さいたま新都心エリアは、JR京浜東北線・宇都宮線・高崎線が乗り入れ、大宮駅からわずか2分という抜群のアクセスを誇る埼玉県の中核都市です。2000年の街びらき以来、コクーンシティやさいたまスーパーアリーナなど大型施設が立ち並び、ビジネスパーソンからファミリー層まで幅広い方々が日々行き交う活気あるエリアとなっています。そんなさいたま新都心周辺にお住まいの方や、通勤・通学でこのエリアを利用される方の中には、顔や体にあるほくろについてお悩みの方も多いのではないでしょうか。
本記事では、ほくろの基礎知識から除去治療の種類、費用の目安、クリニック選びのポイント、さらには術後のアフターケアまで、ほくろ除去を検討されている方に向けて包括的な情報をお届けします。さいたま新都心エリアでほくろ除去をお考えの方は、ぜひ最後までお読みいただき、治療を受ける際の参考にしてください。
目次
- ほくろとは何か
- ほくろの種類と特徴
- ほくろと皮膚がんの見分け方
- ほくろ除去治療の種類
- ほくろ除去の費用と保険適用について
- ほくろ除去後のアフターケア
- クリニック選びのポイント
- さいたま新都心エリアでほくろ除去を受けるメリット
- よくあるご質問
- まとめ
1. ほくろとは何か
ほくろは医学的には「母斑細胞母斑(ぼはんさいぼうぼはん)」と呼ばれ、皮膚に存在するメラニン色素を作る細胞(メラノサイト)が変質して母斑細胞となり、その細胞のかたまりが形成されたものです。一般的に良性の皮膚腫瘍であり、体のあらゆる部位に発生する可能性があります。
ほくろは生まれつき存在するものもあれば、成長とともに後天的に発生するものもあります。特に幼少期から20代にかけて数が増える傾向があり、紫外線の影響や加齢によって新たなほくろが出現することも珍しくありません。
ほくろの見た目は実にさまざまです。平らで色素の薄いものから、盛り上がって黒々としたもの、毛が生えているものまで、大きさや形状、色調は千差万別です。これは母斑細胞の数やメラニン色素の産生量、母斑細胞が存在する皮膚の深さによって異なるためです。
一般的に、皮膚の浅い層(表皮付近)に存在する母斑細胞はメラニン色素を多く含むため黒く見えますが、深い層(真皮)に存在する母斑細胞はメラニン色素をほとんど産生しないため、周囲の組織との区別が目視では難しいことがあります。
ほくろ自体は良性の腫瘍であり、健康上の問題を引き起こすことは稀です。しかし、見た目が気になる場合や、衣服や髭剃りの際に引っかかって出血を繰り返すなど日常生活に支障をきたす場合には、除去を検討される方も少なくありません。
2. ほくろの種類と特徴
ほくろは母斑細胞が存在する皮膚の層によって、いくつかの種類に分類されます。それぞれの特徴を理解することで、ご自身のほくろがどのタイプに該当するのか把握する助けになります。
境界母斑(きょうかいぼはん)
表皮と真皮の境界部分に母斑細胞が存在するタイプです。比較的平らで、サイズが小さく、色も薄い傾向があります。若い年齢層に多く見られ、子供のほくろの多くはこのタイプに該当します。
複合母斑(ふくごうぼはん)
表皮と真皮の境界部分から真皮にかけて母斑細胞が存在するタイプです。境界母斑よりもやや盛り上がりがあり、色調も濃くなる傾向があります。加齢とともに境界母斑から複合母斑へと移行することがあります。
真皮内母斑(しんぴないぼはん)
母斑細胞が真皮内にのみ存在するタイプです。ドーム状に盛り上がっていることが多く、色は肌色に近いものから淡い褐色まであります。成人のほくろの多くはこのタイプで、加齢とともに盛り上がりが増すことがあります。
青色母斑(せいしょくぼはん)
真皮の深い部分に母斑細胞が存在し、青みがかった色調を呈するタイプです。比較的稀なほくろで、手の甲や足の甲、顔などに発生することがあります。
先天性色素性母斑
生まれつき存在する大型のほくろで、直径1.5cm以上のものを指します。「黒あざ」とも呼ばれ、体の広範囲にわたって存在することもあります。大型の先天性色素性母斑は、将来的に悪性化するリスクがわずかながら存在するため、定期的な経過観察が推奨されます。
3. ほくろと皮膚がんの見分け方
ほくろの大部分は良性ですが、まれに皮膚がんである悪性黒色腫(メラノーマ)や基底細胞癌がほくろに似た外観を呈することがあります。早期発見・早期治療が予後を大きく左右するため、悪性を疑う特徴を知っておくことは非常に重要です。
ABCDE診断基準
悪性黒色腫を見分けるための指標として、国際的に「ABCDE診断基準」が広く用いられています。
A(Asymmetry:非対称性) 良性のほくろは一般的に円形や楕円形で左右対称ですが、悪性黒色腫はいびつな形をしていることが多いです。ほくろの中心で線を引いたときに、左右の形が明らかに異なる場合は注意が必要です。
B(Border:境界不明瞭) 良性のほくろは周囲の皮膚との境界がはっきりしていますが、悪性黒色腫は境界がギザギザしていたり、ぼんやりとしてにじんでいるように見えることがあります。
C(Color:色調不均一) 良性のほくろは全体的に均一な色調ですが、悪性黒色腫はひとつのほくろの中に濃淡があったり、黒・茶・青・赤・白など複数の色が混在していることがあります。
D(Diameter:直径6mm以上) 悪性黒色腫は直径6mm以上のサイズであることが多いです。ただし、初期の段階では小さいこともあるため、サイズだけで判断することは危険です。
E(Evolving:変化) 短期間(数週間から数か月)で大きさ・形・色に変化が見られる場合は悪性を疑う必要があります。急速な成長や、出血・潰瘍形成なども警告サインです。
これらの特徴のうち4つ以上が当てはまる場合は悪性を疑う必要があり、2つ以下であれば良性の可能性が高いとされています。ただし、自己判断は危険ですので、気になる症状がある場合は必ず皮膚科専門医を受診してください。
ダーモスコピー検査の重要性
肉眼だけではほくろと悪性黒色腫を正確に区別することは困難です。そこで皮膚科では「ダーモスコピー」という特殊な検査機器を用いた診断が行われます。
ダーモスコピーは、照明付きの拡大鏡のような機器で、皮膚表面の光の反射を遮断しながら約10倍に拡大して観察することができます。これにより、メラニン色素の分布パターンや血管の状態など、肉眼では見えない詳細な構造を確認できます。
この検査は痛みがなく、保険適用となるため、自己負担は3割負担で数百円程度です。ほくろの良悪性を判断する上で非常に有用な検査であり、ほくろ除去を行う前には必ずダーモスコピーによる診断を受けることをお勧めします。
特に注意が必要なほくろ
以下のような特徴があるほくろは、早めに皮膚科を受診することをお勧めします。
まず、足の裏や手のひらにできたほくろです。日本人の悪性黒色腫の約40%は手のひらや足の裏に発生する「末端黒子型」と呼ばれるタイプです。これらの部位は日常的に圧力や摩擦を受けやすく、悪性化のリスクが高いとされています。
次に、爪に縦に黒い線が入っている場合です。これは爪のメラノーマの初期症状である可能性があります。線の幅が広くなったり、色が濃くなったり、爪の周囲の皮膚にまで色が広がる場合は特に注意が必要です。
また、以前からあったほくろが急に大きくなった、色が変わった、形がいびつになった、出血するようになったという場合も、すぐに専門医の診察を受けてください。
4. ほくろ除去治療の種類
ほくろ除去にはいくつかの方法があり、ほくろの大きさ・深さ・部位・患者さまのご希望によって最適な治療法が選択されます。それぞれの治療法について詳しく解説します。
炭酸ガスレーザー(CO2レーザー)
炭酸ガスレーザーは、ほくろの表面にレーザー光を照射し、組織中の水分に吸収されることで発生する熱エネルギーによってほくろの組織を蒸散させて除去する方法です。
この治療法は主に直径5mm以下の比較的小さく平らなほくろに適しています。メスを使用しないため出血がほとんどなく、施術時間も短いことがメリットです。局所麻酔を行うため、施術中の痛みはほとんど感じません。
施術後は患部が小さな擦り傷のような状態になり、1〜2週間程度で傷が乾いてきます。その後、赤みが残ることがありますが、3〜6か月程度で徐々に目立たなくなっていきます。
ただし、レーザーは皮膚の浅い部分にしか作用しないため、深い位置に母斑細胞が存在するほくろの場合は再発の可能性があります。また、切除した組織を病理検査に提出することができないため、悪性の疑いがあるほくろには適していません。
電気メス(高周波ラジオ波メス)
電気メスは高周波のラジオ波を照射し、ほくろの組織を焼き切って除去する方法です。切りながら同時に止血作用があるため、出血が少なく処置が短時間で済むことが特徴です。
一般的に直径3〜4mm程度までの盛り上がったほくろに適しています。炭酸ガスレーザーと同様に、施術後は擦り傷のような状態になり、軟膏とテープで保護しながら治癒を待ちます。
切除縫合法(メスによる切除)
メスを使ってほくろを周囲の皮膚ごと紡錘形(葉っぱの形)に切除し、縫合する方法です。直径5mm以上の大きなほくろや、盛り上がりが強いほくろ、悪性の疑いがあるほくろに適しています。
この方法の最大のメリットは、ほくろを根元から完全に取り除くことができるため再発のリスクが低いことです。また、切除した組織を病理検査に提出することで、良性か悪性かの確定診断を得ることができます。
施術後は縫合部分が1本の線状の傷跡として残りますが、時間の経過とともに徐々に目立たなくなります。傷跡の長さはほくろの直径よりも長くなりますが、傷跡がシワの方向に沿うように切除することで目立ちにくくなるよう工夫されます。抜糸は通常1〜2週間後に行います。
くり抜き法(パンチ切除)
文房具のパンチに似た「トレパン」という医療器具を使用して、ほくろを円形にくり抜く方法です。直径1〜6mm程度のほくろに適しています。
くり抜いた後は、症状によって軟膏処置のみで自然治癒を待つ場合と、縫合する場合があります。縫合した場合は抜糸のための通院が必要です。
切除縫合法と同様に、ほくろを根元から取り除くことができるため再発リスクが低く、病理検査も可能です。
Qスイッチレーザー
Qスイッチアレキサンドライトレーザーやピコレーザーなど、メラニン色素に特異的に反応するレーザーを使用する方法です。周囲の組織にはほとんどダメージを与えず、黒い色素のみを破壊します。
平らで色素の濃いほくろに適していますが、1回の治療効果が弱いため、複数回の施術が必要になることがほとんどです。また、深い部分の母斑細胞には効果が及びにくいため、完全に除去できない場合もあります。
麻酔が必要ないこと、施術後に絆創膏を貼る必要がないこと、同時に複数箇所の治療ができることがメリットです。
5. ほくろ除去の費用と保険適用について
ほくろ除去の費用は、保険適用か自由診療かによって大きく異なります。また、ほくろの大きさや除去方法、クリニックによっても費用は変動します。
保険が適用されるケース
ほくろ除去で保険が適用されるのは、医学的に治療が必要と判断された場合に限られます。具体的には以下のようなケースです。
ひとつは、悪性腫瘍の疑いがある場合です。ダーモスコピー検査や視診で悪性黒色腫や基底細胞癌の可能性が疑われる場合、病理検査のための切除が保険適用となります。
もうひとつは、日常生活に支障をきたしている場合です。例えば、まぶたのほくろが視界の妨げになっている、髭剃りのたびに傷つけて出血する、衣服に引っかかって痛むなどの症状がある場合は保険適用となる可能性があります。
保険適用の場合、3割負担で約5,000円〜15,000円程度が相場です。この費用には手術費、診察料、病理検査料、投薬などが含まれます。ほくろの大きさや部位(露出部か非露出部か)によって費用は変動します。
保険が適用されないケース
純粋に見た目の改善を目的とした美容目的のほくろ除去は、保険適用外の自由診療となります。「顔のほくろが気になるから取りたい」「コンプレックスを解消したい」という理由でのほくろ除去がこれに該当します。
自由診療の場合、ほくろ1個あたり5,000円〜30,000円程度が相場ですが、クリニックや治療法によって大きく異なります。一般的に、ほくろのサイズが大きいほど費用は高くなる傾向があります。
保険診療と自由診療のメリット・デメリット
保険診療のメリットは費用が抑えられることですが、治療法が限られること、美容的な仕上がりよりも治療目的が優先されること、待ち時間が長くなりやすいことなどがデメリットとして挙げられます。
一方、自由診療のメリットは治療法の選択肢が広いこと、美容的な仕上がりを重視した治療が受けられること、予約が取りやすいことなどです。デメリットは全額自己負担となるため費用が高くなることです。
どちらが良いかは一概には言えませんので、まずは専門医に相談し、ご自身のほくろの状態や希望に合った治療法を検討されることをお勧めします。
6. ほくろ除去後のアフターケア
ほくろ除去後の傷跡をきれいに治すためには、適切なアフターケアが非常に重要です。アフターケアを怠ると、傷跡が目立ったり、色素沈着が起きたり、再発のリスクが高まったりする可能性があります。
施術当日の過ごし方
施術当日は患部の安静と保護が最も重要です。以下の点に注意してください。
激しい運動や飲酒は避けてください。血行が促進されると傷口からの出血リスクが高まり、ダウンタイムが長引く原因となります。
入浴は控え、シャワーのみで済ませることをお勧めします。また、患部は絆創膏やテープで保護し、できるだけ濡らさないよう注意してください。
メイクをする場合は患部を避けて行うか、絆創膏の上からメイクを行ってください。患部への直接のメイクは避けましょう。
テープ・軟膏によるケア期間
施術後1〜2週間程度は、医師から処方された軟膏を塗布し、保護テープを貼って患部を保護します。この期間のケアで重要なのは以下の2点です。
ひとつは適度な湿潤環境を保つことです。傷口は乾燥させすぎても、ジメジメさせすぎても治りが悪くなります。適度に湿った状態を保つことで、傷の治癒が促進されます。
もうひとつは清潔に保つことです。不潔な環境では感染のリスクが高まります。テープ交換の際は清潔な手で行い、患部を優しく洗浄してください。
紫外線対策の重要性
ほくろ除去後の肌は非常にデリケートな状態になっており、紫外線の影響を受けやすくなっています。紫外線を浴びると色素沈着が起きやすくなるため、施術後3〜6か月程度は徹底した紫外線対策が必要です。
日傘や帽子を活用するとともに、日焼け止めを毎日塗布してください。ただし、日焼け止めは刺激の少ない低刺激タイプ(紫外線吸収剤フリー・ノンケミカル)を選ぶことをお勧めします。
やってはいけないこと
かさぶたを無理に剥がさないでください。かさぶたは自然に剥がれるまで待つことが重要です。無理に剥がすと傷跡が残ったり、色素沈着の原因になったりします。
患部を強くこすったり、触ったりしないでください。摩擦などの刺激は傷の治りを遅らせ、傷跡が広がる原因となります。洗顔やスキンケアの際も患部は優しく扱ってください。
刺激の強い化粧品やスキンケア製品は避けてください。施術後の肌はバリア機能が低下しているため、普段使っている製品でも炎症を起こす可能性があります。
ダウンタイムの目安
治療法によってダウンタイムは異なります。
レーザー治療の場合、10日〜2週間程度でテープが外れ、その後3〜6か月かけて赤みが徐々に落ち着いていきます。
切除縫合法の場合、1〜2週間後に抜糸を行い、その後2〜3か月程度で傷跡の赤みや硬化が目立たなくなっていきます。完全に傷跡が成熟するまでには6か月〜1年程度かかることもあります。
異常が見られた場合
以下のような症状が見られた場合は、すぐに施術を受けた医療機関に連絡してください。
発熱、強い痛み、出血が止まらない、膿が出る、異常な腫れがあるといった症状は感染の可能性があります。
傷の治りが極端に遅い、赤みが長期間続く、傷跡が盛り上がってくる(ケロイド形成)といった症状も、追加の処置が必要な場合があります。
7. クリニック選びのポイント
ほくろ除去で満足のいく結果を得るためには、信頼できるクリニックを選ぶことが非常に重要です。以下のポイントを参考にしてクリニックを選んでください。
ダーモスコピー検査を行っているか
ほくろ除去の前には必ずダーモスコピー検査による診断を受けることが重要です。肉眼だけでは悪性腫瘍との区別が難しい場合があるため、ダーモスコピーで詳細に観察した上で治療方針を決定するクリニックを選びましょう。
ダーモスコピーによる診断なしにほくろ除去を行うクリニックはお勧めできません。万が一、悪性腫瘍だった場合に適切な対応ができなくなる恐れがあります。
皮膚科専門医・形成外科専門医が在籍しているか
ほくろの診断と治療には専門的な知識と技術が必要です。日本皮膚科学会認定の皮膚科専門医や、日本形成外科学会認定の形成外科専門医が在籍しているクリニックを選ぶことをお勧めします。
専門医資格は各学会のホームページで確認することができます。カウンセリングの際に医師の経歴や資格についても確認しておくと安心です。
複数の治療法を提案してくれるか
ほくろの状態は人それぞれ異なるため、最適な治療法も個人によって異なります。レーザー治療一辺倒ではなく、切除縫合法やくり抜き法など複数の選択肢を提示し、それぞれのメリット・デメリットを説明してくれるクリニックが信頼できます。
リスクやデメリットについて説明があるか
どんな治療にもリスクはあります。「絶対に傷跡が残らない」「100%再発しない」といった断言をするクリニックは避けた方が良いでしょう。
傷跡が残る可能性、再発の可能性、色素沈着のリスクなど、起こりうる合併症についてきちんと説明してくれるクリニックを選んでください。
アフターケア・保証制度が充実しているか
施術後のフォローアップ体制も重要なポイントです。術後の経過観察や、万が一トラブルが起きた場合の対応、再発した場合の再治療保証などについて事前に確認しておきましょう。
料金体系が明確か
自由診療の場合、料金はクリニックによって大きく異なります。カウンセリングの際に総額の見積もりを出してもらい、追加料金が発生する可能性についても確認しておくことが大切です。
極端に安い料金を提示するクリニックは、質の低い治療や、後から追加料金を請求されるリスクがあるため注意が必要です。
8. さいたま新都心エリアでほくろ除去を受けるメリット
さいたま新都心エリアは、ほくろ除去治療を受けるにあたって多くのメリットがあります。
交通アクセスの良さ
さいたま新都心駅にはJR京浜東北線、宇都宮線、高崎線(上野東京ライン)が乗り入れており、埼玉県内はもちろん、東京方面からのアクセスも非常に便利です。東京駅から約30分、大宮駅からはわずか2分という立地は、通院の負担を軽減してくれます。
また、北与野駅まで足を伸ばせばJR埼京線も利用可能で、電車の選択肢が豊富です。
さいたま新都心バスターミナルからは市内各方面への路線バスが運行されているほか、成田空港行きのバスや、東北・新潟・関西方面への高速バスも発着しています。
施設の充実
さいたま新都心駅周辺にはコクーンシティをはじめとする大型商業施設があり、施術の前後にショッピングや食事を楽しむことができます。施術後のダウンタイム期間中に必要なケア用品を購入するのにも便利です。
また、駅周辺にはカフェやレストランも充実しているため、カウンセリングの前後に時間調整がしやすい環境が整っています。
バリアフリーな街づくり
さいたま新都心は1997年に全国に先駆けて「バリアフリー都市宣言」を行った地域です。歩道の幅が広く、段差が少ないため、施術後に足元が不安定になった場合でも歩きやすい街づくりがなされています。ベビーカーや車いすでの移動もしやすく、あらゆる方が安心して来院できる環境が整っています。
大宮エリアとの近接性
隣接する大宮駅周辺は埼玉県最大の繁華街であり、多くの医療機関が集積しています。さいたま新都心からわずか1駅という距離にあるため、さいたま新都心エリアのクリニックに加えて大宮エリアのクリニックも選択肢に入れることで、より自分に合ったクリニックを見つけやすくなります。
落ち着いた雰囲気
さいたま新都心は計画的に開発された街区であり、整然とした街並みと緑豊かな環境が特徴です。けやきひろばをはじめとする憩いのスペースもあり、施術前の緊張をほぐしたり、施術後にリラックスしたりするのに適した環境です。

9. よくあるご質問
ほくろ除去を検討されている方からよくいただくご質問とその回答をまとめました。
A. ほとんどの治療法では局所麻酔を使用するため、施術中の痛みはほとんど感じません。麻酔注射を打つ際に少しチクッとした痛みがありますが、その後は痛みを感じることなく施術を受けられます。施術後、麻酔が切れた後に軽い痛みや違和感を感じることがありますが、処方される鎮痛剤で対応できる程度です。
A. ほくろの大きさや数、治療法によって異なりますが、1個のほくろ除去であれば10〜30分程度で完了することがほとんどです。日帰りで受けられる施術ですので、仕事帰りや買い物のついでに施術を受けることも可能です。
Q. 傷跡は残りますか?
A. 治療法やほくろの大きさ、部位、個人の体質によって異なります。レーザー治療やくり抜き法では、最終的には小さな白い凹みのような跡が残ることがありますが、時間の経過とともに目立たなくなることがほとんどです。切除縫合法では1本の線状の傷跡が残りますが、こちらも半年〜1年程度で徐々に目立たなくなります。
Q. 再発することはありますか?
A. 治療法によって再発リスクは異なります。レーザー治療や電気メスでは、深い部分の母斑細胞が残ってしまうと再発する可能性があります。切除縫合法やくり抜き法では、根元から完全に取り除くため再発リスクは低くなります。再発が心配な場合は、再治療保証のあるクリニックを選ぶと安心です。
Q. 施術後、どのくらいでメイクができますか?
A. 患部以外へのメイクは施術当日から可能です。患部へのメイクは、レーザー治療の場合は10日〜2週間後(かさぶたが自然に取れてから)、切除縫合法の場合は抜糸後(1〜2週間後)から可能となることが一般的です。ただし、強くこすったりせず、優しいタッチでメイクするよう心がけてください。
Q. お風呂や運動はいつから可能ですか?
A. 施術当日はシャワーのみにし、湯船につかるのは避けてください。翌日以降は入浴可能ですが、患部を強くこすらないよう注意してください。激しい運動は出血リスクがあるため、1週間程度は控えることをお勧めします。
Q. 何歳から施術を受けられますか?
A. ほくろ除去は未成年でも受けることができます。ただし、未成年の場合は保護者の同意が必要です。子供の場合、成長とともにほくろが大きくなることもあるため、急いで取る必要がなければ成長を待ってから除去を検討するという選択肢もあります。
Q. 一度に複数のほくろを取ることはできますか?
A. 可能です。ただし、ほくろの数が多い場合は複数回に分けて施術を行うこともあります。一度に多くのほくろを除去すると、アフターケアの負担が大きくなるためです。カウンセリングの際に医師と相談し、適切な治療計画を立ててください。
10. まとめ
本記事では、さいたま新都心エリアでほくろ除去を検討されている方に向けて、ほくろの基礎知識から治療法、費用、アフターケア、クリニック選びのポイントまで幅広くご紹介しました。
ほくろは基本的に良性の皮膚腫瘍であり、健康上の問題を引き起こすことは稀です。しかし、見た目が気になる場合や日常生活に支障をきたす場合には、除去を検討する価値があります。
重要なのは、信頼できる専門医のもとで適切な診断を受け、自分に合った治療法を選択することです。特に、ダーモスコピー検査による事前診断は、悪性腫瘍との鑑別に不可欠です。
治療後のアフターケアも傷跡をきれいに治すために欠かせません。紫外線対策や保湿ケアを徹底し、医師の指示に従って適切なケアを続けてください。
さいたま新都心エリアは交通アクセスが良く、施術の前後に便利な商業施設も充実しているため、ほくろ除去の通院に適した環境が整っています。
ほくろのことでお悩みの方は、まずは専門医によるカウンセリングを受けてみてはいかがでしょうか。一人で悩まず、お気軽にご相談ください。
参考文献
- 皮膚がんの早期発見で覚えておきたいこと〜ほくろと悪性黒色腫(メラノーマ)の5つの見分け方〜|東邦大学
- メラノーマ(ほくろのがん)Q5|公益社団法人日本皮膚科学会
- 一般公開ガイドライン|公益社団法人日本皮膚科学会
- 色素性母斑(ほくろ)|慶應義塾大学病院 KOMPAS
- ダーモスコピー検査|慶應義塾大学病院 KOMPAS
- 母斑細胞母斑(ほくろ)|独立行政法人労働者健康安全機構 関東労災病院
- ダーモスコピー検査と皮膚生検|兵庫県立尼崎総合医療センター
- さいたま新都心ガイドマップ|さいたま市
監修者医師
高桑 康太 医師
略歴
- 2009年 東京大学医学部医学科卒業
- 2009年 東京逓信病院勤務
- 2012年 東京警察病院勤務
- 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
- 2019年 当院治療責任者就任
佐藤 昌樹 医師
保有資格
日本整形外科学会整形外科専門医
略歴
- 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
- 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
- 2012年 東京逓信病院勤務
- 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
- 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務