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ニキビ跡に効く化粧水の選び方|成分・タイプ別おすすめケアを医師が解説

ニキビが治った後に残る赤みや茶色いシミ、凸凹したクレーター状の跡にお悩みの方は多いのではないでしょうか。ニキビ跡は適切なスキンケアを続けることで改善が期待できますが、化粧水選びを間違えると効果が実感できなかったり、かえって肌に負担をかけてしまうこともあります。本記事では、ニキビ跡の種類に合わせた化粧水の選び方や有効成分、正しい使い方について詳しく解説します。また、セルフケアだけでは改善が難しいケースや、美容皮膚科で受けられる治療法についてもご紹介しますので、ニキビ跡にお悩みの方はぜひ参考にしてください。


目次

  1. ニキビ跡とは?種類と特徴を理解しよう
  2. ニキビ跡に化粧水は効果があるのか
  3. ニキビ跡タイプ別・化粧水の選び方
  4. ニキビ跡ケアに有効な化粧水成分
  5. ニキビ跡ケアにおける化粧水の正しい使い方
  6. 化粧水以外のニキビ跡ケア方法
  7. セルフケアの限界と美容皮膚科での治療
  8. ニキビ跡を悪化させないための注意点
  9. よくある質問
  10. まとめ

🔍 ニキビ跡とは?種類と特徴を理解しよう

ニキビ跡とは、ニキビの炎症が治まった後に肌に残る変化のことです。ニキビ跡には複数の種類があり、それぞれ原因や特徴が異なります。効果的なケアを行うためには、まず自分のニキビ跡がどのタイプなのかを正しく理解することが大切です。

🔴 赤みタイプのニキビ跡

赤みタイプのニキビ跡は、ニキビの炎症が治まった後も赤みだけが残っている状態です。これは炎症によって毛細血管が拡張したままになっていたり、肌の修復過程で血流が増加していることが原因です。

  • 比較的新しいニキビ跡に多く見られる
  • 時間の経過とともに自然に薄くなることもある
  • 数ヶ月から数年かかることもある
  • 適切なスキンケアで改善を早めることが期待できる

🟤 色素沈着タイプのニキビ跡

色素沈着タイプのニキビ跡は、茶色やこげ茶色のシミのように見えるものです。ニキビの炎症によってメラノサイトが刺激され、メラニン色素が過剰に生成されることで起こります。これは炎症後色素沈着(PIH:Post-Inflammatory Hyperpigmentation)とも呼ばれ、紫外線を浴びるとさらに悪化することがあります。ターンオーバーを正常化させ、メラニンの排出を促すケアが重要になります。

⚫ クレータータイプのニキビ跡

クレータータイプのニキビ跡は、肌の表面が凸凹になっている状態です。ニキビの炎症が真皮層まで達し、コラーゲンなどの組織が破壊されることで起こります。

クレーターには以下の種類があります:

  • アイスピック型(深く細い穴)
  • ボックスカー型(角張った凹み)
  • ローリング型(なだらかな凹み)

残念ながら、このタイプは化粧水などのスキンケアだけでは改善が難しく、美容皮膚科での専門的な治療が必要になることが多いです。

🟡 しこりタイプのニキビ跡

しこりタイプのニキビ跡は、肌の下に硬いしこりのようなものが残っている状態です。ニキビの炎症が重度だった場合、修復過程で線維組織が過剰に形成されることで起こります。ケロイド体質の方に多く見られる傾向があります。このタイプも化粧水でのケアには限界があり、医療機関での治療が推奨されます。

💧 ニキビ跡に化粧水は効果があるのか

ニキビ跡のケアに化粧水を使用することは、一定の効果が期待できます。ただし、すべてのタイプのニキビ跡に同じように効果があるわけではありません。化粧水で期待できる効果と限界について正しく理解しておきましょう。

高桑康太 医師・当院治療責任者

ニキビ跡のケアにおいて化粧水は重要な役割を果たしますが、万能ではありません。特に赤みや色素沈着タイプには効果的ですが、深いクレーターには限界があります。大切なのは、自分のニキビ跡のタイプを正しく把握し、それに合ったケアを選択することです。セルフケアで改善が見られない場合は、早めに専門医にご相談いただくことをお勧めします。

✅ 化粧水で改善が期待できるニキビ跡

化粧水で改善が期待できるのは、主に赤みタイプと色素沈着タイプのニキビ跡です。これらのタイプは肌の表皮レベルの変化であることが多く、適切な成分を含む化粧水を使用することで、以下の効果が期待できます:

  • 肌のターンオーバーを促進
  • 炎症を抑制
  • メラニンの生成を抑制
  • 肌の保湿とバリア機能の向上

特に、ニキビ跡ができてからまだ時間が経っていない場合は、早めにケアを始めることで改善しやすくなります。

❌ 化粧水では改善が難しいニキビ跡

クレータータイプやしこりタイプのニキビ跡は、真皮層まで影響が及んでいるため、化粧水だけでの改善は難しいと考えられています。化粧水に含まれる成分は主に表皮に作用するものであり、真皮層の組織を再生させる効果は期待できません。

これらのタイプのニキビ跡を改善したい場合は、美容皮膚科での以下のような専門的な治療を検討することをおすすめします:

  • レーザー治療
  • ピーリング
  • マイクロニードリング

🎯 化粧水の役割と位置づけ

ニキビ跡ケアにおける化粧水の役割は、肌に水分と有効成分を届け、肌環境を整えることです。化粧水だけで劇的な効果を期待するのは難しいですが、正しいスキンケアの一環として継続的に使用することで、肌のコンディションを良好に保ち、ニキビ跡の改善をサポートする効果が期待できます。

また、美容液やクリームなど他のスキンケアアイテムと組み合わせることで、より効果的なケアが可能になります。

🎨 ニキビ跡タイプ別・化粧水の選び方

ニキビ跡のタイプによって、選ぶべき化粧水や重視すべき成分は異なります。自分のニキビ跡のタイプに合った化粧水を選ぶことで、より効果的なケアが期待できます。

🔴 赤みタイプにおすすめの化粧水

赤みタイプのニキビ跡には、炎症を抑える成分や肌を鎮静させる成分が配合された化粧水がおすすめです。

効果的な成分:

  • グリチルリチン酸ジカリウム(抗炎症成分)
  • アラントイン(抗炎症成分)
  • ビタミンC誘導体
  • トラネキサム酸
  • セラミド(保湿成分)
  • ヒアルロン酸(保湿成分)

選ぶ際のポイント:

  • 刺激の少ない処方のものを選ぶ
  • 肌を落ち着かせることを優先
  • アルコールフリーや無香料のものが理想的
  • 敏感になっている肌にも使いやすいもの

🟤 色素沈着タイプにおすすめの化粧水

色素沈着タイプのニキビ跡には、美白有効成分が配合された化粧水がおすすめです。

効果的な成分:

  • ビタミンC誘導体(メラニン生成抑制)
  • トラネキサム酸(美白有効成分)
  • アルブチン(メラニン生成抑制)
  • コウジ酸(美白効果)
  • レチノール(ターンオーバー促進)
  • AHA(フルーツ酸)

注意点:

  • 刺激を感じることもあるため、肌の状態を見ながら使用
  • 日中は必ず日焼け止めを使用
  • 紫外線対策を徹底して色素沈着の悪化を防ぐ

🎯 複合タイプにおすすめの化粧水

赤みと色素沈着が混在している複合タイプのニキビ跡には、抗炎症成分と美白成分の両方が配合された化粧水がおすすめです。

特におすすめの成分:

  • ビタミンC誘導体(抗酸化作用による炎症の鎮静と美白効果の両方)
  • ナイアシンアミド(炎症抑制とメラニン生成抑制の両方)

肌の状態に合わせて、保湿力のあるものを選びましょう。

🧪 ニキビ跡ケアに有効な化粧水成分

ニキビ跡ケアに効果的な化粧水を選ぶためには、どのような成分が有効なのかを知っておくことが大切です。ここでは、ニキビ跡ケアに効果が期待できる代表的な成分について詳しく解説します。

🍊 ビタミンC誘導体

ビタミンC誘導体は、ニキビ跡ケアにおいて最も注目される成分の一つです。不安定なビタミンCを安定化させ、肌への浸透性を高めた成分で、以下の効果が期待できます:

  • メラニンの生成抑制
  • コラーゲンの生成促進
  • 抗酸化作用
  • 皮脂分泌の抑制

赤みタイプにも色素沈着タイプにも効果的で、ニキビ跡ケアの基本成分といえます。

主な種類:

  • アスコルビルグルコシド
  • リン酸アスコルビルMg
  • APPS(パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na)

💊 トラネキサム酸

トラネキサム酸は、美白有効成分として医薬部外品に配合されることが多い成分です。

期待できる効果:

  • メラニンの生成を抑制
  • 抗炎症作用
  • 赤みタイプと色素沈着タイプの両方に効果的

もともとは止血剤や抗炎症剤として使用されていた成分で、肝斑の治療にも用いられています。肌への刺激が比較的少なく、敏感肌の方でも使いやすい成分です。

🧬 ナイアシンアミド

ナイアシンアミド(ニコチン酸アミド)は、ビタミンB3の一種で、美白効果とシワ改善効果の両方が認められている成分です。

期待できる効果:

  • メラニンの生成を抑制
  • 肌のバリア機能を強化
  • 皮脂分泌を調整
  • ニキビができやすい肌にも適している

刺激が少なく、さまざまな肌タイプの方に使いやすい成分です。

🌿 グリチルリチン酸ジカリウム

グリチルリチン酸ジカリウムは、甘草(カンゾウ)の根から抽出される成分で、優れた抗炎症作用があります。

期待できる効果:

  • ニキビの炎症を抑制
  • 赤みを軽減
  • 肌への刺激が少ない
  • 敏感肌用の化粧品にもよく配合

赤みタイプのニキビ跡ケアには欠かせない成分の一つです。

🍃 アラントイン

アラントインは、コンフリー(ヒレハリソウ)などの植物から抽出される成分で、以下の作用があります:

  • 抗炎症作用
  • 組織修復促進作用
  • 肌の新陳代謝を促進
  • ダメージを受けた肌の回復をサポート

刺激が少なく、敏感肌の方にも適した成分です。赤みタイプのニキビ跡ケアに効果が期待できます。

🔄 レチノール

レチノールはビタミンAの一種で、以下の効果が期待できます:

  • 肌のターンオーバーを促進
  • コラーゲンの生成を促進
  • メラニンを含む古い角質の排出を促進
  • 色素沈着の改善に効果的

注意点:

  • 刺激が強い成分のため、低濃度から始める
  • 徐々に肌を慣らしていく
  • 使用中は紫外線対策を徹底する

💧 セラミド・ヒアルロン酸

セラミドとヒアルロン酸は、肌の保湿に欠かせない成分です。

それぞれの役割:

  • セラミド:肌のバリア機能を強化
  • ヒアルロン酸:水分を保持する効果

ニキビ跡ケアにおいては、肌を健康な状態に保つことが重要であり、これらの保湿成分はすべてのタイプのニキビ跡ケアに役立ちます。特に、乾燥によって肌のターンオーバーが乱れることを防ぎ、ニキビ跡の改善をサポートします。

✨ ニキビ跡ケアにおける化粧水の正しい使い方

効果的な成分が配合された化粧水を選んでも、使い方を間違えると十分な効果が得られません。ニキビ跡ケアにおける化粧水の正しい使い方について解説します。

⏰ 洗顔後すぐに使用する

化粧水は洗顔後すぐに使用することが基本です。洗顔後の肌は清潔で、毛穴が開いているため、化粧水の成分が浸透しやすい状態になっています。

使用のタイミング:

  • 洗顔後、タオルで優しく水分を拭き取る
  • できるだけ早く化粧水を塗布する
  • 時間が経つと肌が乾燥し、成分が浸透しにくくなる

🤲 適量を手のひらで温めて使う

化粧水は適量を手のひらにとり、両手で軽く温めてから使用するのがおすすめです。

使用方法:

  • 一般的には500円玉程度が目安
  • 体温で温めることで肌へのなじみがよくなる
  • 成分の浸透が促進される
  • 少なすぎると肌全体に行き渡らない
  • 多すぎても浸透しきれずムダになる

👐 優しくハンドプレスで浸透させる

化粧水を塗布する際は、パッティングではなく、優しくハンドプレスで浸透させることをおすすめします。

正しい方法:

  • 手のひらで顔を包み込むようにする
  • 化粧水をゆっくりと押し込むように浸透させる
  • ニキビ跡のある部分は特に優しくケア

避けるべき方法:

  • 強くパッティングする
  • 肌に刺激を与える
  • 肌トラブルを招く可能性がある

🔄 重ね付けで保湿力をアップ

乾燥が気になる場合や、よりしっかりと保湿したい場合は、化粧水を重ね付けするのも効果的です。

重ね付けのコツ:

  • 一度に大量に塗布するよりも、少量ずつ数回に分ける
  • 肌への浸透がよくなる
  • 最初の化粧水が肌になじんでから次を重ねる
  • 肌がもっちりしてきたら十分に水分が行き渡ったサイン

🎭 コットンパックで集中ケア

ニキビ跡が気になる部分には、コットンパックで集中的にケアするのもおすすめです。

コットンパックの方法:

  • 化粧水をたっぷり染み込ませたコットンを使用
  • 気になる部分に置き、3〜5分程度パック
  • 週に2〜3回程度行う

注意点:

  • 長時間置きすぎるとコットンが乾燥する
  • 逆に肌の水分を奪ってしまう
  • 時間は必ず守る

🌅 朝晩のスキンケアで継続的に使用

ニキビ跡ケアは一朝一夕で効果が出るものではありません。朝晩のスキンケアで継続的に化粧水を使用し、根気強くケアを続けることが大切です。

継続のポイント:

  • 最低でも2〜3ヶ月は同じ製品を使い続ける
  • 効果を判断するために一定期間継続する
  • 途中で製品を変えると効果が判断しにくくなる

🌟 化粧水以外のニキビ跡ケア方法

化粧水だけでなく、他のスキンケアアイテムや生活習慣の改善も、ニキビ跡ケアには重要です。トータルでのケアを行うことで、より効果的な改善が期待できます。

💎 美容液でのケア

美容液は化粧水よりも高濃度の有効成分が配合されているため、ニキビ跡ケアに効果的です。

おすすめの成分:

  • 高濃度のビタミンC誘導体
  • レチノール
  • ナイアシンアミド
  • トラネキサム酸

使用方法:

  • 化粧水の後に使用
  • ニキビ跡が気になる部分に重点的に塗布
  • より効果的なケアが期待できる

🧴 保湿クリームでの仕上げ

化粧水や美容液で与えた水分や成分を逃がさないために、保湿クリームで仕上げることが大切です。

保湿クリームの役割:

  • 油分を含むクリームで肌に蓋をする
  • 水分の蒸発を防ぐ
  • 成分をしっかりと閉じ込める

選ぶ際の注意点:

  • ニキビができやすい肌の場合は、ノンコメドジェニックテスト済みのものを選ぶ

☀️ 日焼け止めの使用

紫外線はニキビ跡を悪化させる大きな要因です。特に色素沈着タイプのニキビ跡は、紫外線を浴びることでさらに濃くなってしまう可能性があります。

紫外線対策のポイント:

  • 日中は必ず日焼け止めを使用
  • SPF30以上、PA+++以上のものを選ぶ
  • 2〜3時間ごとに塗り直す
  • 室内でも窓からの紫外線に注意

🧽 ピーリングの取り入れ

週に1〜2回程度、ピーリングを取り入れることで、古い角質を除去し、肌のターンオーバーを促進することができます。

効果的な成分:

  • AHA(アルファヒドロキシ酸)
  • BHA(ベータヒドロキシ酸)

期待できる効果:

  • メラニンを含む古い角質の排出が促進される
  • 色素沈着の改善に効果的

注意点:

  • やりすぎは肌のバリア機能を損なう
  • 肌の状態を見ながら適度な頻度で行う

🌱 生活習慣の改善

肌の健康は、生活習慣とも密接に関係しています。以下の点を心がけましょう:

睡眠:

  • 十分な睡眠をとる
  • 肌のターンオーバーを正常化

食事:

  • バランスの良い食事を心がける
  • ビタミンC、ビタミンE、亜鉛などの栄養素を積極的に摂取

ストレス管理:

  • ストレスを溜めない
  • 適度な運動をする

これらの生活習慣の改善が、肌のターンオーバーを正常化し、ニキビ跡の改善をサポートします。

🏥 セルフケアの限界と美容皮膚科での治療

化粧水などのセルフケアで改善できるニキビ跡には限界があります。特にクレータータイプやしこりタイプ、また長期間残っている色素沈着などは、美容皮膚科での専門的な治療が効果的です。

⚠️ セルフケアで改善が難しいケース

以下のようなケースでは、セルフケアだけでの改善は難しいと考えられます:

  • クレーターやしこりなど、真皮層まで影響が及んでいるニキビ跡
  • 1年以上経過しても改善しない色素沈着
  • 広範囲にわたるニキビ跡
  • セルフケアを3ヶ月以上続けても改善が見られない場合

これらに該当する場合は、美容皮膚科への相談をおすすめします。

🔬 美容皮膚科で受けられる治療法

美容皮膚科では、ニキビ跡の種類や程度に合わせてさまざまな治療法が提供されています:

フラクショナルレーザー:

  • 肌に微細な穴を開けてコラーゲンの再生を促進
  • クレーターの改善に効果的

ケミカルピーリング:

  • 酸性の薬剤で古い角質を除去
  • ターンオーバーを促進

ダーマペン:

  • 微細な針で肌に穴を開ける
  • 自己治癒力を利用してコラーゲン生成を促進

イオン導入・エレクトロポレーション:

  • 有効成分を肌の深部まで届ける
  • 美白成分や抗炎症成分の浸透を促進

✅ 美容皮膚科を受診するメリット

美容皮膚科を受診することで、以下のメリットが得られます:

  • 専門家による正確な診断を受けることができる
  • 自分のニキビ跡のタイプや程度を正しく把握できる
  • 最適な治療法を提案してもらえる
  • 医療機関でしか使用できない高濃度の薬剤や医療機器を使用した治療を受けられる
  • セルフケアよりも短期間で効果を実感できることが多い

アイシークリニック大宮院では、患者様一人ひとりのニキビ跡の状態に合わせた治療プランをご提案しています。

⚠️ ニキビ跡を悪化させないための注意点

ニキビ跡のケアを行う際には、悪化させないための注意点も押さえておくことが大切です。間違ったケアは、かえってニキビ跡を悪化させてしまう可能性があります。

🚫 ニキビを潰さない

ニキビができたときに潰してしまうと、炎症が悪化し、ニキビ跡が残りやすくなります。特に、赤く腫れている炎症ニキビを無理に潰すと、真皮層まで傷つけてしまい、クレーターになるリスクが高まります。

正しい対処法:

  • ニキビができたら触らない
  • 適切なスキンケアで対処
  • 炎症がひどい場合は皮膚科を受診

🤚 過度な刺激を与えない

ニキビ跡のある肌は敏感になっていることが多いため、過度な刺激を与えないことが大切です。

避けるべき行為:

  • 洗顔時にゴシゴシこする
  • スクラブ入りの洗顔料を頻繁に使用
  • 強くパッティングする

肌を優しく扱うことで、バリア機能を損なわず、ニキビ跡の改善をサポートできます。

☀️ 紫外線対策を怠らない

紫外線はニキビ跡を悪化させる大きな要因です。特に色素沈着タイプのニキビ跡は、紫外線によってメラニンの生成が促進され、さらに濃くなってしまいます。

紫外線対策のポイント:

  • 日中は季節を問わず日焼け止めを使用
  • 帽子や日傘でも紫外線対策を行う
  • 室内でも窓からの紫外線に注意

💧 保湿を怠らない

肌が乾燥するとバリア機能が低下し、ターンオーバーも乱れやすくなります。その結果、ニキビ跡の改善が遅れたり、新たなニキビができやすくなったりします。

保湿のポイント:

  • 化粧水だけでなく、乳液やクリームもしっかり使用
  • 十分な保湿を心がける
  • 肌のバリア機能を維持

🧴 合わない化粧品を使い続けない

化粧品を使用して肌に以下のような症状を感じた場合は、すぐに使用を中止しましょう:

  • 赤み
  • かゆみ
  • ピリピリ感などの刺激

合わない化粧品を使い続けると、肌のバリア機能が損なわれ、ニキビ跡が悪化したり、新たな肌トラブルを招いたりする可能性があります。新しい化粧品を使用する前には、パッチテストを行うことをおすすめします。

🧴 合わない化粧品を使い続けない

❓ よくある質問

ニキビ跡用の化粧水はいつから使い始めればいいですか?

ニキビの炎症が治まってから使い始めることをおすすめします。まだニキビが活発な状態で使用すると、刺激になってしまう可能性があります。赤みが落ち着き、触っても痛みがない状態になったら、ニキビ跡ケア用の化粧水を取り入れましょう。早めにケアを始めることで、ニキビ跡が定着する前に改善が期待できます。

ニキビ跡に効く化粧水はどのくらいで効果が出ますか?

個人差がありますが、一般的に赤みタイプであれば1〜3ヶ月程度、色素沈着タイプであれば3〜6ヶ月程度で効果を実感できることが多いです。肌のターンオーバーは約28日周期のため、最低でも1〜2ヶ月は継続して使用することが大切です。ただし、クレータータイプは化粧水では改善が難しく、美容皮膚科での治療が必要になります。

敏感肌でもニキビ跡用の化粧水は使えますか?

敏感肌の方でも使用できるニキビ跡用化粧水はあります。アルコールフリー、無香料、低刺激処方のものを選び、グリチルリチン酸ジカリウムやアラントインなど、抗炎症作用のある穏やかな成分が配合されたものがおすすめです。ビタミンC誘導体やレチノールは刺激を感じることがあるため、低濃度のものから始めるか、パッチテストを行ってから使用しましょう。

ニキビ跡用の化粧水と普通の化粧水は何が違いますか?

ニキビ跡用の化粧水には、美白成分(ビタミンC誘導体、トラネキサム酸など)、抗炎症成分(グリチルリチン酸ジカリウムなど)、ターンオーバー促進成分などが配合されていることが多いです。また、ニキビができやすい肌に配慮して、ノンコメドジェニック処方になっているものや、油分が少ないさっぱりとしたテクスチャーのものが多い傾向があります。

化粧水だけでクレーターのニキビ跡は治りますか?

残念ながら、化粧水だけでクレータータイプのニキビ跡を治すことは難しいです。クレーターは真皮層のコラーゲン組織が破壊されてできるため、表皮に作用する化粧水では改善が期待できません。クレーターの改善には、フラクショナルレーザーやダーマペンなど、真皮層に働きかける美容皮膚科での専門的な治療が必要です。

ニキビ跡ケア中に新しいニキビができたらどうすればいいですか?

ニキビ跡ケア中に新しいニキビができた場合は、そのニキビを潰さないことが最も重要です。炎症を起こしているニキビには、抗炎症成分が配合されたニキビ用のスポット治療薬を使用しましょう。ニキビ跡用の化粧水は炎症部分を避けて使用するか、炎症が治まるまで使用を控えることをおすすめします。繰り返しニキビができる場合は、皮膚科への相談も検討してください。

📝 まとめ

ニキビ跡のケアに化粧水を取り入れることは、赤みタイプや色素沈着タイプの改善に効果的です。ビタミンC誘導体、トラネキサム酸、ナイアシンアミド、グリチルリチン酸ジカリウムなど、ニキビ跡ケアに有効な成分が配合された化粧水を選び、正しい方法で継続的に使用することが大切です。

ただし、クレータータイプやしこりタイプのニキビ跡は化粧水だけでの改善は難しく、美容皮膚科での専門的な治療が必要になります。

セルフケアを続けても改善が見られない場合は、アイシークリニック大宮院など専門医療機関への相談をおすすめします。正しいケアでニキビ跡を改善し、自信の持てる美しい肌を目指しましょう。


参考文献

監修者医師

高桑 康太 医師

保有資格

ミラドライ認定医

略歴

  • 2009年 東京大学医学部医学科卒業
  • 2009年 東京逓信病院勤務
  • 2012年 東京警察病院勤務
  • 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
  • 2019年 当院治療責任者就任
  • 皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
  • 専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
  • 臨床実績(2024年時点) 皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上、腋臭症治療:2,000件以上、酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
  • 監修領域 皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報

佐藤 昌樹 医師

保有資格

日本整形外科学会整形外科専門医

略歴

  • 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
  • 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
  • 2012年 東京逓信病院勤務
  • 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
  • 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務

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