15,000円程度、4cm以上になるとさらに高額になります。これに加えて、初診料や再診料、病理検査費用、処方薬の費用なども別途かかります。

手術費用の合計は粉瘤の大きさや状況によって変わりますが、多くの場合、10,000〜25,000円程度(3割負担)の範囲に収まることが多いです。なお、これらはあくまでも目安であり、実際の費用については受診するクリニックに事前に確認することをお勧めします。

また、民間の医療保険に加入している方は、粉瘤の切除手術が給付金の対象になる場合があります。手術を受ける前に、ご自身の保険内容を確認しておくとよいでしょう。手術後にクリニックから受け取る診断書や手術証明書が給付金申請に必要になることがあります。

📌 手術後のダウンタイムと日常生活への影響

粉瘤の切除手術後のダウンタイム(回復期間)は、粉瘤の大きさや部位、個人差によって異なりますが、一般的には比較的軽い手術のため日常生活への影響は最小限です。

📝 仕事・日常生活

デスクワークや軽い作業であれば、翌日から復帰できる方が多いです。手術部位への負担がない仕事であれば、むしろ手術当日の午後から仕事をすることも可能な場合があります。ただし、手術部位に負荷がかかる肉体労働や、汗をかくような作業は傷の治癒を妨げる可能性があるため、医師の指示に従って制限することが大切です。

🔸 入浴・シャワー

手術当日は入浴やシャワーは控えることが基本です。翌日以降は、医師の指示に従ってシャワーが可能になることが多いですが、傷口を直接水で濡らさないように防水テープで保護するなどの対応が必要です。入浴(湯船に浸かること)は抜糸が終わるまで控えるよう指示されることが一般的です。

⚡ 運動

軽い歩行程度は手術翌日から可能ですが、激しい運動やスポーツは傷口に負担をかけるため、抜糸が完了するまでは控えることが推奨されます。特に手術部位に近い筋肉を使う運動は避けてください。プールや海水浴は感染リスクがあるため、傷が完全に塞がるまで控えるべきです。

🌟 飲酒

飲酒は血管を拡張させて出血のリスクを高めるため、手術当日は禁酒です。翌日以降も少なくとも数日は控えることが推奨されます。

💬 抜糸

抜糸は通常、手術から1〜2週間後に行われます。部位によって抜糸のタイミングが異なり、顔などの皮膚が薄い部位では5〜7日程度で抜糸することが多く、背中などの皮膚が厚い部位や張力がかかりやすい部位では2週間程度かかることがあります。抜糸が終われば傷の管理はぐっと楽になります。

✨ 術後の注意点とアフターケア

手術後は傷の状態をしっかり管理することが大切です。適切なアフターケアを行うことで、感染を予防し、きれいな傷跡にすることができます。

✅ 傷の処置方法

術後の傷の処置方法はクリニックによって異なりますが、近年は「湿潤療法(うるおい療法)」と呼ばれる方法が広く行われています。傷口を乾燥させないようにする治療法で、特殊な創傷被覆材(ハイドロコロイドドレッシングなど)を使用して傷を覆います。傷が乾燥しないことで治癒が促進され、痛みも軽減されます。

処置の方法や頻度については、担当医師の指示に従ってください。自己判断で処置方法を変えたり、処置を怠ったりすることは避けましょう。

📝 感染の予防と早期発見

術後に傷が赤く腫れる、強い痛みが出てくる、膿が出てくる、発熱するなどの症状がある場合は、感染が起きている可能性があります。こうした症状が見られた場合は、予定していた受診日を待たずに早めにクリニックに連絡し、診察を受けてください。早期に適切な処置を行うことで、感染の悪化を防ぐことができます。

🔸 傷跡のケア(抜糸後)

抜糸が終わった後も、傷跡はしばらくの間赤みが残ります。傷跡が成熟して目立たなくなるまでには、一般的に3〜6ヶ月程度かかります。この期間中に紫外線を当てると傷跡が色素沈着を起こして黒ずんでしまうことがあるため、傷跡への紫外線対策(テープによる遮光や日焼け止めの使用)を行うことが大切です。

傷跡の赤みや盛り上がりが気になる場合は、シリコンジェルシートや保湿クリームを使用したケアが効果的なことがあります。また、傷跡が盛り上がって目立つ「肥厚性瘢痕(ひこうせいはんこん)」や「ケロイド」になってしまった場合は、ステロイドの注射やテーピングなどの治療を行うことがあります。気になる場合は担当医師に相談してください。

⚡ 再発について

粉瘤は袋(嚢腫壁)を完全に取り除かないと再発します。通常の手術で袋が完全に除去できていれば再発はしませんが、炎症を繰り返した粉瘤では袋が周囲の組織と癒着していることがあり、完全除去が難しいことがあります。その場合、再発の可能性がゼロではないことを知っておきましょう。再発した場合は再度の切除が必要になります。

Q. 粉瘤はどのタイミングで手術を受けるべきですか?

粉瘤は炎症を起こしていない静止期に手術を受けることが最善です。炎症期には手術ができず、切開排膿と抗生物質で炎症を抑えてから1〜3ヶ月後に改めて根治手術を行う2段階治療になります。小さいうちに切除するほど傷跡が小さく、費用・回復期間ともに抑えられます。

🔍 粉瘤切除を受けるタイミング

粉瘤の切除手術を受けるタイミングについてよく聞かれることがあります。基本的には、炎症を起こしていない「静止期(非炎症期)」に手術を受けることが最も理想的です。この時期に手術を行うことで、袋を完全に摘出しやすく、再発のリスクも低くなります。

一方で、すでに赤く腫れている状態(炎症期)は手術の適応ではありません。炎症期には切開排膿(切開して膿を出す処置)と抗生物質の投与によって炎症を沈静化させてから、後日改めて根治手術を行います。炎症が治まってから根治手術を行うまでの期間は、少なくとも1〜3ヶ月程度空けることが多いです。

「今は炎症を起こしていないし、そんなに大きくもないから様子を見よう」と考える方も多いですが、炎症を起こすと治療が2段階になってしまい、体への負担も費用も増えてしまいます。粉瘤を発見したら、炎症を起こす前の早い段階で手術を受けることが賢明です。特に、過去に炎症を起こしたことがある方や、粉瘤が服に当たって刺激を受けやすい部位にある方は、早めの切除を検討することをお勧めします。

また、粉瘤が小さいうちに手術を受けることにはいくつかのメリットがあります。手術が簡単で時間が短く済む、傷跡が小さくて済む、費用が安く済む、術後の回復が早いなどが挙げられます。いずれの理由からも、「もう少し様子を見てから」という判断よりも、気になったら早めに受診することが大切です。

💪 粉瘤切除はどの科で受ければいい?

粉瘤の切除手術を受ける際、どの診療科を受診すれば良いか迷う方も多いです。粉瘤の切除は、主に皮膚科や形成外科、外科で行われています。それぞれの特徴について理解しておきましょう。

🌟 皮膚科

皮膚の病気を専門とする診療科であり、粉瘤の診断や治療に最も精通していることが多いです。皮膚科では粉瘤の切除手術を日常的に行っており、日帰り手術に対応しているクリニックも多くあります。特に、くり抜き法など低侵襲な手術方法を積極的に取り入れているクリニックも増えています。

💬 形成外科

皮膚や皮下組織の再建を専門とする診療科で、傷跡をきれいに仕上げることを重視した手術が得意です。顔や首など、傷跡が目立ちやすい部位の粉瘤切除では、形成外科的なアプローチが望ましいこともあります。縫合の技術が高く、傷跡の美しさにこだわる方には形成外科への受診が向いているかもしれません。

✅ 外科・整形外科

外科や整形外科でも粉瘤の切除手術を行うことがあります。ただし、専門的に皮膚腫瘍を扱う診療科ではないため、皮膚科や形成外科への受診が推奨されることが多いです。

どの診療科を受診するにしても、重要なのは「日帰り手術に対応しているか」「粉瘤の切除経験が豊富かどうか」「術後のアフターケアをしっかり行ってくれるかどうか」という点です。事前にクリニックのウェブサイトを確認したり、電話で問い合わせたりして、適切な医療機関を選ぶようにしましょう。

アイシークリニック大宮院では、皮膚科・形成外科の専門医が粉瘤の切除手術を行っています。日帰りでの手術に対応しており、小さな粉瘤から大きな粉瘤まで幅広く対応しています。患者さんの状態に合わせた最適な手術方法を選択し、傷跡が目立ちにくく、回復が早い治療を心がけています。粉瘤でお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

👨‍⚕️ 当院での診療傾向【医師コメント】

高桑康太 医師(当院治療責任者)より

「当院では、「しこりに気づいていたけれど、手術と聞いて長い間ためらっていた」というお声を多くの患者さんからいただきます。粉瘤は炎症を起こす前の静止期に手術を行うことが、傷跡を最小限に抑える上でも、回復をスムーズにする上でも最善ですので、気になるしこりがあれば早めにご相談いただくことをお勧めします。最近の傾向として、くり抜き法への関心が高まっており、粉瘤の状態に合わせて最適な術式を丁寧にご説明した上で、患者さんが安心して手術に臨めるよう努めております。」

🎯 よくある質問

粉瘤の手術は日帰りでできますか?入院は必要ですか?

粉瘤の切除手術は、多くの場合日帰りで受けることができます。入院の必要はなく、手術当日にクリニックを受診してそのまま帰宅が可能です。手術時間は粉瘤の大きさや部位にもよりますが、おおよそ15〜45分程度です。翌日からデスクワーク程度であれば日常生活に戻れる方も多くいます。

粉瘤の手術費用はどのくらいかかりますか?保険は使えますか?

粉瘤の切除手術は健康保険が適用されるため、窓口負担は3割となります。費用は粉瘤の大きさによって異なり、直径2cm未満で5,000〜10,000円程度、2〜4cmで10,000〜15,000円程度が目安です。これに初診料・病理検査費用・処方薬代などが加わります。詳細は受診するクリニックにご確認ください。

粉瘤の手術中は痛みがありますか?麻酔はどのように行いますか?

手術は局所麻酔(患部周辺のみに注射する麻酔)を使用するため、手術中に強い痛みを感じることはほとんどありません。麻酔注射の際にチクっとした痛みを感じることがありますが、麻酔が効いた後は切開や縫合中も痛みなく過ごせます。全身麻酔は不要で、意識がある状態で手術を受けます。

粉瘤を放置するとどうなりますか?早めに手術すべきですか?

粉瘤は自然に消えることはなく、放置すると徐々に大きくなります。細菌が感染して炎症を起こすと赤く腫れ、強い痛みや発熱を伴うことがあります。炎症が起きると手術が2段階になり、体への負担も費用も増えてしまいます。小さいうちに切除するほど傷跡も小さく、回復も早いため、早めの受診をお勧めします。

粉瘤の手術はどの診療科で受ければよいですか?

粉瘤の切除手術は主に皮膚科・形成外科で行われています。皮膚科は粉瘤の診断・治療に精通しており、日帰り手術に対応するクリニックも多くあります。顔や首など傷跡が目立ちやすい部位は、縫合技術に優れた形成外科が適している場合もあります。アイシークリニック大宮院では皮膚科・形成外科の専門医が対応しておりますので、お気軽にご相談ください。

💡 まとめ

粉瘤は皮膚の下にできる良性腫瘍ですが、放置すると大きくなったり、炎症を起こして強い痛みや腫れを引き起こしたりすることがあります。粉瘤の治療は手術による切除が唯一の根治的な治療法であり、多くの場合は日帰りで手術を受けることができます。

日帰り手術は局所麻酔で行われ、手術時間は15〜45分程度です。入院の必要がなく、翌日からデスクワーク程度であれば日常生活に戻ることができます。手術費用は健康保険が適用されるため、3割負担で受けることができます。手術方法は「通常の切除法」と「くり抜き法」の2種類があり、粉瘤の状態に応じて医師が最適な方法を選択します。

炎症を起こしていない時期(静止期)に手術を受けることが最も望ましく、粉瘤が小さいうちに手術を行うことで傷跡も最小限に抑えられます。術後は適切なアフターケアを行いながら、抜糸まで定期的に通院することが大切です。

「粉瘤かもしれない」と気になるしこりがある方、以前から粉瘤があるけれどなかなか受診できていないという方は、ぜひ早めに皮膚科や形成外科を受診することをお勧めします。日帰り手術で短時間のうちに解決できる可能性がありますので、手術を怖がらずにまずは相談してみてください。

📚 関連記事

📚 参考文献

  • 日本皮膚科学会 – 粉瘤(表皮嚢腫)の診断基準・治療方針・手術適応に関する皮膚科専門学会としての診療ガイドラインおよび解説
  • 日本形成外科学会 – 粉瘤切除における形成外科的手術術式(紡錘形切除法・くり抜き法)および傷跡ケア・瘢痕治療に関する専門情報
  • 厚生労働省 – 粉瘤切除手術の保険適用・診療報酬点数・自己負担割合に関する公的医療保険制度の情報

監修者医師

高桑 康太 医師

保有資格

ミラドライ認定医

略歴

  • 2009年 東京大学医学部医学科卒業
  • 2009年 東京逓信病院勤務
  • 2012年 東京警察病院勤務
  • 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
  • 2019年 当院治療責任者就任
  • 皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
  • 専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
  • 臨床実績(2024年時点) 皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上、腋臭症治療:2,000件以上、酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
  • 監修領域 皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報

佐藤 昌樹 医師

保有資格

日本整形外科学会整形外科専門医

略歴

  • 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
  • 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
  • 2012年 東京逓信病院勤務
  • 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
  • 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務

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