💬 「背中のニキビ、どんな塗り薬を使えばいい?」そのお悩み、この記事ですべて解決できます。
背中のニキビ、自分では見えないし、気づいたらめちゃくちゃ悪化してた…どの塗り薬を使えばいいのか全然わからない😭
大丈夫!塗り薬の種類・正しい使い方・改善しないときの対処法まで、全部この記事でわかります。
🚨 こんな人はこの記事を絶対に読んでください
- ⚡ 背中ニキビがなかなか治らずくり返している
- ⚡ 市販薬を使ったけど全然効果が出なかった
- ⚡ 悪化してニキビ跡になるのが怖い
💡 この記事を読むとわかること
- ✅ 市販薬 vs 処方薬、どっちを選ぶべきかの判断基準
- ✅ 成分別の特徴と正しい使い方
- ✅ 4〜6週間改善しない場合の次の手
背中ニキビは、自分ではなかなか見えない場所にできるため、気づいたときにはすでに悪化しているケースも少なくありません。夏場は汗や蒸れによって悪化しやすく、冬場でも厚手の衣類による摩擦や乾燥が原因になることがあります。本記事では、背中ニキビに使える塗り薬の種類や特徴、正しい使い方、そして改善しない場合の対処法について、医療情報をもとにわかりやすく解説します。
目次
- 背中ニキビとはどんな状態?原因を理解しよう
- 背中ニキビの種類と症状の見分け方
- 市販の塗り薬で対応できるケースとは
- 市販薬の主な成分と特徴を解説
- 処方薬(医療機関で出される塗り薬)の種類と効果
- 背中ニキビへの塗り薬の正しい使い方
- 塗り薬と合わせて行うべきスキンケアと生活習慣
- 市販薬で改善しない場合はどうすればいい?
- 皮膚科・美容クリニックでの治療の選択肢
- まとめ
この記事のポイント
背中ニキビには皮脂過剰・摩擦・汗蒸れ等が複合的に関与し、軽度なら市販薬(サリチル酸・イブプロフェンピコノール等)、重度には過酸化ベンゾイルやアダパレン等の処方薬が有効。4〜6週間改善しない場合は皮膚科受診を推奨。
💡 1. 背中ニキビとはどんな状態?原因を理解しよう
背中ニキビは、医学的には「尋常性痤瘡(じんじょうせいざそう)」の一部であり、毛穴に皮脂や角質が詰まり、そこにアクネ菌(Cutibacterium acnes)が増殖することで炎症が起きる皮膚疾患です。背中には顔と同様に皮脂腺が豊富に存在するため、皮脂の分泌が多い人では特にニキビができやすい部位のひとつです。
背中ニキビが発生する主な原因としては、以下のようなものが挙げられます。
まず、皮脂の過剰分泌です。思春期をはじめ、ホルモンバランスの乱れ、食生活の偏り、ストレスなどによって皮脂の分泌が増えると、毛穴が詰まりやすくなります。
次に、摩擦と圧迫の問題があります。リュックサックや重いバッグを長時間背負ったり、硬い椅子の背もたれに長時間寄りかかったりすることで、皮膚への摩擦や圧迫が生じ、毛穴に刺激が加わります。
また、洗い残しも重要な原因のひとつです。背中は手が届きにくいため、シャンプーやコンディショナーのすすぎ残しが生じやすい部位です。これらに含まれる成分が毛穴をふさいでしまうことがあります。
さらに、汗と蒸れの影響も無視できません。スポーツ後や夏場の発汗によって皮膚が高温多湿の状態になると、雑菌が繁殖しやすくなります。加えて、寝具の清潔さも影響します。枕カバーやシーツを長期間洗わないでいると、雑菌が皮膚に触れ続けることになります。
これらの原因を把握したうえで、適切な塗り薬の使用や生活習慣の改善を組み合わせることが、背中ニキビを改善するための基本的なアプローチとなります。
Q. 背中ニキビの主な原因は何ですか?
背中ニキビは、皮脂の過剰分泌、リュックなどによる摩擦・圧迫、シャンプーのすすぎ残し、汗による高温多湿環境、寝具の不衛生など複数の原因が複合的に絡み合って発生します。これらの要因がアクネ菌の増殖を促し、毛穴に炎症を引き起こします。 —
📌 2. 背中ニキビの種類と症状の見分け方
ニキビには、炎症を起こしていない「非炎症性ニキビ」と、炎症を伴う「炎症性ニキビ」があります。それぞれの見た目や状態によって、適切な対処法も異なってくるため、まず自分の背中ニキビがどの段階にあるかを把握することが重要です。
非炎症性ニキビには、白ニキビと黒ニキビがあります。白ニキビは、毛穴が閉じたまま皮脂や角質が詰まっている状態で、白や肌色の小さなポツポツとして現れます。黒ニキビは、毛穴が開いた状態で皮脂が酸化して黒く見えるものです。どちらもこの段階では炎症は起きていません。
炎症性ニキビには、赤ニキビと黄ニキビがあります。赤ニキビは、アクネ菌が増殖して炎症が起き、赤く腫れた状態です。痛みを伴うこともあります。黄ニキビは、さらに炎症が進んで膿が溜まった状態で、頭部に黄色い膿点が見られます。
もっとも重症な状態として、嚢腫(のうしゅ)や硬結(こうけつ)があります。これらは皮膚の深いところで炎症が起きており、触ると硬く感じたり、大きな塊として感じられたりすることがあります。この段階まで進行してしまうと、市販の塗り薬だけでの対処は難しく、皮膚科や美容クリニックへの受診が必要になってきます。
背中は自分で視認しにくいため、鏡を使って定期的に状態を確認したり、信頼できる人に見てもらうことが大切です。
✨ 3. 市販の塗り薬で対応できるケースとは
市販の塗り薬で対応できる可能性があるのは、主に軽度から中等度のニキビです。具体的には、白ニキビ・黒ニキビなどの非炎症性ニキビや、初期段階の赤ニキビが対象となります。
一方で、以下のような状態では市販薬での対応には限界があり、早めに医療機関を受診することが推奨されます。
まず、膿が大量に溜まっている黄ニキビが多数ある場合です。次に、嚢腫や硬結のような深いニキビがある場合も医療機関の受診が必要です。また、ニキビ跡(色素沈着・凹みなど)が残っている場合も、市販薬では対応が困難です。さらに、市販薬を2〜4週間使用しても効果が感じられない場合も、医師に相談するサインです。加えて、強い痛みやかゆみを伴う場合や、広範囲に渡って症状が広がっている場合も要注意です。
市販薬は手軽に入手できる利点がありますが、症状が重い場合や長期化している場合には、自己判断で使い続けることがかえって皮膚へのダメージを深めてしまうこともあります。状態に応じた適切な判断が重要です。
Q. 背中ニキビに市販薬の成分はどれが有効ですか?
炎症を伴う赤ニキビにはイブプロフェンピコノールやグリチルリチン酸ジカリウムが有効です。毛穴の詰まりが主な悩みの場合は、角質溶解作用を持つサリチル酸やイオウ配合の製品が効果的です。自分の症状に合った成分を選ぶことが改善の鍵となります。 —
🔍 4. 市販薬の主な成分と特徴を解説
ドラッグストアなどで購入できる市販の塗り薬には、さまざまな有効成分が含まれています。それぞれの成分がどのような働きをするのかを理解することで、自分の症状に合った薬を選びやすくなります。
✅ イブプロフェンピコノール
炎症を抑える非ステロイド系の抗炎症成分です。赤ニキビなど、炎症を伴うニキビに対して効果を発揮します。皮膚への浸透性が高く、ニキビの根本にある炎症にアプローチする成分として知られています。代表的な市販薬に含まれており、比較的マイルドな作用が特徴です。
📝 イオウ(硫黄)
古くからニキビ治療に使用されてきた成分で、抗菌作用と角質溶解作用を持ちます。毛穴に詰まった角質を柔らかくし、皮脂の分泌を抑える効果が期待できます。ただし、特有のにおいがあるため、使用感が気になる人もいます。
🔸 レゾルシン
角質を溶解する作用を持ち、毛穴の詰まりを解消するのに役立ちます。イオウと組み合わせて使われることが多く、相乗効果が期待できます。
⚡ サリチル酸
角質を柔らかくして毛穴の詰まりを解消する、いわゆるケラトリティック(角質溶解)作用を持ちます。また、抗菌作用も持ち合わせており、ニキビ予防にも役立ちます。ただし、高濃度では皮膚への刺激が強くなるため、用法・用量を守った使用が必要です。
🌟 ビタミンA(レチノール)関連成分
皮膚のターンオーバーを促進し、毛穴の詰まりを予防する効果があります。市販薬に含まれる濃度は低いですが、長期的な予防ケアとして有効です。
💬 グリチルリチン酸ジカリウム
抗炎症作用を持つ成分で、赤みやかゆみを和らげる効果があります。比較的刺激が少ないため、敏感肌の人にも使いやすい成分です。
市販薬を選ぶ際には、自分のニキビの状態(炎症の有無、毛穴の詰まりの程度など)に合った成分が含まれているかどうかを確認することが大切です。薬剤師への相談も積極的に活用しましょう。
💪 5. 処方薬(医療機関で出される塗り薬)の種類と効果
市販薬では対応しきれないケースや、より確実な治療効果を求める場合には、皮膚科や美容クリニックで処方される塗り薬を使用することが有効です。処方薬は医師の診察のもとで適切な薬が選ばれるため、症状に合わせた治療が期待できます。
✅ 過酸化ベンゾイル(BPO)配合製剤
過酸化ベンゾイルは、強力な抗菌作用と角質溶解作用を持ち、ニキビ治療において世界的に広く使用されている成分です。日本でも「ベピオゲル」などの製品が処方されています。アクネ菌に対して直接的に抗菌作用を発揮し、耐性菌が生じにくい点も特徴です。ただし、使い始めは乾燥や赤みが生じることがあるため、少量から使用を開始することが一般的です。衣類や寝具を漂白する作用があるため、使用後は十分に洗い流すか、乾いてから衣類に触れるように注意が必要です。
📝 アダパレン(レチノイド系薬剤)
「ディフェリンゲル」として知られる薬剤で、毛穴の詰まりを解消し、コメド(白ニキビ・黒ニキビ)の形成を抑制します。皮膚のターンオーバーを正常化する働きがあり、特に毛穴詰まりが主な原因のニキビに効果的です。使い始めは乾燥や刺激感が出ることがあるため、使用頻度の調整が必要な場合があります。また、日光過敏性を高めることがあるため、使用中は紫外線対策も重要です。
🔸 抗生物質含有外用薬
クリンダマイシンやエリスロマイシンなどの抗生物質を含む塗り薬で、アクネ菌に対する抗菌作用によって炎症性ニキビを改善します。「ダラシンTゲル」などが代表例です。ただし、抗生物質単独での長期使用は耐性菌の問題が懸念されるため、現在は過酸化ベンゾイルやアダパレンと組み合わせた使用が推奨されることが多いです。
⚡ クリンダマイシン・過酸化ベンゾイル配合剤
抗生物質と過酸化ベンゾイルを組み合わせることで、抗菌作用と角質溶解作用の両方が得られ、耐性菌のリスクも軽減できます。「デュアック配合ゲル」などがこれに該当します。炎症性ニキビに対して幅広く使用されています。
🌟 アダパレン・過酸化ベンゾイル配合剤
「エピデュオゲル」として知られる製剤で、コメドへのアプローチと抗菌作用の両方を一剤で行えるため、多くの患者に使用されています。ニキビ治療において広いスペクトラムをカバーできます。
処方薬は効果が高い一方で、副作用(乾燥、刺激感、日光過敏など)が生じる可能性もあるため、必ず医師の指示に従って使用することが大切です。
Q. 背中ニキビに塗り薬を正しく塗る方法は?
入浴後に水気を軽く拭き取り、患部を中心に薄く塗り広げるのが基本です。背中は手が届きにくいため、長い柄のアプリケーターや家族のサポートを活用しましょう。厚く塗っても効果は上がらず副作用が出やすくなるため、適量と使用頻度を守ることが重要です。 —

🎯 6. 背中ニキビへの塗り薬の正しい使い方
塗り薬の効果を最大限に発揮させるためには、正しい使い方を守ることが非常に重要です。背中は手が届きにくい部位であるため、特に工夫が必要です。
💬 洗浄後に使用する
塗り薬を使用する前に、背中をしっかりと洗い流してください。入浴やシャワーの後、皮膚が清潔な状態で使用するのが基本です。ただし、洗った直後は皮膚が少し湿った状態であることが多いため、塗り薬の使用前に軽くタオルで押さえるように水気を取ってから使用しましょう。
✅ 適量を薄く塗り広げる
塗り薬はニキビのある部位を中心に、薄く塗り広げるのが基本です。厚く塗っても効果が高まるわけではなく、むしろ副作用が出やすくなることもあります。特に過酸化ベンゾイルやアダパレンなどの処方薬は、少量から始めて皮膚の状態を見ながら量を調整するのが一般的です。
📝 背中への塗り方の工夫
背中は自分一人で塗るのが難しい部位です。長い柄のついたアプリケーターやローラーを使用する方法、または家族やパートナーに塗ってもらう方法が実用的です。なお、背中に使いやすいスプレータイプの市販薬もありますが、薬の成分によってはスプレーでの使用が適さないものもあるため、製品の指示を確認してください。
🔸 使用頻度と継続期間を守る
市販薬・処方薬ともに、用法・用量に定められた頻度を守って使用することが大切です。一般的に1日1〜2回の使用が多いですが、製品や医師の指示によって異なります。ニキビ治療では効果が出るまでに時間がかかることがあり、通常4〜8週間は継続して使用することが推奨されます。すぐに効果が出ないからといって、途中でやめてしまわないようにしましょう。
⚡ 刺激が出た場合の対応
使用し始めて乾燥や赤み、ひりひり感が生じることがあります。これは薬への皮膚の反応である場合も多いですが、症状が強い場合は使用を中断し、医師や薬剤師に相談してください。市販薬の場合も、添付文書の注意事項をよく確認することが大切です。
🌟 保湿ケアとの組み合わせ
塗り薬を使用すると皮膚が乾燥しやすくなることがあります。適切な保湿剤を合わせて使用することで、乾燥による刺激を抑えながら治療を継続しやすくなります。ただし、保湿剤の成分によってはニキビを悪化させるものもあるため、ノンコメドジェニック(毛穴を詰まらせにくい)と表示された製品を選ぶことが推奨されます。
💡 7. 塗り薬と合わせて行うべきスキンケアと生活習慣
塗り薬はあくまでも治療の一環であり、スキンケアや生活習慣の改善を組み合わせることで、より高い改善効果と再発予防が期待できます。
💬 洗い方の見直し
背中を洗う際は、ナイロン製のタオルや硬めのボディブラシを使って強くこするのは避けましょう。摩擦は皮膚のバリア機能を低下させ、ニキビを悪化させる原因になります。柔らかいタオルや手を使って、泡立てた石けんで優しく洗うのが基本です。
また、シャンプーやコンディショナーのすすぎ残しが背中ニキビの原因になることがあるため、髪を洗った後に改めて背中をしっかりすすぐ習慣をつけましょう。
✅ 衣類と寝具の清潔を保つ
汗で湿った衣類を長時間着用し続けることは、菌の繁殖につながります。特にスポーツ後は早めに着替えることが重要です。また、シーツや枕カバーは定期的に洗濯することで、皮膚への雑菌の付着を減らすことができます。
📝 食生活の改善

食生活がニキビに影響することは以前から指摘されており、特に高血糖指数(GI値)の高い食品(白米、白パン、菓子類など)の過剰摂取はインスリン様成長因子(IGF-1)を介して皮脂分泌を促進し、ニキビを悪化させる可能性があります。また、乳製品との関連も研究されており、個人差はありますが、牛乳の過剰摂取がニキビに影響することがあるという報告もあります。バランスのよい食事と野菜・果物を積極的に取ることが、皮膚の健康にも良い影響をもたらします。
🔸 睡眠とストレス管理
睡眠不足やストレスは、コルチゾール(ストレスホルモン)の分泌を増加させ、皮脂分泌を促進してニキビを悪化させることが知られています。十分な睡眠(7〜8時間程度)を確保し、ストレスを適切に発散できる習慣を作ることが大切です。
⚡ 紫外線対策
紫外線はニキビ跡の色素沈着を悪化させるため、背中が露出する際は日焼け止めの使用が推奨されます。ただし、日焼け止めの成分によっては毛穴を詰まらせるものもあるため、ノンコメドジェニックと表示された製品を選ぶようにしましょう。
Q. 市販薬で背中ニキビが改善しない場合はどうすべきですか?
市販薬を正しく使用して4〜6週間以上改善が見られない場合は、皮膚科や美容クリニックへの受診を推奨します。アイシークリニックでは、過酸化ベンゾイルやアダパレンなどの処方薬を症状の段階に応じて使い分け、内服薬やピーリングなど幅広い治療を提供しています。
📌 8. 市販薬で改善しない場合はどうすればいい?
市販の塗り薬を正しく使用しても、4〜6週間以上経過しても改善が見られない場合、または悪化する場合は、自己治療を続けるのではなく、医療機関への受診を検討してください。
市販薬で改善しない主な理由として、以下のようなことが考えられます。
ひとつ目は、症状が市販薬の対応範囲を超えていることです。嚢腫や硬結性のニキビ、広範囲の炎症性ニキビは、処方薬や医療的処置が必要な場合が多いです。
ふたつ目は、ニキビではない可能性です。背中にできる皮膚トラブルには、ニキビ以外にも毛包炎、汗疹(あせも)、疥癬、皮膚炎など複数の疾患があります。これらはニキビとは原因が異なるため、ニキビ用の薬では効果が出ません。医師による正確な診断が重要です。
三つ目は、抗菌薬に耐性のある菌が原因の場合です。市販薬に含まれる成分では効果がなく、より強い処方薬が必要なケースがあります。
四つ目は、内服薬による治療が必要な段階であることです。重症のニキビには、塗り薬だけでなく飲み薬(抗生物質、ホルモン薬など)を組み合わせた治療が有効なことがあります。
「市販薬でなんとかしよう」と長期間使用を続けることが、かえって皮膚へのダメージを蓄積させてしまうこともあります。改善の兆しが見られない場合は、早めに専門家に相談することが、結果的に早期回復への近道となります。
✨ 9. 皮膚科・美容クリニックでの治療の選択肢
医療機関では、塗り薬に加えてさまざまな治療選択肢が用意されています。背中ニキビの程度や状態に応じて、医師と相談のうえで最適な治療法を選択することができます。
🌟 内服薬(抗生物質)
ドキシサイクリンやミノサイクリンなどの抗生物質を内服することで、アクネ菌の増殖を抑え、炎症性ニキビを改善します。ただし、長期使用による耐性菌の問題があるため、医師の管理のもとで使用期間を適切に設定することが重要です。
💬 ビタミン剤・漢方薬
ビタミンB2やB6は皮脂の分泌を調整する働きがあり、ニキビ治療の補助として使用されることがあります。また、皮膚の状態やニキビの原因に応じて、漢方薬が処方されることもあります。
✅ ケミカルピーリング
サリチル酸やグリコール酸などの薬剤を皮膚に塗布して角質を溶解し、毛穴の詰まりを解消する施術です。ニキビの予防・改善に効果があり、背中への施術も可能です。美容クリニックで受けることができます。
📝 レーザー治療・光線治療
レーザーや光(IPLなど)を照射することで、アクネ菌の殺菌、皮脂腺の活動抑制、炎症の軽減を図る治療です。また、ニキビ跡の赤みや色素沈着、凹凸に対してもレーザー治療が有効な場合があります。
🔸 ニキビ圧出(コメド除去)
白ニキビ・黒ニキビに対して、専用の器具を使って毛穴に詰まった皮脂や角質を取り出す処置です。自己処理は炎症や傷を引き起こすリスクがあるため、医療機関での処置が安全です。
⚡ ステロイド局所注射
嚢腫や硬結のような重症のニキビに対して、ステロイド薬を患部に直接注射することで炎症を迅速に鎮める方法です。跡が残りにくくなる効果も期待されます。
これらの治療は、塗り薬との組み合わせで行われることも多く、症状の程度や個人の肌質、生活スタイルに合わせて医師が最適な治療計画を立てます。アイシークリニック大宮院では、患者一人ひとりの背中ニキビの状態を詳しく診察したうえで、適切な治療法をご提案しています。お悩みの際はお気軽にご相談ください。
👨⚕️ 当院での診療傾向【医師コメント】
高桑康太 医師(当院治療責任者)より
「背中ニキビは自分では確認しにくい部位であることもあり、当院では「市販薬を試したものの改善せず、気づいたら悪化していた」というご状態でご来院される方が少なくありません。最近の傾向として、過酸化ベンゾイルやアダパレンなどの外用薬を症状の段階に応じて適切に使い分けることで、多くの患者様に良好な経過をたどっていただいています。背中ニキビは原因が複合的であることが多いため、塗り薬の選択だけでなく、生活習慣や洗い方の見直しも含めて一緒に考えていきますので、お一人で悩まずにお気軽にご相談ください。」
🔍 よくある質問
市販薬を正しく使用して4〜6週間以上経過しても改善が見られない場合は、医療機関への受診をおすすめします。症状が市販薬の対応範囲を超えているか、ニキビ以外の皮膚疾患(毛包炎・汗疹など)の可能性もあります。皮膚科や美容クリニックでは、処方薬や内服薬、ピーリングなど幅広い治療が受けられます。
炎症を伴う赤ニキビには「イブプロフェンピコノール」や「グリチルリチン酸ジカリウム」が有効です。毛穴の詰まりが気になる場合は「サリチル酸」や「イオウ(硫黄)」を含む製品が効果的です。自分のニキビの状態(炎症の有無・毛穴詰まりの程度)に合わせて選ぶことが大切で、薬剤師への相談も活用しましょう。
入浴後に水気を軽く拭き取ってから、患部を中心に薄く塗り広げるのが基本です。背中は手が届きにくいため、長い柄のアプリケーターやローラーを使用するか、家族に塗ってもらう方法が実用的です。厚く塗っても効果は高まらず、副作用が出やすくなるため適量を守ることが重要です。
処方薬は過酸化ベンゾイル(BPO)やアダパレンなど、市販薬より高い有効成分が含まれており、より強い抗菌・角質溶解作用が期待できます。一方で乾燥・赤み・日光過敏などの副作用が生じる可能性があるため、医師の診察のもとで症状に合った薬が処方されます。アイシークリニックでも症状の段階に応じた外用薬を適切に使い分けています。
再発予防には、シャンプーのすすぎ残しをなくす、柔らかいタオルで優しく洗う、運動後は早めに着替えるなどの日常的なケアが重要です。また、シーツや枕カバーの定期的な洗濯、高GI食品の摂り過ぎを控えたバランスの良い食事、十分な睡眠とストレス管理も背中ニキビの改善・予防に効果的です。
💪 まとめ
背中ニキビは、皮脂の過剰分泌、摩擦、洗い残し、汗・蒸れなど複数の原因が絡み合って発生します。軽度のニキビであれば市販の塗り薬で対応できる場合もありますが、使用する成分の特徴を理解し、症状に合ったものを選ぶことが大切です。
処方薬は市販薬よりも高い効果が期待できますが、適切な使用方法と副作用への注意が必要です。どの薬を使用するにしても、正しい塗り方と継続使用が治療効果を左右します。また、塗り薬だけに頼るのではなく、洗い方の工夫、衣類・寝具の清潔維持、食生活・睡眠の改善など、生活習慣の見直しを並行して行うことが、根本的な改善と再発予防につながります。
市販薬を使用しても4〜6週間以上改善が見られない場合や、症状が重い場合には、早めに皮膚科や美容クリニックを受診することをおすすめします。医療機関では、塗り薬に加えて内服薬やピーリング、レーザー治療など、より幅広い選択肢から最適な治療を受けることができます。背中ニキビでお悩みの方は、一人で抱え込まず、専門家のサポートを受けながら解決への道を歩んでいただければと思います。
📚 関連記事
- 背中・肩のニキビの原因と治し方|繰り返す体ニキビを改善する方法
- 背中のニキビ跡を消す方法|原因・セルフケア・クリニック治療を解説
- 胸・背中のニキビが治らない原因と効果的な治療・ケア方法
- 筋トレで背中ニキビが増える理由と効果的な対策・治療法
- ニキビ跡のデコボコの治し方|原因から最新治療法まで徹底解説
📚 参考文献
- 日本皮膚科学会 – 尋常性痤瘡(ニキビ)の診療ガイドラインに基づく、ニキビの分類・診断基準・治療薬(過酸化ベンゾイル・アダパレン・抗生物質外用薬など)の推奨情報
- 厚生労働省 – 市販薬・処方薬(イブプロフェンピコノール・サリチル酸・クリンダマイシン配合剤等)の承認成分および使用上の注意に関する医薬品情報
- PubMed – ニキビ治療における過酸化ベンゾイル・アダパレン・食生活(高GI食品・乳製品)との関連性、および耐性菌問題に関する国際的な臨床研究エビデンス
監修者医師
高桑 康太 医師
保有資格
ミラドライ認定医
略歴
- 2009年 東京大学医学部医学科卒業
- 2009年 東京逓信病院勤務
- 2012年 東京警察病院勤務
- 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
- 2019年 当院治療責任者就任
- 皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
- 専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
- 臨床実績(2024年時点) 皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上、腋臭症治療:2,000件以上、酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
- 監修領域 皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報
佐藤 昌樹 医師
保有資格
日本整形外科学会整形外科専門医
略歴
- 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
- 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
- 2012年 東京逓信病院勤務
- 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
- 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務