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春に代謝を上げる方法|基礎代謝アップで痩せやすい体を作るコツ

「春になったから、そろそろ体型を整えたい」「冬に増えた体重を減らしたい」と感じている方は多いのではないでしょうか。気温が上がり始める春は、実は代謝を上げるための絶好のタイミングです。冬の間に低下しがちだった基礎代謝を効率よく高めることができれば、ダイエットの効果もぐっと出やすくなります。この記事では、春に代謝を上げる方法について、食事・運動・生活習慣の各観点からわかりやすく解説します。毎日の生活に取り入れやすい実践的な情報をお届けしますので、ぜひ最後まで読んでみてください。


目次

  1. 代謝とは何か?基礎代謝と活動代謝の違いを理解しよう
  2. 冬から春にかけて代謝が変化する理由
  3. 春に代謝が下がりやすい原因とは
  4. 食事で代謝を上げる方法
  5. 運動で代謝を上げる方法
  6. 生活習慣を整えて代謝を高める方法
  7. 春におすすめの代謝アップ習慣まとめ
  8. 代謝を上げても痩せない場合に考えられること

🎯 代謝とは何か?基礎代謝と活動代謝の違いを理解しよう

代謝とは、体内で行われるエネルギーの産生と消費のプロセス全体を指す言葉です。食べ物から摂取した栄養素をエネルギーに変えたり、細胞を修復したり、体温を維持したりするすべての活動が「代謝」に含まれます。

代謝はおおきく「基礎代謝」と「活動代謝」の2種類に分けることができます。

基礎代謝とは、何もしていない安静な状態でも消費されるエネルギーのことです。呼吸・体温調節・心臓の拍動・内臓の働きなど、生きていくために必要な最低限の生命活動に使われるエネルギー量がこれにあたります。成人の場合、1日の総エネルギー消費量のうち約60〜70%を基礎代謝が占めているとされています。

一方、活動代謝とは、日常の身体活動や運動によって消費されるエネルギーのことです。歩く・立つ・家事をする・スポーツをするなどの動作がすべて活動代謝に含まれます。

ダイエットや体型管理を考えるとき、「代謝を上げる」というのは主にこの基礎代謝と活動代謝を高めることを意味します。特に基礎代謝は24時間常に消費され続けるため、これが高ければ高いほど「何もしていなくても痩せやすい体」になると言われています。

基礎代謝の高さは、筋肉量・年齢・性別・ホルモンバランス・体温などによって決まります。筋肉は脂肪よりもエネルギー消費が大きいため、筋肉量が多い人ほど基礎代謝が高い傾向にあります。また、年齢とともに筋肉量が減少することで、基礎代謝も低下しやすくなります。

📋 冬から春にかけて代謝が変化する理由

季節の変化は、体の代謝にも影響を与えます。特に冬から春にかけての時期は、代謝の面でいくつかの変化が起きやすい季節です。

冬の間、体は外気温の低下に対応するために体温を維持しようとします。このため、冬は基礎代謝が多少高まる傾向があります。しかし同時に、寒さから体を守るために脂肪を蓄えようとする働きも強くなります。寒い季節に食欲が増したり、甘いものや脂質の多い食べ物を求めやすくなるのは、こうした体の反応のひとつです。

春になると外気温が上がり始め、体温を維持するためのエネルギー消費が減少します。これに伴って基礎代謝もやや落ち着きます。しかし、春は日照時間が伸びることで精神的な活力が戻りやすく、外出や身体活動の機会が増えるため、活動代謝は上がりやすい季節でもあります。

また、春は新陳代謝(細胞の入れ替わり)が活発になる時期とも言われています。これは東洋医学的な見方だけでなく、実際に春の気温上昇や日照増加が体内のホルモンバランスに変化をもたらし、体全体が活性化しやすいことを指しています。つまり、春は代謝を意識的に高めるための生活習慣を整えることで、より大きな効果が得られやすい時期と言えるでしょう。

💊 春に代謝が下がりやすい原因とは

春は代謝アップに向いている季節でありながら、実際には代謝が下がりやすい落とし穴もあります。以下のような要因が複合的に重なると、春になっても代謝が上がらないどころか、むしろ低下してしまうことがあります。

🦠 自律神経の乱れ

春は気温の変化が激しく、寒暖差が大きい日が続くことがあります。この寒暖差に対応するために自律神経が酷使され、乱れやすくなります。自律神経は代謝をコントロールする重要な役割を担っているため、乱れると基礎代謝が低下しやすくなります。また、自律神経の乱れは睡眠の質の低下・疲れやすさ・消化機能の低下なども引き起こすため、代謝全般に悪影響を与えます。

👴 冬の運動不足が続いている

冬の寒さで運動量が減り、筋肉量が低下した状態が春になっても続いている場合、代謝は低いままになりがちです。筋肉量の低下は基礎代謝の低下に直結するため、冬の間に運動習慣が途絶えた人は特に注意が必要です。

🔸 花粉症などによる体調不良

春は花粉の飛散量が多くなる時期でもあります。花粉症の症状(くしゃみ・鼻水・目のかゆみなど)によって睡眠が妨げられたり、外出意欲が低下したりすると、活動量が減り代謝が下がる原因になります。また、免疫系が過剰に働くことで慢性的な疲労感を感じやすくなり、体全体のエネルギー効率が落ちることもあります。

💧 新生活によるストレス

4月は入学・入社・異動など環境が変わる人が多く、精神的なストレスが増えやすい時期です。ストレスは副腎皮質ホルモン(コルチゾール)の分泌を促し、これが代謝の低下や脂肪の蓄積につながることが知られています。また、ストレスによる過食や不規則な食生活も代謝を乱す原因になります。

🏥 食事で代謝を上げる方法

代謝を上げるうえで、食事の内容と食べ方は非常に重要です。何をどのように食べるかによって、代謝に大きな差が生まれます。

✨ タンパク質をしっかりとる

タンパク質は筋肉の材料になる栄養素であり、筋肉量を維持・増加させることで基礎代謝を高める効果があります。また、タンパク質は三大栄養素(炭水化物・脂質・タンパク質)の中で最も食事誘発性体熱産生(DIT)が高く、食べるだけでエネルギーを消費するという特性があります。食事誘発性体熱産生とは、食事をとった後に消化・吸収・代謝のために消費されるエネルギーのことで、タンパク質の場合は摂取エネルギーの約30%がこれに使われると言われています。

春の食卓にタンパク質を積極的に取り入れるには、鶏むね肉・豆腐・卵・魚・大豆製品などがおすすめです。毎食ひとつはタンパク質源となる食品を意識して摂るようにしましょう。

📌 代謝を助けるビタミンB群をとる

ビタミンB群(B1・B2・B6・B12・葉酸・ナイアシンなど)は、糖質・脂質・タンパク質のエネルギー代謝を助ける重要な補酵素です。ビタミンB群が不足すると、せっかく摂取した栄養素を効率よくエネルギーに変えられなくなり、代謝が低下してしまいます。

ビタミンB1は豚肉・玄米・豆類に多く含まれ、糖質の代謝をサポートします。ビタミンB2はレバー・納豆・乳製品に多く含まれ、脂質の代謝に深く関わります。春野菜のほうれん草やブロッコリーにも葉酸などのビタミンB群が豊富に含まれているため、旬の野菜を積極的に活用しましょう。

▶️ 体を温める食材を選ぶ

体温が1度上がると基礎代謝が約13〜15%上がると言われています。体を内側から温める食材を積極的に摂ることは、代謝アップに直結します。生姜・にんにく・ねぎ・唐辛子・シナモンなどは体を温める作用があるとされており、料理に取り入れやすい食材です。

また、冷たい飲み物や食べ物は内臓を冷やし、消化機能の低下・代謝の低下につながります。春は温かくなるにつれて冷たいものを求めやすくなりますが、体を冷やしすぎないよう、常温または温かい飲み物を意識的に選ぶようにしましょう。

🔹 食事のリズムを整える

食事を抜いたり、食べる時間が極端にバラバラだったりすると、体が「エネルギーが入ってこない」と判断して代謝を下げる方向に働きます。これはいわゆる「省エネモード」に入ってしまった状態で、ダイエットのために食事を極端に制限することが逆効果になるのはこのためです。

代謝を高めるためには、1日3食を規則正しく食べることが基本です。食事を規則的にとることで体内時計が整い、消化酵素の分泌もリズムよく行われるようになります。また、朝食をしっかり食べることは体内時計のリセットにもつながり、代謝を高めるうえで特に重要とされています。

📍 発酵食品で腸内環境を整える

腸内環境は代謝と深く関わっています。腸内細菌のバランスが整っていると、栄養素の吸収効率が上がり、エネルギー代謝がスムーズになります。また、腸内環境が良好であれば免疫機能も向上し、体全体のコンディションが整います。

味噌・納豆・ヨーグルト・キムチ・酢などの発酵食品を毎日の食事に取り入れることで、腸内環境を改善することができます。食物繊維(野菜・豆類・海藻・きのこなど)と組み合わせることで、善玉菌のエサとなり腸内環境がさらに整いやすくなります。

⚠️ 運動で代謝を上げる方法

代謝アップに運動は欠かせません。春は気候が過ごしやすくなり、体を動かしやすい季節です。効率的に代謝を上げる運動方法を取り入れていきましょう。

💫 筋力トレーニングで基礎代謝を上げる

基礎代謝を上げる最も効果的な方法は、筋肉量を増やすことです。筋肉は脂肪と比べてエネルギー消費量が大きく、筋肉が増えるほど安静時のエネルギー消費量も増えます。筋力トレーニングは、この筋肉量を増やすための最も直接的な運動です。

特に太もも・お尻・背中など体の中で大きな筋肉が集まっている部位を鍛えることが、代謝アップには効率的です。スクワット・ランジ・プランク・腕立て伏せなどは、特別な器具がなくても自宅でできるトレーニングとして広く実践されています。週2〜3回を目安に行うと、筋肉が修復・成長しやすいと言われています。

🦠 有酸素運動で脂肪燃焼を促す

有酸素運動は脂肪をエネルギー源として使う運動で、体脂肪の燃焼に効果的です。また、有酸素運動を継続することで心肺機能が向上し、全身の血流が改善されます。血流が良くなると、酸素や栄養素が全身に行き渡りやすくなり、代謝が上がりやすい体になります。

春は天気のよい日にウォーキングやジョギング、サイクリングをするのが特におすすめです。日光を浴びることでビタミンDが合成され、セロトニン(幸福ホルモン)の分泌が促されるため、精神的な安定にもつながります。セロトニンは自律神経のバランスを整える作用があり、代謝の向上にも間接的に寄与します。

有酸素運動は1回20〜30分以上、週3〜5回を目標にするとよいでしょう。ただし、急に激しい運動をするのは怪我のリスクがあるため、まずは軽いウォーキングから始めて徐々に強度を上げていくことが大切です。

👴 HIITで短時間・高効率に代謝を上げる

HIIT(高強度インターバルトレーニング)は、高強度の運動と短い休憩を交互に繰り返すトレーニング法です。短時間で大きな負荷をかけることで、運動後も数時間にわたって代謝が高い状態が続く「アフターバーン効果(EPOC)」が得られると言われています。

例えば、20秒全力でジャンプスクワットをして10秒休む、これを8セット繰り返すといったものがHIITの基本的な形です。時間がなく忙しい人でも取り組みやすい運動法ですが、心肺機能への負担も大きいため、運動習慣のない人は最初から激しいHIITを行うのではなく、体が慣れてきてから導入するようにしましょう。

🔸 日常のNEATを増やす

NEAT(Non-Exercise Activity Thermogenesis)とは、スポーツや本格的な運動以外の日常活動で消費されるエネルギーのことです。歩く・立つ・家事をする・階段を使うなど、日常の何気ない動作がNEATに該当します。

研究によれば、太りにくい人ほどNEATが高い傾向があるとされており、1日の総エネルギー消費量における活動代謝の割合を高めるうえで非常に重要です。エレベーターではなく階段を使う、電車では座らずに立つ、家事をテキパキこなすなど、意識するだけで日常のNEATを増やすことができます。春は外に出る機会が増えるため、意識的に歩く距離を増やすだけでも代謝アップにつながります。

🔍 生活習慣を整えて代謝を高める方法

食事と運動だけでなく、日々の生活習慣の質が代謝に大きく影響します。特に睡眠・水分補給・体温管理は見落とされがちながら、代謝に直結する重要なポイントです。

💧 質の高い睡眠をとる

睡眠中は成長ホルモンが分泌され、細胞の修復・筋肉の合成・脂肪の分解が促されます。睡眠が不足すると成長ホルモンの分泌が減り、代謝が下がります。また、睡眠不足はグレリン(食欲を増進させるホルモン)の分泌を増やし、レプチン(食欲を抑制するホルモン)の分泌を減らすため、過食しやすくなるという研究結果もあります。

成人では7〜8時間の睡眠が理想的とされています。寝る前のスマートフォン使用を控える、就寝前に入浴して体を温める、部屋を適度に暗くするなど、睡眠の質を高める工夫を取り入れましょう。春は花粉症の症状や気温の変化で眠りが浅くなりやすいため、特に意識することが大切です。

✨ 水分をしっかり補給する

水分は体内のあらゆる代謝反応に必要不可欠な存在です。体が脱水状態になると、血液がドロドロになって循環が悪化し、栄養素や酸素の運搬効率が下がります。これは代謝の低下につながります。また、水分が不足すると体温調節機能が低下し、体が冷えやすくなります。

1日に必要な水分量は体重や活動量によって異なりますが、成人では一般的に1.5〜2リットル程度が目安とされています。一度に大量に飲むのではなく、こまめに少量ずつ飲む習慣をつけましょう。春でも意外と汗をかくため、運動後や汗ばむ日は水分補給を忘れずに行ってください。

📌 体温を上げる入浴習慣を作る

入浴は体を温めて血流を促進し、代謝を高めるうえで効果的な習慣です。シャワーだけで済ませず、湯船にゆっくり浸かることで深部体温が上がり、血行が改善されます。また、入浴後は体温が下がる過程で眠気が促されるため、睡眠の質向上にも役立ちます。

38〜40度程度のぬるめのお湯に15〜20分ほど浸かるのが、副交感神経を優位にしてリラックス効果を得るうえでも理想的とされています。生姜やエプソムソルトなどを加えることで、発汗作用をさらに高める工夫もできます。

▶️ ストレスを適切に管理する

慢性的なストレスは、コルチゾールというホルモンの過剰分泌を引き起こします。コルチゾールは筋肉の分解を促し、脂肪の蓄積(特に腹部)を助長するため、代謝を著しく低下させる原因となります。また、ストレスによる睡眠障害や暴飲暴食も代謝に悪影響を与えます。

春の新生活でストレスを感じやすい時期こそ、ストレス管理を意識することが大切です。深呼吸や瞑想・ヨガ・ストレッチ・趣味の時間を持つなど、自分に合ったリラックス法を見つけておくことをおすすめします。また、誰かと話す・日光を浴びる・自然の中を散歩するといったことも、ストレス軽減に有効です。

🔹 体内時計を整えて代謝リズムを作る

体内には約24時間周期で働く「体内時計」があり、代謝もこのリズムに合わせて変動しています。起床・食事・運動・就寝の時間を一定に保つことで体内時計が整い、各臓器が最も効率的に働ける環境が整います。

朝起きたら太陽の光を浴びることが体内時計をリセットする最も有効な方法です。朝の光を浴びることでセロトニンが分泌され、約15時間後にはメラトニン(睡眠ホルモン)に変換されて自然な眠気を促します。この朝の光→夜の睡眠というリズムを毎日繰り返すことが、代謝を整えるうえで非常に重要です。

📍 筋肉を冷やさない工夫をする

春は気温差が激しく、朝晩は冷える日も多くあります。筋肉は冷えると収縮して血流が悪くなり、代謝も低下しやすくなります。服装で温度調節をしっかり行い、お腹周りや首・足首を冷やさないよう心がけましょう。腹巻やレッグウォーマーなどを活用することも効果的です。

👨‍⚕️ 当院での診療傾向【医師コメント】

高桑康太 医師(当院治療責任者)より

「春になると「体を動かしたい」「体型を整えたい」というお気持ちで来院される方が増えますが、当院では、代謝が上がりにくい背景に甲状腺機能の低下やホルモンバランスの乱れが関係しているケースも少なくないため、生活習慣の見直しと並行して一度血液検査で体の状態を確認することをお勧めしています。最近の傾向として、食事制限や運動を頑張っているにもかかわらず効果を感じにくい方の多くが、睡眠の質の低下や慢性的なストレスによる自律神経の乱れを抱えていることも多く、まずは「体の土台を整える」ことが代謝アップへの近道になります。ご自身だけで抱え込まず、気になることがあればお気軽にご相談ください。」

📝 よくある質問

春に代謝が下がりやすい原因は何ですか?

春に代謝が下がる主な原因として、気温の寒暖差による自律神経の乱れ、冬の運動不足による筋肉量の低下、花粉症による活動量の減少、新生活のストレスによるコルチゾールの過剰分泌などが挙げられます。これらが重なると、代謝がなかなか上がらない状態に陥りやすくなります。

代謝を上げるために特に意識すべき食事のポイントは?

最も重要なのはタンパク質をしっかり摂ることです。鶏むね肉・卵・豆腐・魚などを毎食取り入れましょう。加えて、エネルギー代謝を助けるビタミンB群(豚肉・納豆・春野菜など)、体を温める生姜やにんにく、腸内環境を整える発酵食品も意識して取り入れることが効果的です。

代謝アップに効果的な運動はどれですか?

基礎代謝を上げるには筋力トレーニングが最も効果的です。特にスクワットやプランクなど大きな筋肉を鍛える運動を週2〜3回行うのがおすすめです。これに加えて、週3〜5回20〜30分の有酸素運動(ウォーキングやジョギング)を組み合わせると、脂肪燃焼効果も高まります。

睡眠と代謝にはどのような関係がありますか?

睡眠中は成長ホルモンが分泌され、筋肉の合成や脂肪の分解が促されます。睡眠不足になると成長ホルモンの分泌が減り代謝が低下するだけでなく、食欲を増進させるホルモン(グレリン)が増加し過食しやすくなります。成人では7〜8時間の睡眠を目標に、就寝前のスマホ使用を控えるなど睡眠の質を高める工夫が大切です。

食事や運動を頑張っても痩せない場合はどうすればよいですか?

摂取カロリーが消費カロリーを上回っていないか、筋肉量の増加で体重が変わりにくくなっていないかを確認しましょう。それでも改善しない場合は、甲状腺機能の低下やホルモンバランスの乱れが影響している可能性があります。当院では血液検査でホルモンや栄養状態を確認し、個人の状態に合わせたアドバイスを行っています。気になる場合はお気軽にご相談ください。

💡 春におすすめの代謝アップ習慣まとめ

ここまでの内容を踏まえて、春に実践したい代謝アップ習慣を整理します。すべてを一度に始める必要はありません。できることから少しずつ取り入れることが、長続きするコツです。

💫 朝のルーティンを作る

朝起きたらカーテンを開けて日光を浴び、白湯や温かい飲み物を飲む習慣から始めましょう。体を内側から温めることで内臓の働きが活発になり、1日の代謝のスタートを切りやすくなります。朝食もしっかりとることで体内時計がリセットされ、1日のエネルギー代謝がスムーズに動き始めます。

🦠 春野菜を積極的に食べる

春は旬の野菜が豊富な季節です。菜の花・春キャベツ・アスパラガス・新玉ねぎ・筍・ふきのとうなど、春野菜には体の解毒作用を助ける成分やビタミン・ミネラルが豊富に含まれています。旬の食材は栄養価が高く、冬に蓄積した老廃物を排出する「春の大掃除」を体の内側から助けてくれます。

👴 花見散歩で自然の中を歩く

春の風物詩である花見の季節は、自然の中を歩く絶好の機会です。公園や川沿いをゆっくり散歩するだけでも、適度な有酸素運動になります。日光を浴びながら自然の中を歩くことで、セロトニンの分泌が促され、ストレス解消と代謝アップを同時に達成することができます。

🔸 週2〜3回の筋トレを習慣にする

自宅でできる簡単なスクワットやプランクから始めて、徐々に筋トレの習慣を定着させましょう。最初は10分でも、週2〜3回続けることが重要です。春の気候は運動しやすいため、新しい習慣を作るタイミングとして最適です。

💧 就寝前のスマホを控えて睡眠の質を上げる

スマートフォンから発せられるブルーライトはメラトニンの分泌を抑制し、睡眠の質を低下させます。就寝1時間前にはスマホの使用を控え、読書や軽いストレッチなどでリラックスする習慣を作りましょう。睡眠の質が上がると、成長ホルモンの分泌が促されて代謝が高まります。

✨ 代謝を上げても痩せない場合に考えられること

代謝アップのための取り組みを行っても、なかなか体重が減らない・体型が変わらないと感じる場合があります。このような場合は、以下のような原因が考えられます。

✨ カロリーの摂取量が消費量を上回っている

代謝が上がっても、摂取カロリーが消費カロリーを超えていれば体重は減りません。「健康的なものだから大丈夫」と安心して食べすぎてしまうケースも見受けられます。食事の量とカロリーバランスを把握することも、ダイエットには必要です。

📌 筋肉量が増えて体重が変化しにくい

筋トレを始めると、脂肪が燃焼される一方で筋肉量が増えるため、体重の数字が思ったよりも変わらないことがあります。しかし、筋肉は脂肪よりも密度が高いため、体重が変わらなくてもサイズダウンしていることがあります。体重だけでなく、体脂肪率・ウエストのサイズ・服のフィット感なども変化の指標にしましょう。

▶️ ホルモンバランスの乱れや甲状腺機能の問題

甲状腺ホルモンは体の代謝全体を調節する重要なホルモンです。甲状腺機能が低下している場合(甲状腺機能低下症)は、代謝を上げる生活習慣を実践しても効果が出にくいことがあります。また、女性の場合は月経周期や更年期に関連したホルモン変動が代謝に影響することもあります。

「食事も運動も気をつけているのに体重が減らない」「慢性的な倦怠感・むくみ・冷えが続いている」という場合は、医療機関で血液検査を受けて甲状腺ホルモンや血糖値などを確認することをおすすめします。

🔹 腸内環境が整っていない

腸内細菌のバランスが乱れている場合、栄養素の吸収や代謝が乱れることがあります。便秘が続いている・お腹の張りが気になる・下痢と便秘を繰り返すといった症状がある場合は、腸内環境の改善に取り組むことが代謝アップへの近道になることもあります。発酵食品・食物繊維・適切な水分補給を意識しつつ、必要に応じて医療機関に相談しましょう。

📍 医療的なサポートを検討する

自己努力で代謝を上げてもなかなか効果が出ない場合、医療機関でのサポートを検討することも選択肢のひとつです。クリニックでは、血液検査によるホルモン・栄養状態の把握、医師の指導のもとでの食事・運動プログラムの提案、必要に応じた薬物療法(医師の判断による食欲抑制薬や代謝改善薬)など、個人の状態に合わせたアプローチを受けることができます。

自己流のダイエットに限界を感じている場合や、体重管理に関して医師のアドバイスを受けたいと感じた場合は、専門のクリニックへの相談を検討してみてください。

📌 まとめ

春は代謝を高めるための習慣を始めるのに最適な季節です。気温が上がり、日照時間が長くなり、外出しやすい環境が整うこの時期に、食事・運動・生活習慣を見直すことで、効率よく代謝を上げて痩せやすい体を作ることができます。

代謝を上げるためのポイントをまとめると、食事ではタンパク質・ビタミンB群・発酵食品を意識的に摂り、食事のリズムを整えること。運動では筋力トレーニングと有酸素運動を組み合わせ、日常のNEATも高める意識を持つこと。生活習慣では質の高い睡眠・適切な水分補給・入浴習慣・ストレス管理・体内時計の調整が大切です。

いきなりすべてを変えようとするのではなく、できることからひとつひとつ取り入れていくことが、継続するうえで最も重要です。春の新鮮な気持ちを活かして、今日からできることを始めてみましょう。もし一人での取り組みに限界を感じるようであれば、専門のクリニックへ相談することも、健康的な体づくりの大きな一歩になります。

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📚 参考文献

  • 厚生労働省 – 身体活動・運動に関する基本的な考え方、基礎代謝・エネルギー消費量の目安、日常的な運動習慣の推奨に関する公式ガイドライン情報
  • 厚生労働省 – タンパク質・ビタミンB群などの栄養素の摂取基準、食事バランスガイド、腸内環境と健康に関する栄養政策の公式情報
  • PubMed – 基礎代謝・睡眠・運動(HIIT・NEAT・筋力トレーニング)と代謝変動に関する査読済み学術論文群(EPOC効果、グレリン・レプチンと睡眠不足の関係、コルチゾールとストレスの代謝への影響などの科学的根拠)

監修者医師

高桑 康太 医師

保有資格

ミラドライ認定医

略歴

  • 2009年 東京大学医学部医学科卒業
  • 2009年 東京逓信病院勤務
  • 2012年 東京警察病院勤務
  • 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
  • 2019年 当院治療責任者就任
  • 皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
  • 専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
  • 臨床実績(2024年時点) 皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上、腋臭症治療:2,000件以上、酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
  • 監修領域 皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報

佐藤 昌樹 医師

保有資格

日本整形外科学会整形外科専門医

略歴

  • 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
  • 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
  • 2012年 東京逓信病院勤務
  • 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
  • 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務

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