「お腹周りの脂肪が気になる」「便秘を解消したい」といった悩みから、ドラッグストアなどで手軽に購入できる防風通聖散を試してみようと考える方は少なくありません。テレビCMや広告でも目にする機会が多く、ダイエット漢方として広く認知されている防風通聖散ですが、実はすべての人に適した漢方薬というわけではありません。漢方薬は西洋薬とは異なり、個人の体質(漢方では「証」といいます)に合わせて選ぶことが非常に重要です。体質に合わない漢方薬を服用すると、期待した効果が得られないばかりか、かえって体調を崩してしまう可能性もあります。本記事では、防風通聖散が合わない人の特徴や体質、起こりうる副作用、そして服用を避けるべきケースについて、医学的な観点から詳しく解説します。ご自身の体質や健康状態を見極めながら、安全に漢方薬を活用するための参考にしてください。
目次
- 防風通聖散とは|18種類の生薬からなる漢方薬
- 防風通聖散が向いている人の特徴|実証タイプとは
- 防風通聖散が合わない人の7つの特徴
- 防風通聖散の服用に注意が必要な持病・既往歴
- 防風通聖散で起こりうる副作用
- 防風通聖散の重大な副作用と初期症状
- 防風通聖散が合わない場合の代替漢方薬
- 防風通聖散を安全に服用するためのポイント
- 副作用が現れた場合の対処法
- よくある質問
💊 防風通聖散とは|18種類の生薬からなる漢方薬
防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)は、中国・金元時代の医学書「宣明論(せんめいろん)」に収載されている歴史ある漢方薬です。18種類もの生薬から構成されており、漢方薬の中でも配合生薬の数が多い処方として知られています。
🌿 防風通聖散に含まれる18種類の生薬
防風通聖散は、以下の18種類の生薬で構成されています:
- 防風(ボウフウ)
- 黄芩(オウゴン)
- 大黄(ダイオウ)
- 芒硝(ボウショウ)
- 麻黄(マオウ)
- 石膏(セッコウ)
- 白朮(ビャクジュツ)
- 荊芥(ケイガイ)
- 連翹(レンギョウ)
- 桔梗(キキョウ)
- 山梔子(サンシシ)
- 芍薬(シャクヤク)
- 当帰(トウキ)
- 川芎(センキュウ)
- 薄荷(ハッカ)
- 滑石(カッセキ)
- 生姜(ショウキョウ)
- 甘草(カンゾウ)
これらの生薬がそれぞれの作用を発揮しながら相互に影響し合うことで、複合的な効果をもたらします。
⚡ 防風通聖散の主な作用
防風通聖散には大きく分けて4つの作用グループがあります:
- 発汗解表作用:防風・荊芥・麻黄・薄荷・生姜が発汗を促し、体表から邪気を発散
- 瀉下作用:大黄・芒硝が便通を促進し、体内の不要物を排出
- 利水作用:滑石・白朮が余分な水分を尿として排出
- 清熱作用:黄芩・山梔子・石膏・薄荷が体内にこもった熱を冷ます
これらの作用が組み合わさることで、体内に蓄積した余分なものを汗・便・尿として排出し、代謝を促進する効果が期待できます。
📋 防風通聖散の効能・効果
防風通聖散の添付文書に記載されている効能・効果は「体力充実して、腹部に皮下脂肪が多く、便秘がちなものの次の諸症:高血圧や肥満に伴う動悸・肩こり・のぼせ・むくみ・便秘、蓄膿症(副鼻腔炎)、湿疹・皮膚炎、ふきでもの(にきび)、肥満症」とされています。
この効能・効果の記載からもわかるように、防風通聖散は体力が充実している人を対象とした漢方薬であり、すべての肥満や便秘に使用できるわけではありません。
Q. 防風通聖散はどんな体質の人に向いている漢方薬ですか?
防風通聖散は「実証タイプ」向けの漢方薬で、体力が充実し、腹部に皮下脂肪が多く、便秘がちな方に適しています。食欲旺盛で暴飲暴食しやすく、顔が赤くのぼせやすい、暑がりな体質の方に効果を発揮しやすいとされています。
💪 防風通聖散が向いている人の特徴|実証タイプとは
漢方医学では、患者さんの体質や症状の現れ方を「証(しょう)」という概念で捉えます。証の判断基準の一つに「虚実(きょじつ)」があり、防風通聖散は「実証(じっしょう)」タイプの方に適した漢方薬です。
実証とは、体力や抵抗力が充実している状態を指し、病気の原因となる邪気と積極的に戦う力がある体質のことを意味します。
✅ 防風通聖散が合う実証タイプの特徴
防風通聖散が効果を発揮しやすい実証タイプには、以下の特徴があります:
- 体力があってがっしりとした体格
- 食欲旺盛で濃い味や脂っこい食事、辛いもの、お酒を好む
- 暴飲暴食の結果として内臓脂肪や皮下脂肪が蓄積しやすい
- お腹は太鼓腹のようにパンと張っている
- へそを中心に皮下脂肪が多く、腹部に力がある
- 便秘がちで硬い便が出る傾向
- 体内に熱がこもりやすいため暑がり
- 顔が赤くのぼせやすい
このような体質の方は、防風通聖散の発汗・利尿・瀉下作用によって、体内に溜まった余分なものを効率的に排出することができます。
⚠️ 防風通聖散の使用目的における「しばり」
市販の漢方薬のパッケージや添付文書には「しばり(使用制限)」と呼ばれる文言が記載されています。防風通聖散の場合、「体力充実して、腹部に皮下脂肪が多く、便秘がちなもの」がしばりの表現にあたります。
これは単に便秘や肥満の症状があれば誰でも服用してよいというわけではなく、上記の条件を満たす方に適した漢方薬であることを示しています。このしばりを無視して服用すると、期待した効果が得られないばかりか、副作用のリスクが高まる可能性があります。
Q. 防風通聖散が合わない人にはどんな特徴がありますか?
防風通聖散が合わない人の代表的な特徴は7つあります。①虚弱体質・体力低下、②胃腸が弱く下痢しやすい、③冷え性、④痩せ型、⑤発汗傾向が著しい、⑥食欲不振・悪心・嘔吐がある、⑦高齢者・小児です。これらに該当する方は副作用リスクが高まるため注意が必要です。
❌ 防風通聖散が合わない人の特徴7選|副作用に注意
防風通聖散は実証タイプに適した漢方薬であるため、虚証タイプの方や特定の体質・症状を持つ方には合わない場合があります。以下では、防風通聖散が合わない人の代表的な7つの特徴について詳しく解説します。
1️⃣ 虚弱体質・体力が衰えている人
防風通聖散は体力が充実している実証タイプ向けの漢方薬であり、著しく体力が衰えている方や病後の衰弱期にある方には適していません。虚弱体質の方が服用すると、防風通聖散の強い発汗・瀉下・利尿作用が体に負担となり、副作用が現れやすくなります。
具体的な特徴:
- 顔色が悪い
- 疲れやすい
- 声に力がない
- 体が弱々しい印象
2️⃣ 胃腸が弱く下痢しやすい人
防風通聖散に含まれる大黄(ダイオウ)と芒硝(ボウショウ)には、便通を促進する瀉下作用があります。普段から胃腸が弱く、軟便や下痢をしやすい方がこの漢方薬を服用すると、下痢や腹痛がさらに悪化する可能性があります。
注意すべき症状:
- 食欲不振
- 胃部不快感
- 悪心・嘔吐
- 慢性的な軟便・下痢
3️⃣ 冷え性の人
防風通聖散には体内にこもった熱を冷ます清熱作用があるため、もともと冷え性の方が服用すると冷えがさらに悪化する可能性があります。
冷え性の特徴:
- 手足が冷たい
- 寒がりで厚着を好む
- 温かい飲み物を好む
- 体温が低め
冷え性の方が服用を続けると、冷えの悪化に加えて体調全般が低下することがあります。
4️⃣ 痩せ型の人
防風通聖散は腹部に皮下脂肪が多い肥満症向けの漢方薬であり、体型がやせ型の方には適していません。脂肪があまり多くない人が服用しても、本来期待される効果は得られにくく、むしろ体力を消耗してしまう可能性があります。
防風通聖散の「脂肪を減らす」という作用は、余分な脂肪が蓄積している実証タイプの方において効果を発揮するものです。
5️⃣ 発汗傾向が著しい人
すでに汗をかきやすい体質の方が防風通聖散を服用すると、麻黄などの発汗作用によってさらに発汗が増加し、以下の症状が現れることがあります:
- 発汗過多
- 全身脱力感
- 動悸
- 水分・エネルギーの過剰な消失
特に夏場や運動時には注意が必要です。また、多汗症のセルフチェック方法で自分の発汗状況を確認することも大切です。
6️⃣ 食欲不振・悪心・嘔吐がある人
現在、食欲不振や悪心、嘔吐の症状がある方は、防風通聖散の服用によってこれらの症状が悪化する可能性があります。防風通聖散は食欲旺盛で消化器系が丈夫な方向けの漢方薬であり、すでに消化器症状がある場合は服用を控えるか、医師や薬剤師に相談することが推奨されます。
7️⃣ 高齢者・小児
高齢者は一般的に体力や生理機能が低下しているため、防風通聖散の作用が強く出すぎる可能性があります。また、小児は体が未発達であり、生薬の影響を受けやすいため慎重な対応が必要です。
特に注意すべき年齢:
- 5歳未満の小児:服用を避ける
- 7歳未満:十分な注意が必要
- 高齢者:少量から開始し経過観察
⚠️ 防風通聖散の副作用と注意が必要な持病・既往歴
防風通聖散に含まれる生薬には、特定の疾患や症状を悪化させる可能性があるものがあります。以下の持病や既往歴がある方は、服用前に必ず医師や薬剤師に相談してください。
❤️ 心臓病・狭心症・心筋梗塞の既往がある人
防風通聖散に含まれる麻黄(マオウ)には、エフェドリンという成分が含まれており、交感神経を刺激する作用があります。この作用により以下のリスクがあります:
- 心拍数の増加
- 血圧上昇
- 狭心症や心筋梗塞症状の悪化
- 動悸や不整脈の増加
🩺 重症高血圧の人
麻黄の交感神経刺激作用や甘草による偽アルドステロン症のリスクから、重症の高血圧がある方は防風通聖散の服用に特に注意が必要です。軽度から中等度の高血圧で、のぼせや肩こり、動悸などの随伴症状がある場合は適応となることもありますが、血圧のコントロールが不十分な重症例では避けるべきです。
🫘 腎臓に障害がある人
防風通聖散には利尿作用があり、腎臓に負担をかける可能性があります。また、甘草に含まれるグリチルリチンは腎臓で代謝されるため、腎機能が低下している方では偽アルドステロン症などの副作用が現れやすくなります。高度な腎障害がある方は服用を避けるべきです。
🤱 妊娠中・授乳中の人
妊娠中の方は、防風通聖散に含まれる大黄や芒硝の瀉下作用が子宮収縮を誘発する可能性があるため、服用を避けるべきです。
授乳中の方についても、生薬成分が母乳に移行する可能性があるため、服用する場合は以下のいずれかの対応が推奨されています:
- 授乳を避けて服用
- 授乳を中止して服用
- 服用を避けて授乳を継続
妊娠の可能性がある方も、服用前に医師に相談してください。
Q. 防風通聖散の重大な副作用にはどんなものがありますか?
防風通聖散のまれな重大副作用として、間質性肺炎と偽アルドステロン症があります。間質性肺炎は空咳・息切れ・発熱が初期症状です。偽アルドステロン症は甘草成分が原因で、手足のだるさ・しびれ・むくみ・血圧上昇が現れます。症状が出た場合は直ちに服用を中止し医療機関を受診してください。
⚡ 防風通聖散で起こりうる副作用の症状
漢方薬は自然由来の生薬から作られているため「副作用がない」というイメージを持つ方もいますが、これは誤解です。防風通聖散は18種類もの生薬を含む複雑な処方であり、体質に合わない場合や長期間服用した場合には様々な副作用が現れることがあります。
🤢 消化器系の副作用
防風通聖散で最も多く報告されている副作用は消化器系の症状です。大黄と芒硝の瀉下作用により、以下の症状が現れることがあります:
- 下痢や軟便
- 腹痛
- 腹部膨満感
- 食欲不振
- 胃部不快感
- 悪心
- 嘔吐
🚨 重大な副作用と初期症状
防風通聖散には、まれではありますが重篤な副作用が報告されています。これらの副作用は早期発見・早期対応が重要であり、初期症状を見逃さないことが大切です。
🫁 間質性肺炎
防風通聖散の服用によりまれに間質性肺炎が発症することがあります。間質性肺炎は肺の間質組織に炎症が起こる疾患で、進行すると呼吸困難を引き起こします。
初期症状:
- 長引く空咳(痰のない咳)
- 息切れ
- 呼吸困難
- 発熱
- 階段を上ったり少し動いただけで息切れ
- 安静にしていても息苦しさを感じる
⚖️ 偽アルドステロン症
防風通聖散に含まれる甘草(カンゾウ)には、グリチルリチンという成分が含まれています。この成分を長期間大量に摂取すると、体内のナトリウムとカリウムのバランスが崩れ、偽アルドステロン症を引き起こすことがあります。
初期症状:
- 手足のだるさ
- しびれ
- つっぱり感やこわばり
- 脱力感
- 筋肉痛
- 血圧上昇
- むくみ
- 体重増加
💊 防風通聖散が合わない場合の代替漢方薬
防風通聖散が体質に合わない場合でも、肥満症の改善を目的とした他の漢方薬を検討することができます。肥満のタイプや体質によって適した漢方薬は異なりますので、ご自身の体質に合ったものを選ぶことが大切です。
🌸 防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)
防已黄耆湯は、防風通聖散とは対照的に、体力が中等度以下の虚証タイプの方に適した漢方薬です。
適応となる体質:
- 色白で疲れやすい
- 汗をかきやすい
- 水太りしやすい体質
- 筋肉にしまりがない
- ぽっちゃりとした柔らかい肥満体型
- 下半身がむくみやすい
- 便秘がなく下痢しやすい
- 冷え性
🌿 大柴胡湯(だいさいことう)
大柴胡湯は、体力があってがっしりした体格の方に適した漢方薬ですが、防風通聖散とは異なる特徴があります。
適応となる体質:
- ストレスを受けて太りやすい
- イライラしやすい
- 脇腹から脇の下にかけて張りや違和感がある
- 上半身に脂肪がつきやすい固太り・筋肉質タイプ
- ストレス性の過食傾向
Q. 防風通聖散が体質に合わない場合の代替漢方薬は?
防風通聖散が合わない場合、体質に応じた代替漢方薬があります。色白で疲れやすく水太りしやすい虚証タイプには「防已黄耆湯」が適しています。一方、ストレスで太りやすくイライラしやすい上半身に脂肪がつきやすい方には「大柴胡湯」が向いています。体質に合った選択のため、漢方専門の医師への相談を推奨します。
🆘 副作用が現れた場合の対処法
防風通聖散を服用中に副作用と思われる症状が現れた場合は、適切な対処が必要です。
🟡 軽度の副作用の場合
軽度の下痢や軟便、軽い胃部不快感などの症状が現れた場合:
- まず服用を一時的に中止
- 症状が改善するか経過を観察
- 症状が軽減したら、服用量を減らして再開も可能
- 改善しない場合は医師や薬剤師に相談
🔴 重大な副作用が疑われる場合
間質性肺炎、偽アルドステロン症、肝機能障害などの重大な副作用が疑われる症状が現れた場合:
疑われる症状:
- 息切れ
- 空咳
- 発熱
- 手足のだるさ・しびれ
- 皮膚や白目の黄染
対処法:
- 直ちに服用を中止
- 速やかに医療機関を受診
- 服用していた漢方薬の名前と服用期間を医師に伝える

この記事のポイント
防風通聖散は実証タイプ向けの漢方薬で、虚弱体質・冷え性・胃腸虚弱・痩せ型・高齢者には不向きで副作用リスクがある。体質(証)に合わせた選択が安全使用の鍵となる。
よくある質問
防風通聖散は「体力充実して、腹部に皮下脂肪が多く、便秘がちなもの」という条件を満たす実証タイプの方に適した漢方薬です。虚弱体質の方、胃腸が弱い方、冷え性の方、痩せ型の方などには適していません。また、心臓病、重症高血圧、腎障害、甲状腺機能亢進症などの持病がある方は服用前に医師に相談が必要です。
軽度の下痢や軟便の場合は、まず服用を一時的に中止して症状の改善を待ちます。症状が軽減したら、服用量を減らして再開することも可能です。しかし、激しい下痢や腹痛、発熱を伴う場合は、速やかに医療機関を受診してください。防風通聖散に含まれる大黄や芒硝の瀉下作用が強く現れている可能性があります。
防風通聖散の長期服用については、定期的な医師の診察が推奨されます。特に5年以上の長期服用では腸間膜静脈硬化症のリスクがあるため、腹部症状の有無に注意し、必要に応じてCTや大腸内視鏡検査を受けることが重要です。また、偽アルドステロン症や肝機能障害などの副作用にも注意が必要です。
防風通聖散が体質に合わない場合、他の漢方薬を検討できます。体力が中等度以下で水太りしやすい虚証タイプの方には防已黄耆湯、ストレスで太りやすく上半身に脂肪がつきやすい方には大柴胡湯などが適している場合があります。体質に合った漢方薬を選ぶことが重要なので、漢方に詳しい医師や薬剤師に相談することをお勧めします。
防風通聖散は他の医薬品との相互作用に注意が必要です。特に他の下剤、麻黄を含む漢方薬、エフェドリン類含有製剤、甲状腺製剤、甘草を含む他の漢方薬やグリチルリチン製剤との併用は注意が必要です。現在服用中の薬がある場合は、必ず医師や薬剤師に伝えて相談してください。
🏥 まとめ
防風通聖散は確かに肥満症や便秘に効果的な漢方薬ですが、すべての人に適しているわけではありません。体質に合わない方が服用すると、期待した効果が得られないばかりか、副作用のリスクが高まる可能性があります。
特に以下の方は注意が必要です:
- 虚弱体質・体力が衰えている方
- 胃腸が弱く下痢しやすい方
- 冷え性の方
- 痩せ型の方
- 発汗傾向が著しい方
- 食欲不振・悪心・嘔吐がある方
- 高齢者・小児
また、心臓病、重症高血圧、腎障害、甲状腺機能亢進症などの持病がある方や、妊娠中・授乳中の方は服用前に必ず医師に相談してください。
漢方薬は「証に合わせる」ことが最も重要です。ご自身の体質を正しく見極め、適切な漢方薬を選択することで、安全で効果的な治療を受けることができます。不安な点がある場合は、漢方に詳しい医師や薬剤師に相談することをお勧めします。
📚 参考文献
- 厚生労働省 – 医薬品・医療機器等安全性情報
- 日本東洋医学会 – 漢方薬の適正使用に関するガイドライン
- 独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA) – 医薬品副作用データベース
- 日本製薬工業協会 – 漢方薬の安全性情報
- 日本漢方生薬製剤協会 – 防風通聖散の適正使用に関する指針
監修者医師
高桑 康太 医師
保有資格
ミラドライ認定医
略歴
- 2009年 東京大学医学部医学科卒業
- 2009年 東京逓信病院勤務
- 2012年 東京警察病院勤務
- 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
- 2019年 当院治療責任者就任
- 皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
- 専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
- 臨床実績(2024年時点) 皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上、腋臭症治療:2,000件以上、酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
- 監修領域 皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報
佐藤 昌樹 医師
保有資格
日本整形外科学会整形外科専門医
略歴
- 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
- 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
- 2012年 東京逓信病院勤務
- 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
- 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務
防風通聖散は確かに肥満症に有効な漢方薬ですが、体質を無視した服用は危険です。漢方医学では「証に合わせる」ことが最も重要で、実証タイプでない方が服用すると、体力を消耗し、かえって体調を崩すことがあります。特に虚弱体質の方は要注意です。ご自身の体質を見極めて適切な漢方薬を選択することが、安全で効果的な治療につながります。