😢 ニキビが治ったと思ったら、今度は跡が残ってしまった…そんな経験ありませんか?
放置しても自然には消えにくいニキビ跡。赤み・色素沈着・凹み・盛り上がりなど種類もさまざまで、鏡を見るたびに自信を奪われている方も多いはず。
この記事を読めば、自分のニキビ跡がどのタイプか・どの治療法が合うかが丸わかり。読まないまま間違ったケアを続けると、改善どころか悪化するリスクもあります。
💬 こんな悩みを抱えていませんか?
✅ ニキビは治ったのに跡がずっと残っている
✅ 市販ケアを試しても全然変わらない
✅ 凹みやクレーターが気になって外出がつらい
✅ 自分に合った治療法が何かわからない
🚨 ニキビ跡は早めの対処が肝心!
時間が経つほど治療が難しくなります。
気になる方はまず一度クリニックへ。
目次
- ニキビ跡とはどういう状態か
- ニキビ跡の種類と特徴
- ニキビ跡ができる原因とメカニズム
- クリニックで受けられるニキビ跡の治療法
- 治療法の選び方と組み合わせ
- 日常ケアで気をつけること
- ニキビ跡治療を受ける前に知っておきたいこと
- まとめ
この記事のポイント
ニキビ跡は赤み・色素沈着・凹み・盛り上がりの4タイプに分類され、タイプ別にレーザー・ダーマペン・サブシジョン等の治療法を組み合わせるアプローチが有効。日常の紫外線対策・保湿との両立が改善の鍵となる。
💡 ニキビ跡とはどういう状態か
ニキビ跡とは、ニキビが炎症を起こしたあとに皮膚に生じるさまざまな変化の総称です。ニキビそのものは毛穴に皮脂や角質が詰まって起こる皮膚トラブルですが、炎症が強ければ強いほど、皮膚の深い層まで影響が及びやすくなります。その結果、治ったあとも皮膚の構造や色に変化が残り、これがいわゆる「ニキビ跡」として現れます。
多くの方がニキビ跡と聞いてイメージするのは、クレーターのような凹みかもしれませんが、実際にはそれだけではありません。赤みが長期間続くもの、茶色っぽい色素沈着が生じるもの、逆に盛り上がって硬くなるものなど、形態は多岐にわたります。それぞれ皮膚の中で起きているメカニズムが異なるため、適切な治療法もタイプによって変わってきます。
また、ニキビ跡は時間が経てば自然に薄くなるものもありますが、凹みや盛り上がりといった皮膚の構造的な変化は、セルフケアだけでは改善が難しいケースが多くあります。早めに対処することが、肌の状態をより良くするための鍵になります。
Q. ニキビ跡の種類にはどんなタイプがありますか?
ニキビ跡は大きく4種類に分類されます。①炎症後の毛細血管拡張による赤み(紅斑)、②メラニン色素が過剰沈着する色素沈着(PIH)、③コラーゲン組織の破壊で生じる凹み(陥凹性瘢痕)、④コラーゲンの過剰産生による盛り上がり(肥厚性瘢痕・ケロイド)です。タイプごとに適切な治療法が異なります。
📌 ニキビ跡の種類と特徴
ニキビ跡を適切に治療するためには、まず自分のニキビ跡がどのタイプなのかを正しく把握することが大切です。大きく分けると、色に関わる変化と皮膚の形状に関わる変化の2つに分類できます。
✅ 赤みが残るタイプ(紅斑)
炎症を起こしたニキビが治まったあと、毛細血管が拡張したままの状態が続き、赤みとして残るものです。皮膚の組織そのものは修復されていますが、血管の反応がまだ落ち着いていない状態とも言えます。このタイプは、比較的時間の経過とともに薄くなることもありますが、体質によっては数ヶ月から1年以上続くこともあります。紫外線や摩擦などの刺激を受けると赤みが増すことがあるため、日常のケアが重要です。
📝 色素沈着が残るタイプ(PIH)
炎症後色素沈着(Post-Inflammatory Hyperpigmentation、PIH)とも呼ばれるタイプで、炎症が起きた部分にメラニン色素が沈着し、茶色や暗褐色のシミのように残るものです。ニキビの炎症によって皮膚が刺激を受けると、メラノサイト(色素細胞)が過剰にメラニンを産生することが原因です。このタイプも時間とともに薄くなることがありますが、紫外線を浴びると悪化しやすいため注意が必要です。色素沈着はニキビ跡の中でも特に多くの方が悩まれるタイプのひとつです。
🔸 凹みが残るタイプ(陥凹性瘢痕)
皮膚の深い層まで炎症が及んだ際に、コラーゲンなどの組織が破壊されてしまい、そのまま修復されないことで生じる凹みです。クレーター状とも形容され、光の当たり方によって影ができるため、メイクで隠しにくいのが特徴です。陥凹性瘢痕はさらに形によっていくつかに分類されます。
アイスピック型は、非常に細く深い穴のような凹みで、毛穴が拡大したように見えることもあります。ボックスカー型は、縁がはっきりとした箱形の凹みで、比較的広い面積にわたることがあります。ローリング型は、なだらかな波打ち状の凹凸で、真皮と皮下組織の間に繊維が形成されることで引き起こされます。これらは単独で現れることもあれば、複数が混在することもあります。
⚡ 盛り上がりが残るタイプ(肥厚性瘢痕・ケロイド)
炎症が強かった場合や体質によっては、傷の修復過程でコラーゲンが過剰に産生され、皮膚が盛り上がることがあります。この状態を肥厚性瘢痕やケロイドと呼びます。肥厚性瘢痕は傷の範囲内にとどまる盛り上がりであるのに対し、ケロイドは周囲の正常な皮膚にまで広がり、かゆみや痛みを伴うこともあります。ケロイド体質の方は特に注意が必要で、治療においても慎重なアプローチが求められます。
Q. ニキビ跡の凹みはどのような仕組みで生じますか?
ニキビの炎症が真皮層まで到達すると、コラーゲン繊維が破壊されます。通常は修復過程でコラーゲンが再生されますが、炎症が強すぎたり繰り返されたりすると産生が追いつかず、組織が欠損したまま残ります。これが凹み(陥凹性瘢痕)の原因です。自分でニキビをつぶす行為はこのリスクを高めます。
✨ ニキビ跡ができる原因とメカニズム
ニキビ跡がなぜできるのかを理解するためには、ニキビから跡になるまでのプロセスを知ることが助けになります。
ニキビは、毛穴に詰まった皮脂を栄養源としてアクネ菌が増殖し、炎症を起こすことで生じます。この炎症が皮膚の浅い層で収まれば跡が残りにくいですが、炎症が真皮層(皮膚の深い部分)まで到達すると、皮膚組織に大きなダメージが生じます。そして、傷ついた皮膚が修復される過程で、正常な構造に戻りきらない場合にニキビ跡として残ります。
色素沈着が起きるのは、炎症によってメラニン色素を産生するメラノサイトが過剰に刺激されるためです。特に紫外線にさらされると、この反応がさらに強くなります。赤みについては、炎症後も毛細血管が拡張した状態が続くことが原因です。
凹みについては、炎症によって真皮のコラーゲン繊維が破壊されることが主な原因です。本来は修復の過程でコラーゲンが再生されるはずですが、炎症が強すぎたり繰り返されたりすると、コラーゲンの産生が追いつかず、組織が欠損したまま残ってしまいます。逆に盛り上がりは、修復の際にコラーゲンが過剰に作られることで起きます。
ニキビを自分でつぶしたり触ったりすることは、炎症を深部に押し込んだり、余分な刺激を与えてしまうため、跡が残りやすくなります。日頃からニキビに過度に触れないことが、跡の予防につながります。また、体質的にケロイドになりやすい方は、同じ程度の炎症でも跡が残りやすい傾向があります。
🔍 クリニックで受けられるニキビ跡の治療法
ニキビ跡の治療は、タイプや程度によって選択肢が異なります。クリニックでは、薬物療法から医療機器を使った施術まで、さまざまなアプローチが用意されています。ここでは主な治療法について詳しく解説します。
🌟 レーザー治療
ニキビ跡の治療においてレーザーは広く用いられており、跡のタイプや深さに応じてさまざまな種類のレーザーが使用されます。
フラクショナルレーザーは、皮膚に微細な穴を多数開けることで皮膚の再生を促す治療法です。コラーゲンの産生を刺激するため、凹みの改善に効果が期待できます。ダウンタイム(回復期間)はレーザーの種類や出力によって異なりますが、数日から1週間程度、赤みやかさぶたが生じることがあります。
炭酸ガス(CO2)レーザーは、水分を多く含む組織に反応し、皮膚を削るように作用します。凹みの縁を削ったり、皮膚全体をリサーフェシングしたりすることで凹みを目立たなくする効果があります。比較的出力が高いため、ダウンタイムも長めになる傾向があります。
Qスイッチレーザーやピコレーザーは、メラニン色素に選択的に作用するレーザーで、色素沈着の改善に向いています。短いパルス幅でメラニンを破壊し、自然な代謝によって体外に排出させます。ピコレーザーは従来のQスイッチレーザーよりも短時間でエネルギーを照射するため、周囲の組織へのダメージが少ないとされています。
Nd:YAGレーザーや色素レーザー(Vビームなど)は、赤みに対して効果的なレーザーです。血管に反応して収縮させ、赤みを改善します。炎症後の赤みだけでなく、肥厚性瘢痕の改善にも用いられることがあります。
💬 光治療(IPL)
IPL(Intense Pulsed Light)は、特定の波長ではなく広い波長の光を照射する治療法です。メラニン色素と血管の両方にアプローチできるため、色素沈着と赤みが混在しているケースに向いています。レーザーよりも出力が穏やかなため、ダウンタイムが少ないのも特徴ですが、効果を実感するためには複数回の施術が必要な場合が多いです。
✅ ケミカルピーリング
グリコール酸やサリチル酸などの薬剤を皮膚に塗布し、古い角質を除去することで肌のターンオーバーを促す治療法です。色素沈着の改善に一定の効果が期待でき、繰り返し受けることで効果が高まる傾向があります。皮膚の深いところには作用しにくいため、凹みへの効果は限定的ですが、肌のトーンを整える目的では有用です。ダウンタイムは比較的少なく、日常生活への影響が少ないことから、入門的な治療として選ばれることもあります。
📝 ダーマペン(マイクロニードリング)
細い針を使って皮膚に微細な穿刺を行い、創傷治癒反応を引き起こすことでコラーゲンの産生を促す治療法です。凹みの改善に効果が期待でき、薬剤との組み合わせによってさらなる効果が見込める場合もあります。成長因子や幹細胞培養液などを同時に導入することで、皮膚再生をサポートする方法もあります。ダウンタイムは数日程度の赤みや点状の出血斑が生じることが多いですが、フラクショナルレーザーよりも穏やかとされています。
🔸 サブシジョン
ローリング型の陥凹性瘢痕に対して有効とされる治療法で、皮膚の下に形成された繊維(バンド)を専用の針やカニューラで切断する方法です。この繊維が皮膚を引っ張り下げることで凹みが生じているため、繊維を切断することで凹みが改善されます。出血や内出血が生じることがあり、効果を維持するためには複数回の施術が必要なケースもあります。他のレーザー治療と組み合わせて行われることも多いです。
⚡ ヒアルロン酸注射・フィラー注入
凹みにヒアルロン酸などのフィラー(充填剤)を注入し、皮膚の内側から押し上げることで凹みを目立たなくする方法です。即効性があり、施術後すぐに効果を確認できる点が特徴です。ただし、ヒアルロン酸は時間の経過とともに体内に吸収されるため、効果は永続しません。定期的な注入が必要になる点は考慮が必要です。
🌟 TCAクロスプロップ(TCA Cross)
アイスピック型の細く深い凹みに対して特に有効とされる治療法です。高濃度のトリクロロ酢酸(TCA)を凹みの底に塗布し、意図的に化学的な損傷を加えることで、コラーゲンの産生を促し凹みを押し上げる効果が期待できます。治療後はかさぶたが形成されるため、数日から1週間程度のダウンタイムが必要です。複数回繰り返すことで効果が高まることが多いです。
💬 ステロイド局所注射
肥厚性瘢痕やケロイドに対して用いられる治療法です。ステロイド薬を直接患部に注射することで、過剰なコラーゲンの産生を抑制し、盛り上がりを平らにすることを目指します。効果が出るまでに複数回の注射が必要なことも多く、皮膚の萎縮や色素変化といった副作用が生じる可能性もあるため、適切な管理のもとで行われる必要があります。
✅ 外用薬・内服薬
クリニックで処方される薬剤も、ニキビ跡の治療において重要な役割を担います。色素沈着に対しては、トレチノイン(レチノイン酸)やハイドロキノンが有効とされています。トレチノインはビタミンAの誘導体で、皮膚のターンオーバーを促進してメラニン色素の排出を助けます。ハイドロキノンはメラニン合成を抑制する効果があり、美白治療に広く用いられています。これらは市販品にも含まれる成分ですが、クリニックで処方されるものは濃度が高く、より高い効果が期待できます。
また、L-システインやビタミンCを含む内服薬も、肌全体のターンオーバーを促したりメラニン生成を抑制したりする効果が期待されます。特に施術と組み合わせることで、より効果的なアプローチになる場合があります。
📝 高周波(RF)治療
高周波エネルギーを皮膚の深部に照射することで熱を発生させ、コラーゲンの産生や組織の引き締めを促す治療法です。サーマジュールやテノール、ポテンツァなどが代表的な機器として知られています。特にポテンツァはマイクロニードルと高周波を組み合わせており、ニキビ跡の改善に有効とされています。ダウンタイムは比較的少なく、肌全体の質感改善も期待できるため、ニキビ跡と並行して肌質改善を希望する方にも選ばれる治療法です。
Q. ニキビ跡の凹みにはどんな治療法が効果的ですか?
凹みの形状によって適切な治療法が異なります。アイスピック型には高濃度トリクロロ酢酸を用いるTCAクロスが有効で、ボックスカー型にはフラクショナルレーザーやダーマペンが効果的とされます。ローリング型には皮下の繊維を切断するサブシジョンが第一選択となることが多く、その後レーザーで皮膚の質を整える流れが一般的です。

💪 治療法の選び方と組み合わせ
ニキビ跡の治療は、一つの方法で完結するケースはむしろ少なく、複数の治療を組み合わせることで相乗効果を狙うアプローチがとられることが多いです。また、個人の肌質や生活スタイル、ダウンタイムへの許容度、費用面なども、治療法の選択に影響します。
色素沈着が主な悩みであれば、ピコレーザーやIPLによる施術に加え、トレチノインやハイドロキノンの外用薬を組み合わせることが多いです。ターンオーバーを促進しながらメラニンを排出させる方向で治療を進めます。
赤みが目立つ場合は、Vビームなどの血管レーザーやIPLが有効です。繰り返し施術を行うことで毛細血管を収縮させ、赤みを落ち着かせていきます。
凹みについては、その形状によって治療法が変わります。アイスピック型にはTCAクロスが適していることが多く、ボックスカー型にはフラクショナルレーザーやダーマペンが効果的とされます。ローリング型にはサブシジョンが第一選択となることが多く、その後フラクショナルレーザーなどで皮膚の質を整えるという流れが一般的です。
複数のタイプが混在しているケースも多く、その場合は優先度の高い問題から順番に治療を進めたり、施術を組み合わせたりして計画的に取り組むことが必要です。クリニックでの初診相談において、現在の肌の状態をしっかりと診てもらい、自分に合った治療計画を立ててもらうことが治療成功への近道です。
治療の間隔や回数についても、単発で劇的な改善を求めるよりも、適切な間隔を空けながら複数回の施術を受けることで、皮膚への負担を抑えつつ着実に改善を重ねることが重要です。特にレーザー治療は、施術後に皮膚が再生するまでの時間が必要なため、焦らず計画的に取り組む姿勢が大切です。
🎯 日常ケアで気をつけること
クリニックでの治療と並行して、日常のスキンケアや生活習慣を整えることも、ニキビ跡の改善においてとても重要です。せっかく治療を受けても、日常のケアが不適切であれば効果が半減してしまうことがあります。
🔸 紫外線対策を徹底する
紫外線はニキビ跡を悪化させる最大の要因のひとつです。特に色素沈着は、紫外線を浴びることでメラニンの産生がさらに促進され、濃くなったり固定されたりしやすくなります。日焼け止めは毎日欠かさず使用し、外出時には帽子や日傘なども活用して紫外線から皮膚を守ることが大切です。SPFやPA値の高い製品を選ぶことはもちろん、2〜3時間おきに塗り直すことも忘れずに行いましょう。
⚡ 保湿を丁寧に行う
皮膚のバリア機能を正常に保つためには、保湿が欠かせません。乾燥した皮膚はターンオーバーが乱れやすく、色素沈着が改善しにくくなることがあります。洗顔後はできるだけ早く保湿ケアを行い、セラミドやヒアルロン酸などの保湿成分を含む化粧品を活用しましょう。また、皮膚が乾燥していると自己防衛のために皮脂分泌が増えることがあり、新たなニキビの原因にもなりかねません。
🌟 洗顔の仕方を見直す
洗顔は皮膚を清潔に保つために必要ですが、過度な洗顔や強い摩擦は皮膚のバリア機能を低下させ、炎症を引き起こしやすくなります。ゴシゴシとこすらず、泡を十分に立てて優しく洗うことを意識してください。洗顔料の成分も見直し、刺激の少ないものを選ぶことが皮膚への負担を減らす助けになります。
💬 ニキビをつぶさない・触らない
現在進行中のニキビを手や爪でつぶすことは、炎症を深部に押し込んだり細菌をさらに広げたりすることになり、ニキビ跡ができるリスクを大きく高めます。どうしても気になる場合は、セルフケアで対処しようとせず、クリニックで適切な処置を受けることをおすすめします。
✅ 食事・睡眠・ストレス管理

皮膚の状態は、生活習慣と密接に関わっています。睡眠中には皮膚の修復や再生が活発に行われるため、十分な睡眠を確保することが皮膚の回復を助けます。また、ストレスはホルモンバランスの乱れを引き起こし、皮脂分泌の増加やニキビの悪化につながることがあります。食事については、糖質や脂質の過剰摂取は皮脂分泌を促しやすいとされているため、バランスの良い食事を心がけることが大切です。ビタミンCやビタミンEなどの抗酸化ビタミンは皮膚の健康維持に役立つとされています。
📝 刺激の強いスキンケア製品を避ける
アルコールや合成香料、強い界面活性剤などを含む化粧品は、皮膚に刺激を与えてニキビ跡の炎症を長引かせたり、新たなニキビを誘発したりすることがあります。成分表示を確認し、皮膚刺激の少ない製品を選ぶことをおすすめします。
Q. ニキビ跡治療中に日常ケアで特に重要なことは何ですか?
ニキビ跡の治療効果を最大限に引き出すには、紫外線対策と保湿が特に重要です。紫外線は色素沈着を悪化・固定させるため、日焼け止めを毎日使用し2〜3時間おきに塗り直すことが必要です。また、保湿によって皮膚のターンオーバーを整えることで色素沈着が改善しやすくなります。クリニックでの治療と日常ケアの両立が改善の鍵です。
💡 ニキビ跡治療を受ける前に知っておきたいこと
クリニックでニキビ跡の治療を受けることを検討している方のために、事前に知っておくと役立つポイントをまとめます。
🔸 効果には個人差がある
同じ治療を受けても、皮膚のタイプや跡の深さ・種類、体質などによって、得られる効果には個人差があります。広告やSNSで見られる「劇的な改善」の事例が、自分にも同様に当てはまるとは限りません。治療を始める前に医師から十分な説明を受け、現実的な期待値を持つことが重要です。
⚡ 複数回の施術が必要な場合が多い
ニキビ跡、特に凹みの改善は、一度の施術で劇的に変わるものではないことがほとんどです。数回から十数回の施術を継続することで、徐々に改善が見られるケースが多いため、長期的な視点で治療計画を立てることが大切です。初診の際に、どのくらいの回数・期間が見込まれるかを医師に確認しておくとよいでしょう。
🌟 ダウンタイムと日常生活への影響
治療によっては、施術後に赤み・腫れ・かさぶた・乾燥などが生じることがあります。これをダウンタイムと呼び、仕事や生活上のスケジュールに影響することもあります。どの程度のダウンタイムが生じるか、施術後にどのようなケアが必要かを事前に把握し、適切なタイミングで治療を受けることが望まれます。
💬 活動性のニキビがある場合は先に治療する
現在ニキビが活動している状態、つまり炎症が起きているニキビが多数ある場合は、ニキビ跡の治療より先に、活動性のニキビを治療することを優先するのが一般的です。炎症が続いている状態でレーザーなどを照射すると、炎症が悪化したり新たな跡が増えたりするリスクがあるためです。まずニキビをコントロールし、肌が落ち着いた段階でニキビ跡の治療を進める、という流れが治療の基本となります。
✅ 保険診療と自由診療の違い
ニキビ跡の治療の多くは自由診療(保険適用外)となります。ケロイドや肥厚性瘢痕に対するステロイド注射など、一部の治療は保険診療の対象となることがありますが、レーザーや光治療、ダーマペンなどの多くは全額自己負担です。費用については事前にクリニックに確認し、無理のない予算で計画的に治療を進めることをおすすめします。
📝 カウンセリングで疑問を解消する
治療を受けるクリニックを選ぶ際には、医師によるカウンセリングが十分に行われているか、疑問や不安を丁寧に解消してもらえるかを確認することが大切です。また、クリニックによって得意とする治療法や保有する機器が異なるため、自分の悩みに適した治療が提供できるかどうかを見極めることも重要です。複数のクリニックで相談してみることも選択肢のひとつです。
👨⚕️ 当院での診療傾向【医師コメント】
高桑康太 医師(当院治療責任者)より
「当院では、ニキビ跡のお悩みでご来院される方の多くが、複数のタイプの跡が混在しているケースであり、一人ひとりの肌状態を丁寧に診察したうえで、治療法を組み合わせたオーダーメイドのプランをご提案しています。最近の傾向として、早期にご相談いただいた方ほど治療の選択肢が広がり、より効果的なアプローチができることを実感しています。ニキビ跡は放置するほど改善が難しくなるケースもあるため、気になる症状がある方はどうぞお一人で抱え込まず、まずはお気軽にご相談ください。」
📌 よくある質問
ニキビ跡は大きく4つに分類されます。①炎症後の毛細血管拡張による「赤み(紅斑)」、②メラニン色素が沈着する「色素沈着(PIH)」、③コラーゲン組織の破壊による「凹み(陥凹性瘢痕)」、④コラーゲンの過剰産生による「盛り上がり(肥厚性瘢痕・ケロイド)」です。タイプによって適切な治療法が異なるため、まず自分の跡の種類を把握することが大切です。
残念ながら、凹み(陥凹性瘢痕)はセルフケアのみでの改善が難しいケースがほとんどです。凹みは真皮層のコラーゲンが破壊されて生じるため、フラクショナルレーザーやダーマペン、サブシジョンなどクリニックでの専門的な治療が必要です。日常ケアは治療効果を高める補助的な役割として重要ですが、根本的な改善にはクリニックへの相談をおすすめします。
ニキビ跡の種類や程度によって異なりますが、特に凹みの改善は1回の施術で劇的に変わることは少なく、数回から十数回の継続的な施術が必要なケースが多いです。色素沈着や赤みも複数回の治療で徐々に改善を目指すのが一般的です。初診の際に医師へ目安の回数・期間を確認し、長期的な視点で治療計画を立てることをおすすめします。
ニキビ跡治療の多くは自由診療(保険適用外)となり、全額自己負担です。レーザー治療・IPL・ダーマペン・ケミカルピーリングなどは原則として保険適用外です。ただし、ケロイドや肥厚性瘢痕に対するステロイド局所注射など、一部の治療は保険診療の対象となる場合があります。費用については事前にクリニックへ確認し、無理のない予算で計画的に進めることが大切です。
現在進行中のニキビ(炎症が活発な状態)がある場合は、ニキビ跡の治療より先に活動性のニキビを治療することが優先されます。炎症がある状態でレーザーなどを施術すると、炎症の悪化や新たな跡が増えるリスクがあるためです。当院では、まずニキビをしっかりコントロールして肌が落ち着いた段階で、ニキビ跡の治療へ移行する計画をご提案しています。
✨ まとめ
ニキビ跡は、赤みや色素沈着、凹み、盛り上がりなど複数のタイプがあり、それぞれのタイプによって適した治療法が異なります。クリニックではレーザー治療、IPL、ケミカルピーリング、ダーマペン、サブシジョン、フィラー注入、ステロイド注射など、多様な治療手段が用意されており、それらを組み合わせて個人の肌状態に合わせた治療計画が組み立てられます。
一方で、どれほど優れた治療であっても、紫外線対策や保湿などの日常ケアを怠ると効果が出にくくなります。クリニックでの治療と日常ケアを両立させることが、ニキビ跡を改善するための最善の道です。
ニキビ跡の治療は一朝一夕には完結しないことが多いですが、適切な診断と治療を続けることで確実に改善を目指せます。自分のニキビ跡の状態に悩まれている方は、まずは皮膚科や美容皮膚科のクリニックに相談することをおすすめします。アイシークリニック大宮院では、患者様一人ひとりの肌の状態をしっかりと診察し、最適な治療プランをご提案しています。どうぞお気軽にご相談ください。
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