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顎ニキビの意味とは?女性に多い原因と改善方法を解説

💬 「顎ニキビが毎月繰り返される…」それ、体からのSOSサインかもしれません。
顎ニキビは単なるスキンケア不足ではなく、ホルモンバランスや内臓の不調が原因のことも。このコラムを読めば、繰り返す顎ニキビの本当の原因と、正しい対処法がわかります。

🚨 こんな人はこの記事を読んでください!

  • 📌 毎月同じ時期に顎ニキビができる
  • 📌 スキンケアを頑張っても一向に治らない
  • 📌 顎のニキビが深くて痛い・なかなか治らない
  • 📌 3か月以上ずっと顎ニキビが続いている
🙋‍♀️

「市販の薬を塗っても治らないし、もう何か月もこのニキビと戦ってる…。もしかして体の中から治さないといけないの?」

👩‍⚕️

その通りです!顎ニキビはホルモンバランスが深く関係しているので、外側のケアだけでは限界があります。まずは原因を正しく知ることが大切です。


目次

  1. 顎ニキビに「意味」があるとされる理由
  2. 顎ニキビと東洋医学的な考え方
  3. 女性に顎ニキビが多い理由
  4. ホルモンバランスと顎ニキビの関係
  5. 顎ニキビを引き起こす生活習慣
  6. 顎ニキビの特徴と他の部位のニキビとの違い
  7. 顎ニキビの正しいスキンケア方法
  8. 顎ニキビを繰り返さないための生活改善
  9. 皮膚科・美容クリニックで受けられる治療
  10. 顎ニキビが改善しない場合に注意すべきこと

💡 この記事のポイント

顎ニキビは女性ホルモン周期によるアンドロゲンの影響が主因で、深い炎症と再発が特徴。スキンケアと生活習慣の改善が基本だが、3か月以上改善しない場合は皮膚科や美容クリニックへの相談が必須!

💡 顎ニキビに「意味」があるとされる理由

顎ニキビに意味があるという考え方は、古くから伝わる東洋医学的な観点や、現代の皮膚科学的な知見の両方から語られることがあります。現代医学的に見ると、顎という部位に繰り返しニキビができる場合、それはホルモンバランスの乱れや内臓の不調、生活習慣の問題などを体が表現しているサインである可能性があります。

皮膚科学的には、顎まわり(顎・フェイスライン)は「アンドロゲン感受性が高い部位」とされています。アンドロゲンとは男性ホルモンの一種で、女性の体内にも存在します。このアンドロゲンの影響を受けやすい顎の部位では、皮脂分泌が活発になりやすく、毛穴が詰まりやすい環境が生まれます。

つまり、顎ニキビが繰り返しできるという事実は、「体の内側で何らかの変化が起きているサイン」として捉えることができます。これが「顎ニキビには意味がある」と言われる根拠の一つです。

また、西洋医学的な研究においても、ニキビができやすい部位によってその原因が異なることが示されています。たとえば額のニキビはストレスや消化器系との関連が指摘されることがありますが、顎のニキビはホルモン関連のニキビ(ホルモン性ざ瘡)として分類されることが多く、特に女性の生理周期との関連が深いとされています。

Q. 顎ニキビが毎月同じ時期に繰り返される原因は?

月経前の黄体期にプロゲステロンの分泌が増加すると皮脂分泌が活発になり、同時にアンドロゲン(男性ホルモン)の影響も強まります。顎はアンドロゲン感受性が高い部位のため、毎月この時期にニキビが集中しやすくなります。

📌 顎ニキビと東洋医学的な考え方

東洋医学では、顔の各部位は体の特定の臓器や器官と対応しているという「顔面診断」という考え方があります。この考え方によると、顎の部分は腎臓や生殖器、ホルモン系と関連していると言われています。顎にニキビが繰り返しできる場合、腎臓の疲れやホルモンバランスの乱れのサインである可能性があると東洋医学的には解釈されることがあります。

また、中医学(中国伝統医学)の概念では、下顎部は「腎」に対応するとされており、腎の機能が弱まると水分代謝が低下し、老廃物が肌に表れやすくなると考えられています。この観点から、顎ニキビは単純な肌トラブルではなく、体全体のバランスを見直す機会として捉えることが重要だと言えます。

もちろん、東洋医学的な考え方はあくまで一つの視点であり、科学的なエビデンスが十分に確立されているわけではありません。しかし、顎ニキビのケアを考える際に「体全体の状態を見直す」という姿勢は、現代医学的な観点からも非常に有益です。スキンケアだけに注目するのではなく、生活習慣や体調全体を振り返ることが、顎ニキビ改善の大きな鍵となります。

✨ 女性に顎ニキビが多い理由

顎ニキビは男女ともに発生しますが、特に女性に多く見られる傾向があります。その理由を詳しく見ていきましょう。

まず最も大きな理由として挙げられるのが、女性特有のホルモン変動です。女性は月経周期に伴って女性ホルモン(エストロゲン・プロゲステロン)のバランスが大きく変動します。特に月経前の黄体期にはプロゲステロンの分泌が増加し、皮脂分泌が盛んになります。このタイミングに合わせて顎やフェイスラインにニキビができやすくなる女性は非常に多いです。

次に、女性はストレスに対して男性よりもホルモン系が敏感に反応しやすいという特性があります。仕事や家事、育児、人間関係など、様々なストレスが女性ホルモンのバランスを乱し、結果として皮脂の過剰分泌や毛穴の詰まりを引き起こします

さらに、女性はメイクをする機会が多く、ファンデーションやコンシーラーなどのコスメが毛穴を塞いでしまうことも顎ニキビの原因となります。特に顎まわりはメイクのよれが起きやすく、皮脂と混ざったメイク汚れが毛穴に詰まりやすい部位です。

また、スマートフォンの使用も見逃せない原因です。スマートフォンを顔に当てて通話する際、画面に付着した細菌が顎に触れることでニキビの原因菌(アクネ菌)が増殖しやすくなります。無意識に頬や顎を手で触る習慣も同様のリスクがあります。

マスクの着用も近年顎ニキビが増加した一因として挙げられます。マスク内は湿度と温度が高くなり、摩擦も加わるため、顎やフェイスライン周辺のニキビが悪化しやすい環境となります。

Q. 顎ニキビが他の部位のニキビより治りにくい理由は?

顎ニキビは皮膚の深部に炎症を起こす嚢腫や結節と呼ばれる硬いしこり状のニキビができやすく、痛みを伴い治癒に時間がかかります。また、ホルモン変動が根本原因のため再発しやすく、治癒後にクレーター状のニキビ跡や色素沈着が残りやすい特徴があります。

🔍 ホルモンバランスと顎ニキビの関係

顎ニキビの最も重要な原因の一つがホルモンバランスの乱れです。ここではもう少し詳しくホルモンと顎ニキビの関係を説明します。

女性のホルモン周期は大きく4つのフェーズに分かれています。月経期、卵胞期、排卵期、黄体期です。このうち黄体期(月経の約2週間前から月経開始まで)にはプロゲステロンの分泌が増加します。プロゲステロンは皮脂腺を刺激して皮脂の分泌を増やす作用があり、これが毛穴の詰まりとニキビ発生につながります。

また、黄体期にはアンドロゲン(男性ホルモン)の相対的な影響が強まることもあり、特に顎やフェイスラインといったアンドロゲン感受性が高い部位でのニキビ発生リスクが高まります。多くの女性が「月経前に顎にニキビができる」と感じているのは、まさにこのホルモン変動が原因です。

さらに、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)などの婦人科系疾患がある場合、男性ホルモンが過剰に分泌され、顎を含むフェイスライン全体に重篤なニキビが繰り返し発生することがあります。顎ニキビが非常にひどく、なかなか改善しない場合は、婦人科への相談も検討する必要があります。

更年期を迎えた女性では、エストロゲンの急激な減少によってアンドロゲンの影響が相対的に強まり、中高年になって突然顎ニキビが悪化するケースもあります。「大人になってからの顎ニキビ」は、このようなホルモン変化と関連していることが多いです。

甲状腺ホルモンの異常も肌トラブルと関連があることが知られており、顎ニキビが改善しない場合は甲状腺機能の検査を受けることが勧められる場合もあります。

💪 顎ニキビを引き起こす生活習慣

ホルモンバランス以外にも、日常的な生活習慣が顎ニキビを引き起こす大きな原因となります。具体的にどのような生活習慣が顎ニキビに影響するのかを詳しく見ていきましょう。

睡眠不足は顎ニキビを悪化させる大きな要因です。睡眠中には成長ホルモンが分泌され、肌の修復が行われます。睡眠不足になるとこの修復がうまく行われず、肌のバリア機能が低下し、ニキビができやすい状態になります。また、睡眠不足はコルチゾール(ストレスホルモン)の分泌を増加させ、皮脂分泌を促進するため、顎ニキビのリスクがさらに高まります。

食生活も顎ニキビに大きく影響します。糖質の多い食事や高GI食品(白米、白パン、菓子類など)は血糖値を急上昇させ、インスリンの分泌を促します。インスリンはアンドロゲンの産生を促進する作用があるため、皮脂分泌が増加してニキビができやすくなります。乳製品についても、一部の研究でニキビとの関連が指摘されています。

飲酒も顎ニキビの原因となります。アルコールは肝臓での代謝に負担をかけ、ホルモンバランスを乱す可能性があります。また、アルコールの利尿作用によって肌の水分が失われ、乾燥からくる過剰な皮脂分泌を引き起こすこともあります。

ストレスも顎ニキビの大敵です。強いストレスを感じると、副腎からコルチゾールが分泌され、皮脂腺を刺激します。また、ストレスは免疫機能を低下させ、アクネ菌が増殖しやすい環境を作ります。

スキンケアの誤りも原因の一つです。洗顔の際に顎をしっかり洗えていなかったり、逆に洗いすぎて肌が乾燥し皮脂が過剰に分泌されたりするケースがあります。また、保湿不足によって肌のバリア機能が低下することも、ニキビのできやすい肌環境につながります。

顎を手で触る癖も顎ニキビを悪化させます。手には多くの細菌が付着しており、無意識に顎を触ることでニキビの原因菌が増殖しやすくなります。

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🎯 顎ニキビの特徴と他の部位のニキビとの違い

顎ニキビには、額や鼻などにできるニキビとは異なる特徴があります。これらの違いを理解することで、より適切なケアが可能になります。

まず、顎ニキビは深いところにできやすいという特徴があります。Tゾーン(額・鼻)のニキビは毛穴が詰まった白ニキビや黒ニキビが多いのに対し、顎のニキビは皮膚の深いところに炎症を起こした「嚢腫(のうしゅ)」や「結節」と呼ばれる硬いしこりのようなニキビができやすい傾向があります。このようなニキビは痛みを伴うことが多く、治るまでに時間がかかります。

また、顎ニキビは再発しやすいという特徴もあります。ホルモン変動が根本的な原因となっていることが多いため、表面的なスキンケアだけでは根本的な解決にならず、毎月同じ部位に繰り返しニキビができるというパターンが見られることが多いです。

さらに、顎ニキビは跡になりやすいという特徴があります。深いところに炎症が起きるため、治った後にクレーター状の跡(ニキビ跡)が残りやすく、色素沈着も起こりやすいです。このため、顎ニキビは早期に適切な治療を受けることが特に重要です。

顎の皮膚は比較的厚く、皮脂腺が密集しているエリアでもあります。毛穴が深く、皮脂が分泌されやすい構造になっているため、一度毛穴が詰まると炎症を起こしやすい環境が整っています。

加えて、顎ニキビは「大人ニキビ」の典型的な部位でもあります。思春期のニキビが額や鼻などのTゾーンに多いのに対し、20代以降の大人のニキビは顎やフェイスラインに多く発生する傾向があります。これはホルモンバランスや生活習慣の影響が、顎という部位に集中して表れやすいためだと考えられています。

Q. 顎ニキビに効果的な食生活の改善方法は?

白米・菓子類など高GI食品は血糖値を急上昇させインスリンを介してアンドロゲン産生を促すため控えめにします。代わりに亜鉛(牡蠣・ナッツ類)やビタミンB群(豚肉・緑黄色野菜)を積極的に摂り、食物繊維や発酵食品で腸内環境を整えることも肌改善に有効です。

💡 顎ニキビの正しいスキンケア方法

顎ニキビのケアには、正しいスキンケアの知識が欠かせません。ここでは効果的なスキンケア方法を解説します。

洗顔は顎ニキビケアの基本です。朝晩2回の洗顔が基本ですが、過剰な洗顔は肌のバリア機能を壊してしまうため注意が必要です。洗顔料はしっかりと泡立て、泡で優しく包み込むように洗いましょう。顎は角度的に洗い残しが生じやすい部位なので、丁寧に洗うことを意識してください。ただし、こすらないことが大切です。

洗顔後の保湿も非常に重要です。「ニキビ肌だから保湿は控えるべき」という誤解がありますが、これは間違いです。肌が乾燥すると皮脂が過剰に分泌され、かえってニキビができやすくなります。ノンコメドジェニックテスト済み(毛穴を詰まらせにくいことを確認した)の化粧水や乳液を使用し、適切な保湿を心がけましょう

クレンジングにも気をつけましょう。メイクをする女性はダブル洗顔が基本ですが、クレンジングの選び方も大切です。摩擦が少ないミルクタイプやジェルタイプのクレンジングがニキビ肌には適しています。クレンジングオイルはしっかりと乳化させてから洗い流すことが重要です。

ニキビ向け成分を含むスキンケアアイテムを活用することも有効です。ビタミンC誘導体は皮脂分泌を抑制し、ニキビ跡の色素沈着にも効果があります。ナイアシンアミドは皮脂分泌のコントロールと炎症を抑える効果が期待できます。レチノール(ビタミンA誘導体)は毛穴詰まりを改善し、肌のターンオーバーを促進します。ただし、レチノールは肌への刺激が強い場合があるため、低濃度のものから試すことをお勧めします。

ニキビができている部位への紫外線対策も忘れずに行いましょう。紫外線はニキビの炎症を悪化させ、ニキビ跡の色素沈着を深刻にします。ノンコメドジェニックの日焼け止めを使用することで、ニキビを悪化させずに紫外線から肌を守ることができます。

ニキビを潰したり、手で触ったりすることは絶対に避けてください。自分でニキビを潰すと炎症が悪化し、ニキビ跡が残りやすくなります。どうしても気になる場合は、皮膚科や美容クリニックで専門家に処置してもらうことを選択しましょう。

📌 顎ニキビを繰り返さないための生活改善

スキンケアだけでなく、生活習慣を見直すことが顎ニキビの根本的な改善につながります。

十分な睡眠を確保することが最も基本的な対策の一つです。成人に必要な睡眠時間は個人差がありますが、一般的に7〜8時間程度と言われています。就寝時間を一定にすることで体内時計が整い、ホルモンバランスも安定しやすくなります。スマートフォンやパソコンのブルーライトは睡眠の質を低下させるため、就寝1〜2時間前からは使用を控えることが推奨されます

食生活の改善も顎ニキビ対策に効果的です。糖質の多い食品や乳製品を控えめにし、野菜や果物、魚、大豆製品などバランスの良い食事を心がけましょう。特に亜鉛は皮脂分泌のコントロールに役立つミネラルで、牡蠣、肉類、ナッツ類に多く含まれています。ビタミンB群も肌の健康維持に重要で、豚肉、卵、緑黄色野菜などに豊富です。腸内環境を整えることも肌の状態に影響するため、食物繊維や発酵食品を積極的に取り入れることもお勧めです。

ストレス管理も欠かせません。適度な運動はストレス解消に効果的で、血行促進によって肌の代謝も改善されます。ヨガや瞑想、深呼吸なども副交感神経を優位にし、ホルモンバランスの安定に役立ちます。自分なりのストレス解消法を見つけ、定期的に実践することが大切です。

水分補給も肌の健康維持に重要です。1日1.5〜2リットルを目安に水を飲むことで、体内の老廃物が排出されやすくなり、肌の代謝も改善されます。コーヒーや緑茶などのカフェインを含む飲み物は利尿作用があるため、飲みすぎに注意しましょう。

枕カバーや寝具の衛生管理も見落としがちですが重要です。枕カバーには皮脂や汗が蓄積し、細菌が繁殖しやすい環境になります。週に1〜2回は枕カバーを洗濯することが理想的です。

スマートフォンを清潔に保つことも、顎ニキビ予防に役立ちます。通話の際はスマートフォンを直接顔に当てず、イヤホンやスピーカーを活用することをお勧めします。また、画面を定期的にアルコールで拭き取ることで細菌の付着を防ぐことができます。

Q. 顎ニキビが3か月以上改善しない場合はどうすべき?

セルフケアで3か月以上改善しない場合は、皮膚科や美容クリニックへの受診を強く推奨します。月経不順や多毛症を伴う場合は多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の可能性があり婦人科での検査も必要です。アイシークリニックでは、ケミカルピーリングやレーザー治療など個人の肌状態に合わせた治療を提供しています。

✨ 皮膚科・美容クリニックで受けられる治療

セルフケアで改善が見られない場合や、顎ニキビが重症化している場合は、皮膚科や美容クリニックでの治療を検討しましょう。専門的な治療にはさまざまな選択肢があります。

皮膚科での治療としては、まず外用薬と内服薬の処方があります。外用薬としては、アダパレン(ディフェリン)や過酸化ベンゾイル(ベピオ)、レチノイドなどが使用されます。これらは毛穴の詰まりを改善したり、アクネ菌の増殖を抑えたりする効果があります。炎症が強い場合には抗菌薬の外用剤が処方されることもあります。

内服薬としては、抗菌薬(テトラサイクリン系など)が炎症性のニキビに処方されることがあります。ホルモン関連の顎ニキビが疑われる場合は、低用量ピル(経口避妊薬)が選択肢となることもありますが、これは産婦人科や皮膚科での相談が必要です。

美容クリニックでは、皮膚科の一般的な治療に加えて、より専門的な美容医療の選択肢があります。

ケミカルピーリングは、グリコール酸やサリチル酸などの薬剤を使って古い角質を除去し、毛穴の詰まりを改善する治療法です。肌のターンオーバーを促進し、ニキビができにくい肌環境を作ります。顎ニキビには特に効果が高いとされ、数回の施術で改善が見られることが多いです。

レーザー治療もニキビの改善に効果的です。フラクショナルレーザーや低出力レーザーは、皮脂腺のサイズを縮小し皮脂の過剰分泌を抑える効果があります。また、アクネ菌を殺菌する効果も期待できます。

フォトフェイシャル(IPL光治療)は、光エネルギーを利用してニキビの炎症を抑え、ニキビ跡の色素沈着を改善する治療です。痛みが比較的少なく、ダウンタイムが短いのが特徴です。

イオン導入やエレクトロポレーションは、電気の力を使って美容成分を肌の深部まで浸透させる治療法です。ビタミンCやトラネキサム酸などニキビや色素沈着に効果のある成分を直接届けることができます

ニキビ跡(クレーター・色素沈着)が残っている場合には、フラクショナルレーザーやダーマペン、ピコレーザーなどによる治療が選択肢となります。これらの治療はコラーゲンの産生を促し、皮膚の再生を促進することでクレーターを改善する効果があります。

🔍 顎ニキビが改善しない場合に注意すべきこと

スキンケアや生活習慣の改善、そして専門的な治療を行っても顎ニキビが繰り返し発生する場合や、通常のニキビとは異なる様相を呈している場合には、他の疾患の可能性を考慮する必要があります。

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)は、女性の生殖年齢に多く見られるホルモン疾患で、男性ホルモンの過剰分泌が特徴的な症状の一つです。顎やフェイスラインに繰り返す重篤なニキビ、月経不順、体重増加、多毛症などの症状が見られる場合はPCOSの可能性を考え、婦人科での検査を受けることをお勧めします

副腎皮質機能亢進症(クッシング症候群)は、副腎ホルモンの過剰分泌により肌トラブルが生じる疾患です。ニキビのほかに、顔が丸くなる、体重が増加するなどの症状が見られる場合は内分泌科への受診が必要です。

酒さ(ロザセア)は、顔の赤みや毛細血管の拡張を伴う皮膚疾患で、ニキビと混同されることがあります。酒さは一般的なニキビとは治療方法が異なるため、正確な診断が重要です。

また、使用しているスキンケアアイテムや化粧品がニキビの原因となっているケース(コスメティックアクネ)もあります。この場合は使用している製品を見直し、ノンコメドジェニック処方のものに切り替えることが有効です。

口周りや顎に繰り返す皮疹は、口囲皮膚炎(perioral dermatitis)という疾患の可能性もあります。これはステロイド外用薬の副作用や特定のスキンケア製品によって引き起こされることがあります。

いずれの場合も、自己判断せずに皮膚科や関連する専門診療科を受診し、正確な診断のもとで適切な治療を受けることが大切です。顎ニキビが3ヶ月以上改善しない場合、急激に悪化している場合、または痛みや発熱を伴う場合には早めに医療機関を受診することを強く推奨します

👨‍⚕️ 当院での診療傾向【医師コメント】

高桑康太 医師(当院治療責任者)より

「当院では、顎やフェイスラインに繰り返しニキビができるとお悩みの女性患者様が多くいらっしゃいますが、その多くがホルモン変動と深く関連しており、スキンケアだけでは改善しにくいケースも少なくありません。最近の傾向として、月経周期に合わせた治療計画やライフスタイルの見直しを組み合わせることで、繰り返す顎ニキビの改善につながる方が増えています。一人で悩まず、ぜひお気軽にご相談ください。」

💪 よくある質問

顎ニキビが毎月同じ時期にできるのはなぜですか?

月経前の黄体期にプロゲステロンの分泌が増加し、皮脂分泌が盛んになるためです。また、この時期はアンドロゲン(男性ホルモン)の影響も強まり、アンドロゲン感受性が高い顎やフェイスラインにニキビができやすくなります。「毎月同じ時期に顎ニキビができる」場合は、ホルモン関連のニキビを疑うことが重要です。

顎ニキビは他の部位のニキビと何が違いますか?

顎ニキビは皮膚の深い部分に炎症を起こした嚢腫や結節と呼ばれる硬いしこり状のニキビができやすく、痛みを伴うことが多いのが特徴です。また、再発しやすく、治癒後にクレーター状のニキビ跡や色素沈着が残りやすい傾向があります。このため、早期に適切なケアや治療を受けることが特に重要です。

顎ニキビに効果的なスキンケア方法を教えてください。

朝晩2回の丁寧な洗顔と、ノンコメドジェニックテスト済みの化粧水・乳液による適切な保湿が基本です。「ニキビ肌だから保湿不要」は誤解で、乾燥すると皮脂が過剰分泌されかえって悪化します。ビタミンC誘導体やナイアシンアミド配合のアイテムも有効です。また、ニキビを手で触ったり自分で潰したりすることは絶対に避けてください。

顎ニキビがなかなか治らない場合、どんな病気が疑われますか?

繰り返す重篤な顎ニキビには、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)など婦人科系疾患の可能性があります。月経不順や多毛症を伴う場合は婦人科での検査をお勧めします。また、副腎皮質機能亢進症や酒さ(ロザセア)との混同もあります。3ヶ月以上改善しない場合や急激に悪化する場合は、早めに皮膚科などの医療機関を受診してください。

美容クリニックではどのような顎ニキビ治療が受けられますか?

アイシークリニックをはじめとする美容クリニックでは、ケミカルピーリング・レーザー治療・フォトフェイシャル(IPL光治療)・イオン導入など専門的な治療が受けられます。ケミカルピーリングは毛穴の詰まり改善、レーザー治療は皮脂腺の縮小やアクネ菌の殺菌に効果的です。ニキビ跡にはフラクショナルレーザーやダーマペンなども選択肢となります。

🎯 まとめ

顎ニキビの「意味」について、様々な角度から解説してきました。顎ニキビは単なる肌トラブルではなく、ホルモンバランスの乱れや生活習慣の問題、体の内側のサインである可能性があります。特に女性においては、月経周期に伴うホルモン変動が顎ニキビの大きな原因となることが多く、「毎月同じ時期に顎ニキビができる」という場合はホルモン関連のニキビを疑う必要があります

顎ニキビの改善には、正しいスキンケアと生活習慣の見直しが基本となります。十分な睡眠、バランスの良い食事、適度な運動、ストレス管理といった生活習慣の改善が、ホルモンバランスを整え、顎ニキビの根本的な改善につながります

セルフケアで改善が見られない場合や、重症の顎ニキビ、繰り返す顎ニキビには、皮膚科や美容クリニックでの専門的な治療が有効です。ケミカルピーリングやレーザー治療、適切な処方薬など、専門的なアプローチによって顎ニキビを効果的に改善できる可能性があります。

アイシークリニック大宮院では、顎ニキビや大人ニキビに悩む女性の方々に向けて、お一人おひとりの肌状態やライフスタイルに合わせた治療プランをご提案しています。「顎ニキビが繰り返されて困っている」「セルフケアでは改善しない」とお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。ニキビの治療はもちろん、ニキビ跡のケアまで幅広く対応いたします。顎ニキビを根本から改善し、自信を持って笑顔で過ごせる肌を一緒に目指しましょう。

📚 関連記事

📚 参考文献

  • 日本皮膚科学会 – ざ瘡(ニキビ)の診断基準・治療ガイドライン、ホルモン性ざ瘡の分類、アダパレンや過酸化ベンゾイルなど外用薬の適応に関する情報
  • 厚生労働省 – 睡眠・食生活・ストレス管理など生活習慣改善に関する公式指針、および皮膚疾患に関連する健康情報
  • PubMed – 顎ニキビとホルモンバランス(アンドロゲン・プロゲステロン)の関連、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)とニキビの関係、食事・乳製品・高GI食品とニキビ発症に関する査読済み研究論文

監修者医師

高桑 康太 医師

保有資格

ミラドライ認定医

略歴

  • 2009年 東京大学医学部医学科卒業
  • 2009年 東京逓信病院勤務
  • 2012年 東京警察病院勤務
  • 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
  • 2019年 当院治療責任者就任
  • 皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
  • 専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
  • 臨床実績(2024年時点) 皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上、腋臭症治療:2,000件以上、酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
  • 監修領域 皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報

佐藤 昌樹 医師

保有資格

日本整形外科学会整形外科専門医

略歴

  • 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
  • 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
  • 2012年 東京逓信病院勤務
  • 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
  • 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務

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